年末北海道 ２０１２ 其の7

南千歳に到着。ここで9時32分発の釧路行きの「スーパーおおぞら」に乗り換える。到着まで20分ほどあるがそうそうのんびりはしていられない。自由席に座るために乗車口で並んでおかなければならない。これまでの年末はいつも帯広で札幌からのおおぞらをみていたけど増結しているにもかかわらずいつも満員だった。今回乗るのはそれより時間的に早い列車なのでどんだけ混むのか、はたまた余裕で座れるのかよくわからない。もし自由席に座れなかった場合、釧路まで立ちっぱなしというのはきついので保険をかけるという意味で1人分だけ指定席を確保していた。ただし今回のキップは特急には乗れるけどそれは自由性のみ。乗車券は有効だけど特急券と指定料金は別に必要となる。僕が膝に乗せてりゃチビはタダだ。しかしチビも座席に座るとなると乗車券、指定席特急券が必要となる。半額とはいえ馬鹿にならない。これで自由席がスカスカだと考えたら死ぬほど後悔しそうだったので今回は自由席は空いているという方に掛けることにした。もし自由席に座れなければ16キロのチビを自分の膝に乗せ南千歳から釧路まで移動しなければならない。もしそうなればまるで江戸時代の拷問である。それはぜひとも避けたいので何としても自由席に座りたい。
反対側のホームに向かわねばならないんだけどチビは雪遊び。僕の方はといえば列車が次々やってくるのでそいつらの撮影をしていた。まずトップバッターはＤＦ２００（通称　レッドベアー）が牽く貨物列車。「間もなく列車が通過します」のアナウンスを聞くと「貨物列車が来るな」と身構える。全ての旅客列車が停車するこの駅を通過するのは貨物列車のみ。何がやってくるのだろうと構えてくると遠くの方から見えてきたのは件のレッドベアー。それを見たチビが「あっ、あれ持ってる！！」。そう、我が家にはＤＦ２００のＮゲージも完備されてる。お次にやってきたのは721系の小樽行きエアポートライナー。そいつを撮ってからいそいそと反対側のホームに渡る。行列の前から3番目。なかなかいいポジションだ。
スーパーおおぞらを待ってる間に今度は札幌行き特急すずらんがやってきた。さすがは大幹線千歳線である。そいつらが発車した後、4分ほど遅れて我が釧路行きスーパーおおぞらがやってきた。さぁ勝負。無事座ることができるのか？？