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昨日の続きで今日は仕事しながらどうやって北海道に行くかを考えていた。山ならまだ予定を組まなくてもいいけど北海道に行くなら戦いはすでに始まっている。バスの予約は始まっているしJRの指定席を予約するにしても出発日の12月28日の一月前である11月28日も目前に迫ってきている。ちなみに年末年始の指定席の事前予約は水曜日で終わってしまっていた。動きだすのが遅かったなぁ。とりあえず今日の昼休みに昨日考えてた大阪ー仙台間の夜行バスの座席をキープしとこうとネットのサイトを開いた。値段を確認すると「8000円」と書いてある。うむむっ、ずしんとくる数字だな。大阪ー仙台のツアーバスって6000円くらいのイメージがあったけどそれは閑散期の話であって繁忙期は8000円まで上がっちゃうんだよね。去年もこのバスを利用して同じことを思ったのをすっかり忘れていた。しかし8000円を往復して16000円。往復で買うと200円引きになるけど焼け石に水だ。無理、無理、こんな料金。今の貧乏な僕には払えません。あ~ぁ、仙台に朝着いて北上線のほっとゆだでひとっぷろ浴びて青森へ向かおうと思ってたのにこれでは話にならん。ということで別のルートを考える。大阪ー新潟の夜行バスならどうか??おぉこちらは5800円。まずまずだな。はまなすが出る前に青森に着きゃいいんだ。それなら安いにこしたことはない。会社で時刻表を広げるわけにはいかんのでヤフーの路線で新潟ー青森間の時刻を検索する。8時48分に新潟を出て青森着が22時39分。おぉ~いいじゃない。で、はまなすの時間を調べると22時42分。
「・・・大丈夫か、おい。」
連絡時間はたったの3分。100歩譲って夏場なら多少の不安はあるものの、まぁありかもしれん。しかしこの真冬の、しかもかの日本海縦貫線である。環境の厳しさは太平洋側とは比べもんにならん。3分くらい遅れることなど日常茶飯事化もしれん。実際去年乗った時は何分か遅れたような気がする・・・。数分の遅れならワンマンの運転士をせっついて青森駅ではまなすを待たすことも可能だろう。しかし10分以上遅れるようなことになれば僕を見捨ててはまなすは出発してしまうだろう。こいつはかなりリスキーな選択だ。なんとかならんかと画面を見ていると、「おっ!!」 。酒田で3時間ほど待ち時間がある。この間にあとから来る特急に乗って先行の普通列車に乗り継げばなんとかなるんではなかろうか??よし、後続の特急を調べるぞ!!・・・すると「き~んこ~んか~んこ~ん」。昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。 続く
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