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2008年12月23日
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DSC_1914.JPGついにやってきた新十津川駅。次にいつ来れるかわからないのでしっかり撮影しておく。残りの2人もパシャパシャやっている。いや~こういうのを見ると会話こそないものの「同志」って感じがするなぁ。しかしまぁここへきて改めて思ったんだけどなんちゅうダイヤなんだこの路線は。駅の周辺には役場も高校もあるというのに一番列車の到着時刻は9時28分でここを出発する一番列車は9時41分。潔ささえ感じるほど通勤・通学客で稼ぐことは眼中にない。誰も乗らないからこんなダイヤなのかこんなダイヤだから誰も乗らないのか??付近は大自然の中の原野というわけでもなく普通に町としての形がある。ここの場合は札沼線でどうこうというより、川向こうの滝川へという人・物の流れになっているのかもしれない。
DSC_1911.JPG12時59分、新十津川駅を出発。前回の乗った時は19時過ぎの最終だったので窓の景色はほぼ見ていない。正直初めて乗る路線みたいなもんだ。





DSC_1924.JPGさらば新十津川駅。また逢う日まで。






DSC_1925.JPG走り始めて感じたのが「広いなぁ・・・」 新十津川の駅周辺は普通に町だったけど発車後まもなく一面銀世界の広大な銀世界が広
がっている。車内に目を移すと乗客の数は11名。そのうち10名は確実に鉄ちゃんであった。
DSC_1926.JPGみんな一眼や時刻表を手にしているのですぐにわかる。中にはカメラをテープで固定して車窓の動画を撮影している猛者もいる。まぁ対岸の栄華を極める函館線ではなくわざわざ新十津川から札沼線に乗ってる人達という時点で「どこへ行く」が目的ではなく「これに乗る」というのが目的である人種であるというのは想像に難くない。



DSC_1941.JPGしかし冬の北海道らしい景観だ。道東や道北まで行かなくても北海道らしい景観を楽しめる路線である。数キロ離れたところに函館本線という大幹線が並走しているとは思えないほどのローカルムード満点の車窓の景色である。


DSC_1938.JPG
下徳富





DSC_1941.JPG
広いねぇ。





DSC_1942.JPG
南下徳富





DSC_1944.JPG
於札内






DSC_1950.JPG
鶴沼





DSC_1953.JPG先ほど乗っていたバスの終点、浦臼からは数人の乗車がありそれ以後もちょこちょこ乗車がある。お正月だからかな。いつもこれくらいの乗車があるならもうちょっと本数を増やしてもいいんでないかい??と思ってしまう。



DSC_1955.JPG
札的





DSC_1960.JPG

晩性内。この文字、変換しても出てこない・・・。




DSC_1964.JPG
札比内。お正月の帰省と思われる母子を見送るおばあさんがいた。





DSC_1965.JPG
豊ヶ岡。林の中の駅。ホームには写真を撮る人がいた。





DSC_1976.JPG「ありゃどう見ても刑務所だな」という建物の脇を通って石狩月形に到着。新十津川を出発して以来一番町らしい町だ。駅自体もすれ違いのできる駅である。ここでもそこそこの乗車があった。




DSC_1983.JPG
知来乙。これは変換しても出るんだな。





DSC_1993.JPG
月ヶ岡





DSC_1999.JPG
中小屋





DSC_2013.JPG
本中小屋





DSC_2017.JPG
車掌車を使った待合所。





DSC_2021.JPG
ここまで来ても広々した銀世界が広がる。





DSC_2031.JPG
石狩金沢





DSC_2041.JPGその後もちょこちょこ乗車する客があり1両ながらも車内はにぎやかになってきた。前方に大きな建物が見えると北海道医療大学に到着。ここから先は運転本数の多い区間となってくる。



DSC_2050.JPG
北海道医療大学





DSC_2057.JPG
おぉ、彼は滝沢から同じバスに乗っていた同志ではないか。なぜここで降りてしまうんだ???




DSC_2061.JPG
あ~これね。石狩当別ではあとから来るこれに乗る。つーかせっかくなんだから最後まで気動車の旅を楽しめばよかったのに。





DSC_2071.JPGそして14時20分、終着の石狩当別に到着。わずか1時間20分あまりの旅だったけど楽しかった。当初の予定では19時22分発に乗る予定だったけど予定を変更して明るいうちに乗ったのは正解だった。



DSC_2068.JPG
ここで気動車の旅が終わる。名残惜しいけど札沼線カラー(ドアが緑)のここでキハ40とはお別れ。楽しい旅だった。





DSC_2074.JPG石狩当別は都市近郊の駅らしい橋上駅。ここまでくるとさすがに札幌の近郊といった感じがする。





DSC_2083.JPG
721系札幌行き入線





DSC_2084.JPG14時34分、北海道医療大学から追いかけてきた札幌行きの列車が到着。やってきたのは721系で完全にローカル線の雰囲気は無くなってしまった。所々に広い農地を残しながらも車窓は住宅地へと変わっていく。石狩太美も駅の周辺だけはしっかりと都市近郊の景観。あいの里教育大までくると完全に大都市札幌の市内に入ったなぁと感じる。高層住宅がぼんぼん建ってる。ここからは列車の本数もぐっと増え対向式ホームの大都市近郊って感じの駅が続く。ただ非電化大好き人間としてはここが電化されてしまったのが非常に残念。この線の沿線の人から「ふざけんな!!」とおしかりを受けそうだけどこんな大都市近郊区間で複線非電化なんてとこは他にない。広島近郊の芸備線は単線だし小倉近郊の日田彦山線は城野までは複線だけどあれは日豊線の線路を走っているので除外。名古屋の関西線も気動車が走ってるとはいえ電化されている。ばりばり栄えてて複線高架。でも非電化。いや~惜しいなぁ。
新琴似まで来ると完全に都会。高架を走るので景色がいい。高架の周りを建物で囲まれていないので遠くまでよく見える。札幌駅のタワーも見えた。いや~改めて思うけど札幌って理路整然としていてきれいな街だな。大阪みたいにごみごみしていなくていい。そして15時14分、終点の札幌に到着。札沼線の旅が終わった。北海道医療大学から先の電化区間は都市近郊でつまらんと思ってたけどそんなことは無くなかなか楽しい旅であった。
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1977/09/23
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自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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