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2008年12月23日
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DSC_7710.JPG湯ノ岱の駅に戻り12:24発の江差行きに乗り込む。この列車に乗り込むのは僕を含めて3人。ちゃんと駅として利用されているのがうれしい。






DSC_7712.JPG窓の外には先ほど見たラッセル車が。青函トンネル工務所と書いてある。
列車は宮越に向かって走る。峠を登っているのかスピードはぐんと落ちエンジンを轟かせながらゆっくり進む。雰囲気的には留萌線の峠下の辺りを走っている感じとよく似ている。
辺りは大粒の雪が降り積もり1時間ほど前に出ていた太陽の姿はない。さらに進むとさらに深い雪景色となった。積もっている雪の量も函館や木古内辺りと比べると格段に多い。道南とはいえさすが北海道。しかしこれが終着の江差に近づくと風景ががらっと変わる。太陽が出てきて積雪の量も格段に少なくなる。上ノ国までは豪雪って感じだったのにわずか一駅の間でがらっと季節が変わってしまった。数分前までは雪雲に覆われていたのにここでは青空さえ見える。沿岸部と内陸とではここまで違いが出るんだなぁと感心してしまった。
DSC_7741.JPG左手に海が現れ前方にかもめ島が見えてきた。とうとう終着の江差だ。盲腸線の終着駅。ここで線路がぷつっと途切れる。
江差は13年ぶり、3度目の訪問だ。1度目は確か大学2年の時。乗り潰しの一環でやってきた。2度目は大学4年の夏。この時は奥尻島にわたるべく江差の旅館に宿泊した。朝一のフェリーに乗るためにはここで泊まるしかなかったことを覚えている。奥尻島では自転車借りて島内を巡った。「ここを津波が襲ったのか。こんなにきれいな海なのにな」と感傷に浸ったのを覚えている。
盲腸線の終着駅、江差。この駅で線路は行き止まりになる。折り返しまでの時間で駅のスタンプを押し駅前に出る。昼時(といいながらも13時)なので昼食を買おうとするも目に見える範囲には商店はなかった。仕方ないので自販で飲み物だけを購入。
13:13、木古内に向けて折り返す。行先は函館行きだけど途中の木古内で50分以上停車するので感覚的には木古内行きといった感じだ。乗車率は20~30%ほどか。地元の人たち以外は来るときにも乗っていた一人旅の鉄ちゃん達ばかりだ。
DSC_7759.JPG海を右手に分けて内陸へと分け入っていく。すると小春日和の風景から一気に真冬の光景へと引き戻される。この狭いエリアでこんだけ景色が変わるのも面白いなと思う。太陽は姿を消し辺りは大雪が降り続く。なんだか来る時よりもさらに雪・風ともに強くなっている。こりゃ完全に真冬の景色だわ。湯ノ岱辺りも僕が撮影してた時とは天候が一変して完全に吹雪。いやーこりゃすごい。DSC_7773.JPG神明も吉堀も朝来た時よりもさらにパワーアップした雪景色を見せてくれた。
 
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1977/09/23
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趣味:
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自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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