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2008年12月23日
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DSC_5733.JPG列車は30分足らずで帯広に到着。普通列車なら1時間近く要する所をこの時間で走破する。さすがキハ283系だ。帯広は根室線の中では一番都会らしい景観の街だ。人口だけで言えば一番大きい町は釧路だけど駅前の景観で言えば圧倒的に帯広の方が開けている。経済的にみてもあちらの方は産業(漁業とか炭鉱とか。最近はパルプの方もいまいちらしい)が右肩下がりで地理的に見ても札幌から遠い。人口も20万を割り込んでしまった。一方の帯広は産業はどうだか知らんけど(たぶん農業とか畜産業が主かな)駅も高架のきれいな駅で札幌にも近く(釧路と比べれば)特急もほぼ1時間に1本あって活気があるように感じる。僕が初めて帯広に来たのはかれこれ18年前。初めて北海道にやってきた高2の夏休みだ。その日は滝川からの釧路行きに乗ってやってきた。それまで北海道の大自然・・・というか寂しい景色ばっかり見てきたから帯広で久々に街らしい景色を見てホッとしたものだ。その頃はまだ地上駅でそして今では僕の中で儀式ともいえる豚丼を食べた。僕的にはきれいな高架駅よりも昔からの歴史を感じられる古い駅舎の方が良かったんだけど。
帯広を離れた列車は釧路に向けて快走。15分ほど走り池田に到着。ワイン城の横っちょにある観覧車は朽ち果てている。前々からなんであんなもん建てたんだろうと非常に疑問に思っていた。はっきり言って景観を悪くしているだけな気がする。都会から来た観光客はあんなもん乗らんと思うんだが・・・。
DSC_5833.JPG列車はさらに進み尺別あたりで右手に太平洋を望むようになる。これを見るといつも初めてこの海を見た時のことを思い出す。ず~っと山の中を走っているものだと思い込んでいたからいきなり海が見えた時にはホントにたまげた。そしてこのなんとも寂寥感あふれる海にとても魅かれた。あれから18年経ったけどそれは今でも変わらない。
DSC_5843.JPG列車は古瀬を通過。車内から見える古瀬駅をしっかり撮影しようかと思ってたけど感度を200にしたまま撮影してしまいぶれてしまった。列車は白糠に到着。次は終点の釧路。ここまでの所要時間は3時間ちょっと。終点の釧路まででも3時間半足らず、札幌からでもほぼ4時間で到着してしまう。近いなぁ~速いなぁ~。ちなみに2429Dなら4時間たってもまだ帯広にも到着していない。まぁあちらは停車時間が長い駅(富良野とか落合とか)があるから単純には比較できないけど。
DSC_5859.JPG列車は新富士を通過。進行方向左手には日本製紙の工場が見える。ここの煙突を見ると「釧路に来たなぁ~」と感じる。ちなみにこの煙突は釧路湿原からも遥か彼方に見ることができる。
列車は釧路に到着。特急だとあっけないなぁ。滝川からの2429D列車で来るのと比べると重みが全然ない。軽い、軽すぎる。まぁ長すぎるとチビが退屈してぐずDSC_5873.JPGりだすので今回はしょうがないか。ちなみにDVDのバッテリーは帯広あたりで切れてしまった。それでも普通の座席でなくデッキで過ごしたのでチビも自由に動き回れてそんなにぐずることはなかった。さぁ次は釧網線に乗り換えて釧路湿原だ。
 
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1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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