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2008年12月23日
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翌朝、5時20分起床。昨夜はあの後すぐに寝ればいいものをついつい食事コーナーへと足を踏み入れてしまい、あの時間にもかかわらず山賊焼き定食というがっつり腹にたまる揚げ物系の定食を食べてしまった。これじゃ痩せられないな・・・。
しかし眠い。なんだかんだで寝たのは1時前。睡眠時間は4時間程度。非常に体が重い。正直これから山に登るようなコンディションではない。ここ1,2ケ月は仕事の方も残業続きで睡眠時間が4,5時間という日々が続いている。年のせいか一晩寝ただけじゃ疲れがとれなくなってきた。困ったもんだ。
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一夜明けた諏訪湖。琵琶湖といい浜名湖といい大きな湖のほとりにはSAがある。







とりあえず山の格好に着替えてSAをスタート。長坂ICで高速を降り登山口の長野県は川上村の毛木平を目指す。インターを降りて一発目のセブンイレブンで食料を調達。毛木平には7時25分に到着。到着が遅かったのでいっぱいだったらどうしようかと思ったけど十分余裕があった。
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去年の金峰山の時もそうだったけど早朝からどでかいトラクターが走る。






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ここが目的地らしい。






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途中からダートに変わる。







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毛木平に到着。







7時55分、トイレを済ませいざ出陣。毛木平に着いたときは周りの登山者を見てテンションが上がったけどやっぱり体が重い。ここから山頂までは山と高原地図のコースタイムだと3時間55分。登山バッチも買わねばならんのでその先にある甲武信小屋までは4時間20分。いつもならコースタイムの8掛けくらいで計算するんだが今日はまったく自信がない。つーか今日は登れるんだろうか・・・。
千曲川のせせらぎを聞きながら千曲川の源流をDSCF1143.JPG目指す。とりあえず体がきつい。日頃の疲れがたまっていることに加え今日も4時間しか寝ていないという事実がますます心を重くする。それでも途中で先行者を何組か抜いているととりあえず人並みには歩けてるんだなぁとは頭ではわかる。しかし相変わらず体は重い。下山したら1時間くらい寝てから帰ろう。運転中に眠くなるのは間違いない。つーか車中泊で睡眠時間が4時間でその後コースタイムが往復8時間という登山をしてそのまま川西まで引き返すというこの日程。よくよく考えるとけっこう無茶かもしれん。

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コケがきれい。







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源流を目指し歩く。





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ちょいちょい渡渉する。






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しつこいようだけどコケがきれい。






DSCF1169.JPG「しんどいなぁ~」と思いながら千曲川の源流(水源地)に到着。時刻は10時08分。出発してから約2時間10分。地図を開いてコースタイムを確認すると3時間となっている。それを見て「おぉ~何気に調子いいじゃん!!」
「きついな~」「調子悪いな~」とか思いながら歩いていたのに結果はコースタイムの7掛け。別に競争をしているわけではないけどこの現実に体のきつさが吹っ飛び大いにテンションが上がった。我ながら現金なものよ・・・。つーかこういうのって完全に気の持ちようである。





水源地から尾根に上がるまではそこそこ急な登りだったけど「今日のオレ、イケてるぜ!!」とこれまでとはうって変わったテンションの高さで山頂まで一気に登りきった。登頂時刻は10時45分。毛木平から2時間50分で登ることができた。58座目の百名山である。天気はガス。いつものことながら周りは真っ白である。まぁ降水確率50%で雨が降らなかっただけマシか。
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水源地から尾根まで上がる。ガスって景色は見えない。






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無事登頂






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ガスの切れ目からちょろっと見えた景色。展望はほぼゼロ。






登頂の証拠写真を撮りバッチを買うため甲武信小屋へと下る。小屋に入るも全く人の気配がない。ふと見ると置き書きがあり荷上げのために留守らしい。じゃどうやってバッチを買ったらいいんだと思っていたらお金を入れる箱が置いてあった。おつりがいる場合は勝手にここから取れってことらしい。一瞬「こ、こんなんで大丈夫なんか???」と心配にもなったが「山登りをする人に悪いことをするやつはおらんわな」と納得(つーかそうであってほしいと半分祈りながら)しバッチの代金を箱に入れた。
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甲武信小屋。






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もういっちょ。









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毎度のことながらポテトチップはぱんぱん。





DSCF1195.JPG11時10分。毛木平に向け出発。再び甲武信ヶ岳の頂上に登り返すと晴れ間が出てきた。ガスっていることに変りはないけどさっきよりも多少周りが見えた。しばし山頂を踏みしめた後は下界向けて一気に下る。予想外に時間的な余裕もできたので一瞬十文字峠周りで下りようかとも思ったけどやはりやめておく。あちらを行けばぐるっと一周する縦走コースとなるが僕の大嫌いなくさりもはしごも出てくる。それに何より今日はツールん開幕日だ。1分でも早く下山して1秒でも早く帰宅せねばならぬ。

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下から頂上を見上げる。






ところで僕は下りが苦手だ。登りはコースタイムの7掛けで登ったけど(半分空身みたいなもんなので自慢にもならんが)下りはそうはいかないだろう。下りながら登りで追い抜いて行った人たちと再びあいさつを交わす。こういう時「頂上はもうちょっとですか?」とか「あと何分くらいですか?」とか聞かれることがあるけど答えに困るなぁ。とりあえず「あとちょっとですよ」って答えるようにはしてるけどこういうのって人それぞれだからね。「あとちょっと」で済む人もいれば「もうひと踏ん張り」って人もいる。適当にお茶を濁しておくのが一番いいかも。
水源地まで降りてくるとへたって座り込んでる人がいた。その人も「ここから尾根まで30分で上がれますか?」とか聞いてくる。ひとまず「ここまでどれくらいかかりました??」と聞くとなんと「3時間半です」とか言うではないか。コースタイムよりも30分遅い。その人曰くテントを担いでいるのでザックが12キロくらいあって重たいとか言っていた。見ればなるほどザックはでかい。で、12キロか・・・。でもそれを加味しても3時間半はかかりすぎだろ。しかもここの時点で相当へばっている。その点から見ると30分じゃ登れないと思ったので「30分じゃちょっと厳しいかな~」と答えておいた。時刻はまだ昼前。「上で泊まるつもりなら時間はたっぷりあるからゆっくり登ったらいいですよ」と言い残しその場を立ち去る。
そこから毛木平まで戻る間にもそこそこの人数の人達とすれ違ったけどでかいザックの人が多かった。あの時間に登ってる人たちはみんな上で泊まるんだろう。今回の自分の山行が忙しないだけにそういう人たちがちょっとうらやましくも感じた。
結局毛木平には13時52分に到着。甲武信小屋を出てから2時間40分あまり。コースタイムが3時間35分だからまずまずのペースか。とりあえず甲武信ヶ岳は片付いた。これで関東エリアに分類される百名山は完登した。
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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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