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2008年12月23日
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DSCF1097.JPG下山後、着替えを済ませてまずはお風呂へ向かう。向かうのは道の駅に併設されている薬師の湯というところ。道の真ん中にこぶし大の落石がぼろぼろ落ちてる山道を走り薬師の湯を目指す。走ってると狸がトコトコ走っていた。いいねぇ。ところで薬師の湯っていろんなところにあるな。チェーン店ではないのでお互い何の関係もないんだろうけど去年鹿島槍から降りてきたときに入ったお風呂も薬師の湯だったような気がする。そしてその薬師の湯に到着。感想としてはごく普通の温泉。身も心もすっきりして秩父駅へと戻った。


DSCF1101.JPG駅に戻ると次の列車は20分後。時間があるので駅周辺をぶらぶら歩く。







DSCF1100.JPG仲見世通りってのがあって歩いてみるもお店はほとんど閉まっている。時刻は19時。観光地ってことでこの時間には都内方面の人たちは帰宅の途に就くという関係でこんな感じになっているんだろう。しかし昔から思ってたのがこの西武秩父駅とと秩父鉄道のお花畑駅との関係。2つの駅は微妙に離れている。歩けば5分くらいで着くのかもしれないけど線路もすぐ横を通ってるんだしもうちょっとくっつければいいのにって思うな。




DSCF1104.JPGそんな感じで列車の発車時刻が近づき列車に乗り込む。丸目の電車、かっこいい。







DSCF1106.JPGレッドアロー。ぶれてます。








西武秩父駅をあとにする。夜の各駅停車は行きの特急とは違った風景が見える。ここがあの池袋から1時間ちょっとで来れる場所とは。ローカルムードあふれるいい感じの路線である。これを廃止しようとはアメリカの投資会社、けしからん!!!マネーゲームならよそでやれっつーの。
夜のローカル線、しかし乗ってるのは関西の住民的には都会的なイメージの西武電車。なんかよくわからんけど楽しい。ところで今日は横浜にいる中・高からの友人、W田の家に泊めてもらう。その前に飲もうぜって言ってたのだがこのまま乗り継いで奴の最寄駅、鶴見に到着するのはなんと22時。しかし全然その辺を調べてなかったので前日には奴に「21時ごろ着くわ~」などと適当なこと言っていた。こりゃちょっといただけないな~。奴には「すまん。なんか遅くなってしまった。とりあえず飯は食っといてくれ。」と連絡し鶴見を目指す。あとは人身事故とか何とかで遅れが出ないことを祈るだけだ。
DSCF1112.JPGJRとの乗換駅、東飯能で八高線と乗り換える。しかしこの八高線、一応東京の路線のくせになんと単線なのである。そもそも首都圏の路線のくせにこないだまで(と言ってももう15年以上たってるか)非電化区間だった路線でかの宮脇俊三様も著書でその辺のことに触れていた。八王子から列車がくるも行き違いの列車待ちで結構長く停車する。可部線みたいな感じで行き違いの設備のある駅では大体列車の行き違いをするので全然先に進まない。



DSCF1114.JPG
八王子行き到着。僕が乗るこの列車も八王子までの25キロ余りを40分かけて走る。








DSCF1116.JPG八王子で横浜線に乗り換え。ここまで来ると結構都会になってくる。列車はというと「おぉ~」205系ではないですか。まだ走ってるんだね~。八王子を出た時には座れなかったけど途中で座ることができた。しかし新横浜に着くとアホほど人が乗ってきた。「な、なんじゃこれは?!」 どう見ても新幹線からの乗り換え客には見えない。なんかサッカーの格好してる人が多い。あとからW田に聞いたところマリノスの日産スタジアムの最寄駅であるとのこと。なるほどね。列車は終着の東神奈川に到着。よそ者的にはお隣の横浜駅まで(もしくはそのまま根岸線へ)全列車を乗り入れればいいのにって思うんだが。なんか中途半端なんだよね。昔の横川発着の可部線みたいで。

DSCF1118.JPG東神奈川で京浜東北線に乗り換え。待ってる間に東海道線と横須賀線が猛スピードで並走していった。いや~三複線ですか。さすが都会ですな。東京以外は全部田舎。大阪だって東京から見りゃだいぶ田舎ですな。そして21時58分、鶴見駅に到着した。
 
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DSCF1046.JPGくさり場を越え山頂に向かう。すると樹氷が姿を現した。「おぉ~」
途中、下ってくる人と話をしたときに樹氷がきれいだって言ってたな。






DSCF1048.JPG
ここネットで見たな。下がかちこちに凍ってたら結構スリリングだろう。まあ、鎖があるから大丈夫か。






DSCF1033.JPGしばらく行くと樹氷地帯に突入。







DSCF1051.JPG
ここで樹氷に出会うとは思わなかったな。







DSCF1055.JPG
上に上がるほどきれいになる。








DSCF1056.JPG
最後の岩場







DSCF1057.JPG
これを登ると・・・






DSCF1059.JPG
おぉ~山頂だ。







DSCF1062.JPG13時03分。百名山57座目、両神山登頂。駐車場から3時間13分。両神山荘からのコースタイムは3時間半。後半はペースが落ちたな。









DSCF1066.JPG
景色はこんな感じ。登った百名山の半分くらいはこんな感じだ。悲しいことよ。






DSCF1070.JPG
下山にかかる。登りの時とは角度が違うので違って見える。けっこうゴージャスだな。






もういっちょDSCF1072.JPG






DSCF1078.JPG
こういうのもある。







DSCF1080.JPG
くさり場を下る。ここだけはくさりがあってよかった。





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これY中さんとこの道だな。







結局両神山荘まで下山したのは15時50分。登り始めてからきっちり6時間かかった。その足で両神山荘へ。登山バッチとペプシコーラを購入。ぷはぁ~。下山後のコーラはたまらんな。そして日帰り温泉の場所を聞いて駐車場に戻った。


クルマの中で準備を整える。電車の中で朝御飯は食べたんだけど早くも腹が減ったのでおにぎりを二つも食べる。ザックの中のいるものと要らないものを分けたりCWXはいたりとしてる間に一組目の二人パーティーが九時半前に出発しもうひとつの四人パーティーもその五分後に出発した。いつものことながら僕は段取りが悪い。とりあえず先行のパーティーに追いつくように頑張ろう。やっと準備ができ車から出たところでなんと脇をバスが走り抜けていった。もしかして秩父駅から乗り継いで来たバスか?中には登山者がいっぱいだ。ガイド本によると秩父駅からバスを乗り継ぎ一時間半と書いてあった。秩父駅に到着した時間から考えるとちょうど辻褄が合う。駐車場には9時15分には着いていたのにすでに時間は9時50分である。「もぉ~、ほんっとに俺ってどんくさいなー」
悲しくなるくらいのどんくささである。先行パーティーだけでなくバス便の軍団の背中も追いかけるべく駐車場を出発した。
少し上るとバス停がありバス便軍団が続々と出発していた。この時期、この天候でこれだけ人が集まってくるとはさすが百名山。ネットとかで見てるとみんな車で乗りつけて8時前には出発してたのでこの展開は意外だった。この状況に大いに安心し、両神山荘の脇から僕も登り始める。
DSCF1015.JPG
両神山荘へ向かう途中からからバス停を見下ろす。






DSCF1016.JPG
下からバス組が上がってくる。







DSCF1017.JPG
両神山荘






DSCF1018.JPG
よっしゃー。スタートじゃ。







DSCF1019.JPGガスに煙る登山道を山頂目指してスタートする。この両神山、登り一辺倒ではなく下りもある。そんでけっこう横が切れてるんだよね。積雪期はけっこうスリルがあるかも。会所で七滝沢コースを左に分ける。山と高原地図ではルートが点線になっている。もちろん行かない。
少し行くと沢に出る。薄川だ。そこから少々沢とお付き合いして沢から離れて清滝小屋を目指す。しかし結構な急登だ。昨年の六甲全縦以来、全く運動をせず体重も3キロ増えた。それもあるのかもしれんけどなかなかの登りである。



DSCF1020.JPG
沢からこんな感じのところを登る。







DSCF1023.JPG11時30分。清滝小屋到着。両神山荘からのコースタイムは2時間5分なのでまずまずのペースである。ここでおにぎりを注入。そしてトイレを済ませて山頂までの後半戦へと突入する。







七滝沢コースと合流する。地図によればここからくさり場が連続するらしい。少々不安を抱きながらも一昨日の蓬莱峡の岩登り教室を思い出す。まぁある程度コツをつかんだので問題ないっしょ。
DSCF1025.JPGそしていざくさり場へと差し掛かる。しかし・・・これくさりが無くてもいけるな。まぁあれば使うけど。






DSCF1026.JPG
だそうです。







続く。


駅を出てトヨタのレンタカー屋へと向かう。山の人はみんなレンタカーかと思いきやみんなバス停に並んでるではないか。レンタカーに向かうのは僕一人。そもそもバスなんてのは全く考えていなかった。予約しておいた店で一番安い軽のクルマ(ダイハツのムーヴ)を調達し、いざ登山口の日向大谷へと向かう。時刻は8時半過ぎ、片道25キロほど(だったと思う)だ。ところで今回の山行、ルートに関してはずいぶんと迷った。白井差からにするか日向大谷からにするかである。(もちろん八丁尾根ルートは初めから除外である)白井差のルートは現在入山規制がかかっている。説明するのはめんどくさいので省略するけど国と地権者の方との間で色々あった関係で、この登山道は一時廃道となり、その後地権者の方が個人で維持管理されて現在は予約制で入山を許可されているのだ。(ほとんど説明してしまった・・・)その地権者の方がY中さんというのだが実は以前お会いしたことがあってその辺の話を直接聞いている。もう何年前かなぁ、7・8年くらい前になるか。三月に雲取山を鴨沢から三峰まで縦走したときのこと。その日の宿、雲取山荘で神奈川から来たおばちゃん二人とY中さんというパーティーで飲んでたところ、僕も仲間にいれてもらいただ酒を飲ませてもらっていた。おばちゃん二人が寝るというのでいなくなりY中さんと続きをやってた時にひょんなことから両神山の話になった。僕が「ヤマケイ化なんかで読んだんですけどあそこの登山道って個人の方が管理してるらしいですよ」と言うと「あ、それ俺のことだなぁ」とかおっしゃるではないか。これにはたまげると同時に「いや~変なこと言わんでよかった」とか思った。(笑)
その時にその廃道至った経緯の話も聞いたし他にも救助の話や行方不明者の捜索の話も聞いた。ヤマケイでY中さんのことを読んだときには「気難しそうな人だなぁ」という気もしないでもなかったけど実際会ってみるとそんなことは全然なく極めて常識的な方であった。そんなこともあり今回の両神山についてはどうするか考えていたのである。最終的には「こっちはよく覚えてるけどあちらは覚えちゃいないだろうなぁ。」ということで今回は日向大谷から登ることにした。
日向大谷へと向かう道のりは田舎特有というか安全運転過ぎる軽トラなんかがいてなかなか思うように走れない。その安全運転過ぎる車がどこかへ行ったあとはすいすい走る。しかし登山口に近づくにつれ車一台しか通れないところなんかもあったりしてとりあえず「軽でよかったなー」とか思いながら日向大谷を目指す。そして9時15分、駐車場に到着。だーれもいなかったらどうしようなんて思ってたけど2台の先客がいた。そして2台ともがまだ準備中であった。道中、僕の後ろについてくる車が皆無だったので「もしや今日の両神山は俺だけ??もしくはみなさんとっくの昔にスタートしてる??」なんて不安になっていたのでちょっと安心した。
全席指定のレッドアロー。立派な車両でこれなら特急料金を払うのも納得だ。感じ的には近鉄特急っぽい。自分の席にいくと知らんおっちゃんが座っていたのでホイホイと追っ払い荷物を置いて歯磨きと朝の生理現象解消を済ませて席へと戻る。車内を見れば普通の格好の人以外に山の格好の人とゴルフの格好の人が目立つ。山の人は全部両神山か?いや三峰口から雲取という手もあり得るな。つーか僕が知らんだけで他にもいっぱいあるのかもしれん。ところで始めて乗る西武線、さすがは東京の鉄道。複々線である。しかも通過する駅というのも都会的な洗練された駅である。よく関西を私鉄王国というけど東京と比べたら全然である。やっぱ東京は次元が違うわ。その西武池袋線も石神井公園を過ぎた辺りから景色が落ち着き始め東久留米まで来ると沿線に畑なんかも見え始め所沢まで来ると線路脇に菜の花なんかが咲いちゃってたりする。つーか所沢って東京から結構近いんだな。特急に乗ってるからかもしれんが。景色はすでに東京のそれとは違いその辺のありふれたの町のものである。飯能で普通の格好をした人達とゴルフの格好をした人達が下車。ここで列車はスイッチバックして・u榱h磴髯・w)目指す。外はとうとう雨がパラパラ降ってきた。予報では晴れ時々曇り、降水確率20%でガスが湧いてて雨が降る。雨男の真骨頂である。飯能からはローカル度数が一気に増す。先日この飯能~秩父間の廃止検討のニュースが流れた。どっかの外国の投資会社が儲からんこの区間を廃止せよとか言ったらしい。そして西武鉄道はこれを突っぱねた。投資会社対西武鉄道の戦いの始まりだ。乗った感覚では確かにローカル線で儲かってしかたがないという区間ではない。だからといってじゃあ廃止なんて言い出す投資会社は最悪だ。
DSCF1011.JPG株式会社だとはいえ公共交通機関である。金出してるから自分のものだと思いたいなら違う業種の会社でやってもらいたい。こんなのに負けるな、西武鉄道!!そして列車は小雨の降る秩父駅へと到着した。
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プロフィール
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性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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