新幹線

今日の仕事帰り、年末はどうしようかと考えながら時刻表を買った。そして黄色のページを読んでいると「な、なにー！！」とびっくらこいてしまう驚きの記事が書いてあった。「12月4日、東北新幹線八戸ー新青森延伸」　　最近は特にこういったことにアンテナを張っていないし、今関西で話題になってることといえば来年3月に山陽新幹線と九州新幹線が鹿児島中央まで繋がることばかり。まぁそのうち青森まで繋がることは知ってたけど来月だとは思いもしなかった。去年の暮れに新青森の駅も通ったけど1年後に開業するような感じは全くしなかった。九州新幹線なんかは4，5年前に熊本にいたときにはそこらじゅう掘り返しててそしてやっとこさ来年開業。まぁ僕が知らないだけで八戸から先も一生懸命工事はしてたんだろうけどなんか不意打ちを食らったような感じだ。しかし僕は新幹線は嫌いだ。今回も東北新幹線延伸に伴い東北本線の八戸ー青森間がＪＲから切り捨てられて青い森鉄道に組み込まれた。これに伴い野辺地からの大湊線はＪＲ本体から切り離されてしまった。3セク化に伴い三沢や野辺地の町は寂れるだろうな。九州新幹線開業に伴い切り捨てられた八代ー川内間。この区間でわりと大きな町と言えば水俣、出水、阿久根の3市。水俣と出水は新幹線の駅ができた。新幹線のルートから外れた阿久根は没落の一途（ちょっと言い過ぎか・・・）だ。三沢や野辺地も阿久根みたいになっちゃうのかな。そのうち函館までも浸食しちゃうんだろうな。今別辺りでは工事が着々と進んでいるようだし。北陸新幹線の工事も進んでるしなぁ。新幹線を作ればいいってもんじゃないと思うんだけどね。つーか東京・大阪が熊本や鹿児島と新幹線で繋がっても乗りとおすような一般人っているのかな？？鉄ちゃんなら乗りとおす人々もいるだろうけど普通の人なら飛行機だろ。九州内だけの移動なら別に莫大な金かけてわざわざ新幹線にしなくてもいーじゃんって思ってしまう。まぁ地方の都市が猫も杓子も「新幹線新幹線」と言ってるけど通ったからってねぇ。別にいーじゃん、在来特急で。鉄ちゃんは概して新幹線嫌いは多いと思う。在来線が寂れるのが嫌なんだよね。数多くの在来特急が廃止になって在来線が寂れ果てて今でいうとＪＲから切り離される。儲からないところばかり切り捨てられてるからそのうち廃止される「元」幹線の3セクが出てくるんじゃないかな。まぁ貨物列車が通るから大丈夫か。いずれ北海道の大地を新幹線が走る日も来るんだろうな。なんか似つかわしくないな。

ＧＰＳ 其の３

翌日、再び仕事帰りに本屋でカシミールの本を立ち読み。（ダイエーの上のジュンク堂さん、ごめんなさい）
そして何となくカシミールからＧＰＳへウェイポイントを落とす術がわかったような気がした。家に帰り再びカシミール＆ＧＰＳコンビ　ＶＳ　昭和のアナログ男との戦いが始まった。あーでもないこーでもないと色々苦しむこと数時間、ようやくカシミールからＧＰＳにウェイポイントを落とす術を発見。しかもいちいち一つ一つウェイポイントを置くようなどんくさいやり方ではなくルートを引けばいとも簡単にこの作業ができるということも発見した。さらにＧＰＳの画面上のウェイポイントが直線で結ばれてナビゲートまでしてくれる。ホント目からうろこの驚きだった。ちなみにこのやり方でいけばＶＥＮTUREに付属で付いてたソフト「マップソース」というできそこないの地図しか載ってないしょぼいソフなんかはまったもって不要ということも判明した。しかしながらこの作業を行いながらふと思った。「なんかこれってＧＥＫＯでも見たことのあるような・・・」　いそいでこれまでまともに読んだこともないＧＥＫのマニュアルを開いた。そしてあまりのショックで目の前がクラクラしてきた。なんと（てゆーか当然のことながら？）ＧＥＫOにもカシミールで作ったルートを落とせることが判明したのである。そりゃそうだ、「ＧＰＳナビゲーション」っていってるくらいだからナビゲーションくらいしてくれるって。てゆーかみんなこっちの機能をメインに使ってるに違いない。ＧＥＫＯと過ごした３年間、僕はまともどころかＧＰＳの本質とは全く違う使い方しかできていなかったのだ。こいつはホントにショックだった。自分のアホさ加減にリアルに落ち込んでしまった。ちゃんとカシミールとＧＰＳの使い方を知っていればいちいちマップポインターと２万５千分の一の地図でめんどくさい現在地確認なんかしなくていいし雪山でグローブ外してちっこいボタンをぽちぽち押してウェイポイントを手入力する必要もなかったのだ。これさえ知ってれば冬の安達太良山で遭難しかけることもなかったしもっと快適な山歩きができてたはずだ。はぁ・・・。まぁＶＥＮＴＵＲＥはＧＥＫＯとは比べもんなならんくらいの高感度のＧＰＳだ。これまでの事は忘れてハイテク機器を使いこなす「平成」の山男になろう。

ＧＰＳ 其の２

これまでの僕のカシミールの使い方といえば自分の歩いた（もしくはロードで走った）軌跡を地図上に落とし思い出に浸るということだった。というかカシミール３Ｄというもんはそういうもんだと思っていた。ところが僕は気付いた。このＶＥＮＴＵＲという機種はパソコンで登録したウェイポイントをＧＰＳに落とせるらしい。てことはそのウェイポイントがＧＰＳに表示されればあとどれくらいでそこに到着できるのかがわかって便利じゃないかと。ここまで読んですでにＧＰＳを使ってる人ならば「は？こいつアホか？？なにお今さら」と思うかもしれないけどまぁ最後まで聞いてほしい。これまでＧＰＳといえば現在地を確認することとそれまで記録した軌跡を基にトラックバックして元の位置に戻るという使い方しか知らなかった。さらにいうとトラックバックのやり方もよく知らなかったから（昭和のアナログ男ゆえマニュアルというものが理解できん）先代のＧＥＫＯの使い道は地図にマップポインターを重ねて現在地を確認する道具としてしか使っていなかった。しかも電池の減りが早いので電池を温存する為に山での行動中はＧＥＫＯの電源は切っていた。ちなみに予備の電池はいっぱい持って行ったけど行動中に電池を交換するのは結構億劫だ。
そしてカシミールを使ってウェイポイントをＶＥＮTUREに落とそうとしたけどうまくいかん。当初は「安もんのエントリー機だからこんな高度なことはできんのだ」と信じていた。ただし付属のＣＤ　ＲＯＭに入っていたソフト「マップソース」とは連携するので自分の置きたいウェイポイントの位置をカシミールで調べてその緯度・経度にマップソースでウェイポイントを置きＶＥＮTUREに落とせばいいではないか。オレって頭いいな！！なんて一人で喜んでいた。ここまで読んでもカシミールとＧＰＳを使ってる人ならば「だから何を言ってるんだこいつは？？全然頭良くないぞ」って思うだろうけどまだ我慢して聞いてほしい。さてさて件の方法でウェイポイントをＧＰＳに落とそうと作業をしようとしていたけど「つーかなんでカシミールから普通に落とせないんだろ。マニュアルによれば地図はダウンロードできんと書いてあるけどルートとウェイポイントは落とせるって書いてるのに」というごく当たり前の疑問にぶつかった。そこでカシミールを使ってウェイポイントを落とそうとしたけどどうしてもできない。あと一息ってとこまで来てるような気はするんだけどどうしてもできない。この日も悶々としながら眠りに就いた。　　まだ続く


 

ＧＰＳ

明後日、ついに４回目の六甲山全山縦走大会に出場する。それに合わせて先月ＧＥＴしたＧＰＳ「Ｅ－ＴＲＥＸ　ＶＥＮＴＵＲＥ」にカシミールからルートを落とした。いや～時代は変わった。こんな便利なもんが世の中にはあったんだなぁ。しかしここまで来るのには非常にながい紆余曲折のプロセスに苦しんだ。まずＶＥＮＴＵＲＥをロードで走るときに持っていき軌跡を記録。「いやートンネル以外でロストしたところもないしやっぱ高感度アンテナは違うなぁ」と感心しながら軌跡をカシミールの落とそうとするが上手くいかない。ポートがどうとかドライバがどうとか昭和のアナログ男には非常に困ってしまうメッセージが繰り返し出てきた。よくわからんのでＧＰＳのマニュアルを読むとＰＣとの接続には付属のＣＤ　ＲＯＭからソフトダウンロードせねばならんとか書いてあったのでよく意味もわからずＣＤ　ＲＯＭからソフトをダウンロード。ソフトもこの中に入っているとかいないとかなんかそんな事も書いてあったので言うとおりにやってみたけどＰＣにはマニュアル通りの表示が出てくれず訳がわからん過ぎて涙がこぼれそうになった。結局その日は悶々としながらもあきらめて眠りに就いた。そして翌日の仕事帰り本屋でカシミールの本を立ち読みしてこれを解決する術を詮索。（お金が無いもんで。三宮センター街のジュンク堂さん、ごめんなさい）　するとどうやら僕が使ってたカシミールが古すぎて今のＧＰＳに対応していないっぽい事がわかった。確かに僕が使ってんのは３年前くらいにダウンロードしたやつをそのままアップグレードせずに使っていた。まぁＧＥＫＯを使う分にはそれで不都合はなかったからそれでよかったんだけど世の中は僕の知らない間に相当前へ進んでいたらしい。最新版のカシミールをダウンロードすると無事、ＶＥＮTUREとカシミールは連動してくれた。　続く

室蘭本線

最近・・・というか前からそうなんだけどＢＳとかＣＳって鉄道番組が結構多い。ＣＳだと旅チャンネルで秘境駅とか路面電車とかの番組やってるし、「へぇ～」と思ったのは僕が高校生のころ見てた日テレの「ぶらり途中下車の旅」とか未だにやってたこと。「まだ続いてたんだ～」とちょっと感動してしまった。ちなみに今日見たのはＢＳ朝日の番組でわたらせ渓谷鉄道をやってた。まぁテレビではちょくちょく出てくる路線だ。東京近郊のローカル線って事でお手頃なんだろうな。僕的には「足尾線」「宮脇俊三」のイメージ。あと高校の同じクラスの奴が群馬大に行ったからなんかそいつのイメージ。それよりも今日見ててよかったのがＢＳ朝日のやつが終わってから入れ違いに始まったＢＳフジの番組。こちらは室蘭本線をやっていた。スタートは長万部から。かなやのカニ飯から始まり終点の岩見沢まで北海道好きの鉄にはたまらん番組であった。これ見てたらまた北海道に行きたくなったな～。なんか今年の年末年始も嫁からはほっとかれそうなのでどっか行こうと考えていた。去年も一昨年も年末年始は北海道。いづれも山か北海道かで散々迷った挙句２年連続で北海道が勝っている。今年は北海道を我慢して北アルプスの燕岳に登ろうかなと考えていたけどこれ見てたらまた北海道に行きたくなった。あと一月あるからまぁじっくり考えよう。