忍者ブログ
2008年12月23日
[217] [218] [219] [220] [221] [222] [223] [224] [225] [226] [227]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

午後12時、チェックアウト。予想を大きく裏切り楽しい時間を過ごせた。嫁のリクエストで京都の町中を流して帰る事にする。京都って川西市民的にはずいぶん遠く感じる。こないだアースライドで走った時も家から嵐山まで自転車で2時間足らずで行けてしまったので実際はそうでもないんだけど・・・。あんまり行く事がないからかな。とりあえず僕的には吹田より向こう側は「遠いとこ」ってことになる。
走り出してすぐ、ホテルの前の道が「湖岸道路」である事に気付いた。おぉ湖岸道路!!懐かしいなぁ。話はそれるがあれはもう13年も前の事。大学2年の夏、なんと僕はこの湖岸道路を自転車で走っていたのだ。
ただでさえ暇な文系大学生だった僕は、夏休みに入るともうどうしようもないくらいに暇を持てあましていた。そんなとき同じサークルの友人、H川君とK保田とひょんなことから「チャリで京都行こうぜ!!」って事になった。ちなみになぜK保田が呼び捨てでH川君が「君」付けかというとH川君は一浪していたため、僕は「元」先輩に対し敬意を示していたのである。
京都に行くと決めたのが夜の7時か8時くらい、出発したのが翌朝の7時か8時だったように思う。本当に思いつきで決めた事で地図もライトも持って行かず、今でも「あんなんでよく行ったよな」と話題に上る珍道中であった。名古屋を出発して岐阜を通り、関ヶ原越えでは一気に体力を消耗した。夕方4時過ぎ、米原に着くころにはみんなそろってケツ痛に苦しんでいた。K保田に関してはケツ痛に加えひざ痛にも苦しんでいた。米原に着きスーパー(駅前の平和堂だったか??)で買いだしをしてこれからの予定を話し合っていた。このときH川君が「もう国道を走るのは嫌だ」と言いはじめた。実は関ヶ原以降国道21号線の歩道の幅は狭く、加えて自分たちが走っている横をでっかいドラックがビュンビュンかすめていくという精神的にかなりストレスを感じる区間が続いていた。そこで再び走りだした僕たちは地元民に「僕たち京都に行きたいんですけどなんかいい道ないすか??」と聞いてみた。そこで地元民に教えてもらったのがこの「湖岸道路」なのであった。(聞いたのはたしか米原駅近くの新幹線の高架下だったような気がする・・・)
地図を持ってなかったので正確ではないかもしれないけど彦根に入ったあたりから湖岸道路を走り始めたような気がする。しかしこれが悪夢の始まりだった。
PR
一夜明けて日曜日。朝食をとりその後チビをつれ朝の散歩。ホテルの中庭をぶらぶらした後、湖畔へ。高校生だか大学生だかよくわからんけどボート部の人々が練習をしている。いや~細い。居眠りこいたらそのまま振りDSCF5468.JPG水の中へと振り落とされてしまいそうなくらい細いボートだ。極限まで直進性を優先したスピード重視の形。自転車で言うとTTバイクと言ったところか。カヌーの人はいないかなと探してみたけど残念ながらいない。ボートばっかりだ。しかし見てるだけでも楽しいな。ますますカヌーが欲しくなった。その後部屋に戻って2度寝をかます・・・つもりだったけど10時を過ぎたころ早くもチビが「お腹減った!!」  嫁より「チビ用にコンビニ行ってサラダ買ってこい」との命を受けチビと共にホテルから歩いて数分のところにあるローソンまで行かされる。湖畔に目をやるとさっきのボート部に加え違う人種のボート人が出てきていた。まぁボDSCF5470.JPGートというよりカヌーか。2人乗りのカナディアンカヌーとか立ちひざでいきおいよく漕ぎまくる名前を知らないカヌーとか。僕が買おうと思っているカヌーとは違うけど湖上はボート&カヌー天国と化していた。もし僕がカヌーを買ったら地元の一庫ダムで乗る事になるだろうと思っていたけど、ここはやっぱり琵琶湖まで足をのばそう。てゆーかここでのんびりオールを漕ぎたい。自転車&カヌーを存分に楽しめるフィールドが自宅から1時間圏内にあるってことに幸せを感じる。その後部屋に戻ってチビにサラダを食べさせながらいつか来るであろうカヌーライフを思い描き「むふふっ」と楽しい空想に浸っていた。
プールから部屋に戻りシャワーを浴び食事へ出かける。和・洋・中のコースの中からこの日チョイスしたのは中華。当然のごとく文句なく美味しかった。しかしコースを食べながら僕は考えた。「なんでコース料理ってのは量がちょろちょろっとしか出てこないのにお腹がいっぱいになるんだろうか?」
量的にはいつも食べてるよりも確実に少ないはず。これまではいつもと違うその場の雰囲気にやられて胃袋が小さくなってしまうのだと思っていた。小心者の僕はあの改まった雰囲気がとても苦手だ。でもこの日納得いく答えが頭に浮かんだ。「ちょろちょろ食っていくうちに満腹中枢に信号が届いちゃんだ。そうだ、そうに違いない!!」 料理が一品出てきて次が出てくるまでしばらく時間が空く。その間に胃袋からの信号が脳味噌に届くのだ。ホントは違うかもしれないけどそう信じることにした。
食事を終え、みんなでホテルの目の前にある琵琶湖へ散歩に出かける。時刻は19時過ぎ。この時間でも湖畔には釣り人やジョギングをしている人たちで賑わっている。琵琶湖ってなんだか見くびってたけど今回でかなり気に入った。「今年の夏はロードでここを走ろう!!」 夕暮れの気持ちのよい風に吹かれながらそんな事を考えていた。
今日の昼休み、日課となっているサイクリングタイムのHPを見ていた。ランスの記事が出てるんじゃないかと思ったからだ。するとやはり出ていた。ランスは「明らかに僕のツールは終わった」と語っていた。第8ステージを見ていた者としては「・・・・・」。第8ステージのランスの結果は非常にショッキングなものだった。実力がどうとか言うのじゃなく運が悪すぎたと思う。それまでのステージでも落車とかパンクとか実力以外のところで遅れを取っていたことに僕は歯がゆく思っていたけどそれでもこの先きっと逆転出来ると信じていた。「ランスは特別」「ランスは別次元」というランス=めちゃくちゃ強いという姿しか見たことなかったので第8ステージのあの姿を見たときにはショックだった。放送が終わってもしばらく気分が落ち込んだままだった。正直総合優勝はおろか表彰台も絶望的だと思う。それでも「リタイヤはしない。出来ることを頑張る。」というコメントを読んで嬉しかった。やっぱりランスの走りで勇気づけられる人が世界中にいるし、僕もその一人だし。でもやっぱ寂しいな。僕的にもなんかツールが終わったような気がした。
チビを連れプールに向かう。外にあると聞いていたけどなんとプールは2階の屋外にあった。「下の階に水漏れしたらどうするんだ?!」などといらん心配をしてしつつ受付けをするとなんと受付氏は「1000円頂戴いたします」などとぬかしてくるではないか。心の中では「きさま~!ただのプールで1000円も取るなんてぼったくりにもほどがある!!西猪名公園のウォーターランドでも300円だぞ!!!!」と思いながらも平静を装う。後に嫁曰く「そんなもんでしょ」とのことだった。しかしその辺の常識などまったく知らない僕は「宿泊者ならタダ」だと信じて疑っていなかった。ちなみに宿泊者でなければなんと料金は2000円!流れるプールやすべり台があるわけではない。ただの水たまりが1つあるだけだ。この料金を知った時「要するに宿泊以外は来るなという事か・・・」と妙に納得した。料金はチェックアウトの際にまとめて払うようなのでその場でお金を払う事はなかった。多少の精神的ダメージで頭がくらくらしながらも服を脱ぎプールに入る。今年の初泳ぎだ。ところがこのプールは完全におとな仕様。身長1メートルにも及ばないチビなんかは為す術もなくブクブクと沈んでしまう。しょうDSCF5366.JPGがないので両腕に着ける浮き輪みたいな腕輪を買う事になった。もう何かにつけて金がかかってしょーがない。その後元を取るべく1時間半ほどプールで遊んだ。チビもそれなりに楽しそうだったので僕的にも満足だった。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
○photo by hanamaru.○