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2008年12月23日
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テント場に帰ってきた後は少し早目の昼食。マルタイの棒ラーメンを食す。1本食べてまだ食べたりないのでもう1本食べる。2本目のための粉スープが余るんだけど残しても仕方がないので1本食べた残りのスープにぶち込む。う~む、さすがに塩辛い。やりすぎた。
そしてここで決断する。「下りるぞ」
天候はこれから崩れる模様。ここで雨をテントの中でやり過ごし、雨が止んだ翌日に降りる予定であったけど時刻はまだ10時過ぎ。赤岩尾根経由で下界(大谷原)まで4時間ほど。今日下りてしまえば明日はゆっくり過ごすことができる。地図を見ると赤岩尾根の上部は「滑りやすいヤセ尾根」とか書いてある。今出れば雨でぬれる前に通過することができるだろう。明日足場が濡れてる状態で通過するよりはいいかもしれない。ということで下山することにした。
DSCF9445.JPG冷乗越から赤岩尾根に入る。ほぉ~いきなり来ましたか。ガレ場のトラバースである。その後も崩落地の通過を何度か繰り返すが鎖がついているので安心だ。まぁ地図上に注意書きされるのもうなづけるんだがここで注意書きをするならなぜ北峰への道では何の記載もないのだ??と思ってしまった。どっちかというとあちらの方が注意書きがされて然るべきだと思う。

しかしこの赤岩尾根、なかなかの急坂である。こりゃ柏原新道の方が断然歩きやすい。DSCF9446.JPGはしごとも階段とも言えない何とも微妙なのをいくつも下り高島平に到着。尾根の上部で3人とすれ違って以来全然人とすれ違わない。静かな山行である。心配した雨の方はポツポツ程度で本格的には降ってこない。しかし周りはガスに覆われている。


DSCF9447.JPGその後も急坂を下り続け西俣出合に到着。地図にはここの直前に「はしごあり」とか書いてあったけどそんなものはなかった。つーかあのはしごのような階段のようなもののことを言っていたのか??



ここで川をまたぐのかと思いきやトンネルみたいなのでくぐるようになっていた。

DSCF9451.JPGこんなところをくぐる。






DSCF9449.JPGトンネルの中から流れ落ちる水の裏側を見ることができる。





DSCF9453.JPGここからはコースタイム1時間の林道歩きだ。空は暗いし人気もない。なんだかクマが出てきそうな雰囲気だ。一人だったら非常に心細かったろうと思う。K籐がいてよかった。




時に深い話を交えつつ基本的には雑談をしながら林道を歩く。DSCF9454.JPGそして林道のゲートまで歩いてくると「クマ注意」の看板が。やっぱりなー。出そうだよ、ここは。そして大冷橋を渡って大谷原に到着。いつもなら「着いた~!!」と心地よい達成感に包まれる瞬間だけど今回はビビって北峰に登れなかったので自分的には気が晴れない。南峰からの最初の急な下りさえ我慢して鞍部まで下りれば後は行けたんじゃなかろうか??とか今になって思うことがたくさんある。自分のヘタレっぷりが原因ではあるのだけど何とも不完全燃焼な山行であった。   
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男性
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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