忍者ブログ
2008年12月23日
[235] [236] [237] [238] [239] [240] [241] [242] [243] [244] [245]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

当初の目的だった写真を撮り終えその場でしばし考える。「駅横からの富良野線的な風景をもう一度撮りたい。今のクリアーな視界で・・・」 しかし次の列車は16:33分の下り列車。さらに列車がこちらに向かって走ってくるのを撮る場合は17:22分の下り列車。ここまでやってしまうと赤とんぼ食堂は言うまでもなく翌日の久大本線・日田彦山線・後藤寺線までボツになってしまうだろう。今日中に宮崎まで行ったとしても追加費用として宿代に翌日の特急料金など影響がでかすぎる。いやいや待て待て、久大本線とかあきらめるのなら別に宮崎経由で帰るんじゃなくて熊本経由で鹿児島線を乗り継いで行けば日豊線経由よりも安く早く帰れるかも・・・なんて事を考えているうちに「今回はあきらめて帰ろう・・・」という事で落ち着いた。そして午前中と同様に歩いて開聞駅を目指す。春まっ盛りの陽気の中トボトボ歩いて開聞駅に到着。次の列車は16:30分の鹿児島中央行き。乗り継ぎなしで行けるのでうれしい。しかし待ち時間は2時間弱もある。天気は快晴、心地よい春風もふいてローカル線の無人駅でボーっと過ごすには最高の日和だ。とりあえずどうやって帰るかを検討するために時刻表を開く。当初の予定では南宮崎から大分までドリームにちりんで帰る予定だったけどこの時間に開聞駅にいるようじゃだめだなーっと思いながら日豊線経由にするか鹿児島線経由にするかと考えながら眺めていると「おおおっ~!!!」この時間でも間に合うではないかドリームにちりん!!しかも鹿児島で赤とんぼ食堂に寄った後風呂まで入れそうなほど余裕がある。こりゃえーわいとテンションが上がる。つーかそんな事をこの時点でやっと気付くほど今回の旅は無計画だった。しかも後から気付いた事なんだけどこの駅でボーっとしている間になんと指宿行きのバス便があったのだ。これに乗れば指宿発16:45分の「快速 なのはなDX8号」に乗ることができ鹿児島市内での滞在時間をさらに増やすことができた。まぁ結果的には駅でボーっとしてた方がよかったんだけど。そんな感じで昼下がりの開聞駅で贅沢な時間を過ごした。
PR
さっきJ-SPORTS主催のジロデイタリアの前夜祭に申し込んだ。来月8日に心斎橋で開催されるやつだ。抽選なんだけど是非とも当たってほしい!!!あと来月30日開催の京都アースライドにも申し込んだ。こちらは出場決定。あとは当日雨が降らないことを祈るだけ。できたら帰りも自走で戻ってきたいけどどうなる事やら。ま、念のため輪行袋は持参します。
今日、チビを連れて池田の五月山に行ってきた。天気は文句なしの快晴。山の家のところから登り始めて動物園の横に下山。チビも頑張って歩きとても楽しかった。行先を決めるにあたっていくつか候補はあった。だけど吟味した結果五月山がベストという結論に至った。まず頭に挙がったのは六甲山。しかし一人ならなんでもない事なんだけどチビを連れていくには若干アクセスが遠い。そこで2番手は中山寺のとこの中山。こちらは近いんだけど縦走した場合、最後の山本・満願時方面へ下るところの岩場がチビには危ない。(まぁベビーキャリアーで背負えば問題はないけど・・・) 中山の最高峰でピストンというのも考えたけど地味。その次に考えたのが我が家の裏庭的存在、石切山・釣鐘山。電車に乗らずALL自分の足で歩けるけど中山にもまして地味。チビが喜びそうなことといえば帰りに満願時から雲雀の駅までバスに乗せてやれることぐらいか。(あまりバスに乗る機会がないのでチビはバスに乗りたがっている) 最終的には五月山が残った。まず近い。道も3歳のチビでも問題なく登れそう。さらに下山口が動物園という事でチビを喜ばすにはもってこいの山だ。まずは池田の駅で降りて山の家方面を目指す。大人の足ならあっという間に到着できるけどチビを連れていると予想をはるかに超えて遠い・・・。チビはまずまっすぐ歩いてくれない。棒が落ちていれば拾い葉っぱが落ちていても拾う。いろんなものを拾いながらちんたら歩いていると登山口までが果てしなく遠く感じ、ゲキさんのでこでこてっぺんで読んだ「子連れでグループ登山に出かけ、登山口についた時点で時間切れ」という話を思い出してしまった。結局頂上で食べるはずの弁当を登り始めてすぐの階段を登ったとこの広場で食べる羽目になってしまった。しかもここにたどり着くまでに1つのトラブルが判明。今日、嫁がチビに履かせたおニューのズボンがチビには大きすぎた。2,3分歩くとズボンがずれ落ちてパンツ丸見え状態になってしまう。おかげで事あるごとにズボンをずり上げる作業が発生するためにますます時間がかかった。しかし予想外にチビはしっかり歩き、途中走り、こけ、泣くというプロセスを踏み無事動物園まで歩き切った。まぁ今日の反省点としては登り口を山の家にしたのは失敗だった。チビ連れでは少々遠い。次回は動物園のとこから大文字コースをピストンしよう。下山後は(つーかそもそも五月山では登山という感覚がないんだが・・・)動物園で遊ぶ。鹿のいた場所はなにやら改修していて無人(人ではないけど)状態。その代わり今日は羊小屋の裏手にアルパカがいて結構人気だった。でもって、ウサギと戯れモルモットとも戯れウォンバットをちら見して動物園を後にした。帰りはとっとと帰りたかったのでチビを背負い池田の駅を目指したところチビはそっこー爆睡。僕的は全然運動した気にならなかったのでそのまま家まで歩いて帰った。チビを連れてだときついけど自分一人が歩くのなら全然どうってことない距離だった。
ゴールデンウィークがやってくる。今年は金もないし近場でのんびり過ごそうと思っていた。チビ連れて六甲山とか大峰あたりにでも行こうかなと。しかし嫁がいとこがカナダから帰ってくるから実家に帰るというので状況が変わった。まぁ僕も付いていけばいいんだろうけど嫁は「あんたはいらん!!」的発言をするので僕は自由の身となった。どう過ごそうか5連休。金はないので派手なことはできんが金をかけずに何かしたい。ロードで南紀当たりを目指して走るか残雪の涸沢あたりでテント張ってのんびり過ごすか・・・。いろいろ空想してみたけど石鎚山へ向かう事にしようと思う。この山は山を始めて1年目に登った。しかし頂上まではたどり着けなかった。今から考えるとほんとにナメた山行だったと思う。季節は3月下旬。18キップを片手に当時まだ走っていた「ムーンライト松山で」伊予西条の駅の降り立った。西日本最高峰の石鎚山は当然まだまだ雪山だ。それをわかった上での石鎚山行。この当時、自分の装備も知識もド素人に毛の生えかかった程度だった。まずは雪山の予行演習という事で相棒である大学の後輩、K藤を引き連れ2月に金剛山へと向かった。そこでのニコニコ雪山ハイキングを無事楽しむと「へっへっへっ、雪山登っちゃったぜ。これで石鎚山のシュミレーションもばっちりだ!!」と本気で思っていた。今から思うと雪山の「ゆ」の字も知らない痛い痛い野郎であった。当時の装備といえばゴアテックスのレインウェア(上のみ)、スポーツオーソリティーで買ったコールマンの布製のトレッキングシューズ(もちろんゴアなんていいものではなく普通の布製。5900円なり)、それに45Lのザック。登山用のものといえばこれだけで残りのものは普段使いの綿のTシャツに綿のズボン。濡れたらどうなるかなんて全然考えていなかった。つーかそんな認識は全く持っていなかったので「ふっ、完璧だぜ」と信じて疑わなかった。ちなみにピッケルなんてなんに使うものかも知らず「これこそ雪山クライマーのマストアイテムだ」と鼻高々に謳っていたものが6本爪アイゼン。これで雪の石鎚を攻めようというのだから普通の岳人からは「死にに行くんか??」と言われてもしょーがない知識と装備だ。ちなみにヘッドライト、非常食、ツェルトなど今なら持ってないとドキドキしてしまうような必需品も「なんでそんなもんがいるの??日帰りなのに」と本気で答えてしまうほどのご機嫌な野郎であった。そんな山をナメきった素人二人(この時も同伴者は後輩K藤)でも頂上直下三の鎖の巻道までは行けた。途中巻道の存在も知らないままつま先に爪のない6爪アイゼンで半分氷におおわれた二の鎖をしがみ付きながら登り(これはほんとに怖かった。3点確保の意味もいらないど素人は力いっぱい鎖にしがみ付きながらシッコを半分ちびりながら登って行った)あと少しで山頂というところまで行った。しかし二の鎖にビビりあがった僕はこの巻道(とはいっても雪におおわれたただの雪の急斜面にしか見えなかった)をよじ登る勇気はなくなっていた。完全に牙を抜かれた状態で「もう早く下界に降りた~い!!」と心のそこから思っていた。(ちなみにK藤は果敢にアタックしていた)
そこで下山を決意。敗北感に打ちひしがれながらもこれ以上怖い思いをしなくて済むという安心感にも包まれていた。(ちなみに下山時は二の鎖は絶対通りたくなかったので巻道を通った)
そんなほろ苦い思い出のある石鎚山を雪のないこの時期に登ってリベンジしたいと思う。そのあとしまなみ海道を渡り東広島の西条にいる高校時代の友達と飲み、実家にも戻り、日本海をバックに山陰線の写真でも撮って帰ろうかと思う。何だかんだで金使う事になりそうだなぁ。
13:25分発の枕崎行きの列車で再び東開聞を目指す。「南国の春!」というタイトルでもつけたくなるような真っ青な空の下、列車は走る。早朝のガスに包まれた真っ白い景色がほんとウソみたいだ。そして列車は西大山に停車。「おおおっ!!なんじゃこりゃー!!!!」。ホームには人、人、人。人の群れが押し寄せている。JR最南端の駅という事で(ユイレールが出来るまでは日本最南端の駅)観光バスで大量の観光客が乗りつけている。みんな一様にケータイのカメラをこちらに向けている。はっきり言ってうざい!なんかこちらが動物園の動物にでもなったような気分だ。「どうでもいいけどおめーら車じゃなくてちゃんと列車で来い!!」とちょっと説教したい気分になる。まぁ気持ちはわからんでもないけどこの車窓からの景観はムードをぶち壊す。冬場の釧網線の北浜駅みたいだ。ちょっぴり嫌な気分になったものの西大山の駅を出発した列車は何事もなかったかのようにe9429745.jpeg再び南国のいい感じの景色の中へと戻っていく。そして満を持して東開聞の駅に降り立つ。実に5時間半ぶりの再訪だ。朝の死後の世界みたいな風景ではなく視界は実にクリアー。朝は存在すら疑わしかった開聞岳が今はドドーンとそびえている。思わずガッツポーズを決めたくなるような気持ちで再び件のポイントへと移動した。カメラを構えてほどなくすると朝と同じ2両編成のキハ40がやってきた。シャッターを切る。う~ん、天気はいいけど自分の腕が悪いな。昨日の日南線の時も思ったけどセンスないわ~、オレ。しかし自分の目の前には文句なしの絶景が広がっている。列車が走り去った後もしばらくこの景色を眺めていた。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
○photo by hanamaru.○