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2008年12月23日
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795c7d5b.jpeg廻り目平を出発し横川を目指す。しかしこの目の前に広がる広い畑は開放感いっぱいだ。ちょっと美瑛っぽいこの風景が気に入ってしまった。いいなぁ。車を停めて散歩がてら歩き回ってみたいけど横川まで行かねばならんので今回は我慢した。
 国道141号を北上し佐久市に入る。こうやって車で走るのは初めてだけど意外にも町らしい町だ。JRの乗りつぶしのときに来てるはずだけどそのときの印象はまったく心に残っていない。つーか小海線自体が「乗った」という事実だけで印象に残っていることがない。強いて言えば野辺山駅で「ここがJRで一番高いとこにある駅かぁ~」という記憶がおぼげに残っているくらいだ。あとはヤスデのイメージくらいだな。
この日の佐久はお祭りらしく市内は交通整理が行われインターに向かう道が通行止めになり迂回させられた。
インターへ向かっていると「長聖高校」の看板を発見。おぉ~これはかの有名な佐久長聖高校に違いない。こんなとこにあったのか~。
佐久ICから高速に乗る。上信越自動車道・・・東京まではまだまだ遠いけどなんだか関東のにおいがぷんぷんするような気がする。
トンネルばかりの道をすっ飛ばしていると群馬県に突入。いやー関東ですよ関東。といっても場末もいいとこだけど。
目的地をナビでセットしているけどナビ子ちゃんは碓氷軽井沢ICではなくひとつ向こうの松井田妙義ICで降りるように言っている。何故だ??地図を見ると碓氷軽井沢ICってのは国道から離れたとこにあってそこから横川へ向かう道も細くて非常にうねうねしている。まぁこのあたりは碓氷峠なのでどこを通ってもうねうねしてるんだけど要するに道がよくないってことか??
トンネルを出て件の碓氷軽井沢ICに差し掛かかる。すると「どわぁぁぁぁぁ~!!!」
DSCF7467.JPGすごい光景が目に飛び込んできた。目の前にビックサンダーマウンテンのようなすごい形の山がそびえたっているではないか!!!「なんじゃありゃー!?」
車はすぐにトンネルへと飛び込んだがあの強烈なシルエットが目に焼きつきテンションは急上昇。前に横川駅に行ったときには一般道でしかも激しすぎる濃霧の中を走ったのでまったくあんな山の存在には気付かなかった。帰りは「もう2度とあんな恐ろしい道は御免じゃ!」と高速で帰ったけど暗くなってたし今とは反対方向だったので気付かなかった。
トンネルから出ても進行方向右手には先ほどのビックサンダー並みのすさまじい形の岩山(草木が生えてたから岩じゃないのかも)があちこち並んでいる。すげーな、この景色。さすがに高速を走りながら右側の景色は撮れないがすさまじい光景が広がっている。そういや高崎線に乗ってたときに似たようなとんがり山を見たような記憶があるな。あれを見たときは「群馬の山って尖がってんなー」と思ったものだが間近で見るこのとんがり山のインパクトは凄まじいものがあった。
興奮冷めやまぬうちに車は松井田妙義ICに到着。したみちで横川のおぎのやさんへと向かった。
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昨日、スズカのエンデューロのエントリーが完了したとのメールが届いた。今回はパドックパーキングパスも申し込んだ。何気に駐車場からサーキットまで行き来するのがめんどくさかったのでよかったよかった。あとは走りこむだけ・・・って感じなんだどやれグアムだ山だとここのところ色々あってなんと今月は1度もロードに乗っていない。今はツールやってるから朝早く起きて出かけるのも難しい。ま、来月からだな。
ところでツールもあと2日。ここのところ疲れがたまっていてまともに見れていない。昨日もいつままにか落車(居眠り)してて気付いたらカヴが表彰台にあがってた。幸也が先頭集団で逃げてたから「おぉっ!!」と思って見てたんだけど・・・。疲れた体にアルコールが流れ込むとかなり厳しい。そこへ横になれるソファーがあるもんだからもういけない。
それはおいといて今回はスカイが強すぎ。負ける気がしませんわ。あとここに来てやる気だしまくりのヴォクレールが面白い。なんかあの人ほんと気性が荒そうだ。去年のツールでもボトルを地面に投げつけてたし。
とりあえず明日でツールもおしまい。サンジェリゼではカヴを応援だ。ちょっと調子こいてるサガンを力でねじ伏せるスプリントに期待しよう!!!
下山後、金峰山荘へお風呂に入りに行く。ここのキャンプ場はシャワーもあるし金峰山荘にはお風呂もある。施設的に恵まれたキャンプ場だ。ひとっ風呂浴びてすっきりする。お風呂には誰もいなくて貸し切り状態。のびのび入ることができた。受付のところで駐車場の清算のことを聞いたら「キンポウに登ってきたの??」と聞かれた。一瞬「ん??」と思ったけどすぐにこの金峰山(きんぷさん)は山梨だと「きんぷさん」、長野だと「きんぽうさん」と呼んでるということを思い出した。ちなみにこのパターンとはちょっと違うけど甲斐駒なんかは長野では「東駒ケ岳」って呼ぶらしい。(木曽駒と区別するため)
8c8dc653.jpeg外に出ると涼しい。下りてきたときには「下界は暑いなぁ」と思ったけど風呂に入って一息つくと涼しく感じる。さすがに標高が1500mを超えているだけのことはある。




DSCF7427.JPG時刻はまだ15時。せっかくここまで来たんだから少し周りを散歩してみる。テントサイトから沢まで下りてみた。水がめちゃくちゃ冷たい。





DSCF7429.JPGその沢の水でビールを冷やしてる人がいる。こんなに冷たい水で冷やしたビールがうまくないわけがない。いいなぁ~、オレもやりてーなーなんて思ったりもするけどこれから車で移動するのでそれは許されない。


DSCF7435.JPG沢から上がって周りを見るとクライミングしてる人の姿が見えた。いやースゲーわ。オレには無理無理。
車に戻って荷物をまとめていると駐車場で動けなくなった車が現れた。バッテリーが上がったとかではなくこのガレ場っぽい地面のせいでタイヤが空転している。おまけにこの結構な斜度のせいでバックで上れず前に停めてある車とぶつかりそうになっている。ブレーキを放しアクセルを踏むたびにタイヤ(後輪)は空転しズルズルと車は下へ下がってくる。やばい、これはぶつかる。運転手のおっちゃんも相当テンパっていたので前から押そうかと申し出ようとすると救世主が現れた。キャンパーではなくおそらくクライマーの人(見た目はKREVAっぽい)が「引っ張りましょうか?」と申し出たのだ。この人が牽引ロープで引っ張り上げてくれるというんだけど、こんなロープ車に積んでるんだねぇ。さすが。
衝突寸前のセレナをKREVAの黄色いステージアが引っ張る。ステージアもバックで引っ張るんだけどなかなか引っ張り上げられない。エンジンのうなり声とともに白い煙が上がる。クラッチが焼けてるのか??しかしそこはさすがにステージア。最後はしっかり安全なところまでセレナを引っ張り上げた。いやーかっちょいい。おっちゃんは恐縮しきりであった。
そんな場面を見届けてからこの廻り目平をあとにすることにした。しかしまだ時間的に余裕がある。どうしようかと考えてたらいいことを思いついた。この近辺まで来たならあそこに行かねばならんだろう。そう、あそこ。ある意味鉄ちゃんの聖地、横川駅のおぎのやさんだ。普通の人の感覚でいえばこれから四阿山に登ろうかという人間が県境を越えて逆方向の群馬へ向かうなんてのは考えられんだろう。ナビでセットするとここから100キロ以上も離れている。でも佐久までは同じ道だから兵庫からきた旅人的には「ついで」の範囲だ。よし、横川行くぞ。釜めし食うぞ。オレは決めたぞ。横川のSAでも売ってるだろうけどここはやはり横川駅で買うのが鉄の心意気というもんだ。
ということで中部地方を超えて関東地方まで遠征することにした。
DSCF7280.JPG沢沿いの林道を歩く。水はめちゃくちゃきれい。これが千曲川に流れていくんだな。
だーれもいないのかと思っていたら途中で老夫婦を追い抜いた。今ルート上に自分以外の人も入ってるという事実にちょっと安心した。林道の終点に到着。ジムニーが1台停まっていた。一般の車両は立ち入り禁止だから何かの関係者の車なんだろうな。
ここから先は足場が悪くなるけどそれでも平坦基調の道が続く。DSCF7296.JPG中ノ沢出合に到着。ネットで見てはいたんだけどここに車の残骸が置かれている。






DSCF7300.JPG正直、ここまでの道は車が入ってこれるような道ではない。どうやってここまで来たんだ??昔は走れるような道だったのか???
八丁平への道を分け沢を渡る。ここからやっとこさ山道らしい道となる。先ほど1組追い抜いて以来、相変わらず誰とも会わない。前情報通りの静かな登山道だ。
DSCF7327.JPG樹林の中をえっちらおっちら高度を上げていく。ひと登りしたところで金峰山小屋に到着。前情報で入手してた黒色のラブラドールちゃんともご対面した。この情報を知らなかったらクマかなんかと見間違えてドキッとしてたかもしれない。ちなみにネットでは時々金峰山荘まで降りてくることもあるそうなということだったけど、脱走防止のためかしっかりと鎖につながれていた。




DSCF7403.JPG小屋の横には大きな岩があってその上にケルンが積まれている。よくもまぁあんなとこに積んだもんだ。高所恐怖症の人間的にはそれを見ただけで身震いしてしまう。
ここから先はハイマツ帯に突入する。頂上まではもう少し。
ハイマツ帯を抜け出したところで頂上に飛び出す。さすがにここには先行者が2組4名ほどいた。頂上の岩の上に立ちあたりを見渡す。



DSCF7373.JPGガスがかかっていて360°の展望ではない。しかし斜め前方に瑞牆山を見下ろすことができる。しばらくすると朝日岳方面から5,6人のパーティーが歩いてきた。廻り目平に到着した時には川上牧丘林道は通行止めとなっていたけど牧丘からなら大弛峠までは行けるということか。先行者の2人パーティーも朝日岳方面へと進んでいったし。



DSCF7375.JPG五丈石へと向かう。なんだこの石(岩?)は?よくもまぁこんな形になったもんだと感心するくらい人造的なシルエットをもつ石(岩?)である。この上にも登れるんだけど高所恐怖症的にはもちろんやめとく。とりあえず山頂を踏むことが目的なのであえて恐ろしいことはやらない。
しばらく頂上にたたずんだあと下山にかかる。金峰山小まで下りると途中で追い抜いたご夫婦がちょうど到着したところであった。
来た道をひたすら戻る。途中誰とも出会わない。3連休の初日だぞ。百名山だけどこのルートはほんと人が少ない。林道の終点まで下りてきたときにやっとこさ人とすれ違った。ダボダボのランニングシャツにハーフパンツっぽい出で立ち。なんかバスケでもやるんですか?って格好だけど足元をチェックしたら一応登山靴を履いていた。
その後廻り目平までの林道歩きでは何組かの登山者とすれ違った。時刻は13時過ぎ。こんな時間から登るってことは上で泊まるんだろうな。途中の岩場でクライミングしてる人たちがいたりして、改めてこのエリアはクライマーのエリアなんだなーと感じる。そして13時40分。駐車場まで戻ってきた。
今日、無事にスズカのプレエントリーを済ませ、入金まで終わらせた。いやーこれで一安心だ。六甲の全縦なら抽選で漏れても勝手に参加できるけど、スズカのエンデューロはそういうわけにはいかない。今年は土曜日日開催ということで2週に一度しか土曜休みがない僕としてはどうなることかとやきもきしたけど運よくその日は休みになった。いやーよかったよかった。本番まではあと3か月半。去年の雪辱を晴らすべく走りこんでいこう。
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プロフィール
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男性
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1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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