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2008年12月23日
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雨降りなのでテントに戻る。時刻は14時過ぎ。しかし寝ようと思えば今からでも寝れる。テントの中でごろごろしているとテントを打つ雨音が時折乾いた音になる。あられかみぞれかはたまた雪か。気にはなるけどフライを裏返しにつけているのでベンチレーターから外が見えない。
時間はゆっくりと流れる。退屈といえば退屈だ。そこで今回初導入の秘密兵器の実験をすることにした。その秘密兵器とは「携帯用トイレ」。
テン泊してると結構めんどくさいのがトイレ。夜起きてトイレ行くのも面倒だし外が雨ならなおさら億劫になる。これまでの経験から今回は携帯トイレを導入することにした。正直今はまだ明るいし傘をさしていけばたいして濡れることもないとは思うけどせっかく持ってきたんだし使ってみたい。ということで使ってみた。テント内で大惨事を起こすことは絶対に避けなくてはならない。慎重にセッティング(?)してからいざ発射。ジョーっと袋の中に用を足す。100均で買った代物だけに信頼性には疑問があったけどなるほど、ブツがゼリー状に固まっていく。瞬間的に固まっていくのではなくじわりじわりと固まっていく。しかしこの携帯トイレ、この雪山の冷え切ったテントの中では妙な気分になってくる。中身がお小水とはわかっていても程よくひと肌的な温度でいい感じに温かい。まるでカイロのようだ。これがお小水の入った携帯トイレでなければ思わず懐に入れてしまいそうなのだがそこは「いかんいかん」と踏みとどまる。
あんまり多用すると持ってきたものを使い切ってしまうとまずいので2回目は結構我慢してから使ってみた。しかし1回目より量が多くしっかりと固まらない。口をチャックで閉めるのでこぼれる心配はないとは思うけど多少の不安は残る。
この携帯トイレ、便利といえば便利である。しかし実際使ってみてわかったことがある。おしっこって結構重いのである。なんつーかその、1つくらいならまだしも2個3個と使用するとずっしりとした重さになる。使用済みのものをトイレに捨てるわけにもいかんので下界まで担ぎ下ろさねばならない。感覚的にはウィダーインゼリーを自分で作り出してそれを背負うといった感覚。日が経つにつれ行動食で持ってきたウィダーインゼリーが無くなってきて背中が軽くなるはずなのに自分自身が生み出したウィダーインゼリーでその軽さが相殺される感じだ。というわけでこの携帯トイレを使うのはどうしてもって時に限る。むやみに使うと文字通りお荷物を増やすことになってしまうことを学んだ。
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としぷー
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47
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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