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2008年12月23日
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なんだかんだで登ってからはや1月、剱岳のレポートです。9月18日、仕事を定時ダッシュで帰ろうと思っていたものの帰る間際にトラブル発生で結局会社を出たのは6時半過ぎ。そしてなんだかんだで家を出たのは10時過ぎ。完全に出遅れました。川西の自宅を出て本来であれば茨木か吹田までした道で引っ張ろうかと思っていたけど時間的にそんなことも言ってられないので最寄りの中国豊中から高速へ。シルバーウィークの影響か上り線、予想以上に車が多い。反対側の下り車線はすでにのろのろ運転。恐るべき高速1000円効果!!
京都過ぎ大津を過ぎても車の数は一向に減らず「もしや富山までこんな調子か・・・?!」と思っていたものの米原からの北陸道に入ると一気に車の数が減りました。でもいつもよりは多いんだろうなって思えるほどガラガラではなく程良い感じで富山に向け疾走してました。ナビによると富山地鉄の立山駅の到着予定は3時20分。当然そんな時間まで走り続けるわけにもいかんので最低のノルマを富山のSAとする。1時を過ぎ久しぶりにオールナイトニッポンを聞きながらのドライブ。そして2時過ぎ富山のなんとかSA(名前忘れた)で力尽き就寝。翌朝は5時過ぎに起床。朝からラーメンを食べ身の回りの準備をしていざ出陣。立山ICで高速を降り地鉄立山駅近くの無料駐車場へは8時過ぎにつきました。9時10分のケーブルで美女平に向かいそこからバスで室堂へ。今回は今までの山行とは違い天気は最高。連休中は全日晴れというミラクルな予報に「ほんと生きててよかった~」って思えるほどのドカッ晴れ。そしてバスは室堂へ。室堂へは今回で2回目です。前回は3年前の夏。海の日の連休に夏休みをくっつけて室堂から雄山に立ち寄り薬師岳まで縦走して折立に下山するという計画だったんですが天気は雨。つーか大雨。雨ザーザー振りの中をなんとか五色ヶ原のテン場に辿りついたもののテン場は雪の下・・・。茫然自失する余裕もなく五色ヶ原山荘に転がり込みました。もうほんと必死でした。山荘の方はめちゃくちゃ親切でずぶぬれの僕ら(このときは弟と一緒でした)を見るなり「荷物は置いといてまずはお風呂に入りなよ。」と言ってくれて涙が出るほどうれしかった。つーか山小屋でお風呂が入れるなんて全く予想してなかったしテントの予定だったんで事前に小屋の情報とかも見てなかったんでホントにびっくりした。お風呂のほうは心の底から「おぉ~極楽とはこのことよのぉ~」って思えるほどほっとしたし気持ち良かった。結局翌日も荒天で小屋に停滞し縦走をあきらめそのまま室堂へと帰って行きました。そんな以前の惨敗っぷりとは対照的に今回は見事な秋晴れ。意DSC_7869.JPG気揚々とまずは地獄谷へ。硫黄臭い蒸気がいたるところからシューシュー吹きだしてる地獄谷を通りお次は雷鳥沢へ。そして雷鳥沢のテン場から剱御前小舎へと向かう途中にある橋を渡るところ 室堂へ向かうバスからの剣岳  でこの連休中は予約な            
し では山小屋に泊まれないと記した立札がかけられていました。この連休、相当な人がこの山に登ってるんだなーと思うとなんだかこっちもテンションが上がってきました。ビビりながらの今回の山行。どの本を見ても恐ろしいことしか書いてないこの山。特にカニのタテバイ・ヨコバイなんかは写真見るたびに「うぅぅ・・・恐ろしすぎる・・・」
登山歴5年。槍も奥穂も登ったけどぶっちゃげ槍も奥穂も危険なところは一部分だけだし(通常の一般登山ルートなもので・・・)おまけに両方とも雨&ガスで高度感っちゅうもんが全くなかったんで「槍も奥穂も登った。けど全然剱に登れる自信ちゅうもんが全く持てん・・・」というのが本音のところでした。そんな感じだったんでこれだけ多くの人が剱の頂上を目指してるんだと思うとビビりながらも勇気もわいてきた。そんな感じで剱御前小舎へ到着。剱御前に登るか迷うものの早くテン場でのんびりしたいってことで今回はスルー。剣沢のテン場へと向かいました。この辺からDSC_8012.JPG周りの景観も高山らしくなってきて「今俺はアルプスにいるんだなぁ」としみじみ感じながら剱沢へと下って行きました。そして無事テン場へ到着。剱岳が大きく見える。早速テントを張り手続きを済ませビールを買いに剱沢小屋へ。これがまたビミョーに遠い。テン場から大きく下った所に剱沢小屋はありました。「ちきしょー、遠いなこの小屋」とか思い
ながら小屋の横から正面に回ると「うわぁ~!!!!」そこにはテン場から見るよりもはるかに迫力のある剱岳の姿が!!!ただ単にビールを買いに来ただけだった僕はカメラをテントにおいてきたんで写真は撮れませんでした。つーかテントに戻ってカメラ持ってくりゃいい話なんですがそんな俗っぽい気にもならずつまみ抜きでビールを飲みながら2時間くらいただただ圧倒的な迫力の剱岳を見ていました。写真なんかとらなくても十分脳裏に焼けつけると思いました。ホントに幸せな時間でした。
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シルバーウィークも終わってしまいましたが去る9月18日の夜から剣岳に行っていました。予定としては2泊3日で剣をやってその後1泊2日で常念をやる予定でした。今回のメインディッシュの剣岳、100名山完登の為にはいつかは行かねばならんというのは重々わかっておりましたが正直カニのタテバイ・ヨコバイを中心としたあの難路に正直ビビっておりました。僕の中で北アの奥穂・槍・剣ってのは特別な存在で、この3つを登ったらやっと僕も登山者の仲間入りって感じだなって思ってました。しかしこの3つの中で最もビビってたのが剣岳。あの岩場だらけのルート(室堂から前剱を経るルート)を写真で見るたびに非常に気が重くなっていました。行かねばならんと思いながらもビビってる自分がいてずっとモヤモヤしておりました。一昨年槍に登り、去年は奥穂。そして今年、ついに後まわし後まわしにしてた剣への挑戦と相成ったわけです。自分的には「槍もやった、奥穂もやった。そろそろ剣への挑戦してもいいんじゃない?」って感じで。なんかものすごく大げさな感じになってますけど自分としてはそれほど存在の大きかった山だったんです。その山行はまた次回からつづっていきたいと思います。

今日、仕事の帰りに梅田のIBS石井スポーツに行ってきました。突然の全店閉店宣言にびっくりしたのは一月前。横浜と名古屋の店は閉まってしまいましたが梅田のほうはあと約一月やってます。今回は給料が入ったばかりでまだ潤っている財布を握りしめ特に欲しいものはなかったんもののふらふらと店の方へと入って行ってしまいました。店の中を何を見るという事もなくうろうろしていると一つの商品が僕の目の中に入ってきました。スキットル・・・お酒を入れる専用のこのボトルを見たとき「おっ、これなんかかっこいい!!」と思い買ってしまいました。dugのステンレス製の6オンスのスキットル。価格は2100円から10%オフの1890円。チタンのほうが金属の匂いも付かず軽くていいのですが如何せん高い。余裕で1万円を越えるので価格的にもお得なステンレス製のに決めました。いやー男ってこういう道具に弱いんすよねぇ。先月はトランギアのアルコールバーナを買ってしまいました。どう考えたってガスバーナーのほうが便利で使えるってのは分かっているもののなんかあのメタルちっくな風貌に引かれちゃうんですよね。ゴトクをつけてると火力の調節はできないし火がついてるときは全体が熱くなるし燃料のメタも持ち歩かねばならんから泊まりの山行には持っていくことはないだろうけど六甲山とか近場の日帰り山行なんかでは持っていこうかなって思ってます。ところで今回購入したこのスキットル、来月末に常念岳に行く予定があるんで僕の好きなリキュール「マンゴヤン」あるいはウォッカなんかを入れて持っていきたいと思います。今回は山小屋どまりの予定なんでテントがない分多少このような余分なものを持っていったにしても問題なし。小屋に着いたら下界から持って上がった酒で一杯やろうと思います。オレンジジュースで割ったらうまいだろうなぁ。いやー楽しみだっ。

北岳続きです。初日の行動を早々に打ち切ったために2日目は白根御池のテン場から農鳥小屋までの少々長めのコース。とりあえず草すべり経由で北岳山頂を目指しました。しかしこの日もペースはさっぱり上がらず要所要所で休憩を挟みやっとこさ山頂に立った時にはすでに11時半。そして北岳小屋方面へと下り始めたのでdcba9f48.jpegすがこの辺からパラパラと小雨が・・・。ぐずついた天気と思い荷物にこの日も心が折れて「もう北岳小屋でいいや・・・。今後の行程はテントで考えよう・・・。」ともう完全にグダグダ状態。そして北岳小屋のテン場に到着後、受付を済まして早々にテントへ入る。本来の予定だとこの日は農鳥小屋のテン場に泊まり翌日奈良田まで一気に下る予定でしたが北岳小屋でとまっちゃってる以上、翌日に奈良田まで降りるのは無理。大門沢小屋で一泊して翌々日奈良田に降りようかなと考えたんですが実は当初の予定では奈良田に降りた翌日富士山に登る予定だったのです。富士山にはこれまで2度、11月と5月にチャレンジしたものの悪天に阻まれ頂上に立てませんでした。これまでは雪の富士山に登頂することにこだわっていましたがコンビを組んでた後輩のK藤に新婚の嫁から雪山禁止令が発令されてしまいました。そんなわけで現状だと雪の富士山を単独行でやらねばならなくなってしまいなんとなく気が重くなってしまって「だったらこの際夏の富士に登ろう!!」と相成ったわけです。しかし下山が一日遅れてしまうと休みの都合上富士山には登れなくなってしまうのでどうしたもんかと考え込んでしまいました。結局白峰三山縦走というのは非常に魅力的ではありましたがそれを断念し富士山をとることにしました。しかし百名山登頂を目指す僕としては間ノ岳だけは切り捨3075b1b4.jpegてることが出来なかったので翌日間ノ岳に登り八本歯のコル経由で広河原に下山することにしました。
翌日、四時半スタートで間ノ岳を往復。空荷だったんで快調に進みました。途中富士山がきれいに見えました。そして下山。八本歯のコルを目指して下ったのですがこのコース、なかなかハードでした。いやー登りにこのコースを選ばなくてホント良かった。この日も重い荷物にひーひー言いながら歩いたのですが全くペースは上がらず少し歩いては休憩ばかり。結局広河原まで5時間半かかりました。まぁ今回の北岳、完全に完敗でした。とりあえずトレーニング不足に加え装備の軽量化という大きな課題が残りました。
ところで広河原からその日の宿泊地身延に向かう途中いろんな事実が判明!まず行方不明だったノリぴーが発見。つーかお薬を使った挙句逮捕状まで出ちゃった状態で警察に自首。なんかもう無残にも程があるっつー感じで・・・。そしてそんなことよりもっと重要なことが!なんと台風が直撃しそうな勢いでこちらに向かってきてたのでした。北岳登るときにはそんな情報全くなかったのにまったくもう呪われてるとしか言いようのないやりきれない思いが・・・。過去二回の天候といい今回の台風といい富士山が僕に来るなと言ってるとしか思えないこの展開。結局その日身延の旅館に泊まり翌日富士山に登らず帰らざるを得ない展開となりました。しかし帰る日の朝、曇ってはいるものの雨は降っておらず「これって思いきって行っちゃってもいいんじゃないの??」と思えるくらいの非常にビミョーな空模様。うしろ髪を引かれる思いで名古屋方面へと帰って行きました。しかし時間がたつにつれ天気は安定してきて晴れ間まで出てくる始末。天候が荒れ狂ってくれた方があきらめもつくのに何ともフラストレーションの溜まる行程でした。あまりのいらいら具合に途中何度か(静岡駅についてた時とか浜松の駅についてた時とか)本気で富士宮方面に戻ろうとしたり富士山の山小屋に電話して現在の状況を聞いてみたりと未練たらたらでした。そんな不完全燃焼の状況で大阪まで帰ってきて余った18キップを駅前3ビルの金券ショップに売り払い帰宅の途に付いたのでした。そして悶々とした中眠って起きた翌日静岡地方に大地震が・・・。東名高速の路肩が崩れ落ちるほどの強烈なやつが起こったのでした。なんつーかこれもまた富士山が「もしお前が戻ってきてたらこうだぞ!!」って見せつけてきてるように感じてしまいました。こりゃもう山の神様が僕を富士山には登らせないようにしてるに違いないと・・・。しばらく富士山は近づかないようにしようと心に決めた僕なのでした。
前回から約一月ぶり。毎日更新してる芸能人ってえらいなと思う今日この頃です。今、自転車のロードレース、「ブエルタ エスパーニャ」見ながらブログしてます。しかしまぁなんと言うか今年初めてサイクルレースを見始めたんですが初めて観たのがツールドフランスだったせいかその後に見るロードレースってのがなんだか陳腐に見える。サッカーで言うなら初めて観たのがワールドカップでその後Jリーグ見るような感じなんかな・・・。まぁ暴言吐くのはこの辺にしといて先月行った北岳。結果的には惨敗でした。山自体が久し振りってことに加えて背中の荷物は26キロ。しかし去年の奥穂も一昨年の槍もこれくらいの荷物を背負って登れてたんで自分的にはいけるだろうと思ってたけど全然駄目でした。
8月5日、その日の仕事を終えて三ノ宮から大垣に向かい大垣からムーンライトながらで東京へ。東京からは中央線を乗り継ぎ甲府へ。まぁ経費節減で18キップで行ったわけです。そして9時のバスで広河原へと向かったのでした。天気は曇り。出発2日前までは晴れマークだったにもかかわらずこの日は午後から雨の予報。さすが雨男って感じです。さてこの日はスタートが遅いものの広河原から一気に北岳肩の小屋まで登る予定。しかし登り始めてしばらくすると予報通り雨が降りはじめ、さらに自分の感覚よりもはるかに体力の衰えが激しくヘロヘロになりながら二股へ到着。肩の小屋まではここからさらに3時間の登り。もう戦意喪失だった僕は相方の大学の後輩、k藤に「予定変更じゃ。白根御池小屋行くぞ」ってことでとっとと登りから逃げてしまったのでした。一応悪天とか寝不足でしんどい場合には白根御池で泊まることも想定はしてたんで次の日に今日の遅れを取り戻すつもりで白根御池のテン場でその日の行動を終えたのですが・・・。  次に続く!!!
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としぷー
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男性
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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