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2008年12月23日
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最近なまこにはまっている。きっかけはなんとなく食べてみたところ「うまい!!つーかこのコリコリした触感がたまらん!!」
これまではその斬新な容姿が故にどうしても脳味噌がそれを「食べ物」と認識することはなかった。それがどういうわけか何となく食べてみようと思ってしまい、そしてはまった。
昨日も仕事帰りにアステの地下にあるスーパーNISHIYAMAで買ってきた。このスーパー、年末に初めて訪れた時のあまりの閑散ぶりから「そっこー潰れてしまうのでは?」と危惧していたんだけど何のことはない。この日も非常に賑わっていた。
ちなみにここには蓬莱山の帰りにも訪れていた。もちろんなまこを買いに。この日は初めて来た時のイメージから「俺がなんとかしなければ!!」と使命感に燃えての訪店だったのだが予想に反ししっかりと賑わっていた。この日はアステも結構な人で賑わっていた。外が明るい時間帯にあまり来たことがなかった僕的には昼間のアステが結構にぎわっているというのは新しい発見だった。
で、昨日の話。いつも買っているタイプのなまこ・・・底の浅い豆腐の容器みたいなのに入っててすでに工場でパッキングされてるやつ。ちなみにこの時点ですでに切り刻まれている・・・がどこにもない。「おいおいNISHIYAMAさん、どうなってんだよ!?」
いつもはこの切り刻まれたなまこを買って家に帰りポン酢をドボドボかけておいしく頂く。それが今日にかぎってどこにもない。「う~む、こいつはいったいどうしたものか・・・」
そしてダメもとで刺身コーナーを覗く。 「・・・・・」 そこに奴はいた。ただし海で捕まえたまんまの姿で。激しく困惑する。「いったいどうやって食べればいいんだ??」
これまで切り刻まれたやつしか買ったことがない。こんな丸で一本もののなまこなんてどうしていいのやらさっぱりわからん。というよりいかにも「なまこですまん」といった風貌にたじろいでしまう。
単純に食べやすい大きさに切ればいいだけなのかもしれん。ただ、この「なまこです」と激しく主張する風貌があれやこれやと不安にさせる。「内臓とかどうすりゃいいんだ。面倒だから一緒に食っちまうか・・・いやいやそれはとっても危険な気がする。つーかそもそもなまこって内臓あるの???」
家に帰れば嫁がいる。しかし赤子連れなので夜の8時には上のチビもろとも寝てしまっている。その寝てる嫁を起こして「おはよーさん。すまんがこのなまこを切ってくれい」とはとても言えん。逆鱗に触れてシバかれる自分の姿がリアルに想像できる。これは危険だ。
険しい表情でなまこを見つめているとその横に「調理いたします」と書かれた札を発見した。「お~こりゃいいわい」
さっそく「すんませ~ん!!」と窓の向こうの鮮魚コーナー氏に声をかける。「家に帰ってポン酢をかけて食べれる状態にしてくれい」
鮮魚氏は「スライスさせてもらうということでよろしいですね」と答える。それを聞いた僕は「次は普通にスライスしてくださいって言おう」とかたく心に誓う。
ところで僕の選んだなまこさんが切り刻まれてる間に、ふとある不安が頭をよぎった。「これってもしかして技術料的なものが発生するのでは??」
車のディーラーでも自転車屋でも何かしてもらったら技術料的なものが発生する。魚屋だって「切り刻む」という作業が発生している以上「技術料」的なものが発生しても何ら不思議ではない。これは不安だ。一体いくらくらい取られるんだろうか??200円、いや300円。いやいやここは大きく500円くらい吹っかけられるかもしれん。うむむ~、もしそんなに取られるんならたとえシバかれてでも嫁にやってもらった方がよかったような気がする・・・。不安だ。
「お待たせしました~」と切り刻まれたなまこを渡される。切り刻まれる前は大きく見えたなまこさんも切り刻まれえとずいぶんボリュームが減ったように感じる。食えないところが結構あるのか??
結局、技術料的なものは発生しなかった。よし、これならこれからもバシバシ切り刻んでもらおう。しかし来る日も来る日も「なまこ切り刻んでくれい」って言っていたら「なまこ男」って名前を付けられそうだ。それは嫌だな・・・。
切り刻まれたなまこを片手に意気揚々と家へと帰りご飯を食べ風呂に入る。そして時刻は23時を回る。僕が楽しみに見ている太田和彦の「ニッポン居酒屋紀行」の時間だ。これを見ながら買ったばかりのなまこを肴に発泡酒で晩酌。至福の一時だ。
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1977/09/23
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自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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