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2008年12月23日
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天城山から離れた僕たちは登山後の楽しみの一つ、温泉へと向かった。別にここに行きたいという希望はなく道中にある日帰り温泉にてきとーに入る。この時も道沿いに看板の出てたところへと向かった。(今となっては場所も名前も覚えていない) 天気は下り坂に向かい雨が降ってきた。ガラガラの駐車場に車を止め足早に足をずるずる引きずりながら館内に入る。料金を払いだーれもいないお風呂へと向かう。服を脱ぎ靴下を脱いでおったまげた。

「なんじゃこりゃー!!!!!」

脳天を突き抜ける激痛っぷりから普通じゃないとは思っていたが実際自分の目で見たときには気絶しそうになった。僕の足首はありえなくらいに腫れあがっていた。しかしそれよりも僕がビビりあがったのが足首の色。内出血してむらさき色に変色していた。 「な、なんじゃこの皮膚の色は??デスラーみたいだ・・・」  この状態をみたK藤も「右と左で全然違いますね~」とコメント。ただし爆笑しながら。
後日談を明かそう。自宅に帰宅後も相変わらず激痛は走りまくっていた。しかし「ほっときゃ治るだろ」と考え医者には行かなかった。しかしケガをしてから5日目、一向に回復に向かわないばかりかむらさき色を通り越しどんどん黒ずんでいく皮膚の色に恐れおののき病院へとかけこんだ。僕の足首を見た医者は「こんなんでよく5日もほっといたな~」と呆れつつ「折れてるかもしれんな・・・」と恐ろしい事をつぶやいた。歩けてるから骨折はないだろうと思ってたけど医者曰く「折れてても歩ける」らしい。レントゲンの結果骨折はしていないことが判明。診察結果は「右足首の靱帯損傷」。「なんだ捻挫か」などと軽く片づけてはいけない。リハビリに一カ月以上、痛みを感じなくなるまでには4カ月以上も要するほどの重症だったのだ。このとき僕は2週間後に六甲山全山縦走大会、年末には北アルプス蝶ヶ岳への冬山登山を計画していた。医者に「間に合いますかね~?」と聞いてみると「アルプスに行きたいなら全縦はあきらめろ。というよりこの足じゃ無理だ。」  このまっとうな意見に泣く泣く全縦はあきらめた。ところでその後リハビリの人(っつーか技師?)から聞いたことは「捻挫した時はとにかく患部を冷やして安静にすること。初期段階では温めてはいけない。ある程度時間(日にち)がたったら温めながら血行を良くすること・・・」

そんな事とはつゆしらず、自分の足首のタダごとじゃない状況にビビりまくった僕は「揉むんだ!温泉で温めて揉んで揉んでマッサージするんだ!!!」と親の敵のごとく患部を揉みまくった。完全にバカである。熱めの湯船につかり、激痛に耐えながらこれでもかというくらいに揉みあげた。その後どうなったかは置いといてさっぱりと汗を流し全身ポカポカになった僕は大満足で温泉を後にした。

まだ続く・・・
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としぷー
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男性
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1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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