2008年12月23日
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次の列車までは約1時間半。その間これまで撮った写真のチェックなんかしていたけどとても1時間半はつぶせない。30分ほどしてから割と近くにある「クリスマスツリーの木」を目指すことにした。「割と」とはいえ歩きだと10分20分で着くような距離ではない。とりあえず着こうが着くまいが30分たったら引き返すことにして歩き始める。ずんずん進んでいくと大粒の雪が降ってきた。「クリスマスツリーの木」の標識に従い歩いてきた道から左にそれ丘に続く上り坂に差しかかる。このころになると降りすさむ行きは半端ではなく視界も危うくなってきた。首から下げてる愛機、ニコンD300にも雪は容赦なく降りつける。とりあえずボディ自体は防滴仕様になっているもののレンズの方って大丈夫なんだろうか??いくらボディは守られてたってレンズがダメなら全く意味無いんだけど・・・。レンズがおじゃんになっては泣くに泣けないのでカメラはお腹の中にしまう。しかしこの雪、激しすぎるので30分たってないけど引き返すことにした。「鍋底」の踏切には15分前に到着。今度も僕以外誰もいない。列車を待っていると踏切を渡ったところで一台の「わ」ナンバーのレンタカーが停まった。中から僕と同い年くらいの人が降りてきて「電車撮ってるんですかー?」と話しかけてきた。でまぁ「あと10分くらいで来ますよ」というと「じゃせっかくなんで僕も撮らせてもらいます」てことで合流。この人は静岡から飛行機でやってきた人さっき着いたばかりだとのこと。ホントは歩いて回る予定だったけどこの大雪で歩くのを断念。ダメモトで駅のレンタカー屋に入ったところたまたま1台返ってきたらしく運よくGETできたんだそうな。この人は別に鉄道好きというわけでなく持っているカメラもコンパクトデジカメ。僕の本音としては集中して撮影に臨みたかったけど2人きりでの無言の時間というものに耐えられない性分なので色々話しかけてしまう。そうこうしているうちに列車がやってきてしまった。「どわぁ~まだ心の準備がぁぁぁ~」と思っている間に列車は通り過ぎて行った。「・・・・・・・」。静岡の人曰く「いやー行っちゃいましたねー。あ、僕邪魔じゃなかったですか??」。「・・・・。いえ大丈夫です・・・・。」と僕。「この後次の場所まで送って行きましょうか??」とご厚意で言ってもらったけど歩きたかったんで丁重にお断りする。ここからは美馬牛小学校の脇を通り美馬牛駅まで歩く。雪の中、美瑛の丘の景色を堪能しながら歩いてゆく。この町は有名なスポットでなくても町全体が絵になるなぁ。ただ訪れるのは今回で5回目だけど1度も青空を拝めたことはない。夏なら雨、冬ならどんより暗い雪空だ。美馬牛小学校へと続く坂の途中で美瑛発14:16の富良野行きを眺める。美馬牛小を通り過ぎ丘を下る。美馬牛の町に入り美馬牛の駅についた。次の列車まで1時間以上ある。掲示物を眺めたり荷物の整理をしたり写真のチェックなんかをして時間を過ごす。ローカル線の旅で次の列車までのんびり過ごすこの時間が大好きだ。しかしここからは旅の終わりへと突き進むのみだ。小樽港に着いてしまえばあとは現実世界へと強制送還だ。あ~今回の旅も終りだなー。
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プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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