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22時42分、急行「はまなす」は札幌に向け出発。通路やデッキには席にありつけなかった人たちがあふれておりました。函館で降りる人もいるのだろうけどほとんどの人が札幌まで行くんだろうなぁ。いやー修行だな、これは。僕もその昔、初めてひとり旅に出た16才の春休みにムーンライト九州のデッキで京都から小倉までほぼ立ちっぱなしという地獄のような経験をしたことがある。当時の夜行快速は現在と違い全車指定席ではなく(ムーンライトえちごだけは全席指定。ちなみにムーンライトながらはまだ大垣夜行と呼ばれていて全席自由。ん?グリーン席はあったかな??ま、細かいことは置いといて18キップのシーズンともなると始発の品川駅では座席確保のために長~い行列ができたもんだ)広島の田舎もんだった僕は「あんな深夜に走る電車なんてガラガラに違いない!!そうに違いない!!」と信じて疑わず発車ギリギリまで京都の街をうろうろしておりました。発車間際にホームに向かった僕は通勤ラッシュのような列車を見て愕然。列車には立ってる人が通路に入りきらずデッキにまでもあふれておりました。なんとかデッキには潜り込めたものの完全なるおしくらまんじゅう状態。途中岡山あたりで「荷物を一か所に集めて空いたスペースに15分交替で座ろう!!」と言う人が現れてみんなで「そうしようそうしよう」となったものの如何せん人が多すぎてなかなか順番が回ってこない。で、2回くらい座ってわずかに寝たものの小倉に着いた頃はヘロヘロ。途中で耐えきれなくなって厚狭で降りた人も何人かいた。そんな経験もしてたもんで立ってる人のしんどさってもんがヒシヒシと伝わって参りました。しかし無事座席を確保した僕はお構いなしにそっこー爆睡モード。函館までの間で寝ぼけまなこに記憶があるのは蟹田の運転停車、青函トンネルのいちばん深いとこ(トンネルのライトが緑に変わるとこ)くらいで後は気持ちよく寝ておりました。AM1時、函館到着。ここで青森からの電気機関車からDD51にバトンタッチ。いつもなら機関車交換を見に外へ出るところ「今日は眠い。寝よ・・・」ということで車内でまどろんでいたもののふと外を見ると結構な数の人たちが機関車方向へ歩いていらっしゃる。それを見ると「うむむっ、オレも行かねば!!」と変な焦りを感じカメラ持参で結局お外へ。ひとしきり撮影すると心は安らぎ再び夢の中へ。進行方向を変えた列車は札幌めざし函館を出発。途中長万部に停車したことなど全く気付かず東室蘭、苫小牧、南千歳と停車駅ごとに目は覚めるものの頭は完全におやすみ状態。札幌に到着するまでホントに気持ちよく眠ることができました。そして定刻のAM6時7分、終点札幌に到着。2008年最後の朝を札幌駅で迎えるとこととなりました。 続く!!
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