2008年12月23日
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こないだの金曜日、メタルマッチの他に靴下を買った。中厚の靴下がどっかにいってしまい探すのがめんどくさいのでついつい買ってしまった。(たぶんたくさんあるスタッフバックのどれかに入っていると思われる)
靴下もいろんなメーカーが入り乱れているけど今回買ったのは「岡本」のクロスプロという靴下。岡本って言うとなんか登山用の靴下のイメージはなかったんだけど実物を見て値段もお手ごろでよさげだったので購入した。ポイントは足底のアーチの押し上げ機能があり足首のテーピング機能もある。あとこだわったのが材質。アクリルとかポリとかの化繊ではなくウールのものが欲しかった。これはウール100%じゃないけど(ウール43%。残りは化繊)ウールの混率が高かったのでこれにした。(ウールは匂わん)
家に帰って履いてみると「おぉ~、なるほど・・・」アーチの押し上げはいまいちよくわからんが足首は守られてるような気がする。僕的にはこっちの方が重要だ。(ちなみに僕はスーパーフィートの中敷きを使っているのでアーチの方はおまけ程度でもOKだ)
僕の右足首はかる~く爆弾を抱えている。あれは3年前の11月。僕は後輩のK藤と共に雪の富士山を登るために天城山に向かっていた。まったく意味不明なので説明しよう。メインの目的は冬の富士山登頂。しかし雪の富士山を日帰りしようと思えば(つーか冬場にあんなとこでビバーグなんて出来んので死ぬ気で戻ってこねばならん)遅くとも早朝5時には出発したい。しかし前日は仕事を終えてからの出発なので翌朝5時スタートなんて到底無理。ならば百名山巡りと足慣らしも兼ねてゆっくり天城山でも登ろうかという事で天城山を目指した。ちなみに天城山に登る日は天候は晴れ。肝心の富士登頂日の天気予報は雨(しかも大荒れの予報)だったけどこれはもうどうしようもない。
天城山の方は標高差も少なく歩行時間も4時間程度と短いので正直なめてかかっていた。朝9時過ぎに登山口の駐車場に到着。ちんたら準備していざ出発。駐車場から登山道へ入るところの坂道(階段状だったか??よく憶えていない)をK藤と談笑しながら下りかけていた。「俺らクラスともなればこの程度の山、足慣らし程度だな。はっはっはっ。」 今思えばこんなこと言ってたから山の神様にシバかれたんだと思う。この暴言をはいた2秒後
「ばきっ!!!!!」
自分で出したとは思えんくらいのすごい音が出た。間違いなく天城山域だけでなく伊豆半島全域に響き渡っていたと思う。その瞬間、いままで味わったことのないすんごい痛みにもんどりうって転げまわっていた。間抜けにも完全舗装の駐車場から10歩くらい山道に入ったところでまったくのノーガードで浮き石を踏んづけてしまった。完全に伸びきった右足首に僕の全体重がのしかかる。「どぉぉぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!!」 完全に折れたと思った。とても立っていられない。こんな間抜けな場所(駐車場よこ)で足首押さえてのたうちまわる僕の横を下山してきたアラサーくらいの女3人組が爆笑しながら通り過ぎる。初めは歩くどころか立つ事もできなかった。しかししばらくすると立つ事も歩く事もできるようになった。ただし10歩あるくと1回くらいの割合で激痛が脳天まで突きぬける。「こんな状況で登るべきじゃない。つーか車運転できるのか??」という冷静な自分がいる一方「ここまで来てこんなアホなケガで登らんわけにはいかん。つーかこれで引き返してたんじゃ何しに来たのかわからん。金と時間が無駄になってしまう」と考える自分がいる。 結局このまま登ることにした。「歩けるってことは折れてはいないだろ。つーか歩いてるうちに治んねーかな??」なんて無茶苦茶な事を祈りながら。K藤が先頭で登り始める。その後ろで30秒に一回くらいの間隔で「うぎゃー!!」「どぉぉぉぉ~!!」という悲鳴が上がる。足を引きずりながら子供やおじいちゃんにも抜かれる。はたから見ると完全にケガ人である。なんとか山頂まで往復し車に乗る。幸い車の運転はできた。「よっしゃー次は富士山じゃー!!」 今考えると悪天候でも突っ込んでいくツアー登山に似ている。ともあれ天城山を後にした。
続く・・・
靴下もいろんなメーカーが入り乱れているけど今回買ったのは「岡本」のクロスプロという靴下。岡本って言うとなんか登山用の靴下のイメージはなかったんだけど実物を見て値段もお手ごろでよさげだったので購入した。ポイントは足底のアーチの押し上げ機能があり足首のテーピング機能もある。あとこだわったのが材質。アクリルとかポリとかの化繊ではなくウールのものが欲しかった。これはウール100%じゃないけど(ウール43%。残りは化繊)ウールの混率が高かったのでこれにした。(ウールは匂わん)
家に帰って履いてみると「おぉ~、なるほど・・・」アーチの押し上げはいまいちよくわからんが足首は守られてるような気がする。僕的にはこっちの方が重要だ。(ちなみに僕はスーパーフィートの中敷きを使っているのでアーチの方はおまけ程度でもOKだ)
僕の右足首はかる~く爆弾を抱えている。あれは3年前の11月。僕は後輩のK藤と共に雪の富士山を登るために天城山に向かっていた。まったく意味不明なので説明しよう。メインの目的は冬の富士山登頂。しかし雪の富士山を日帰りしようと思えば(つーか冬場にあんなとこでビバーグなんて出来んので死ぬ気で戻ってこねばならん)遅くとも早朝5時には出発したい。しかし前日は仕事を終えてからの出発なので翌朝5時スタートなんて到底無理。ならば百名山巡りと足慣らしも兼ねてゆっくり天城山でも登ろうかという事で天城山を目指した。ちなみに天城山に登る日は天候は晴れ。肝心の富士登頂日の天気予報は雨(しかも大荒れの予報)だったけどこれはもうどうしようもない。
天城山の方は標高差も少なく歩行時間も4時間程度と短いので正直なめてかかっていた。朝9時過ぎに登山口の駐車場に到着。ちんたら準備していざ出発。駐車場から登山道へ入るところの坂道(階段状だったか??よく憶えていない)をK藤と談笑しながら下りかけていた。「俺らクラスともなればこの程度の山、足慣らし程度だな。はっはっはっ。」 今思えばこんなこと言ってたから山の神様にシバかれたんだと思う。この暴言をはいた2秒後
「ばきっ!!!!!」
自分で出したとは思えんくらいのすごい音が出た。間違いなく天城山域だけでなく伊豆半島全域に響き渡っていたと思う。その瞬間、いままで味わったことのないすんごい痛みにもんどりうって転げまわっていた。間抜けにも完全舗装の駐車場から10歩くらい山道に入ったところでまったくのノーガードで浮き石を踏んづけてしまった。完全に伸びきった右足首に僕の全体重がのしかかる。「どぉぉぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!!」 完全に折れたと思った。とても立っていられない。こんな間抜けな場所(駐車場よこ)で足首押さえてのたうちまわる僕の横を下山してきたアラサーくらいの女3人組が爆笑しながら通り過ぎる。初めは歩くどころか立つ事もできなかった。しかししばらくすると立つ事も歩く事もできるようになった。ただし10歩あるくと1回くらいの割合で激痛が脳天まで突きぬける。「こんな状況で登るべきじゃない。つーか車運転できるのか??」という冷静な自分がいる一方「ここまで来てこんなアホなケガで登らんわけにはいかん。つーかこれで引き返してたんじゃ何しに来たのかわからん。金と時間が無駄になってしまう」と考える自分がいる。 結局このまま登ることにした。「歩けるってことは折れてはいないだろ。つーか歩いてるうちに治んねーかな??」なんて無茶苦茶な事を祈りながら。K藤が先頭で登り始める。その後ろで30秒に一回くらいの間隔で「うぎゃー!!」「どぉぉぉぉ~!!」という悲鳴が上がる。足を引きずりながら子供やおじいちゃんにも抜かれる。はたから見ると完全にケガ人である。なんとか山頂まで往復し車に乗る。幸い車の運転はできた。「よっしゃー次は富士山じゃー!!」 今考えると悪天候でも突っ込んでいくツアー登山に似ている。ともあれ天城山を後にした。
続く・・・
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男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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