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ブログさぼってました。実に4ヵ月半ぶりです。前回は安達太良山に行く途中で終わってたんでそこから今までを簡単に振り返ると・・・.
まず安達太良山。雨の予報の中それでも安達太良山に向かったものの現地は予想以上の大荒れの天気。登山口のスキー場は猛吹雪でゴンドラ関係が全てストップ。風がむちゃくちゃ強くしかもホワイトアウト。途中の勢子平という台地状になった平原で登山道から外れそこで一時間くらいプチ遭難してました。GPSを持っていたものの僕の持ってるのはガーミンの「GEKO」という地図が内蔵されていないタイプのもの。自分でマップポインターと地図を使って現在地を確認するというものだったのでパニくった僕はうまい具合に現在地を確認することができずビバーグを覚悟。そうしたらちょっと落ち着いてなんとか現在地を確認することができなんとか登山道に復帰。後発のパーティーよりも大幅に到着が遅れたので宿泊地のくろがね小屋に着いた時には山小屋の人から「あと5分待って来なかったら探しに行こうと思ってた」って言われるくらいヤバい状況でした。ちなみにその日の宿泊予定人数は60人でしたが実際に小屋までやってきたのは僕を含め3パーティー8人。温泉にもゆったり浸かれました。翌日は埼玉から5人パーティーに混ぜてもらい安達太良山山頂を目指しましたが、この日も非常に風が強く5分に一回くらいの割合で耐風姿勢をとらなきゃいけないくらいでおばさん達は風に飛ばされてました。結局このパーティーは山頂アタックを断念。結局僕一人で山頂を目指し無事登頂できました。翌日は筑波山に登り帰途につきました。
その後の山行というと3月下旬に雪の大山に登りました。そして8月までは近所の中山や六甲山を2歳の息子を背負って2,3回登った位でまともな山行はありませんでした。そんなトレーニング不足の中、南アルプス白根三山縦走へと出かけたわけなんですがその辺は次回の講釈で・・・。
その日ラストランを迎えるあさかぜ・富士とどこですれ違うのか考えつつうつらうつらしてましたが米原から乗り換えた大垣行きの車内で時刻表とにらめっこしながらあることを考えていました。「ながらの中から見送るのではなくホームで見送りたい」。 そこで考えたポイントは3つ。名古屋・岐阜・穂積の3駅のどこで見送るか。
このまま進むと大垣には21:59着。そこから豊橋行きに乗り換えると名古屋着が22:40。名古屋発が22:46分なのでほとんど待ち時間なく見送ることができる。「あさかぜ・富士を同じ日に大阪駅と名古屋駅で見送る・・・う~んいいねぇ。」と最初は思ったがふと嫌な予感が。さすがに名古屋だとめちゃくちゃ人が多いのではないか。アホみたいな雑踏の中、入線直前に着いた名古屋ではたして列車を見送ることができるのか・・・。そんなことを考えると名古屋まで行くのはちょっとヤバいと考えはじめ名古屋は外すことに。残るは穂積と岐阜。穂積はあさかぜ・富士の停車駅ではないから人はほとんどいないはず。そのホームからあさかぜ・富士のラストランを見送るのもおつではないか・・・と思ってはみたもののだーれもいないホームで何十分も待つのもなんか寂しいなーと考え「よし岐阜だ!!岐阜でラストランを見送るぞ!!」と決め大垣から乗り継いだ列車を岐阜で降りました。岐阜で下車してもあさかぜ・富士の入線までには時間があるのでとりあえずトイレで歯磨き。その後ホームへと上がりました。ホームではそれと分かる人たちがいるものの程良い込み具合でいい感じ。入線時刻が近づくにつれホームに上がってくる人の数も増えましたが押すな押すなの大混雑とまではいかず程良い活気で人々のマナーも悪くはなく穏やかな気持ちでラストランを見送ることができました。自分的にも岐阜で見送ることを決めたのは正解だったなーって思いました。その後、ながらを見送るホームへと向かう人もいましたがホームにいた8割方の人たちは三々五々に散っていきました。ムーンライトながらの定期運行最終日とはいえ今後も臨時列車で残るってことなんであんまり人々の関心を引かなかったみたいで・・・。そんなちょっと悲しいムーンライトながらに乗り込んだ僕は東京へと向かったのでした。
しかし今日は惨敗って感じだったなー。六甲なら「山と高原地図」のコースタイムの7~8掛けの時間で歩いてたんだけどなー。もうちょっと鍛えねばならんな。がんばろ。
「・・・・。」 言葉も出ませんわ。「もうだめだ。どこに行ったって俺の行くとこには雨が降るんだ・・・」 心の底からやる気をなくしもうわき目も振らず川西に帰ることを決意。「なーんでいつもこうなっちゃうんだろ・・・」と自問しながら一路大阪方面へ。御在所を離れるとお空は澄み渡り「ホントに雨なんか降ってたのかね??」って感じで非常にきれいに晴れ渡ってきました。途中K保田クンに雨で山をあきらめたっていうメールを送ったところ「豊田はめっちゃいい天気だ」って返事が返ってきた。もうどーでもいいですわ・・・。西名阪⇒阪神高速で川西へ。時は13時。まだまだ外で遊べる時間です。一瞬「自転車乗ろうかなー」と考えるも後ろ向きへと進む思考回路に侵されて「もう寝ちまおう」ってことになってしまいました。ちなみに今年に入って1回も自転車乗ってません。理由は寒いから。なんかおかしなもんで寒くても山には行こうと思うけど自転車に乗る気にはあんまりならないんすよねぇ。ついでにいうと僕の愛車はコルナゴ・Arte 105.。ロードバイクです。この時期でもロードの人見ますけど「おー寒いのにがんばっとんなー」って思っちゃいます。走ってる人みるとオレもぬくぬくしとる場合ではないぞって思うんですが一瞬で「でも寒いよな~」ってことで結局やめちゃうんですわ。僕のロードの定番コースは箕面の山コースで、箕面の滝を通り過ぎそのまた上の勝尾時っちゅう寺を往復するコース。距離も30キロ程度とちょっと時間が空いたときなんかに走るのはちょうどいいのですが山道なんで寒いんですよね~、特に下りが。まぁそんなヘタれライダーなんで寒い時は山を攻めることはなくぬくぬくと武庫川のサイクリングコースなんかを流してます。
とまぁこんな感じで年末の雪山登山はとん挫してしまいました。残念!! 次は年末年始の北海道一人旅のことを振り返っていきたいと思います。では!!
そんな感じで豊田の夜は明け28日(日)の朝がやってきました。前日の夜には「明日は6時半には出かけるぜ。朝早いがいっちょ頼むぜ!!」と豪語していたものの目が覚めると7時。「うぉーえらいこっちゃ!!1合目から登らにゃならんのに。遅くとも9時には登り始めにゃならんのに~!!」と大急ぎで山の格好に変身。7時半ごろ準備完了&出発。出発のときK保田クンに「今は充電期間じゃ。じっくり休め!!」と励ましまずは関ヶ原インター目指し出発。出発してラジオから飛び込んできたのは北アルプス抜戸岳での雪崩事故。気の毒になぁと思いつつ自分の気も引き締める。車は豊田インターから東名→名神を順調にひた走る。天気もいいしこりゃいいわいと思いながら運転していたものの一宮あたりで前方(岐阜方面)に何やら怪しい雲が。そして岐阜に入ったことからなんとまさかの雨が。しかもかなり強い。「うぉ~なんじゃこりゃー!!何故じゃ??何故なんじゃー!!!」と頭に血が上り怒りに満ちあふれたまま伊吹パーキングエリアに到着。岐阜の実家に帰省中の嫁に今の天気を電話で確認すると「こっちは雨。伊吹山は真っ白い雲で全然見えん。今日はやめとけ。」との悪夢のような情報が・・・。まぁこっからも全然見えんからそうだろなと思いつつも、「う~む、どうしたものか・・・」。時間はすでに九時前。行くなら行くで迷ってる場合ではない。「しかしなぁ~、こんな天気で登ったところで景色は見えんだろうし登山者も少ないだろうしなぁ~」と、どんどん気持ちは撤退モードに。そして10分後「やめじゃやめじゃ。こんなんで登ったって地獄登山になるだけじゃ」と中止を決定。ちなみに地獄登山とは僕の山のパートナーで大学の後輩K藤との間で使われる言葉で、簡単に言うと雨・台風・吹雪などの悪天候下での強行登山のことで全身びちゃびちゃ(いくらゴアテックスでも何時間も雨ざらしならこうなる)靴ドロドロ、展望は全くなく、ただ登ったという事実は残るもののそのことなんかより苦しい・辛い・寒いといったマイナス要素ばっかりが記憶に残るまさに修行のような楽しさゼロの登山のことである。ちなみにこれまでの地獄登山ワースト3は3位福井の荒島岳・2位大分の祖母山・1位は北海道トムラウシである。3位の荒島岳は夜な夜な車を走らせ雨ザーザー振りのなか睡眠時間2時間で登った山で途中でK藤がダウン。頂上は踏んだものの下山中は2人ともヘロヘロで「なんと下界の遠いことよ・・・」と半泣き状態で登った山。下山後は「2度といかんだろな」と思いながらも最近は「雪積もったらまた登ってみたいなー」と思っとります。2位の祖母山は大分駅から車で向かったものの途中道を間違え登山開始が11時過ぎ。これまた雨ザーザーで足元にゅるにゅるに苦しみ登頂後避難小屋に着いたときはもう3時。「このまま降りると日は暮れるぞ。もう今日降りるのやめて明日降りるか??」と真面目にK藤と会議。しかしレンタカー屋には祖母山に行ってくると言っちゃってたんで予定通りその日のうちに戻らないと捜索願を出されるぞってことになり途中何度もこけながらなんとか5時過ぎに下山。ここはホントつらい思い出しか残ってないです。そして1位のトムラウシ。ここはとにかく行程が長かった。行きはよいよい楽しく登ったものの帰りはホントにきつかった・・・つーか長かった。このときは雨こそ上がっていたものの展望はほぼなし。終盤は10分歩いては5分休む的ヘロヘロ登山でもうなんか心が荒んじゃって「何なんだよこんにゃろー!!」って文句ばっか言いながら山です。いま思うとほんと修行が足らんかったなーと恥ずかしくなるような山行でした。だいたい自分が好きで登ってるのに「何なんだよこんにゃろー!!」は無いよなって思います。ところで僕は相当な雨男です。週間天気予報で1週間後の降水確率が20%でも1日ごとに上がってきて前日ともなると70%・80%まで持っていってしまいます。百名山に限ってみても38山登って雨・吹雪は16山。雨は降らなくても曇り・ガスの日が非常に多く「あー1度でいいからヤマケイとかに載ってるような景色見てみてぇなー」って言いながら登ってます。ちなみに一昨年の年末(2007年の年末)行った北アルプス蝶ヶ岳は強烈な低気圧にやられ途中で撤退。ただいろいろ勉強になったこともあって「蝶ヶ岳なんて雪崩とは無縁だぜ」なんて思ってましたが徳沢から横尾に向かう途中でも何か所もデブリがあって「油断しちゃいけねーな。斜面に雪がつもりゃどこだって危ねーな」って身をもって感じました。
つーか話が大脱線だ。ホント横道それたら戻ってこれんなぁ~・・・。ってことで続きはまた次回の講釈で!!
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