忍者ブログ
2008年12月23日
[1343] [1337] [1331] [1330] [1326] [1325] [1318] [1315] [1314] [1313] [1312]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本来は8時からのスタートのところを7時50分にスタートできた。一分でも早くスタートしたかったのでラッキーである。郡山の駅間をスタートし白布温泉を目指す。経費節減のため高速道路は使わない。
郡山の街中を抜けていくんだけどさすがに県都福島と張り合うだけあってなかなか大きな街である。
DSCF1286.JPGDSCF1288.JPG








しかし中心部を抜けた辺りで「あちゃー!!」
レンタカー屋の長椅子の上にセブンイレブンで買った食料を置き忘れたことに気づいたのだ。一瞬あれはもう諦めようかなとも思ったけどやっぱり取りに行くことにした。もう一回買い直すのは金銭的にも精神的にもダメージが大きい…。レンタカー屋に戻り食料は無事に回収したものの時刻は8時20分。30分もロスしてしまった。
再び登山口を目指して走る。福島だと思っていたその登山口は実は山形であった。住所的には米沢市内。米沢、広すぎるだろ。
ラジオ(AM)を聞きながら走る。放射線のことや被曝ことを話していた。こういうのを聞くとここは原発事故の起こったとこなんだなと改めて実感する。
雨がかなり強くなってきた。も~嫌だなぁ。晴れなくてもいいから雨だけは勘弁してほしい。そんなことを思いながら走っていると左手に猪苗代湖が現れた。う~む、でかい。なんだかほんとの海のようだ。ガスがかかっていてなんだかおどろおどろしい雰囲気を醸し出している。とりあえず写真を2、3枚撮って再び走り出した。

DSCF1291.JPG
海っぽい








DSCF1293.JPG
ガスってます







DSCF1299.JPG

なんか海に突き出た半島のように見える。









猪苗代町の中心を抜け山の中へと入っていく。途中で桧原湖という湖の横を通った。結構アウトドア色の強い湖である。福島というところは海あり山あり湖ありと非常にアウトドア遊びのフィールドに恵まれた素晴らしいとこだなと思った。あの地震と原発の事故さえなかったらなぁとほんとに残念に思う。DSCF1309.JPG
そんなことを思いながら車は白布峠に差し掛かる。雨はさらに激しくなりガスが立ち込めてきた。う~ん、こんな日に登るのは嫌だなぁ。しかしこの辺りは地形的に非常に険しい。峠を登りきり下りに差し掛かるあたりから特に険しくなる。気づけばすでに山形県に突入している。登山口の白布温泉が近づくにつれだんだん不安になってきた。「こんな日に登ってる奴なんておるんかいな??つーかこの天気でちゃんとロープウェイは動いてんのか??」
正直ロープウェイが止まっているとなると大きく予定が狂う。はっきり言って僕はこの西吾妻山をなめていた。ロープウェイとリフトを乗り継げばそこは標高1810m。あとは2035mの山頂までは1時間40分ほどの行程である。夜行バスで疲れた体的にはこれくらいがちょうどいいと思ったので初日にこの山をもってきたのである。ただこれのピストンではあまりにあっけないので下りは若女平まで歩いて降りることにしている。しかしロープウェイが動いていないとなると話は別だ。ロープウェイとリフトの区間を歩くとなるとコースタイムで2時間半かかる。これは非常に厳しい。そうなるとこの時間からのスタートでは日帰りが危うくなる。上の西吾妻小屋で泊りなんてことになればこの山行の予定がぶち壊しである。翌日の磐梯山&東吾妻山のうちどちらかを削るか翌々日の蔵王を切り捨てなければならなくなる。僕的にもそうそう時間とお金をかける余裕はないのでここは一発で片づけたい。
そうこうしてるうちに白布温泉に到着。スタート地点の天元台ロープウェイ湯本駅に到着。誘導役のおっちゃんに導かれ駐車場に車を停めた。
外は雨がザーザー降りなので車の中で準備を進めるも登山者の姿は皆無。ロープウェイの姿も見えないので動いているのか不安になる。
しばらくすると上からロープウェイが下りてきた。「よかった~。動いてたわ。」DSCF1317.JPG
準備が終わり駅へと向かう。中に入ると山っぽい格好をしたおっちゃんに「登るの?」と聞かれた。ロープウェイとリフトで上まであがり若女平に降りるというと「今、一番上のリフトが停まってる」と教えてくれた。さらに「さっき東京から来たと言う人が上がっていったけどその人はぎりぎり間に合ったかもしれない。」と言う。「よかった~。こんな日でも登ってる人がいるんだー。」と安堵したのも束の間、おっちゃんは「その人は東大巓の方に行くと言ってた」というではないか。僕が向かうのと逆方向の山である。
下山後、駐車場に戻るのは17時を過ぎると思われる。その頃にはロープウェイの駅は閉まっているので今のうちに登山バッチを購入する。
DSCF1320.JPG

そして11時の便で上へとあがる。中には先ほどのおっちゃん達と仙台から来たカップル。このカップルは普通の観光客である。終点の天元台高原に到着。山っぽい格好のおっちゃん達もそのまま上にあがるのかと思いきや天元台ロッジの方へと歩いて行った。そこの職員さんだったのか???同じ方面へ登る人なのかもとちょっと期待しただけにちょっと凹む。さらにロープウェイを降りてから悪いニュースが入ってきた。なんと一番上のリフトに続いて2番目のリフトも悪天候で止まってしまったらしい。カップルたちは当然ここでストップ。この悪天候なので周りには登山者どころか観光客もいない。完全な一人旅である。「う~む、気が重い・・・。」  この悪天候の中の一人登山にちょっと気持ちが沈んだ。
PR
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
としぷー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
○photo by hanamaru.○