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2008年12月23日
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DSCF6555.JPG志賀駅からびわ湖バレイまでは15分とかからない。スムーズにびわ湖バレイの麓に到着。しかしここからが大変だった。すでにゴンドラのチケット売り場には多くの人が押し寄せていた。チケットを買うだけでも50分まち。街から近くしかも3連休ともなるとこんなにも人が押し寄せてくるんだなぁ。
ゴンドラに乗り山頂駅に到着。ここからが登山の始まりだ。ワカンを履き蓬莱山を目指す。ゲレンデの端を歩きて行く。前に来た時にはほぼホワイトアウトでなーんにも見えなかったけどこの日は山の上から下界の琵琶湖がきれいに見えた。
蓬莱山への登りにかかる。蓬莱山までは問題なく進めた。しかし問題はここからだ。前回もここから女郎ヶ池へと下っていくところで雪に埋まって進退極まった。ここまで来ると天候が悪化。ガスがわいて吹雪いてくる。前回と同じような天候へと変わっていく。GPSのルートに従い女郎ヶ池に向かい下っていく。先行者の足跡が残っている。まだ新しい。こんな状況でも先行者がいるということで勇気づけられずぼずぼ埋まりながらも下っていく。しかしそのトレースも少し進んだところでUターンしていた。ここであきらめたんだなぁ。蓬莱山まではスキー場の中を歩くので雪も圧雪されていて割と歩きやすい。しかしスキー場の場外となるこの下りからは完全に新雪のような状況で太腿の上の方までずぼずぼと埋まってしまう。前回来た時はスノーシューだったけど今回と同じようにずぼずぼ埋まっていた。こんな状況だからワカンだろうがスノーシューだろうが関係なく沈む。進もうにも一歩一歩いちいち沈んでいく。「これじゃこないだ停まった同じじゃないか」
こないだとまったく同じじゃやりきれないので進めるところまで進もうと頑張る。しかしこの新雪同様のルートで太ももまでのラッセルを一人でやり続けるのは限界があった。「こりゃ無理だわ・・・」
前に来た時とほぼ同じパターンでの敗退。「何しに来たんだ・・・」と少々へこみながら来た道を再びラッセルしながら登り返す。何とも情けない。たぶん雪のしまっていないこの時期のこのルートに無理があるんだろうな。だから他の人たちは違うルートで登ろうとしていたんだと思った。ひーひー言いながら登っていたら上の方に人DSCF6602.JPG影が見えた。喘ぎ喘ぎ登って行きその人と言葉を交わす。その人は2人パーティーで女郎ヶ池まで行こうとしていた。僕は「2人で先頭交代しながらラッセルしても結構厳しいと思いますよ」と言ったけど「とりあえず行ってみます」とのことでそのパーティーは下って行った。上から見てても僕同様にずぼずぼ埋まってるのがよく見えた。心の中で「頑張ってくれい!!たぶん女郎ヶ池まではきついと思うけど・・・」とエールを送りゴンドラの山頂駅へと戻る。このルートはもう少し雪が締まってからじゃないと厳しいな。次は違うルートで権現山・女郎ヶ池を目指そうと心に誓い不完全燃焼のまま下界へ降りた。
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HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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