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2008年12月23日
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中に入ると予想外に人が多い。たぶん旭川からのバスが到着した時には正門もそれなりに賑わっていたんだろう。正月とはいえ比較的すいているといわれる冬場にこれなんだから夏場はいったいどんな風になるんだろう。
DSC_6653.JPG園内の案内を片手にまずはペンギン館に向かう。ペンギンの水槽の中を通路が通っていて泳ぐペンギンを水の中から観察できる。ペンギンって水の中では飛ぶように泳ぐんだねぇ。ここで知ったのが1日2回やってるペンギンの散歩。集団のペンギンが園内を散歩するというもの。自分の目の前をペンギンがよちよち歩いていく。これを見ずして帰れるだろうか!?しかし1回目は11:00。これはすでに終わっている。その次は14:30から。うぉ~悩ましい。これを見てたら15:30のスーパーカムイに乗り遅れる可能性が出てくる。しかしここまで来てペンギンの散歩を見ずに帰るのは非常に惜しい。一応相談のために嫁に電話。「ペンギンの行進が見たい・・・いやいや俺が見たいんじゃなくてチビに見せてやりたい。そしたら北斗星に乗れなくなるかもしれんが明日の夕方には名古屋に着けると思う。チャレンジしていい??」  しかし「いーわけないでしょ。予定通り北斗星で帰ってこい」と即却下された。なんとチャレンジ精神の無いやつよ・・・。
DSC_6655.JPGペンギンのお次はアザラシ館。ちょうど飼育員のお姉さんが餌をやりつつアザラシの説明をしていた。その一帯は人だかりができている。その次はホッキョクグマ館。白熊でけぇー。しかし人が多い。どこの館も混雑している。
その後、レッサーパンダ、もうじゅう館、オオカミの森、エゾジカの森、タンチョウ舎、両生類・は虫類舎、北海道産動物舎、ちんぱんじー館、てながDSC_6663.JPGざる館、おらんうーたん館、さる山とまわった。3時間足らずの滞在時間の割には結構まわれたと思う。チビ的にはエゾジカの森と両生類・は虫類舎が気に入ったようだ。コッタロ湿原で野生のエゾジカを見せてやったんだけどこっちのほうがいいらしい。エゾジカ見てたら後ろの人が「エゾジカだったら家の裏にいくらでもいるから別にどうってことないな」と言ってる。いやーその環境が非常に羨ましい。昔、知床で車に乗せてくれた人が小樽の人で「キツネなんてしょっちゅう見る。本州の人の感覚で言えば野良犬みたいなもん。」とか言ってた。うらやましいよ。まぁ家に近所でも箕面のサルとか六甲山のイノシシとか野生動物がいるっちゃいるけど野良犬レベル(つーか最近野良犬とかあんまりいないな)では決してない。
話を戻して色々まわった中で一番チビが気に入ったのがちんぱんじー館。兄弟みたいなちんぱんじーが2頭、激しい毛布の奪い合いをやっててそれが一番おもしろかったそうだ。よく言われる展示のおもしろさについては確かに趣向が凝らされていて楽しい見せ方だなぁと思った。ヒョウなんかは檻の下から見上げられるような展示の仕方でこういうのは子供は喜ぶと思う。
DSC_6740.JPGDSC_6737.JPG






時間も迫ってきたので最後はサル山を見て帰る。このサル山は旭川の街を見下ろせる場所にある。いい眺めだ。時間が来たので正門に向けて歩きはじめる。途中、ペンギン館のところでは散歩に向けての場所取りをしていて混雑し始めていた。ディズニーランドのエレクトリカルパレードの場所取りみたいだ。当然チビも「散歩見たい!!」と言うけどここは可哀そうだけど我慢させる。ここまできたら見たいよなぁ~。後ろ髪を引かれる思いで動物園を後にした。
 
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時間が無いのでタクシーで動物園に向かう。何が何でも旭川発15:30のスーパーカムイ32号に乗らねばならん。雪道だしギリギリに着くのも嫌なので最悪でも14:40にはタクシーで駅に向かわなければならんだろう。とすれば滞在時間は3時間弱・・・などと皮算用しながらタクシーの運ちゃん氏ともいろいろ会話する。帰りはやはり1時間前には出たほうがいいとか最近の旭山動物園は以前ほどの勢いは無くなってきた等々。近隣の動物園(円山動物園とか)が旭山動物園をまねて似たようなことを始めたらしくそっちへ客が流れているらしい。「もし市内に一泊するならスキー場に行ったらいい。動物園に長い時間いても寒いし都会の子供(川西だから別に都会でもないんだが)スキー場でそりで遊んだほうが喜ぶよ」とも言われた。そんなこと言わないでよ~。この旭山動物園は僕がチビのために用意したこの旅のメインデッシュなんだから。
動物園の直前になってそれまでの平坦の道から結構な上り坂になる。旭山って名前だけにやっぱり山なんだな。こりゃレンタカー借りたりしなくて正解だわ。
11:35、動物園着。所要時間は30分ほどで料金は2800円ほど。帰りもこれだけかかるとなると結構きついな~。往復するだけで6000円。今回の旅では湯水のごとく坊ちゃんがとんでいく。
さてかの有名な旭山動物園とは言うと・・・正門は結構こじんまりしてんな。今でこそメジャーになったけど元々は旭川市民のための動物園だから当然か。正門の前には僕ら二人しかいない。これが夏休みなんかだと、どかっと人が押し寄せるらしい。ということでいざLET'S GO!!
コインロッカーにいらない荷物を移して背中を軽くする。荷物を減らして快適に動物園をまわりたい。あと荷物は少ない方が混雑した時にも都合がいい。9:30発のスーパーカムイ9号の自由席に座るべく乗車口に並ぶ。9:00発のがぼちぼち混んでいたので頭を切り替えて次のでゆっくり座っていこうとプラス思考で行く。ただし旭山動物園での滞在時間はもともと短いのでこの30分は大きい。入線した列車に乗り込む。車内は特に混みあうわけでもなく2人掛けで空いてる席もある。スーパーカムイは札幌ー旭川という比較的短距離・短時間の特急の為車内販売は無い。9:30、旭川に向けて発車。札幌の市街地を眺めながら東へと進む。進行方向左側の通路側に座った僕は何気なく反対側の車窓を眺めていたら上野からのカシオペアとすれ違った。今回トワイライトには乗ったから(B寝台のコンパーメントだけど)今度はカシオペアにも乗ってみたい。
列車は岩見沢を目指す。f4e4ef7a.jpegこの路線は何度も乗ってるけど冬場は進行方向左手に見える広~い雪原の向こうに見える防風林(?)とその後ろに見える山々の景色がきれい。チビは札幌で買ったポッキーとジュースにご満悦だ。しかしやはり昨日お土産を買っといて正解だったと思う。旭山動物園での滞在時間が短いのでお土産買う時間すら惜しいのだ。とはいえ札幌に戻ってきてから北斗星が発車する時間というのもあまり余裕は無い。もし帰りのスーパーカムイが遅れでもしたらお土産を買えなくなってしまう。札幌で北斗星に乗り遅れたら後から追いかける術が全くないのだ。時刻表上では函館の発車時刻が後からのスーパー北斗と同時刻なのでなんとかなりそうな気もするんだけど事前に確認したところ函館駅での連絡はしていないとの事。なんとも手厳しい。というわけで札幌で乗り遅れた場合の救済処置は一切ない。
列車は岩見沢、美唄と停車して10:19、滝川に到着。いまここで降りたら2429D列車に乗れるな~とか思いながら滝川発車。このまま順調に旭川に到着するかと思いきや旭川駅の手前で停車。稚内からのスーパー宗谷が遅れているらしく僕の乗るスーパーカムイはスーパー宗谷が旭川を発車してからの到着になるとの事。「もぉ~時間無いのにー」と思いながらスーパー宗谷の通過を待った。
8:18、小樽を出発。車内は多くの乗客で混雑している。小樽を出て2つ目の停車駅、小樽築港ではラッセル車が停車していた。昨夜ホームから見送ったらラッセル車ではなかろうかと思われる。張碓駅・・・つーかもう駅じゃ無くなったので旧張碓駅を見ようと頑張ったけど「ん??今のが張碓だったんかな??」という程度ではっきり分からなかった。銭箱の駅が近づいたころ海に無数の「何か」が浮かんでいることに気付いた。「なんだありゃ?もしかしてアザラシ??」と興奮しながら窓に張り付く。しかしそれはアザラシではなく人であった。詳しく説明すると雪が降りしきる中、サーフィンに興じるサーファーであった。ほんとにびっくりした。つーか見てるだけで
こちらが寒くなるような光景であった。山に登らない人間が「正月とかに山に登って遭難する奴の気がしれん」とかよく言うけどこの光景はサーフィンをやらない僕からすれば同じような言葉が出てきそうなくらい衝撃的な光景であった。手稲に到着。札幌近郊・・・つーかここはもう札幌市内なだけにたくさんの人が乗り込んでくる。琴似を発車し次の停車駅は終点の札幌だ。遅れることなく順調にここまでやってきた。桑園の手前で桑園に入線しようとする列車が見えた。キハ40系の6連。今どき珍しい非常にゴージャスな光景に「おぉ~!!」と興奮してしまった。(しかし家に帰って調べたらキハ40+48+48+141+141+40という編成だったようだ。まぁどっちにしろゴージャスだ)
前方に札幌駅のタワーが見えてきた。時間はまだ8:58には余裕がある。こりゃもしかして定時よりも若干早く着くかもしれん、そう思ったけど甘かった。列車は突如ノロノロ運転になる。こりゃここで時間調整でもする気なのかと思ってたら到着時間の8:58をまわってしまった。「おいおいどういうことよ?!」   駅を目前にしているだけに非常に歯がゆい思いで「はよ行かんかい!!!!」と心の中で叫ぶ。結局札幌到着は9:00。僕らの到着を待っていたかのように隣の線路に停車していたスーパーカムイは発車していった。
1月2日。今日は旭山動物園に向かう。そして今夜、北海道を離れる。気持ち的には最終日だ。5時半に起床しチビの着替えをさせて布団をたたむ。一階に降りるとスキー客で込み合っている。昨夜も22時過ぎくらいから続々と隣の部屋に戻ってDSC_6614.JPGきていた。やっぱり宿泊客は多かったんだな。出発が早いので朝食はお弁当だ。オーナーの奥さんからお弁当を頂いて宿を出る。滞在時間は12時間余り。短いなぁ。今度はもっとゆっくり過ごしたい。列車がやってきた。6:50発、蘭越からの札幌行きの快速ニセコライナーだ。快速とはいえ小樽築港までは各駅に停車する。ここでDSC_6576.JPGこいつを撮影する。しかし・・・やってもーた。フィルターを外し忘れてヘッドライトが乱反射してしまった。ま、家に帰ったらフォトショップで加工するか。比羅夫の駅から乗り込んだのは僕らだけだった。
列車内では早速車掌氏を捕まえて札幌での乗り継ぎの件で確認する。この列車の札幌着は8:58。で、旭川行きのスーパーカムイは9:00発。正直言ってこれは厳しいと思うけどここで車掌氏に申告してたらもしかして連絡待ちの手配をしてもらえんかと淡い期待をしていたのだ。しかし結果は「難しいと思います」とのこと。基本的に札幌駅での乗り換え時間は5分と案内しているらしい。そして短い連絡時間で焦って階段などで転倒されてはいかんと言う事で次の列車に乗ってくださいとのこと。まぁそうだよな。今回はチビ連れてるし。でもやれるだけ悪あがきをしてみよう。
DSC_6598.JPGDSC_6584.JPG






列車はひとまず小樽に向けて雪深い山の中を走る。雪をまとった木々が美しい。僕の座るシートからは正面に羊蹄山が見える。いつかはあそこにも登ることになる。新幹線が完成する前にまたここに戻ってこよう。チビがお腹が空いたというのでさっそく受け取ったばかりの弁当を広げる。焼ウインナーにおにぎりのお弁当だ。これをチビと分け合って食べる。おいしいなぁ~。
雪深い山の景色が終わり塩谷の海岸が見えてきた。ここから小樽の市街地が始まる。DSC_6612.JPG小樽には8:01に到DSC_6613.JPG着。ここで17分停







車する。平日であれば8:04発のホームライナーがあり札幌には8:48着。これなら9:00発のスーパーカムイにも悠々間に合うだけになんともやるせない。長い停車時間の隙に外に出て写真を撮る。反対側のホームに停まっている711系をパチリ。これを見ると北海道に来たなぁと実感する。でもこの列車もこの先どんどん少なくなっていくんだろうなぁ。昔ながらの列車の行く末を考えてちょっとさみしくなった。
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男性
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1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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