忍者ブログ
2008年12月23日
[176] [177] [178] [179] [180] [181] [182] [183] [184] [185] [186]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は午前中ずっと雪が降ってた。朝起きたらその辺の家の屋根にうっすら雪が積もっててびっくりした。4年目だけど今日が一番降ったかな。去年の秋くらいからの長期予報では今年の冬は厳冬になるって言ってたけど当たってるな。
しかしびっくりしたのは川西が屋根にうっすら程度なのに大阪市内が吹雪みたいになってた事。積雪5CMらしい。川西の方が断然寒そうなのにこれはちょっと意外だった。
その昔、家さがしをしていたころの事。時期は2月か3月初旬だったと思う。最初に見に行ったのが西宮名塩の辺りだった。ホントは当時住んでた尼崎に住みたかったんだけど土地の値段とか家の値段とか全然わからなかったので尼崎は高くて買えんと勝手に思い込み「これは奥に引っ込まなければなるまい。とりあえず名塩の辺まで行けば手に届くかも」と思い遠路はるばる西宮名塩までやってきた。そのとき名塩では雪が舞っており非常に寒かった。しかしそこからはるか遠くに望む梅田の街には太陽がさんさんと降り注いる。「な、なんじゃこれは・・・」 自分のいるところは雪が舞っていうのに一方では晴れ渡った梅田が見えるという現実。結局このエリアはやめた。奥に引っ込んだ割に駅から徒歩圏だと決して安くないし。(ただ土地は広いし家もとってもゴージャス。尼崎でこんな家を建てようもんならとんでもない金額になる)
その帰り道川西も通った。雪がひらひら舞っていた。それが伊丹に入るとぱたっと止んで尼崎に入るといい天気になった。そんな経験があるんで「伊丹よりも北は極寒」というイメージが染み付いてしまったので今日の天気はとっても意外だった。
PR
無事にリュックも戻ってきて安心した僕は改札を出て立ち食いそばで昼ごはん。先ほど乗ってきた飯山線の車掌氏もやってきて肩を並べてそばを食べる。車掌氏は「ネギ抜きで」と注文していた。ちなみにうちの嫁もネギが嫌いだ。僕も小さい頃は嫌いだったけど今は好きだ。横綱ラーメン(ラーメン横綱のことを僕はこう呼ぶ)とかで自由にネギを入れられるところであれば親の敵のごとくこれでもかとてんこ盛りに入れる。ネギ、美味しいけどなぁ。
十日町発13:11分の直江津行に乗るべくホームに上がる。金沢行きのはくたか10号が走り抜けていった。さすDSC_2933.JPGがに速い。160キロの営業運転という言葉にやられてるのかもしれないけどとにかく速く感じる。なんかこの線区はちょっと異次元な感じがする。直江津行の列車に乗り込む。動き出すとすぐにトンネル。首都圏と北陸とを最速で結ぶというはっきりとした目的があるとはいえやることが徹底している。トンネルばっかりだ。
僕の乗るこの列車は各駅停車だ。しかしこの各駅停車もむちゃくちゃ速い。真っ暗なトンネルの中を轟音響かせ駆DSC_2942.JPGけぬける。まつだいに到着。ここで上りの特急待ち。ホームには「ホーム上は大変危険です。列車が高速で通過するので列車から降りたらすみやかにホームから出てください」との看板が。すげぇ。どんだけとばしまくるんだ。特急が駅に接近。「間もなく2番線を列車が“高速で”通過します」とのアナウンスが流れた。160キロで通過するならこれくらい言っとかなければ。狭軌の規格でこのスピードを出せるんだからやっぱりすごい。まつだいを出発した列車は再びトンネルの中をひたすら高速で駆けぬける。直線だし路盤がしっかりしているので揺れない。まるで新幹線に乗っているみたいだ。関西の新快速のあの揺れとは天と地の開きがある。虫川大杉に到着。十日町もそうだったけどここ虫川大杉も上りホームには多くの人の姿がある。みんな東京方面に帰っていくのか??やってきた上り列車も満員だ。3セクがこれだけ込み合っているのを見ると嬉しくなってしまう。まぁ3セクとはいえ国鉄やJRの赤字路線の引き継ぎというわけではないからやはりこの路線は別格ということにしなければならないだろう。行き違いを済ませ再び列車が動き出す。しかしこの路線踏切が全然無い。とことん高速運行に徹した造りだ。屋外(?)を走る区間が多くなってきたのでGPSで速度を測る。大池いこいの森ーくびき間で103キロ、くびきー犀潟間で109キロを記録した。沿線はどこまでも続く広い広い田んぼ。そして列車はほくほく線の終点犀潟へ。1時間ほどの短い時間だったけどほくほく線は非常に楽しかった。
さてこれより列車はJRの信越本線へと突入する。次の黒井は通過してこの列車の終点、直江津に到着。ここまで来るとなんかもう旅が終わったような感じがする。あとは惰性で帰るのみ。あとは川西まで10時間の旅だ。
リュックを列車に置き忘れ動揺しながらもどうするべきか考える。とりあえず104で十日町駅の番号を聞きそっこー電話。車内での通話はマナー違反だけど緊急事態だ。勘弁してくれい。ケータイの電池の容量が少ない。これも不安要素だ。電話に出た駅員氏に色々説明する。置いているのは一番先頭のボックス席の網棚。青色のリュックサックで中身は・・・なんて説明していると「どわぁ~!!!」  なんと前方にトンネルが大きな口をあけて待ちかまえているではないか!!なす術もなくトンネルに突入。そして通話終了。トンネルから出て再び電話をかける。電池の残量と次いつトンネルが現れるかという不安の中でリュックの場所と特徴を伝える。もし見つかったら直江津の駅で受け取りたいという希望を伝えるも「それはできません。運転士に連絡して直江津に着いたら確認させます。そのあと一度十日町の駅に戻すことになります。今どこですか?こちらには来られませんか?」と聞かれる。今は飯山線の列車の中で12:37分に再び十日町に戻る旨を伝えて電話を切る。しかし確認するのは直江津についてからか・・・。もし途中の駅で悪い人間がそのまま持って降りたらおしまいではないか。何もできない僕に今できることは全ての新潟の人が善良で親切な人であることを祈ることだけだ。
リュックのことが気になって景色を見ることに集中できない。ほんとに大事なものは手元にあるサブバックに入っている。D300に交換レンズ、CFはこちらにある。あとはお出かけ時の3種の神器である財布、ケータイ、家のカギも無事だ。しかし電池の切れたコンデジと山用のジャケットはリュックの中だ。
集中できないながらもせっかく乗ったんで車窓を見る。期待に反して雪は少ない。何川かわからないけど大きな川沿いを走る。何の不安もなければ「いいねぇ。きれいだねぇ。」と思えるだろうけどリュックが無くなるかもしれんという不安にかられてるのでそんな気持ちの余裕はない。同じ景色を見ても精神状態次第でまったく感DSC_2925.JPGじかたが異なる。気持ちの安定というのは本当に大事だ。森宮野原に到着。「もうどーでもいいわい」と半分やけっぱちになってここですれ違う予定の対向列車待つ。数分後トンネルから対向列車が顔を出した。到着した十日町行きに乗り込み再び十日町に戻る。やや開き直ったので行きよりも多少は冷静に景色を見ることができた。そうしていると電話が震えた。十日町の駅からだった。即座に出るとなんとリュックが見つかって十日町に戻ってきてるらしい。  うきょー!!ラッキー。つーかもう戻ってるということは運転士さんが途中で確認してくれたんだな。ありがとう、運転士さん。リュックの中身を聞かれる。何か特徴的なものを答えてくれと言われる。即座に「ゆうづるとかはくつるとかのトレインマークが入ってます!!」と答える。 駅員氏は「間違いないですね。ではお待ちしてます」と言って電話を切った。このトレインマークのレプリカは青森駅で買ったものだ。わかりやすいもの入れといて良かった良かった。十日町に到着して無事自分のリュックとご対面。飯山線の風景はほとんど楽しめなかったけどリュックが戻ってホントに良かった。ただこんなポカをかますとは旅人失格だな。
DSC_2911.JPG10:39分、北越急行直江津行き快速列車出発。ここから六日町まではJRの上越線を走る。ところで北越急行はほくほくせんっていうらしい。名前は暖かそうだ。車両はめちゃくちゃきれいで気持ちがいい。車窓からの景色も雪山と青空のコントラストが最高にきれいだ。
10:55分、六日町に到着。六日町では結構人が乗ってくる。ただそれと同じくらいの人が降りて行った。ここでは9分停車。先ほど越後湯沢に停車していた特急はくたかに追い抜かれる。六日町を出発。ここからはついに未乗区間のほくほく線に突入する。はくたかが最高時速160kmでぶっとばす線区だけに線形はめちゃくちゃいい。この線区は山をトンネルでぶち抜いて北陸線の犀潟まで一直線に結んでいる。故にトンネルがめちゃくちゃ多くそして長い。途中通過した美佐島駅はなんとトンネルの中にある駅だった。しかし快速列車ながらものすごいスピード感だ。トンネルの中なのでGPSでのスピード計測は出来ないけど100キロは出てると思う。トンネル出てすぐのしんざ駅も猛スピードで通過。いやー速い速い。11:15分、十日町に到着。なんか新幹線の駅みたいな立派な駅だ。しかしまぁこんな立派なものを作っておいて新幹線が出来たら「はい、用済み」みたいな運命が待ちかまえているとは・・・。ホント「こんなんでいいの??」って気持ちになる。しかし車両から線路まで何から何まで高規格。関東と北陸を最短時間で結ぶという重要な役目を担っているとはいえこんな3セク初めてだ。列車に乗って久々に感動した。
十日町で下車してJRの飯山線に乗り換える。今回で2回目の乗車だ。ホントは全線乗り通したかったけど今回は時間の都合で森宮野原までの往復とする。ほくほく線を乗り通して再び十日町に戻りそこから飯山線を完乗するとなるとどこかでもう一泊するか長距離を特急に乗らなければならなくなる。
11:19分発の戸狩野沢行きに乗り込む。車内はそこそこの乗車率。ロングシートの座席を確保しホッと一息。そして「さーてリュックの中身でも整理するか」とリュックを手に・・・取ろうとしたんだけどその手でリュックはつかめなかった。「ん???」 
なんとどこにもリュックがない!!「げげっー!!!」
どこだどこだどこだ???そしてやっとこさ気付く。「ほくほく線に忘れた!!!」
一人旅人生17年、自分のリュックを電車に忘れるというありえないドジをかましてしまった。自分のことながらこんなこと信じられない。つーかどうしたらいいのやら思考回路がストップする。列車から飛び降りてリュックを取りに行く?いや無駄だ。ほくほく線はすでに十日町を出発している。ならどうする??
どうしていいかわからないままそのまま飯山線の車内に残った。程なくドアが閉まり列車は動き出した。
土曜日にネットで買ったNゲージ「キハ283系」が家に届いた。ぽちのHP見ててお手頃価格だったのでついついポチっとクリックしてしまった。中古のマイクロエースの6両セット。なんかよっぽどの事がなければ新品には手を出さなくなった。程度のいい中古なら全く問題ない。
d5821dc7.jpegDSCF6654.JPG早速走らせてみる。う~ん・・・。まぁ悪くはないんだけどマイクロエースらしいというかなんというか・・・。仕上がり具合がTOMIXやKATOと比べると一歩引けをとるような感じがする。ヘッドライトとテールライトはLEDではないし走りもモーターの出力が小さいのかTOMIXのと並走させると余裕で追い抜かれる。TOMIXのキハ40の3連に余裕で追い越されるマイクロエースのキハ283系のスーパーおおぞら。微妙だな・・・。
うちにはマイクロエースの列車は0系新幹線、101系、201系。どうも製品に当たり外れがあるのか0系新幹線と101系はモーター音はうるさいわスピードは遅いわで何とも苦笑い。(←どっちも新品で購入。それに対し中古で買った201系はまともに走る)
まぁカメラのメーカーで例えるならばKATO、TOMIXをCANON、NIKONとするならばマイクロエースはミノルタ・・・じゃなくて今はソニーか。(←根拠はないっす。僕の勝手なイメージ)
あとグリーンマックスはPENTAXって感じか。基本的に組み立てキットばかりなので僕にはあんまり縁がない。そういやPENTAXの旭光学がいつの間にやらHOYAに買収されてた。同じ光学系とはいえなんか侵略された感じでちょっとやな感じだ。
とりあえずモノのクオリティー的にはKATOやTOMIXの方が信頼できる。しかしマイクロエースのいいところといえばこの2大メーカーよりもちょっとお手ごろ感があってさらにくそマニアックな列車を多数ラインナップしているところか。「こんなん商品化しますか?!」ってのを作り出すフットワークの軽さだけには感心する。まぁ金さえあれば中古のマイクロエースには手を出さずTOMIXやKATOの新品を買いたいもんだ。


*写真のやつ、いづれもパーツだのシールだのは付けておりませぬ。TOMIXの北海道色のキハ40は最初から列車種別が取り付けてある。写真はライト付けてないけどLED。カプラーはTNカプラーを標準装備。さすがTOMIX。
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
○photo by hanamaru.○