忍者ブログ
2008年12月23日
[236] [237] [238] [239] [240] [241] [242] [243] [244] [245] [246]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

DSC_1843.JPG開聞岳の景色を堪能しパーキングガーデンのオウムとも遊んで満たされた気持で11:50分発の指宿行きのバスに乗り込む。窓の外は気持ちの良い丘に畑が広がる。山川駅に到着。次の列車までの空き時間は1時間ほど。この時間を利用して昼食&温泉につかりたい。とりあえず駅前にある食事処の「くり屋」さんに入って行った。ここは食事もできるけどどっちかというと旅館がメイン。以前開聞岳登山の際にはここに宿泊する予定だった。(前にも書いたけど福岡で地震があってダメになったけど) お店に入り「日帰りで温泉に入れますか??」とお姉さんに聞いてみると温泉は宿泊者のみとのこと。仕方がないので食事のみで我慢する。メニューを見るとかつおのたたきがめちゃくちゃおいしそうだったけど貧乏旅行DSC_1884.JPGのためここはネギトロ丼で我慢。つーか550円のネギトロ丼ってどんなのが出てくるのかと思っていると予想を覆すボリュームのネギトロ丼が運ばれてきた。お味の方も文句なしにうまい!!これで550円とは全く信じがたい代物で大満足だった。お腹も気持ちも大満足で店を出る。列車まではまだ十分時間はあったので駅の目の前に広がる海を眺めてみたり駅のプランターに咲き誇るきれいな花をマクロ撮影してみたりときれいに晴れ渡った気持ちの良い小春日和の午後をくつろぐ。いいなー、こういう時間。旅に出て観光地を訪れるよりも全然観光地じDSC_1896.JPGゃない場所でこういう時間の過ごし方をした方が僕的にはいやされる。山川の駅でそのような幸せな時間を過ごしていると自転車旅の親子がやってきた。クロスバイクっぽい自転車の後部に子供用の座席を取り付けた二人乗り仕様の自転車だ。お父さんの方は40代、子供の方は小学生低学年くらいかなと思われるその親子を僕は見て「おおっ!!」と思った。その親子は長崎鼻でも見かけていた。もっというと開聞駅前でバスを待っている間には僕の前を走り去って行った。それを見たとき「いいなぁ。俺もチビを連れてあんな旅がしたいなぁ」と思った。今回の旅ではフェリーの中で出会ったバイク旅の親子といいこの自転車2人乗りの親子といい僕があこがれる旅のスタイルの人たちとよく出会う。そんな温かい気持ちで13:25分発の枕崎行きの列車を待った。
PR
長崎鼻のバス停に到着し開聞岳を望むとガスは晴れきれいな景色が広がっていた。そうなると先ほど無残な結果となった東開聞からの写真が非常に悔まれた。「うむむ、何とかできんものか・・・」。当初の予定であれば次のバスで山川or指宿まで行きそのまま鹿児島市内に戻ろうと考えていた。今回の旅ではバスなど細かい時刻は全く調べておらず(これまでの経験で十分行けると判断したため)適当にやってたんだけどとりあえずこの時間に長崎鼻を出発すれば鹿児島でかなりゆとりができるのでラーメンでも食って赤とんぼ食堂にも行って風呂にも入って駅から眺める桜島の景色が大好きな竜ケ水の駅で下車してぼーっとしたあとのんびり宮崎を目指そうと考えていた。ところがガスが晴れた以上どうしてももう一度東開聞に戻り写真を撮りたくなった。そこで次のバスの時間、そこからの列車の時刻表を開き検討する。そして決断した。「もう一度チャレンジするぞ!!」。次のバスで山川に行きそこから列車で東開聞に戻れば東開聞14:11DSC_1806.JPG分発の列車が撮影できる。しかしそのためにはラーメンと竜ケ水はあきらめなきゃならんなぁ。しかし赤とんぼ食堂だけは死守するぞ。あと風呂も。そう決めるとにわかにテンションが上がってきた。本日2個目の撮影ポイント、長崎鼻からの開聞岳を撮影しお土産用に晩白柚(バンペイユ。ザボンのこと)を買った。これまで晩白柚は買ったことがなかった。興味はすごくあったんだけどでかいし重いし怪しいしってことで何となく手が出なかった。しかし家にお土産は買って帰らねばならんし安くて何かインパクトのあるものという事で今回は意を決して購入。帰宅後みんなで食べるととてもおいしかった。次来た時には2個ぐらい買って帰ろう。
山麓公園から下界を目指して意気揚々と歩く。もうすぐ麓のバス停だというところで1台のバイクとすれ違った。乗っていたのは昨日フェリーの中で出会った親子。「おぉ~もしかしたらと思っていたけどこうやって出会うと運命感じるなー」と勝手に思っている間にバイクはものすごい勢いで走り去って行った。ガスで真っ白だった風景も時間がたつごとにガスも消え去りクリアな景色に。あの親子が頂上に立ったころはきっと屋久島まで見えるくらい晴れ渡っていることを祈りながら開聞駅目指して歩く。駅に着くと間もなく1台のバスがやってきた。早速乗り込もうとすると「ここからは乗れません。国道まで出てください。」と言われた。そういや前に来た時もおんなじことを言われたっけ。ちなみにこのバスは池田湖経由の指宿行きだった。僕の乗る長崎鼻経由はこの後来るらしい。ちなみに池田湖にはまだ行ったことがない。一瞬池田湖になびきかけたけどなんとかとどまり当初の予定通り長崎鼻を目指すことにした。池田湖経由のバスをやり過ごし長崎鼻経由の指宿行きのバスに乗り込む。ここから長崎鼻までは南国らしい畑の中を走る気持ちのいい道。指宿枕崎線の列車からみる景色もこのバスの中からみる景色も心落ち着く気持ちのいい畑に中を行く。そしてバスは15分少々で長崎鼻へと到着した。
8:25分の列車でやってきて8:56分の列車を撮影した。次にここを通る列車は約5時間後。不完全燃焼ながらもさすがにここで5時間も待てない。時刻表を開きあれこれ思案したけど結局当初の予定通りバスに乗って長崎鼻に向かう事にした。撮影ポイントの菜の花畑から道路に上がろうと畑の畔を登ろうとしたとき「バリバリッ!!」と嫌な感触がした。「うぉ~これはまさしくパンツの破れる音!!だいぶくたびれてたけどとうとう最期の時を迎えてしまったかー!!」と思いながら畔を登り道路へあがる。歩道のある反対側へ渡ろうとするとなんだかケツの辺りの感触が生々しい。歩道にわたりおケツをチェックしたところ「ぎょえー!!!!!」なんと破れていたのはパンツではなく10年以上履き古したリーバイスのジーパンであった。「ううっ、ど、ど、どうしよう!!!」これから長崎鼻やら色々回ろうかというのにケツの破れたパンツではいかにゆーてもやばすぎる。破れたズボンからパンツがこんにちはしている状態で学校帰りの高校生の軍団の中に突っ込むような状況にでもなればこれはもう間違いなく笑いの標的にされてしまう。しかしズボンを買おうにも鹿児島市内まで戻らないと買えるような店もなさそうだ。とりあえず気を取り直し・・・つーか取り直せないままトボトボと開聞駅方面へと歩き始める。バスは一駅となりの開聞駅から出る。当然列車は来ないので歩いて向かう。距離にして1・4キロ。やがて開聞駅手前の開聞岳へ向かう道に入る。そこのバス停で時刻を確認すると次のバスまでは1時間ほど時間がある。指宿方面へは列車ならば上下線とも7,8時台の次は5時間ほどズドーンと一本も列車が走らないダイヤが組まれているが路線バスだと1時間に1本程度の頻度でコンスタンスに便がある。旅人に非常に優しいダイヤだ。とりあえず次のバスが来るまでの時間を利用して開聞岳の麓にあるかいもん山麓ふれあい公園へと向かう。目的は登山バッチをGETするためだ。以前開聞岳に登りに来た時にはどこで登山バッチを売っているのか分からず泣く泣く手ぶらで帰ってきてしまったのだ。それ以来開聞岳のバッチが欲しくて欲しくてたまらなかった。ちなみにこれまで登った百名山でバッチをGETできなかった山があと2つある。一つ岐阜の恵那山。ここは麓の山小屋で売っているのだろうと信じていたんだけどなんとその時はシーズンオフでその小屋は閉まっていた。もう一つは美ヶ原。こちらは車に財布を置き忘れしかも途中からは激しい風雨にさらされ車に戻った時にはもう一度バッチを回に行く気力は無くなっていた。そんなこんなで開聞岳へ向け坂道を登っていく。中学校の脇を通りさらに登っていくとほどなく到着。いつの間にかガスは晴れて開聞岳の姿がドドーンと間近に見える。ここにたどり着く前に一つの考えがひらめいた。ここかいもん山麓ふれあい公園はキャンプ場なんかもありアウトドアを楽しむ公園でもある。登山バッチを売っているのはそこの管理棟兼売店みたいなところ。ならばガムテープの一つや二つあるに違いない。そこでガムテープを借りて破れたジーパンを修繕してやろう。そんな荒業を胸に秘め管理棟兼売店に侵入(なんかおかしいな、侵入って)。早速登山バッチを手にレジ兼受付に向かう。まずはバッチを清算しそのあとすかさず「すんません、ガムテープあったら貸してください!!」と唐突にお願いする。レジ兼受付のおばちゃんは「そんなもん何に使うのよ!?」みたいな顔をしてたけど奥からガムテープを持ち出してきて貸してくれた。「ちょっと借りまーす!」と言い残しトイレに駆け込む。早速ジーパンを脱ぎ内側からガムテープをベタベタ貼りつける。「よしっ!これでよし!!」。はたから見たら全然よしじゃないかもしれないけど気持ち的には完全復活。意気揚々とトイレを出てガムテープをおばちゃんに返す。川西に帰ったら西友で800円ジーパンでも買ーおおっと。目的を果たし大満足で下界を目指した。
枕崎を離れ列車は指宿目指しひた走る。しかし窓から見る景色は相変わらず真っ白。「こりゃだめだ・・・。まともな写真は撮れんわい」と気分は沈む。そして列車は東開聞に到着。降りるとき運転士さんから「こんなとこで降りてどうするの?」と聞かれた。まぁそうだろうな。観光客が降りるような駅ではないわな。とりあえず「次の列車で追いかけます」とか適当に答えておいた。つーか運転士さんに対しての答えになってないな~。たぶん変な奴だと思われただろう。普通に写真を撮るんですって言えばよかったんだろうけどなんかそんな気にならなかったんでこんなよくわからん適当な返答になってしまった。まぁそれは置いといて列車を降り東開聞駅のホDSC_1988.JPGームに降り立った。僕のほかには2人の高校生も下車。その子らはそれぞれ自転車に乗って去って行った。僕はというと駅横の踏切から走り去る列車を撮影していた。ここは全然知らなかったんだけど富良野線の美瑛ー美馬牛間のポイントといい勝負ができそうなくらいのナイスなポイントであった。「これで晴れてたらな~。あと走り去っていくんじゃなくてこちらに向かってくる画ならもっとよかったのに・・・」とやり切れない思いで目的のポイントへと向かう。駅から続く農道を歩き大きな道に出る。そこを右に曲がり少し歩くと目的のポイントに着いた。本来ここから見える景色。それは満開の菜の花畑の向こうに走るキハ40系、その向こうには雄大な開聞岳がドDSC_2049.JPGーンと構えるというもの。ところがこの日そこから見えた景色は枯れかけの菜の花畑の向こうに霧の中にかすむキハ40系、その向こうには真っ白い世界が広がるのみで山があるなんてことは知ってる人にしかわからないといったもの。そんな状況だったので開聞岳を入れる構図は早々に捨てた。「せっかくここまで来たのに・・・」。とりあえず写真は撮ろうという事で菜の花の向こうのガスにかすむキハ40系を何枚か撮った。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
○photo by hanamaru.○