日本海

今朝、日本海を撮りに行った。大阪で撮るのはつまらないので走っている姿を取ろうとかの有名な撮影地、「山崎の大カーブ」の山崎駅へと向かった。日本海が京都駅を出発するのは９：５１。山崎駅を通過するのは10時前だと思われる。
川西池田発8:26分発の普通列車に乗車。尼崎で快速野洲行きに乗リ継ぐ。茨木辺りで回送のこうのとりと並走、その後長野行きのワイドビューしなのとも並走。山崎への道のりもなかなかテンションの上がる道中であった。
山崎駅に到着。そこで異変に気付く。僕の乗ってきた上り線のホームの端に撮り鉄さんたちがカメラを構えていたのである。そう、山崎の大カーブは上り列車の有名撮影地だったのだ。ぶっちゃけ、「山崎の大カーブ」という名前は知ったけど詳しいリサーチは一切せず。なんということだ・・・。
それでもひとまず下りのホームの端へと向かう。早速やってきた回送のこうのとりを撮影・・・こりゃ無理だわ。列車の先頭がこちらを向いてくれないし最後尾はおろか前の方の車両しか画に入らない。困ったな・・・。他の撮影地はまったくチェックしてこなかった。改札を出てやみくもにロケハンするのも時間的に厳しい。
とりあえず一駅戻って島本に向かうことにする。しかし列車を待ってる間にもびゅびゅん通過列車がやってくる。びっくりしたのは特急列車の通過本数が多いことだ。どうやら大阪、新大阪が終点の列車も向日町の列車基地まで回送されているようだ。そうなると近畿一円の特急列車がこの区間を走ることになる。次々やってくるので退屈しないし楽しい。
島本に到着。島式ホームの端っこへと移動する。しかし・・・「どストレートやんけ・・・」　　山崎方面からカーブを曲がって島本の駅までは長い一直線。このロケーションで望遠で撮影すると遠近感が圧縮されて列車がいもむし見たいに写ってしまう。「こりゃあかん。もっかい出直そう」　とりあえず今日はここで撮るとしてちゃんと下調べをして出直すことを誓う。







テストを兼ねて試し撮り。つーかこりゃすごい。特急が次から次へとやってくる。サンダーバードにスーパーはくと、スーパーくろしおにはるか。おまけに回送のこうのとりまで走り去っていった。これに加えて225系の新快速に高槻から快速となる普通列車に正真正銘の各駅停車の207系。さらに貨物列車も頻繁に走る。これは撮らなくても見てるだけで楽しい。いつも使ってる尼崎ー三宮間よりも運転密度は確実に高いと思われる。
しかしお目当ての日本海はなかなかこない。しかも最初は次々やってくる特急に興奮していたけどサンダーバード、はるか、こうのとり等似たような外観の列車が多いので早くも飽き始めた。
時刻は10時をまわる。遅い。雪の影響で遅れているのか？
それから10分20分と過ぎとうとう10時半をまわった。本来ならば大阪駅に到着している時間である。さすがにしびれを切らしＪＲ西日本のお客様センターに電話をし列車の運行状況を確認する。しかし予想通りとはいかず電話向こうからは「京阪神地区各線は平常通り運行しています」との自動音声が流れてきた。う～む、よくわからん。ロケーションもいまいちだしいつ来るかも分からんので撤収することにした。やってきたのは高槻から快速になる221系普通列車。ディタイムに走っている間の抜けた6両編成だ。関西地区の大動脈の東海道・山陽本線でも快速だとたまにこういうやる気のないのが走っている。
川西池田に到着し一応みどりの窓口に目をやる。すると大雪のため日本海ときたぐには運転を取りやめるとの張り紙がしてあった。ちきしょ～！！たぶん昨日発の列車も運転取りやめだったんだな。先週のきたぐに引き続き2週連続の空振りとなった。