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2008年12月23日
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13:07分、宇都宮に戻った。まだ昼飯を食べていない。次の列車までの時間は30分弱。ここは宇都宮名物の餃子を食べに行くしかないだろう。駅近にはいくつか餃子のお店があり、特に理由はないけどその中の「餃子村本店」に入った。店に入り早速チャーハンとラーメンとギョーザのセットを注文。出てくるのを今か今かと待ちわびる。
列車の発車時刻は刻一刻と迫ってくるが肝心の注文したものがなかなか出てこない。僕の乗る黒磯行きの列車は12:36分発だ。時刻は12:20分をまわりさすがに焦ってきた。21分、22分と過ぎ「もうキャンセルして店を出よう」と思った12:23分、ようやくチャーハンがやってきた。引き続きギョーザ、最後にラーメンがやってきた。正直ゆっくり味わって食べている時間はない。チャーハンをかき込みラーメンをすすりこむ。熱い!!ほとんどダチョウの竜ちゃんの状態だ。お味の方はというとかきこんでよく味わっていないという点を差し引いても「う~ん・・・」  酷評過ぎるかもしれんがチャーハンの具がハムとかまぼこってとこに家で食べるチャーハン的なものを感じラーメンもなんかお家でも食べれそうな感じのものだった。しかしギョーザはうまかった。これならシンプルにギョーザ定食みたいなのにすればよかった。そっちの方がたぶん出てくるのも早かっただろうし・・・。
DSC_3552.JPG急いで駅に戻り列車に乗り込む。定刻に宇都宮を出発し列車は那須塩原を目指す。空を見ると何だか雲行きが怪しい。そして那須塩原に着くころにはなんと雪が舞い始めた。う~む、なんということだ。天気予報は晴れのはずなのでは・・・。列車を降り駅のスタンプを押しバスターミナルに下りる。すると僕が乗る宿行きのバス、「りんどう号」はすでに到着しており乗客待ちの状態だった。
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参拝料を払いいざ東照宮へ・・・と思ったものの巫女さんに「まずはお庭からご覧ください」と背後の庭から見ろと言われる。時間もないことだし僕的には東照宮だけ見れりゃそれでいいのだがさすがに無視していくだけの度胸DSC_3494.JPGはないので庭へと向かう。さっさと順路を進むとゴールは宝物殿へと続いており特に興味はないんだけどフラフラと吸い込まれていった。ざっと中を見回してお次は輪王寺の中へ。この中もきょろきょろ周りを見回しながらも足早に先を急ぐ。順路を進み外に出てついに東照宮へと進む。勝手な思い込みからか東照宮へと続く道にはなにか襟を正さねばならんようなものを感じる。鳥居をくぐり表門をくぐる。「おぉ~!!」なんか日本史の教科書で見たことのあるような無いようなとりあえずありがたそうな建物が並んでいる。ここにDSC_3502.JPG「見ざる言わざる聞かざる」の建物もあった。さらに進むと「おぉぉぉぉ~!!!」これは間違いなく日本史の教科書で見たことのある建物が現れた。そのきんきらの門は「陽明門」というらしい。ひとまずこれは写真を撮らねばと何枚かパシャパシャシャッターを切る。その門をくぐると東DSC_3509.JPG照宮の核心部とも呼べるようなありがたさMAXの建物群が並んでいる。しかしここの一番重要そうな建物も只今工事中だ。シーズンオフだからなのか工事真っ盛りだ。ここの中にも入れるようだが時刻は11:40分を回っている。そろそろ駅に戻らなければならない。しかしここをパスするのはさすがに憚られる。迷った末に靴を脱ぎ中に入った。こうなりゃ必要最低限のところは抑えて帰りはタクシーだ。ちなみに12:26分発の列車を逃すとどうやっても那須塩原から宿に向かうバスに乗れない。次の列車で宇都宮に向かい新幹線で那須塩原に向かっても14:45分のバスの時間に間に合わないのだ。というのが那須塩原駅は大半の新幹線は通過してしまう。1時間に1本、なすのが停車するだけの駅なのだ。というわけで是が非でも日光発12:26分の列車に乗らなければならないのだ。
大急ぎで中を見学する。中身もあっちこっち工事中だ。見学を終え外に出る。時刻は12時前。これはいかん。
急いでタクシーの乗り場に急ぐ。タクシーが停まっていなかったらどうしようと恐る恐る乗り場に向かうと2台停まっていた。「助かったー」
タクシーで山を下り一路日光駅へ。無事、列車にも間に合い宇都宮へと戻って行った。
今日で大震災が起きてから4日。僕の勤務先は神戸にある。ほとんどの人が阪神大震災を経験した人たちだ。その人たちが今のテレビの報道などを見て「かわいそうやなぁ。ワシも震災を思い出すわ。気がふさぐ。」とみんな口々に言う。実際に体験した人の言葉だけに重みを感じる。僕は阪神大震災の時は広島にいた。揺れで目が覚めたけどそれだけ。被害はまったくなかった。(広島でも呉など海沿いの地域では窓が割れたりしていた)
今回の震災は全てにおいて規模が違う。東北から関東の太平洋側に加え長野・新潟。それに先ほどは山梨・静岡とあちこちで大地震が頻発している。なんだか日本の地中でとんでもない事が起きつつあるのではないかと不安に感じる。
DSC_3474.JPG宇都宮で日光線に乗り換える。日光線乗るのは11年ぶりだ。前回は完全に乗り潰しの一環だったので観光はせずに駅の前をちょろっと歩いただけですぐに引き返した。記憶といえばJRの日光駅よりも東武の日光駅の方が立派だったということしか憶えていない。
宇都宮発9:57分の列車に乗車。列車は4両もつないでいるけど中はガラガラだ。鶴田までは住宅地を走るがその後は田畑、林、駅の近くだけ住宅地というようなパターンで風景が変わる。しかしこの日光線、駅間が非常8ec531b4.jpegに長い。宇都宮ー日光間、40キロ余りの間にある駅は宇都宮、日光を入れて7駅。これは長い。
田畑・林・住宅地という風景を繰り返し、10:42分、列車は終点の日光に到着。ガラガラかと思っていたけど後ろの方の車両にはそれなりに乗客はいた。外国人多し。
日光についたものの日光の知識はほとんどない。中禅寺湖やいろは坂などは駅から歩いて行ける距離ではないというのは知っている。あと日光といえば東4e621217.jpeg照宮。これもどの辺にあるのかさっぱり分からなかったけど駅においてあるパンフレットによれば歩いて行けそうだ。駅の外に出る。外にある観光案内図を眺めていると工事現場のおっちゃんが話しかけてきた。東照宮に行きたいというと「歩いて30分くらいかかるよ」と言われた。戻りの列車は12:26分発。残された時間は1時間10b7c62f.jpeg半ほどだ。東照宮に向けて歩く。前方に大きな山が見える。位置と形から見て男体山かな。東照宮へ続く道も観光地らしい景観を見せている。東照宮への入り口の手前に神橋という赤い橋がかかっていた。まったく知らん橋だけど扱いがなんとも丁重なのでなんか有名な橋かもしれん。
東照宮への階段の登り進んでいく。すると目の前にでっかい建物が目に飛び込んできた。「おぉっ!!」と思ったけど輪王寺の「絵」であった。ちょうどこの輪王寺は本堂の工事中で外観をすっぽりとシェルターみたいなのDSC_3485.JPGに覆われていてそこに原寸大っぽい輪王寺の門の画が描かれていた。ここにきて知ったんだけどこのエリアには東照宮だけがあるのではなく色んなお寺が集まっているようだ。で、これらを見るにはお金を払わなくてはいけなくて金1300円也が必要だ。高い。正直神社仏閣にはまったく興味はないので一瞬迷ったがここまで来て東照宮を見ずに帰るのもいかがなものかと思い,金1300円也を払い参拝することにした。
今週末、本当に色んな事があった。
木曜日、会社のボーリング大会とその打ち上げ後東京行きのバスに乗るべく梅田に向かった。予定より早く着いたので時刻表を開いた。明日は東京駅に朝7時半くらいにつく。そのまま那須塩原の駅に向かったのでは宿に向かうバス(14:45分発)まで時間が開きすぎるのでどこか寄り道をしようと考えた。
北関東や南東北のローカル線には大学卒業間近に乗り潰したんだけどそれ以降は乗るチャンスが無かったからホントに久しぶりだ。
磐越西線で喜多方ラーメンを食べに行こうとしたけど時間的に無理。常磐線経由で水郡線や磐越東線というのも考えたけどいずれも時間的に無理。鹿島線で鹿島神宮に行ってみようかと思ったけど鹿島臨海鉄道で水戸に抜けたとしてもこれまた時間的に無理。近場で大回りしながら向かう手もあるけど調べるのがめんどくさくなって考えるのをやめた。
バスに乗り込む。特にすることもないので早々に寝に入る。新名神の土山、東名の浜名湖・海老名のサービスエリアに停まった。海老名で起きてバスを降り歯を磨く。その後バスの中で時刻表を開きこの日は日光に行くことにした。
海老名を出発。新宿には6:50分に到着。ここで降りようかと思ったけど中央快速・山手線外回りがこの時間にどれくらい混んでいるのかが読めないのでやめた。60Lのザックを持っているので混雑する列車は避けたい。そのままバスに乗り続け東京駅には予定の7時半よりも若干早く着いた。
山手線で上野に向かう。人の流れと逆方向なので余裕で座れた。上野に到着しトイレを済ませ宇都宮線(東北本線)のホームに降りる。到着した列車から大量の通勤者が吐き出される。しかし車内清掃を待つ7:58分発の快速ラビットに並ぶ人の姿はまばらだ。
扉が開き列車にのりこむ。15両の車内はがらがらだ。赤羽、浦和と停車駅ではぽつりぽつりと乗客は増えるが人の流れは完全に逆方向だ。このあたりは予定通り。安心してがらがらの電車で眠りに入る。停車駅で目が覚めるものの基本的は眠った。古河辺りで目を覚ます。外は本当にいい天気だ。雲ひとつなく真っ青な空の下、列車終点宇都宮に到着した。
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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