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2008年12月23日
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少し遅れて僕も前半の登りを終えた。スキル君の姿はもう見えない。平坦になったもんだからあの勢いですっ飛ばして行ったんだろう。あんな走り方して平坦区間ですっ飛ばせるんだから体力はなかなかなものだ。ただ僕はそのままのペースで走る。どーせ登りで追い付けるだろ。
滝に向けて走っていると前からロードの女の子が走ってきて止まった。何かもの言いたげだ。とりあえず僕も停まる。

女 「すみません。あのー、山に登りたいんですけどどっちに行ったらいいんでしょう??」
僕 「へ?どこの山??」
女 「五月山です」
僕 「だったら行き過ぎだね。この先に高山って看板が出てるからそこを左折して、しばらく行くとトンネルがあるからその手前を左折したら行けるよ。」

話してる中でわかったことはこの子はどうやら浄水場の方から登ってきて途中で引き返して来たってこと。滝の方から走ってきたから勝尾寺のほうから下って来たのかと思った。僕も走る方向が同じだから途中まで連れてってあげようかと思ったけどやめといた。やっぱ自分のペースで走った方が気も使わなくていいかなと。
再び走り始める。平坦区間が終わり後半の登りにかかる。途中で一人追い抜いた。てことはスキル君も頑張って回してるってことだな。
高山との分岐に差し掛かる。スキル君の背中は見えない。奴がどっちに行ったのかわからないけど僕はとりあえず高山に行くことにした。高山に向けて左折したその時前方にスキル君を発見。後ろを振り返ったスキル君が「げっ!!」という表情を見せそのままダンシングで逃げにはいる。う~む、なんと強情なやつ。
トンネルを越えそろそろ豊能にはいろうかというところで背後に気配を感じる。「誰じゃい??」
しかし無理にペースを上げて無理に引き離すつもりはさらさらないのでそのままのペースで走る。そして間もなく横からすーっと追い抜かれた。まぁ行けるとこまでついていくか・・・と思った瞬間ジャージの文字が目に入る。「CLUB  SILBEST」   う~む、やめとこう。勝てない喧嘩はしない主義です、はい。
その光景を振り返りながら見ていたスキル君、無謀にもダンシングで逃げにかかる。しかしシルベスト氏にそっこーつかまる。しかしスキル君はさらに無駄な抵抗を重ねようとする。もぉ~、やめとけって。結局スキル君の逃げは何秒と持たずさらに最後には右手をちょいちょいやってハンドサインで「前を行け」。
「いやいやそんなことせんでも勝手に抜かれるし」と突っ込みながら豊能の野菜売ってる市場のところで僕も抜かしにかかる。すると観念したのか前方のスキル君はスピードダウン。しかしその次の行動に思わず苦笑。スキル君は自転車降り後輪を何やらいじり始めた。はいはい、なにやら後輪の調子がおかしいってわけね。いやーその気持ち良くわかるよ。オレも何度かやったことあるし(笑)
そのまま高山の公民館で折り返し自宅へと戻る。8時半には家に戻らんと嫁にシバかれる・・・。
途中でスキル君とすれ違う。大学生かな?20代であるのは間違いない。そこから麓に下りるまでたっくさんのローディー達とすれ違った。下の方ではシルベストさんの朝連軍団ともすれ違った。いやーいいね自転車は。今度はもっと早起きして遠くに行こう。

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HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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