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2008年12月23日
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木曜日の早朝、5時38分に無事に次男が誕生した。前日の夜11時過ぎに岐阜の実家に帰ってる嫁から「陣痛がきた」という連絡を受けた。始発の新幹線で来いという指令を受けたものの岐阜羽島に停まる始発の新幹線は新大阪発6時8分。てことは川西池田を朝2に出る5時22分の京都行に乗らねばならん。その次の5時34分だと尼崎で乗り換えて新大阪着が6時5分。これは厳しい。しかし5時22分の電車に乗るということはこれから着替えだのなんだのの準備をして5時前に起きて5時には家を出ねばならん。となると睡眠時間は4時間ちょっとだ。う~む、こいつはきつい。長男誕生の時は出てくるまでに13時間だか14時間だかかかった。(おぉ、これだけあれば六甲山全山縦走出来るではないか)
この時も立ち会いをしたのだが分娩室で4,5時間も「がんばれ~がんばれ~」と励まし続けホントにへとへとになった。このような経緯もあったので長男の時は「おめー一人で産んだんじゃない。半分はオレが産んだようなもんじゃ」と豪語しているのだけど、はっきり言って寝不足で務まるような仕事じゃない。最悪でも5時間は寝ないと話にならん。なので起きる時間を5時40分、出発を6時ということに決めて床に着いた。
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すぐさま奴らを追走する。しかしなかなか追いつけない。結構本気で飛ばしたのに全くもって背中が見えてこない。「う~む、やっぱエラそうに言うだけの事はあるのかな・・・。」 僕は追走をあきらめ自分のペースで「道の駅 うずしお」目指した。
道の駅までの道は車で走った時にはきつそうな道だなと思ったけど実際自転車で走ってみるとそうでもない。特にはぁはぁいうこともなく道の駅に到着。しかし先を走っていたと思っていた例の二人組がいない。「ありゃ?どうしたんだ。道の駅に行くって言ってたのに」 道を間違えるはずはないしまさかここを飛ばして先へ行くなんてことはないだろう。ある意味ここはあわいちをやる上で一番盛り上がる場所なんだから。まぁいないもんはしょうがないのでほっといて自分の事をする。まずは鳴門大橋を見に行く。「おぉ、すげ~!!」橋の下は海のくせに川のよDSCF6031.JPGうな激流になっている。これがあの鳴門のうずしおなのか???よく見ると流れてるだけじゃない。しっかり渦を巻いてるではないか。去年車で来た時はこんなことにはなってなかった気がするんだけど。鳴門のうずしおにひとしきり感動した後はお店の中に入ってクールダウン。いやー涼しいなぁ。その後表に出てソフトクリームを食べ自販機でペット2本をがぶ飲み。先週のびわいちといい今回のあわいちといい超がつくほどの炎天下の中を走っているせいかおかしいくらいに水ものが胃袋のなかへと流れていく。
蒸気機関車並みの給水を終え「よっこらしょ」っと愛車にまたがる。すると「あれ、もう行っちゃうんですか??」と正面から例の二人組がやってきた。「へ?なんで??」 僕はわけががわからない状態で「今着いたんですか??」と聞くと「さっきであった交差点で休憩してたんですよ。もうバテバテですわ」との答えが返ってきた。てことは僕は勝手に先に行ってると勘違いして見えない敵と戦ってたわけか。そりゃ追いつけないわけだ。 
ここで僕は確信した「へっ、オレの方が強いぜ」   二人に別れを告げ今度は島の西海岸に向け走り始めた。ここからはあわいちも後半戦に突入する。アップダウンをこなし海岸線へと出る。水がとってもきれいだ。しっかり底まで見える。気持ちのいい海岸線の道を走り西淡の湊の交差点までやってきた。ここで去年ショートカットして走ったルートと合流する。コンビニごとに給水しながら淡々と北上する。淡路サンセットラインと名付けられた海を満喫できる海岸線の道路だ。ここまで来ると「もう終りが近づいてきたな~」なんて思い始める。残り100キロくらいの時は「まだまだ先は長いのぉ~」とか思ってたんだけど今となってはあっという間という感じだ。
攻撃的な西日にさらされながらペダルを回しているとついに対岸に明石の街が見えてきた。「おぉ~とうとうここまで来たか~」  しばらくすると明石海峡大橋が見えてきた。そして「道の駅 あわじ」を通過。前回はここがゴールだった。岩屋のフェリー乗り場を通過し再び進路が南になる。もうゴールは目前だ。明石海峡公園を通過しついに東浦の道の駅に到着。見事あわいち達成だ。サイコンでの距離だと151キロ。160キロまではいかなかった。自分の車に戻ると例の二人組の車も停まったままだった。時刻は17時45分。道の駅うずしおでのへたりっぷりからしてひょっとしてショートカットしてるんじゃないかと思ったけどまだ走ってるみたいだ。とりあえずコンタクトを外し自販でジュースを買いまったり飲んだ後トイレで汲んだボトルの水を頭からかぶりさっぱりしながら2人が戻ってこないかなと待っていた。10分たち20分たちとうとう30分たった。ぜーんぜん戻ってこない。夕日も沈み辺りはだんだん暗くなってきた。「もーええわ。帰ろ」   エンジンをかけ駐車場を出る。まだ戻ってこない二人に「早く帰ってこないと真っ暗になっちゃうよー。命取りになるのはオレのザックじゃなくて人を見下すあなた達の態度っだのかもね~」と心の中で悪態をつきまくって淡路をあとにした。  おしまい。  
DSCF6021.JPG海岸線の道を快調に走る。すると前方に島が見えてきた。沼島だ。昔やってたな~、「沼島の春再び」って。
沼島行きの船が出る土生港を通過。しばらくするとアップダウンが始まる。上り自体はそう厳しいものじゃない。しかしこれが何度も繰り返されるとボディーブローのように効いてくる。DSCF6024.JPGでも坂をちょっと上るだけで景色ってのはガラッと変わる。さっきまで海岸線を走ってたのに今はもう海を見下ろす場所を走っている。さらに走り途中であわいちからちょっと逸れて阿万海岸の海水浴場へと立ち寄る。いくら猛暑が続いているとはいえ9月の海水浴場は閑散としている。ここには去年も来たなぁ。DSCF6030.JPGちょうどこの時期だったと思う。チビを連れて海に浸かって遊んだなぁ。そんなことを思い出しながら自販機でまったりと水分補給。ここから先の山越えに備えソイジョイとウィダーインゼリーでエネルギーも補給。アップダウンをこなし福良に到着。交差点でイマイチ道がわからなかったので地図を開いて確認していると「やっと追いついたー」と例の駐車場の二人がやってきた。あちゃー、海水浴場でのんびりしすぎたか。そしてここでも奴はかましてきた。「速いじゃないですか~。山は全部越えてきたんですか??」

「当たりめーだろが!!!(怒)」

こちとら「あわいち」かましにここまで来とんじゃ。ショートカットしてたら意味ねーだろーが!!!・・・などと心中穏やかではなかったが「仙水郷辺りが一番きついかと思ってましたけど意外に大したことなかったですわ」と大人の対応。すると「いやーあの後からの急坂がきつかったね~。もうバテバテですよ。」と言ってきた。そう話す奴のジャージは全開だ。まぁそこそこ足は使ったけどそんなにバテバテとか言うほどのもんでもないぞ。まだ半分も来てないし・・・。地図をしまって自転車にまたがりふと振り返ると例の二人がいない。「なぬ!?いつの間にいなくなったんだ??」 あんな奴らはオレの前に走らせるわけにはいかん。すぐさま奴らの後ろを追いかけ始めた。
スタートして10分後、まだ僕は怒っていた。「ちきしょ~!いくらオレがDEPOとかで5000円で売ってるような安もんのシマノジャージを着てるからってなめやがって~!!(怒)」  
完全に被害妄想スイッチがONになっている。前方に10人くらいの集団が見えた。「ダサくて悪かったな~!!!!(DSCF6010.JPG怒)」
被害妄想パワーに任せて抜き去った。メーターを見るとスピードは35キロ。怒ってる割にスピードは伴っていない。  
洲本の街なかで早くも休憩。コンビニでおなりさんを購入。お腹が満たされると怒りはどっかにと消え去った。由良へ向けて走り出す。ここからは自転車では未知の世界だ。。今回のコースで僕が一番懸念しているのが由良から先、立川仙水郷やナイトスクープにも出てきた「ナゾのパラダイス」がある辺りの山越えだ。以前車で走った時に「いや~この辺キツそうだなぁ~」との印象が強く残っDSCF6013.JPGている。由良の港に差し掛かる。成ヶ島ってのが対岸に見える。地図には「ミニ天橋立」と書いてあるけど僕には北海道のトドワラみたいに見える。
そして仙水郷への登りへと差し掛かる。しかし「あれ???」 かなり警戒していたのに思ったほどの坂ではない。つーかこれならいつも走ってる北摂の山道のDSCF6017.JPG方が全然骨がある。しかし大して苦しんでいないのに意外と高度は稼いでる。高いとこから見る海が気持ちいい。楽々と登りをこなし下りに入る。反時計回りに走る人はこの道を登らなければならないんだけどこっち側から上る方がしんどそう。下り終えて平坦区間に入る。「うわ~!!」  果てしなくDSCF6022.JPG続く海沿いロード。なんだか昔自転車で走った奥尻島を彷彿とさせる圧巻の潮風ロードだ。しかし冷静に眺めてみると結構波が激しい。波しぶきがテトラポットを乗り越えて道路にまで届いてそうだ。こりゃ悪天候の時は危なそうだ。そんなところどころが波しぶきに洗われている潮風ロードに僕は突入した。

昨日、先週のびわいちに続きあわいちをやってきた。スタートは道の駅「東浦ターミナルパーク」。去年チャレンジした時には明石海峡大橋の下にある道の駅「あわじ」に停めたんだけどこちらは「釣り人・サイクリング駐車禁止!!」とデカデカと看板を掲げられていたので今年はやめた。ちなみに去年は駐車場にいたガードマンに「自転車だめなんすか??」と聞いたら停めさせてはくれたけど未舗装の駐車場へと回された。さらにこのときは高速が大渋滞で家から淡路まで3時間以上かかりスタートが大幅に遅れたために南側の由良方面をショートカットし全長100キロショートコースと相成ってしまった。
今回は家を8時過ぎに出発。渋滞はなく予定通り1時間ほどで東浦に到着。準備をしているとルーフにロードを2台乗せた車が到着。向こうは男二人。同じローディーどうし、あいさつを交わす。あちらも時計回り、僕も時計回り。「僕遅いんで途中で追い抜かれますわ」などと話しながら準備を終えいざ出発しようとするとそのローディーが「えぇ~リュック背負って走るんですか~?」などと言ってきた。まぁどう思おうと自由なんだけどその顔が完全にこっちをナメてる。なんて答えていいのかわからなかったので「いやー途中でトラぶったら困るんで(いろいろ背負ってます)」と答えると「気持ちはわかるけどねぇ~。でもそのリュックが命取りになるかもよ」などとほざいてきた。「うるせーなー。ザックは山屋の命なんだよ!だいたい先週はもっとでかいザック背負ってびわいちしてきたんじゃ。文句あっかー!!!」と思いながらも「重くなるのは覚悟の上っす」といって一足先に出発した。背中にものを背負ってるとそこに熱もこもるしダサいのは百も承知だ。びわいちの時はカリマーの25Lのザックにいろんなもんを詰め込んで走ったけどこれはさすがに改善の余地ありだった。まず走りきれなかった時のことを考えて輪行袋、ひざ痛が出たときのためにCXWなども入れていたんだけど今回は走りきると心に決めていたので輪行袋は無し。びわいちでひざ痛も出なかったのでCWXも無し。チューブ、タイヤレバー、ツールはサドルバックに入れポンプと地図をモンベルのサイクールパック5(L)に入れた。だから見た目はザックを背負ってるけど中身はほぼ空身だ。地図は必要なところをコピー、ポンプはサドルバックに装着すればザックを背負わなくてもよかったんだけど「まぁえーわい」とこの格好で来てしまった。「あいつらだけには絶対捕まらんわい!プンプン(怒)」   とりあえず出発した。

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1977/09/23
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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