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2008年12月23日
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DSCF9914.JPG広島に到着。乗り換え時間は18分。駅の構内をうろうろし、気がつくとホームに真っ黄っ黄の113系を発見。「うむむ~、やっぱり侵食されつつあるんだな」 列車は呉線広行きであった。
芸備線の乗り場に向かう途中ふと気づいた。「やべっ、弁当買わなきゃ」
今回の芸備線の旅。広島を出ると新見に着くまでに食料を調達できそうなところはほとんどない。唯一三次なら調達できるかもしれんが改札を出るのはめんどくさい。
新幹線口で駅弁を物色。駅弁は高いがやむをえまい。つーかコンビニ弁当よりは旅の楽しさは格段に上がる。
というわけであなごめしを購入。煮たのと焼いたのとあったけど焼いた方を購入した。会計をするときにレジのおばちゃんが交代。会計を済ませた後、あとから交代したおばちゃんがその前のおばちゃんから「大丈夫でした??」と声をかけられてた。あとから交代したおばちゃん、まだ入ったばかりなのか??まぁ会計するだけだから大丈夫も何もないと思うんだが。
列車に飛び乗った時にはすでに発車3分前。18分の乗り換え時間なんてうろうろしていたらあっという間だ。
芸備線の旅の最初の列車は広島発11時の普通列車三次行きだ。キハ47+キハ47+キハ40という3両編成だ。
乗車率は30~40%といったところか。僕は3両目のキハ40のボックス席を独り占めしている。いや~いいね。足をどーんと投げ出して窓の外を眺める。広島始発ながら完全にローカル線の趣だ。広島出発後すぐ進行方向右手の車両基地に大量の真っ黄っ黄の113系(115系??)が停まっていた。だぁ~もう駄目だな。金曜日の段階では福山で1本見ただけだったからまだ大丈夫かと思ったけどだいぶ真っ黄っ黄の勢力が侵食してきている。
広島という街は語弊を恐れずに言えば西高東低の街だ。西側よりも東側の方が開発が遅れてるというか田舎臭い。山陽線も広島を境に西側は市街地が続くけど東側は海田市を過ぎたあたりから一気に田舎度が進み、鄙びた川沿いを走る。近頃やっとこさ開けてきた感はあるけどそれでもまだまだ。そこから先はすぐにセノハチだし。
芸備線沿線にしても太田川を挟んで対岸を走る可部線よりも田舎臭い。今でこそ芸備線も運転本数増えたけど昔は1時間に1本とか2本(だったような気がする)。駅間も長いしいまだに非電化。でも僕的にはこれが好きなんだなぁ。「芸備線」と聞くとキハ40系大好き人間的には何とも言えない郷愁あふれる気持ちになる。札沼線が電化されてしまった今、特定都区市内駅の中心駅でキハ40系が乗り入れてるのは広島と小倉だけ。いやいや貴重ですよ。ちなみに日田彦山線も大好きな路線です。
一駅ごとに車内から人が減っていく。もともとガラガラだった車内はますますガラガラに。いいよいいよ~。視界には一人の人間も入っていない。いいねぇ~こういうの。ガラガラ列車でのんびり旅。時間の流れがゆっくりで大好きだ。
1時間近く走って列車は志和口に到着。こんだけ走ってもまだ安佐北区。バリバリの広島市内である。広島市の面積の広さに改めて感心する。
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広島から一駅。矢賀に到着。予想通りこちらの方が行き違いの列車を待つ。もし玖村でこの列車に乗って矢賀でこちらに乗り移ろうと思っても、一足お先にドアを閉められる可能性は0ではない。




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安芸矢口到着。ほぉ~快速ですか。芸備線も発展しましたな。





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下深川。芸備線の中では主要な駅。




 





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中三田。下り列車と行き違い待ち。広島色キハ47に国鉄色のキハ47。





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最後尾は広島色のキハ40








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ずいぶんとすすけたキハ47が到着。






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志和口。行き違い待ちで少々停車。





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広島で撮る時間がなかったのでここで撮影。自分が乗ってきた広島発11時の三次行き普通列車。



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行き違いの狩留家行きが単行でやってきた。つーか広島でなく狩留家行きって列車があるのね。




DSCF9958.JPGここまでも充分のんびりとした風景なんだけどここからさらに風景がのんびりしたものとなる。この景色を眺めながら弁当を食おうと広島で買った駅弁「あなごめし」を取り出す。向原を出たあたりだったと思う。しかし「ん????、なんじゃこりゃー!!!!!!」
なんとお箸が入っていないではないか!!!!  「あんのババァァァァ~!!」
「大丈夫でした??」とか言われてたけど全然大丈夫じゃねーじゃねーか。駅弁屋がはし入れ忘れるなんてありえないだろ。もぉ~どうすりゃいいのだ???
そういやこういう経験、昔一度あったな。確か大学3年か4年の夏だったと思う。札幌駅の北側のサンクスで弁当を買って急行利尻で稚内を目指していた時のこと。朝、目が覚めて腹が減っていたので買ってあった弁当を食べようとした時のこと。幌延とか豊富の辺りだったような記憶があるんだけどとにかく朝の4時とか5時とかいう時間帯だ。「よっこらしょっ」と弁当取り出すとなんと箸がない!!「あんのバイトぉぉぉぉl~!!!」と今回と同様、激しい怒りを覚えながらも周りが寝ているのをいいことに素手で弁当を食べ始めた。三色とりそぼろ弁当かチキン南蛮弁当だったと思う。「うめぇうめぇ」とむさぼっているとふと視線を感じた。見れば通路を挟んで斜め前の客がぎょっとしたような顔でこちらを見ていた。まぁそりゃそうだろう。夜行列車に乗ってて早朝の4時だか5時だかに素手で弁当をがっついてる野郎がいたらそりゃびっくりするわ。
今回は周りに人がいなかったのであんまり気を使わずに済んだのだがそれでも35の誕生日に再び弁当を素手で食べることになろうとは思いもしなかった。
そんな感じで列車はとりあえずの終着駅、三次に到着した。


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今日、買い物から家に帰るとビッグダディをやっていた。あちゃ~、全くノーマークだった。19時半過ぎから見始めたんだけど画面の右上のテロップには「ついに別居」との文字が。「おいおいまたかいな」と思いながらも見ているとなんと今回はほんとに別居してしまった。今日は途中から見始めたということもあるんだけどなんで別居せねばならんのかがいまいちよくわからん。前の奥さんの連れ子の件とかで子供らが気を使って生活してるのがよろしくないという理由みたいだけど一応人の親でもある僕的には「う~ん・・・」
いろんな事情を抱えた子だくさんの男女が結婚して生活を始めるという時点でいろいろな問題が出てくるというのは想像できそうなもんだ。でもそういうのは親主導でうまいこと回していかなきゃならんことだと思うんだが。まぁはたから好き勝手なことを言うのは簡単だ。やってる本人たちはテレビで説明できんような難しいことがいろいろあるのかもしれん。でも、別居って・・・。しかも嫁さんの方は整骨院の手伝いもしないようだ。これって半分離婚みたいなもんなのでは??でもうがった見方をすればこれってテレビ的な演出的なものなのかなぁとも思ってしまう。テレビつけて画面の右上にあんなテロップ出てたら思わず見てしまうよな。しかも続きを来週も放送するみたいだし。もしそうなら今の僕なんてのは完全に番組制作側の策に見事にはまってんな。ま、そんな難しいことは置いといて来週もビッグダディ見よう!!・・・あ、来週は山行ってんな。よし、録画しよ。あと来週は「世にも奇妙な~」もやるからこれと合わせて録画しよう。
今日、明日の高山の天気予報をネットで見るとなんと「暴風雨」となっていた。まぁ降水確率が50%を超えるのは昼からだけど「雨」ではなく「暴風雨」とは穏やかではない。こりゃ行かなくて正解だったかな。それにしても運が悪かったな。今回は。
無事可部駅に到着。これで今回の希望がすべてかなえられる。
DSCF9901.JPG
なんかゲートみたいなのをくぐって可部駅へ






DSCF9902.JPG
今は途中でちょん切られてるけど左が三段峡へと通じていた非電化区間の線路。これが近いうちに河戸の先まで電化区間として復活する。JRの廃線区間が再びJR線として復活するのは初めてのことだ。



広島までの切符を購入し改札をくぐる。僕の持っている切符は神戸市内から津山行きだ。経由は山陽線、芸備線、伯備線、姫新線というもの。一般的には山陽線、津山線というルートが一般的なので途中下車する時がめんどくさい。いちいち説明するのが面倒なので来る時も福山で途中下車しなかった。広島で途中下車する時も僕の切符を見た駅員氏は「なんじゃこりゃ?」と怪訝な顔。いかにも「あなたこれって岡山で下車じゃねーの??ここ広島ですよ。」みたいな顔をするので「経由をみて経由を。芸備線周りですから。」と説明してやっとこさ通してもらえるような状態である。とまぁこんな切符なのでルートから外れる可部ー広島間は自腹で切符を購入。ところで広島もとうとう自動改札になった。もう何年か経つんだろうけど自動改札になって初めて来た。
DSCF9909.JPG広島から電車がやってきた。おぉ~いつも通りのノーマルな105系だ。その前にはオレンジ色という時代もあったな。
2両編成の懐かしい電車だ。これが真っ黄っ黄に塗りつぶされるとなると悲しいな。福山で見た福塩線と同じになってしまう。
10:09、広島に向け出発。いや~可部線、ほんとに久々だ。中島、上八木と停車ごとに乗客が乗ってきて梅林で立ち客が現れた。
列車は横川に到着。戸籍上はここで可部線は終わり。ここからは山陽線を走る。車窓もこれまでの郊外の景色から市街地へと変わる。そして10:42、広島に到着。結局、この間、真っ黄っ黄一色の105系とはすれ違わなかった。もうしばらくはこのノーマルな105系の姿を見ることができるのだろう。というわけで可部線の旅はあっけなく終わった。
日曜日。この日は僕の35回目の誕生日である。いやー人生も中盤中の中盤に差し掛かってきたな。 朝食後八時半過ぎに実家を出発。今日は今回の帰省の二つ目のメインイベント、芸備線乗り通しツアーを行う。なかなかこんな機会はないので久々に芸備線を乗り通して川西に帰ることにしたのだ。
昨日は酒も入って疲れていたのでバスの時刻とか全然調べていない。しかも寝坊したのでネットで調べる時間もなかったけどまぁなんとかなるだろ。千代田のインターには8:40過ぎについたが次のバスは9:06発のバスセンター行き。いきなり幸先が悪い。可部線にも乗りたいので時刻表を開くと10:09発に乗らないと11:00発の芸備線に間に合わなくなってしまう。これに乗り遅れてしまうと芸備線乗り通しツアーは頓挫する。備後落合からさきの列車本数は1日3本のみ。そのうち1本目は備後落合始発で6:41発。もちろんこれには駅寝でもしない限り乗れない。そしてその次の列車が14:18発。これは広島発11:00発を三次でさらに乗り継ぐとちょうど連絡する。その次は20:19発の新見行きでこれが最終となるのだがこれに乗ると当然川西まで帰れない。こんな具合なのでー日で芸備線を走破して川西まで帰ろうと思うと必然的に広島発11:00の三次行きに乗るしかないのである。
可部線に乗るなら広島北インターで高速バスを降り普通の路線バスに乗り換えねばならない。高速バスの時刻表を見ると広島北インター着は9:18。その後すぐに路線バスが来れば間に合う。しかしそこでまさかの20分待ち何てことになれば終わりだ。可部線には乗れねーわ芸備線も広島から乗れねーわと当初の予定がずたぼろになってしまう。そんなことになるのならこのままおとなしくバスセンターまで出て市電(広島では広電の路面電車を市電と呼ぶ。市営の電車というわけではなく広島市内の軌道線のことを市内電車、略して市電と呼ぶのである。)で広島駅に向かうのが無難ではある。しかしここまで来たら可部線にも乗りたい。というわけで北インターで下車し路線バスで可部駅を目指すことにした。
DSCF9895.JPGバスセンター行きの高速バスは定刻通りやって来て一分遅れで発車した。今日もなかなかの乗車率である。鉄道で言うところの新幹線みたいなもんで普通の路線バスは赤字でもこっちは結構儲かってそうだ。早いし楽だし本数多いしこれなら庄原はおろか三次からでも芸備線は惨敗だろう。
北インターに1分遅れで到着。そのまま路線バスのバス停へ。しかし9:15発のバスは通過しており次のバスはなんと9:43発。うぉ~なんてこった!!!なんだこのバス事情は!?この近所には広電バスの飯室営業所ってのがあり昔はここからビュンビュンバスが走ってたと思ったんだが。しかもバスの時刻表が広公(広島交通)と一緒になってるではないか。なんだこれ??時代の流れでバスの本数が激減したのか??それとも僕の思い違いか??どっちにしてもえらいこっちゃ。正直20分で可部駅まで到着するとは思えない。このバス停がある国道191号線はそこそこ渋滞する道路なのである。しかも可部の国道54号との交差点では特に渋滞する。空いてれば20分で何とか着くかもしれないけど渋滞してたら完全にアウトだ。
さぁどうしたものか。選択肢は2つ。1つは高速バスのバス停に戻り可部線をあきらめ高速バスで広島駅を目指す。もう1つはイチかバチかで路線バスで可部線を目指す。「う~む・・・」と考えた結果イチかバチかの方にかけることにした。バスを待つ間にもし10:09発に乗り遅れた場合のことをいろいろ考える。ここのバス停から可部方面に歩くとトンネルを超えてさらに歩いたところに行森というところがある。本数は少ないもののそこから出るバスがあるのでそこまで歩くか??しかしこれは下手をすると結局は9:43分のバスに追いつかれそうだ。よって却下。
とりあえずバスで可部まで向かいそこで電車もしくはそのままバスで梅林まで向かいそこから芸備線の玖村まで歩くか?これだと広島からは乗れないにしても玖村からは当初の予定に復帰できる。
さらに考えたのは可部まで向かいそこからタクシーで芸備線下深川まで向かう。そして広島まで逆流して11時発の列車に乗るか?しかしこれだと広島までたどり着けない。広島の手前の矢賀で広島発の列車と行き違ってしまう。しかも時刻表を見る限りあちらの方が先に到着してるっぽいので下手をすると乗り移ることが出来ず悪夢の矢賀で置いてきぼりという最悪の事態を招く可能性がある。
とりあえずいろいろの策を考えつつも行ってみるしかないと腹を決める。DSCF9898.JPG長い長い待ち時間の末広公のバスがやってきた。すでに1分遅れである。しかもバス停ごとに客の乗り降りがあり時計ばかり気になってしまう。周りの景色を見る余裕は全くない。この辺りは小学生の6年間を過ごした「元」地元なのであるが残念なことである。
しかしながら奇跡が起こる。いちいちバス停では停車するものの道路は混んでいない。最大の難関、54号線との合流点も順調に通過。そして可部駅前のバス停には10:03に到着。やったー。賭けに勝ったぜ。意気揚々とバスを降り駅へと向かった。

DSCF9900.JPG
きれいになった可部駅前のバス停。昔はただの道沿いのバス停だった。
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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