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2008年12月23日
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明日(日付が変わったから今日だけど)嫁がチビを連れて帰ってくる。出て行ったときは2人だったけど帰ってくるときは次男坊を連れて3人で帰ってくる。2か月半の独身もどき生活も今日でおしまいだ。この2か月半でやりたいことはだいたいやった。甲斐駒にも行ったしびわいちもあわいちもやった。大台ケ原にも行ったし鈴鹿のエンデューロにも出た。すべてではないけどまぁだいたいはやりきったな。もういいわ。しばらくは家族にこの身をささげよう。
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残り10分。21周目に向け、目も当てられんほどのひどい走りっぷりでひた走る。そしてデグナーカーブ(ダンロップカーブの手前か?どっちか忘れた)のとこで前方が騒然としていた。係の人が「スピード落として左に寄ってー!!」と緊迫した顔で叫んでいる。「落車か?」   今日はこれまで3回落車を見ている。まずはスタート直後(10秒もたってない)に1回、2回目はコース外で苦しんでる人とそれを心配そうに見つめる人(←知り合いか落車の原因になった人??)、で3回目はコースの真ん中で鎖骨を抑えて痛そうにしてる人(2、3人のかたまりだった気がする)。で、これで4回目だ。4時間エンデューロの人だったら最後の最後で不運だな~って思いながら通り過ぎがてらちらっと見てみると「うわ~・・・」  倒れてるその人は顔じゅう血だらけでコースの上で仰向けになっていた。意識はなかった。「死なんといてよ~」と心の中で祈りながら明日は我が身と自分の気持ちも引き締める。最後となるかもしれないS字カーブを残る力を振り絞ってペダルを回す。スピードは50キロを超えた。そして一番きついホームストレートに差し掛かる。ホントにもうきつい。右から左からジャンジャン抜かれる。そして残り2分30秒を残して21周目へのスタートラインを越えた。アベレージ30キロはもう無理だけど滑り込みセーフで21周の周回は達成できる。最後の一周をじっくりと踏みしめながらかつ完全に脚が無くなりながら走る。そして21周目を無事走り終えフィニッシュ。登りの弱さがもろに露出したレースだったけどすがすがしかった。参加してホントによかったと心から感じた。  
レースを終えた後はなんか食べようとピットの向いの露天に向かう。とりあえず焼きそば購入。500円なり。自販で買ったペットのドリンクを飲みながら焼きそばを食べる。その後表彰式に向かった。たぶん僕が表彰台に登るような日は永久に来ないと思うけど自分が参加したレースだから温かい気持ちで素直に祝福できる。
その後はちゃんとしたものを食べようと食堂に入ったものの「な、なに~!!」と目ん玉が飛び出るくらいの超高額カレー(1000円)を筆頭に700円(だったかな?)の高級うどんなど貧乏な僕が手を出せるような代物ばかりで食べれるものが無かった。この手のショックはナガスパの食堂で味わって以来だ。そういやその後名駅のホテルアソシアで1杯1000円のコーヒーってのもあったな。とりあえず何も食べれるものが無かったので外に出て露店で牛くし(500円なり)を食べた。普通にうまかった。そして車に一度戻り服を着替え再びサーキットに戻った。ホームストレートのスタンドやピットなどいろんなとこからレースを観戦。最後はコースに出てダンロップカーブやS字カーブのほとりでレース観戦。こんなF1じゃ絶対不可能なところでも自転車レースなら観戦できる。大迫力だ。しかしみんないい自転車乗ってるな~。完成車についてるようなどノーマルなホイールを履いてるロードの人はあんまりいなかったような気がする。やたら「DURA ACE」の文字が目に入った。うらやましい限りだ。そんなこと思っていたらエアロホイールの2人組が猛スピードで走り抜けていく。あそこまでは求めてないけどディープリムのホイールってかっこいいよな。
ずっと見ていたい気持ちは強かったけど最後まで見てたら帰りが大渋滞するのは必至。ここは涙を飲んで退散することを決意した。おかげで帰りは名神に入ったところでちょいちょい渋滞しただけでおおむね順調に帰宅できた。ちなみに気になるリザルトは・・・376人中なんとか半分以上に入れた。ホントは登りの崩れっぷりから考えて下から数えた方が早いんではないかと思っていた。意外な結果に嬉しいような何とも言えない気持ちになった。あんなんで半分より上に入れるとは・・・。つーかもっと強くなって来年は目標100位以内だ!!  終わり  
とうとう残り1時間となりレースも終盤に突入した。サイクルチャージを補給して空腹感はなくなった。たったあれだけのものなのにすごいな。しかし体の方はしんどいまま。下り&平地では割と速度は戻ってきたけどちょいちょいある登りに差し掛かると目も当てられないほど無残なこぎっぷりとなる。これはもうハンガーノックとかそんなものではなく単純に登坂能力が無いんだと思う。特にしんどかったのが第1コーナーを曲がってからのホームストレートのからシケインにかけての登り。最初はどうってことなかったけどこの時間になると情けないくらいに苦しくてスピードも13,4キロくらいに落ちてしまう。その区間で右からも左からもビュンビュン抜かれまくる。「なんで皆さんそんなに速いの??」って思えるほどに皆さん普通に回してるけど僕はもうヒーヒー言いながらゆっくりゆっくり登ってゆく。だめだな~。  ところで今思ったんだけど今回のこのエンデューロ、F1で走るときとは逆向きに走ってるんではないかと思う。だってホームストレートに向かう最終コーナーが「第一コーナー」ってなってるんだもん。そうだ、そうだな、うん。話を元に戻すと前回の初めてのレースでもこのパターンにはまっていた。下り基調から登りに差し掛かかると速度が「どーん」と落ちて周りに抜かれていく。まわりはぐんぐん登ってるのに僕だけ全然ついていけない。よく考えりゃ箕面とかでヒルクライムやってるけど登ってる時の速度って調子が良くて15キロくらい。もともとそんなに登りで回せるタイプではなかったんだと今さらながら痛感した。レースもいよいよクライマックスに近づいた。下りと平地でそれなりに頑張り、登りで目を覆いたくなるほどに順位を落とすということを繰り返し残りは10分。ラスト1時間のアベレージは25~26キロの間くらい。さっきよりも確実にスピードは落ちている。まぁあの登りなら仕方ないんだが・・・。それは置いといて只今20周目。後半の失速っぷりのせいでアベレージ30キロは現実的に不可能となった。それならばせめて21周して走行距離を120キロに乗せたい。ヘロヘロの体にムチを入れもうちょっとだけ頑張ってみた。・・・・・あと少しだけ続く。
後半戦に突入後,異変が起こった。なんか一気に疲労が爆発したってゆーか急に足が回らなくなった。「うわっ、なんかしんどい!!つーか腹減った」   時刻は10時半。朝飯食ってから6時間が経過。その後とったもんと言えばスーパーバームとアミノバイタル、あとはソイジョイのみ。レース中はCCDドリンクとお茶を飲みながらぐいぐいペダルを回してた。アホなことにレース中のエネルギー摂取の事を全く考えていなかった。まさかこんなことになろうとは・・・。まぁ普通に考えれば朝飯食って6時間と言えば日常でいえば昼の1時半くらい。そりゃ腹も減るわ。しかしこの状況をどうしたものか。初めはあと1時間半乗りきるぞって思ってたけど腹の減り具合がどんどん激しくなってきた。それと共にパワーの落ちっぷりが自分でもはっきりわかるくらいスピードが落ちた。前半の1時間、2時間が共にアベレージが32キロだったのに3時間に突入したあとは30キロを大きく下回っている。それまでは50キロを軽く超えていた区間で50キロを超えなくなり、登りにかかるとスピードががっくっと落ちる。僕は思った。「これってもしや噂に聞くハンガーノックってやつでは???」   まぁ疲れが出てくる時間帯でもあるのだろうけどこんなに一気にしんどくなるとは。「このままじゃ最後までもたんかも・・・」 なんか食うもんないかなぁと考えながら走っていた時ひらめいた。「そうだ!サイクルチャージがあるじゃないか!!」  受付時にもらった参加賞の中にメイタンのサイクルチャージがあったのを思い出した。正直4時間休みなく走り続けるつもりだったのでピットに入ることには少々抵抗があったけどこのままじゃどんどん状況は悪くなる一方だ。ピットに入り自分の置いてるカバンのところに一直線。サイクルチャージとアミノバイタルを補給。再びレースに戻った。この間3分。結局3時間目のアベレージは時速27キロだった。
いよいよスタート。スタート前に全員で「えいえいおー!!」の写真を撮る。これを何回か繰り返させられた後8時間組から遅れること3分、ついに我々4時間組もスタート。が、いきなり前方で落車が発生。おいおい勘弁してくれや。まだスタートのゲートもくぐってないぞ・・・。いきなりヒヤっとしたけどなんとかスタートを切った。しかしまぁあの鈴鹿サーキットを愛車で走れるこの幸せ、生きててよかったー!!!試走の時も思ったけどちょろっと登っては下り基調が続くスピードの出るコース。おかげで60キロ近く出せる区間もある。しかしちょこっとでも気を抜くととっても危険。25R手前で漫然と走ってたら「うおっ!!!」  何となく気の抜けた状態で25Rを40キロ中盤のスピードで突っ込んだ。「どわ~曲がりきれん!!!」   無理やり曲がろうとしたけどコントロールが出来ん。このまま無理に曲がろうとしたら落車すると瞬時に判断。「落車でアスファルトに叩きつけられたうえに後続車に轢かれまくるよりはマシ」といさぎよく(?)コースの外へと突っ込んだ。芝生とか砂の上での落車なら多少はマシだと覚悟はしたけどコースをちょろっとはみ出した程度で落車はしなかった。危ねぇ危ねぇ。
前半2時間のアベレージは時速32キロ。今回の目標はアベレージ30キロで21周することだったのでこの数字は自分的にはまずまずの数字だった。しかしレースはこのまま終わらなかった。   続く
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としぷー
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男性
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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