鈴鹿エンデューロ 其の２

AM４：３０。ケータイの目覚ましが鳴る。「うぉぉぉ～眠い～」　　睡眠時間ざっと４時間余り。まだ外は真っ暗だ。しかしここは我慢して起きねばならぬ。トイレに向かいコンタクトを入れる。つーかこんな目がしょぼしょぼの時にコンタクト入れたくないなぁ。車に戻り昨日大津のサービスエリアで買っておいたおにぎりを食べる。そして５時前に出発。鈴鹿ICまではほんとにすぐだった。鈴鹿ICからサーキットまでもまだ夜明け前の真っ暗な道を順調に進む。そして駐車場となっている交通センターの１キロ手前まで来たときに「な、なにぃ～！！」　　なんと渋滞してるではないか。それまで全くそんなそぶりすら見せない道のりだったんで油断していた。この渋滞はもちろんエンデューロに向かう人たちの渋滞である。時刻は５時２０分。あと１０分で受付が始まり１時間後には試走が始まる。すぐ脇を自転車でやってきた軍団がすいすいと進んでゆく。「うむむ、どこまで続いとんのか知らんけど大丈夫か？？」　　この渋滞を抜けた後受付をせねばならん。受付まで大混雑してたら試走出来んではないか。今回ローラー台を持って行こうか迷ったけど試走の時にアップも兼ねればいいわいと考えて持ってこなかった。試走出来なかったらえらいこっちゃ。肩慣らしなしでいきなりマウンドに向かうようなもんだ・・・なんて心配してたけど５時半過ぎには駐車場に車を停めていた。しかし当たり前と言えば当たり前なんだがこんな朝っぱらからすごい数の車だ。愛車を車から降ろしジャージに着替えクロックスからサイクルシューズに履き替え恰好だけ戦闘モードに突入する。体はまだまだ平和ボケしてる。そして５時５０分、受付のためサーキットへ移動した。