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2008年12月23日
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外は寒いので待合室でまったりする。狙う新青森行きスーパー白鳥の釜谷駅の通過時刻は16:20前後。あと40分ほどある。しかし踏切が鳴り始め「列車が来ます。線路を渡らないで下さい。」とのアナウンスが流れ始めた。
「なぬ??そんな列車、時刻表に乗ってないぞ!!」
DSC_7804.JPG木古内側から列車が接近。はたしてその列車は貨物列車であった。通過するのかと思いきや速度を落としてゆっくり入線。やがて列車は停車した。ここ釜谷駅は上下の列車交換ができる駅である。
「来るぞ!!」カメラを構えて待っていると間もなく函館側からも列車がやってきた。予想通りの貨物列車である。列車は停車することなく走り去っていった。撮影した写真をチェック。
「うわぁ~やってもーた」   画面にはホームに上がるスロープの階段がばっちり映り込んでいた。
まだ時間はあるけど下見がてらお立ち台へと向かう。ここだなというところは駅のすぐ横。しかしここでも雪国の洗礼を浴びる。深い雪に阻まれてなかなか先へ進めない。一歩歩くごとに積もった雪を踏み抜き雪まみれになる。こりゃスノーシューもってくりゃよかったな。まぁスノーシューまでとは言わないけどワカンがあればよかった。しかしここは引き下がるわけにはいかない。少しずつ少しずつ踏み固め道を作る。「もうここらでいいでしょ」ってとこで再び待合室に逃げ帰る。雪は降ってるし風も吹いてるし寒いことこの上ない。
しかしこうやって一つの駅でとどまっているといろいろと発見がある。この江差線、意外にも貨物列車が結構通過する。いやー青函トンネルを超えて北海道にこんなに貨物列車がやってきてるなんて知らなかった。各駅停車の営業列車よりも本数は多いんじゃなかろうか。
DSC_7826.JPG15:57、函館より木古内行きの普通列車がやってきた。ここでも思う。「くそ~三脚もってくりゃよかった」




DSC_7862.JPGその後16:21、狙いのスーパー白鳥40号が通過。寒い中、耐えがたきを耐えて撮影したけどいやー楽しいわぁ~。寒いのですぐさま待合室に逃げ帰る。あとは16:48発の列車で函館に戻るだけだ。しかし間もなく踏切が鳴り響く。すると木古内側から列車が接近。DSC_7865.JPG狙いはスーパー白鳥40号だったので完全ノーマークだったけどやってきたのは485系の白鳥23号であった。全然狙ってなかったけど新旧の白鳥を撮ることができた。
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DSC_7790.JPG木古内駅に戻り函館行きの列車の再び乗り込む。買ったばかりの弁当を食べながら車窓を眺め、20分ほどで釜谷に到着。ここで下車する。ここの駅から徒歩1分というところのお立ち台にやってきたのだ。
エンジンを震わせて走り去る列車を見送ると静寂が・・・訪れない。海が近いので波の音が聞こえる。「潮騒」なんてロマンチックな感じではなく「ゴォ~ゴォ~」となんだか不気味な波音だ。空は黒いし風は強いし人の気配も全くない。少々心細くなってきた。

DSC_7886.JPG線路を渡り向かいのホームの待合室に向かう。ワム80000を改造した待合室だ。中に入るとほのかに暖かい。なんかさっきまでストーブがついていたような感じだ。
しかしなんだこの待合室は。ただの待合室かと思ったらなんか中で切符を売ってるような節がある。待合室の傍らで駅の事務が行われているような形跡もある。しかしちゃんとした・・・っていうと語弊があるかもしれないけどなんか手作り感あふれるというか「臨時」っていうか。とりあえず正式じゃないような感じがプンプンする。でも嫌な感じじゃない。なんだか温かみを感じる微笑ましい待合室だ。壁に貼られたいろいろなものを読んでいると現実に引き戻される文章が貼ってあった。ざっくり説明すると、この駅は海から100mの距離にあります。地震が起こると津波が押し寄せる可能性があります。国道方面には逃げずに反対側の高台に避難してください・・・といった意味のことが書かれてあった。この文章を読むと「ゴォ~ゴォ~」という津軽海峡の唸りが何とも不気味に思えてくる。今日は3月11日。テレビは全然見てないけどきっと震災関係の番組ばっかりなんだろうな。
駅ノートを発見した。中身を開き読んでみる。管理人の人はどうやらこの近所に住んでいると思われる母娘のようだ。旅人の書き込みもあるけどこの母娘の書き込みが結構多い。駅のことだけでなく何気ない日常のことなんかが書かれていてなかなか和む。この駅には津波なんか絶対来てほしくないと思った。
例のサイコンの件、キャットアイのサービスの人のメール通りにやったら何とかちゃんと動くようになった。結局何が悪かったのかなぁ~。「これだ!!」って理由がわからんままに直ってしまった。ID照合をやり直してもしばらく全然計測しなかったけど自分なりにごちゃごちゃやってるうちに突如動くようになった。まぁいいや。動くようになりゃいい。それでいい。
14:19 木古内に到着。ここで51分停車。僕は列車を下り改札を抜ける。駅を出て知内方面へと走る。お立ち台通信で見つけたお立ち台に向かうのだ。15分後に木古内にくるスーパー白鳥を押さえるのだ。しかし路面は雪。非常に走りにくい。懸命にお立ち台に向かうもタイムアップ。お立ち台へと向かう途中の橋の上から木古内へ向かうスーパー白鳥を眺めた。15分は厳しいなぁと思っていたけどやっぱり厳しかった。15分といいつつもそれは木古内発が15分後なのであってその手前にあるお立ち台を通過するのはそれよりも2,3分早くなる。たぶん夏場であってもぎりぎり、もしくは滑り込みアウトって感じだったと思う。
函館行きは通過してしまったけど間もなく木古内ですれ違う新青森行きのスーパー白鳥がやってくる。「ここかな?」と思える場所までやってきた。しかし「ここだ!!」と確信できない。なにしろこの場所は除雪した際の雪捨て場みたいななってて高く雪が積み上がっている。この雪を登ろうと試みるもズボズボ埋まって全く話にならない。そうこDSC_7781.JPGうしてるうちに上りのスーパー白鳥が通過。本来ならばS字カーブを力強く通過する列車を撮影できるはずなんだけど全く手も足も出ない。為す術もなく雪の壁の前から走りすぎるスーパー白鳥を撮影。北海道の冬の厳しさを痛感する。北海道の冬のお立ち台は夏場と同様に考えてはいけないというのをまざまざと見せつけられた。今朝、湯ノ岱で何とか撮影できたのは幸運だったなと思った。
定期列車の通過は終わってしまったので引き返すことにする。貨物列車が来るかもしれないけどそんなに高頻度で通過するとは思えない。そもそもこの雪の壁の下からじゃ話にならんのであきらめた。江差で昼飯を食べそこなったので目の前にあるコープへ向かう。弁当とペットボトルのスポーツドリンク、計316円を購入。コンビニと違いスーパーは安い。
雪に足を取られながら木古内の駅へと引き返していった。
昨日のサイコンの話のその後。さっそくメールの返事が来た。返事が来たのは朝の10時前。いやー早い。さすがキャットアイさん。感じいいわぁ。とりあえずメールにあった指示通りにやってみよう。ダメなら物を送りつけるまでよ。
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としぷー
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男性
誕生日:
1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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