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2008年12月23日
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DSCF5796.JPG大天荘を出発して間もなく雷鳥の親子と遭遇。K藤は初めてだけど僕は何度か見たことがあるのでそれほどの驚きはない。箕面でサル、北海道でシカ・キツネを嫌というほど見ているので最近では山で野生動物と出会っても少々のことでは驚かなくなった。ひとまずは東天井岳方面へ進む。自分の歩くトレイルがずーっと向こうまで見えて気持ちいい。東大天岳の直下には13時20分に到着。地図上のコースタイムなら1時間半かかるところを50分で歩いたことになる。別に飛ばしたわけじゃないけど「山と高原地図」だとこういうことはままある。DSCF5803.JPG
ここから常念小屋まではコースタイムは1時間半。いよいよゴールが見えてきた。ついでに常念の姿も見えてきた。しかしここで天気に不穏な動きが。「ごろごろごろ~!!!」  雷だ。稜線上で雷。やばいな~。進行方向の右手は太陽が出てるけど左手はガスで真っ白。稲妻は見えないけど雷鳴が聞こえてくるDSCF5810.JPG。「行くか行くまいか・・・」 行くしかないっしょ。ここまで来て引き返すわけにはいかん。雷が来たら斜面を下ってハイマツ帯に逃げ込むまでよと雷鳴に向けて突入する。雷鳴に怯えながらも横通岳に向け下ってゆく。するとはるか前方に3人ほどの登山者を確認。ずーっと二人旅だったのでテンションが上がる。後ろを振り返るとさらに2人の登山者がこちらに向けて歩いてくる。なんか雷鳴が怖くなくなった。先行者に追い付くぜ!!と気合を入れて斜面を下ったものの追いつくことはできず横通岳の脇を通過中には後ろから来た2人のカップル登山者に追い抜かれた。この二人めちゃくちゃ早い。彼氏さんは自分のペースでガンガン進み彼女さんの方が遅れまいと必死に喰らいついていく感じ。彼女さんの方に道を譲った時に後ろを振り返ると槍の穂先が天に向かってそびえていた。横通岳を通過すると目の前にばーんと常念がそびえ眼下には常念小屋が見て取れた。あとは常念小屋まで尾根を下るのみ。地図上では尾根上の道だったのでDSCF5805.JPG展望ばっちりの道かと思っていたけど途中から樹林の中に入り高度も300メートル近く下げるのでなんだか蒸し暑く感じる。そして常念小屋のテン場に到着。結局予定よりも30分の遅れ。小屋の建つ常念乗越は一の沢からのツアーの大軍団なんかでそこらじゅう人であふれている。それにしても日差しが強い。気温も高い。標高2400Mでこれなんだから下界はいったいどうなってんだか。テントを張り小屋に向かう。テン場の受付、水の購入、ジュースの購入などのDSCF5812.JPG用事を済ます。小屋の中も人でごった返している。常念ってこんなに人気のある山だったんだと非常に驚く。昨年の11月に一の沢から登る予定だったけど正直オレ以外に登るやつなんているのだろうか?と非常に不安を抱えていたけどそんなもん心配に及ばなかったなと思った。ちなみにこのときは大寒波がやってきて浅間山(黒斑山)へと変更した。テン場に戻り食事をとる。昨日も思ったけど非常に虫が多い。去年の北岳ほどではないけどブヨとアブが払っても払ってもまとわりついてくる。蚊取線香を持ってくればよかった。そしてここでもトイレチェック。ここのトイレはトイレの建物があるのではなく工事現場とかに置いてあるような仮設っぽいトイレ。狭い。ハエは飛んでる。しかし昨日のようなウジ虫ちゃんは目につかない。まぁこんなもんかという感じ。この日も夕焼けを眺めて一日を終えた。この日の行動時間:7時間25分、消費カロリー:4300kcal(燕岳往復、休憩時間も含む)
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としぷー
年齢:
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性別:
男性
誕生日:
1977/09/23
職業:
さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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