年末北海道 2013 其の１６

新夕張を出発。時刻を見るとなんといつの間にか定時運行になっているではないか。出発が２０分遅れていたのにこれいかに。キハ４０型らしいトルク感はたっぷりだけど重苦しい走りだったというのに・・・。こりゃダイヤが遅れすぎてどこぞの信号場なんかでの行き違いの時間がまるまる無くなったか？？２０分遅れを取り戻すなんてそれくらいのことがない限り取り戻すのは不可能だぞ。乗ってて全然気づかなかったが。
それはそうと周りの景色はどんどん雪深くなってくる。この路線を前に乗ったのはもう１０年以上前のことだ。その時もこの時期だったなぁ。その後この町は財政破たんしその間を全国にさらすこととなってしまった。そうでなくても夕張と言えば炭鉱町で石炭産業がだめになるにつれ右肩下がりで寂れていったイメージ。（←すんません）　そこに財政破たんとくればもう目も当てられないくらい町が沈んでるのではなかろうかと勝手に想像する。

沼ノ沢






清水沢





1６時１１分、定刻通り夕張に到着。久々の訪問だ。しか～し思いっきり沈んでいるのではないかと思ったにもかかわらず駅横にあるどでかいホテルに圧倒される。あれ？こんなの前からあったっけ？？全然記憶にないわ。
それに加え屋台村みたいなものまでできている。（←いや僕がおぼえていないだけで前からあったのか？？？）





駅舎も小ざっぱりとしたきれいな建物でここだけみれば財政破たんした町には見えない。つーかちょっとしたリゾート地に見えるぞ。





なんか巨大戦艦みたいだ






ほんとはゆったり来たかったけど折り返しの列車の発車時刻は１６時１９分。たった８分しかないのである。ひょっとしたら日が暮れて真っ暗かと思っていたけど普通に周りが見えるのがありがたい。適当にパシャパシャ写真を撮って折り返しの列車に乗り込んだ。

 

キハ２８３系 スーパーおおぞら

先週の話。チビがＮゲージしようとうるさいので久々にＮゲージをした。で、走らせたのがキハ２８３系のスーパーおおぞらだったんだけど、いつもの６両に５両の増結セットを加えた１１両で走らせた。この５両増結セット、走らせるのは初めてだったんだけど買ったのはなんと去年の１月である。北海道から帰ってきてＮゲージ魂に火が付きぽちのネット通販で購入した。しかし僕の悪い癖というかなんというか買った時点で満足してしまい、まさかの１年間ほったらかし。そして今年、１年ぶりに日の目を見たわけである。いや～待たせたな。

周りにいろんなものが写ってるけど細かいことはこの際ぬきだ。




1年間ほったらかしだったため室内灯なんかも付けていない。もともと持っていた６両の基本セットには室内灯がさんぜんと輝いているが増結セットの５両の方は真っ暗である。でもさすがに１１両の長大編成ともなると迫力が出てかっこいい。いや～いいね。買ってよかった。
そして本日、その５両増結セットに室内灯を付けた。iいや～我ながらかっこいい。これはいいわい。

床のホコリが気になるがそこは見なかったことにしてもらいたい。




ここのところ買ったはいいが大して走らせることなくタンスの肥やしになっているものが多数ある。これ以上車両を増やすと置き場にも困るしお財布にも優しくない。今後は室内灯の装備やカプラー交換など今ある車両のグレードアップを図っていきたい。

年末北海道 2013 其の１５

紀伊国屋でどれを買うのか迷ってる間に当初乗る予定だった１３時４９分の快速エアポートに乗り遅れてしまった。ほんとはこれに乗り次の南千歳で下車して１０分後に夕張からやってくる千歳に乗ろうと思っていた。これが折り返し夕張行きとなるので存分に夕張行きのキハ４０形を満喫しようと思っていたんだが。
１４時０４分、小樽行き快速エアポートに乗車。千歳には１４時１１分到着。しかし　「ありゃ？？」
ホームに停まってると思われた夕張行きのキハ40形の姿が見えない。まぁ発車は１４時２７分なのでそれまでに晩飯でも買っとくかと改札を出ようとしたら嫌な情報が飛び込んできた。なんと強風で夕張からの列車がまだ到着していないという。なんということだ。ここまできて夕張駅に行けなくなってしまうのか？？とはいえ遅れているものはしょうがない。とりあえずビールとつまみを購入して駅員氏に再度確認する。すると列車は３０分くらい遅れるとの情報が・・・。おいおいこりゃほんとにマズイんじゃないの？？
予定では夕張行きの列車は１４時２７分発で夕張には１６時１１分着。そして折り返しは１６時１９分発で新夕張に１６時４１分着。その後１６時４８分発の釧路行きスーパーおおぞらに乗り継ぐ予定なのである。時刻表を確認するとその次の１７時３９分発のスーパーとかちでも間に合うことは分かったがこれに乗り遅れるとなると本日の宿がある上川までたどり着けない。いや、たどり着けるのかもしれんが札幌経由でしかも特急に乗らねばならなくなる。こりゃ財布的にも非常に痛いのでなんとしてでも避けたい。とりあえず新夕張まで行ってどうするかの結論を出そう。
ところで時刻表を見てみるとなんとなんと列車を待ってる間にトワイライトエクスプレスが通過することが判明。こりゃラッキー。ホームの端に向かいトワイライトを待つことにした。

トワイライトを待つ間にパシャ。雪まみれですな。






さすが千歳線。次々来ますな。






それもういっちょ。








寒い中しばらく待つとトワイライトエクスプレスが通過。今日は北斗星も見たしついてるなー。




そして１４時３７分、２６分遅れて夕張からの列車が到着。「おぉ～待ちわびたぞ」　　





なかなか貴重ですよ～。何十回と北海道には来てるけどなかなかこの区間を乗り通すことはない。





折り返しは約２０分遅れの１４時４６分に発車。今僕にできることはおとなしく乗ってることだけである。





南千歳を発車し石勝線へ入っていく。追分まで来ると太陽が西に傾いてきた。まだ１５時過ぎなんだがこういうところに「いや～北海道にいるんだなぁ」と感じる。




西日を受ける室蘭線のキハ４０系。






東追分、川端、滝ノ上と各駅停車でないと気にも留めない駅に停車していき新夕張に到着。さぁどうする？？何とかなるだろ。そのまま夕張まで向かうことにした。

年末北海道 2013 其の１４

新千歳空港到着。ここでの滞在時間は約１時間。その間に土産を買い昼飯を食べるのだ。

さすが地元。藤村・うれしー、ご両人のサインも書いてあった。





まずは今回の旅の切符を買ってきてくれた東京支店の奴用の土産を買う。さて、何にするかな。ここはまさかのマリモ攻撃・・・いやいやもういい大人だしそれはやめとこう。やつの嫁は釧路出身。あまりベタなもん買っても「しょーもな」と思われるかもしれん。いろいろ考えたが「もーええわい」ってことでベタベタながらも六花亭のバターサンドにした。嫁が北海道人の奴に「白い恋人」を買っても「は？」と思われるだろうが、これならまだ万人受けするから許されるだろ。たぶん。
お次は会社用の土産だ。適当に「〇〇まんじゅう」みたいなものを買って帰るとシバかれそうなので多少気の利いたものにしようと思う。そして決めたのがまつじんこと松尾ジンギスカンのジンギスカン。年明け一発目は会社で飲み会になるだろうからその時に食ったらちょうどよかんべ。北海道らしいし。
土産関係を片づけたら今度は自分の胃袋を満たしに行く。何を食べようかなぁ～。このまままつじん？？いやいや一人ジンギスカンはさすがに厳しい。ラーメンいっとくか。う～ん、どうしよ・・・。とかいろいろ考えた結果「やっぱここは海鮮だろ！！」ってことで入ったお店は「すし屋花ぶさ」。あれこれいちいちうまそうだけど僕がチョイスしたのはウニとイクラののった二色丼。１８８０円也。こんなの日常生活では到底手の出せない代物だ。
運ばれてきてまずは１枚激写。そして「いただきまーす！！」と食らいつく。うまい！！とってもうまーい！！！あっという間にペロッと平らげお勘定。
その後紀伊国屋で恒例の北海道関係の本（エッセイとか）を買って駅へと戻った。

年末北海道 2013 其の１3

列車に乗り東室蘭を目指す。そして今後の予定を考える。今日の予定は久々に夕張駅を訪問し最終的には上川まで行く。ところで今回の旅、会社の人間には黙っていくつもりだった。しかしひょんなことからバレてしまい手ぶらでは帰れなくなってしまった。ところが今回の旅は観光地にには全く寄らない。鉄道に乗りまくるのが目的の旅である。土産を買うなら札幌で買うのが一番なのだが札幌には１月２日の夜遅く着き３日の朝早く発つ。土産物屋はおそらく閉まっている。となるとまともな土産を買うとなると・・・ないな。というわけでこれから新千歳空港に行くことにした。千歳空港なら全道のお土産が集まっているし僕が夕張に向かう際の列車は千歳が始発だ。新千歳空港からならば好アクセスである。

車内でのんびりと過ごす。そして気づけば北舟岡に到着。しかし何やら停車時間が長い。（車内放送があったかもしれんが聞いてなかった）





「こりゃ列車の行き違いだな。」しかし時刻表はザックの中に納めてしまったのでわからんが何か来るのは間違いない。すると後ろの方からスーパー北斗が。いやーこれだったのか。スーパー北斗を先に行かせ我が各駅停車も発車。



その間にこの北舟岡をじっくりと堪能。いや～いい感じの駅だ。ここならいい写真が撮れそう。





いや～いいですな








黄金もいい感じの駅だった






これを見ると室蘭だなぁと思う







間もなく東室蘭






北海道でこんなコンビナート的な景色はなかなか見れない





右手に工場群を眺めると１０時４４分、東室蘭に到着。ここで登別行に乗り換えだ。乗り換え時間を利用して駅弁を探しに売店へと向かう。しかしなぜか駅弁を置いていない。母恋めしを買いたかったのだが・・・。何も買わずにホームに戻る。こうなりゃ変なものは買わずに苫小牧まで我慢しよう。ほっきめしじゃほっきめし！！！
雪の中、室蘭からやってきた１１時００分発の登別行に乗車。わずか２１分の乗車で終点登別に到着。各駅停車を乗り継いでも千歳発１４時２７分の夕張行きには間に合うんだが新千歳空港に向かうので苫小牧までの一区間を特急に乗車する。





函館行きスーパー北斗入線






登別駅停車中






１１時５５分、札幌行の特急北斗が到着。この時点で発車時間からすでに２分遅れている。苫小牧までは２０分少々で到着する。１２時１８分、苫小牧到着。３分遅れである。乗り継ぐ各駅停車小樽行は１２時１９分発。ここでも駅弁を買い損ね小樽行に飛び乗る。苫小牧には１月３日に再び来る。ほっきめしはその日に持ち越しだ。




小樽行き７２１系







駅の北側にはでっかいドンキが。こんなのができてたんだなぁ。





南千歳には１２時４１分着。そこから１２時４３分発の新千歳空港行きに乗り換え。







ここから地下に潜って新千歳空港へ。






１２時４６分、新千歳空港へ到着した。