御在所

今日御在所から帰ってきた。まずは金曜日。18キップが行方知れずのため車で行くことに決定。２３時頃出発しその日のお宿、養老のＳＡに到着したのは日付が変わった午前1時。そのまま車の中で眠り6時半に起床。一宮のインターで降り下道を走り名駅には8時5分着。そこでＫ保田とＫ藤をピックアップ。ここまでは予定通り。しかしそこから予定が狂ってくる。東名阪で四日市まで走ろうと思っていたところ東名阪は桑名から四日市まで渋滞11キロ。ならば下道を攻めるまでよと国道23号で四日市を目指したところ予想外の大渋滞。原因は愛知と三重の県境を跨ぐ橋のところでなんとまさかの工事渋滞。通常上下線で分かれている2本の橋のうち名古屋方面に向かう方の橋を封鎖し通常2車線の桑名方面へ向かう橋をまさかの対面通行に。そのおかげで23号線は飛島のはずれあたり（ひょっとしたら蟹江か弥富かも・・・）から大渋滞。本来なら10時スタートの予定が登山口の駐車場に着いたのは11時過ぎ。つーかこの10時スタートもかなりゆとりをもった計画で、まともに走れば9時には登山口に着くんではないかと思っていたぐらいだ。しかしまぁこの御在所岳、ロープウェイで頂上まで登れる山。とりあえず何時になろうが頂上まで登ってしまえばあとは最悪ロープウェイで下山というおきて破りの技も使えるのでとりあえず予定より1時間遅れで登り始めた。今回の予定は一の谷新道を登りに使い中道を下山に使う予定。しかしちょっとした勘違いで（いや、これがアルプスの縦走だったりなんかだとシャレにならんミスだ）下山ルートの中道を登り始めていた。登り始めてすぐに気付いたけど「まぁいいか」ってことで登りと下りのルートを逆にすることにした。しかしこの御在所岳。登山口から頂上が望めてしまう。しかもかなりの急勾配。中道ものっけからかなりの急勾配を登っていく。今回の登山、今年初であるとともに実に4か月ぶりのまともな登山。体重の増加に加え体力の低下なんかも心配しながらとりあえず登っていく。しかしこの御在所岳、頂上に着くまで特に苦しむこともなく初心者のＫ保田を組み込んでいたものの1時間40分ほどで頂上に着いてしまった。コースタイムが2時間ちょいってことから考えても順調だった。だいたい山と高原地図のコースタイムを8掛けしたくらいで歩いていたので今回も順調だったと言えると思う。しかし途中で予想外のことも起きた。今回は雨の心配はなく天気もいいという予報だったので登ってる間はかなり暑くなるだろうなと思っていた。しかし現実にはなんと雪が降ってきたのだ。最初は「ん？雨か」と思って見てみるとあられっぽいのが降ってきてそれがしばらくすると完全に雪に変わった。しかも風がびゅーびゅー吹いている。積もることはないと思いつつもその景色だけ見ると完全に初冬の吹雪。麓は春うららなのに何百メールか標高を上げるとそこはまだ冬の続きのよう。霜柱を見つけて「おおっ！！」と思っているうちにかっちかちに凍りついている部分があったりそこでスリップしてみたり。ちょっとなめてたな、御在所岳。頂上付近はガスに覆われ風も強く正直寒かった。ロープウェイの駅で食事をとって登山バッチを購入し下山にかかる。休憩で完全に完全が冷えてしまい外に出た瞬間「どぉぉぉ～寒ぃよーぉぉぉぉ！！！」。あまりに寒いので途中まで走ってしまった。しかしこの御在所岳、一昨年の集中豪雨でそうなったのか元々そうなのか道はかなり荒れている。急勾配でかつ足元が悪い。そんななか下山を開始することわずか数分。日が照ってきて急に春めいてきた。頂上吹きでは風に吹かれてかなり寒い思いをしてたのにえらい違いだ。やっぱ樹林に入ると風の影響も受けないし標高も少し下げたんでこうなったのかな？中道は日当たり悪いのか上部では随所で凍結していた。しかし一の谷新道は日当たりも良く樹林帯のためか凍結部分は全くなし。まぁ凍結してたのかもしれないけどすでに溶けてたようなところはあった。順調に標高を下げ下界の車道に出たのは15時ごろ。予定より1時間遅れで登り始めたけど結局下山は当初の計画通り。登り始めて昼飯休憩込みで4時間弱の山行であった。下山後は湯の山温泉へＧＯ。温泉街を彷徨したけど結局一番お手ごろ感のあった国民宿舎湯の山ロッジで日帰り入浴。代金４５０円なり。いやー風呂だった。帰りは四日市インターから名古屋高速経由でＫ藤の家の最寄りの高針インターへ。すいていたので1時間ほどで着いた。