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2008年12月23日
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夕日パークでのスーパーまつかぜの撮影を終え次のポイント、山口の須佐ー宇田郷間にあるコンクリート橋を目指す。時刻は12:45分。しかし予想に反して距離が長い。ナビによると60キロ近くもある。到着予定時間は14時30分。さすがにそこまで行って列車こずなんてことは避けたいので時刻表をめくる。14:07分に上下線が宇田郷の駅ですれ違う。という事は最悪でも14時には撮影できる体制を作っておかなくてはならない。しかも次の列車は17時過ぎだ。「これはいかん!」とスピードを上げる。ナビの予定時間よりも30分以上縮めなければならん!!しかし走りながら冷静に考えてみた。あと1時間で、した道を60キロ走らなければならない。う~む・・・無理!絶対無理!!無理して走って間に合わなくて3時間近くの待ち時間・・・、やめとこ。我ながらまともな判断を下し元来た道を引き返す。幸い明日も予報は晴れだ。帰る途中折居の駅を訪問する。列車のすれ違いができる立派な駅。駅のすぐ前が海でローカル線らしく人っ子一人いない。すぐ横に国道9号が走っているけどなかなか癒しの要素あふれる海辺の駅だ。ここで下りのスーパーまつかぜと上りの快速アクアライナーをやり過ごし再び実家へ向かい出発した。しかしこの辺まで車で1時間程度で来れるんだからうちの実家はなかなかいいロケーションだ。車に乗ることのない高校生のころは浜田なんて聞くと「えらい遠いなぁ」と感じていたけど車に乗るようになれば近いもんだ。実家に戻り今度はロードで走る。家の前の国道261号線をひたすら北へ向かってみようと走りだした。途中大朝の新庄までは僕が中・高の6年間自転車で通い続けた通学路だ。距離にすると6キロ少々だけどこの間で山をひとつ越えていく。冬場雪が降るとこの峠を登りきれない車が路肩に放置されてる事もしょっちゅうあるようななかなかの上り坂だ。こんなヘビーな峠越えを6年間繰り返したおかげで登山だのヒルクライムだのでも耐えうる足腰が形成されたのだと思う。で、その新庄の町も通り抜けガンガン北上する。車は少ないし信号もほとんどない、おまけに天気は快晴とロードで走るには文句のつけようのない最高のコンディションだ。気がつけば国道261号から県道5号に変わっている。集落が途切れ山の中へ突き進んでいく。あとで調べたところ三坂峠という峠に差し掛かっていた。山はどんどん深くなりなんだかクマでも出てきそうな雰囲気。なんか気味が悪いなと思いながらも突き進む。と、思わずペダルを回す足が止まってしまった。目の前には言葉が出てこないほど不気味なトンネルがドドーンと口を広げている・・・。写真を撮らなかったのが悔やまれるがこれは恐ろしい!!そうだ、思い出した。その昔車の免許をとりたての頃、運転の練習でここに来た事がある。その時車に今は亡きじいちゃんを乗せており「ここのトンネルは幽霊が出るとみんなゆーとる」って言ってた。その時もなかなかの衝撃だったけど車だったし一人じゃなかったからまだよかったけど今は僕一人だ。これはもう衝撃を通りこして戦慄と言った方がふさわしいかもしれない。逃げ帰るように元来た道を引き返し新庄にある母校の周りを1周して実家へと戻った。
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プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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