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2008年12月23日
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DSC_8044.JPG3月12日。5:18分に起床。函館にも青函トンネルにも気づかず爆睡していた。再び眠るもすぐに車内放送に起こされる。5:40、青森到着。



DSC_8024.JPG同じホームの向かい側には秋田行きの特急「つがる」が出発を待っている。思えば昔はつがるではなく盛岡行きのはつかりと接続していたな。東北新幹線が盛岡どまりだったころが懐かしい。僕も年をとったもんだ。
ホームの立ち食いうどん「八甲田」で天ぷら卵うどんを食べる。夜行列車でたどり着き、アツアツのうどんをホームで食べる。いやー旅してるなぁと実感するわ。稚内、一ノ関、そしてこの青森の駅にくるとだいたい立ち食いうどん食べてるわ。そういや稚内の立ち食いうどん、駅が新しくなってどうなっちゃったんだろ??何とか残っててほしいなぁ。
6:16発の蟹田行きに乗車。列車はロングシートの701系。わかってはいてもここまで来てロングシートとは旅情がへし折られるなぁ。今来た道を引き返し蟹田へと向かう。雪がすごい。今年の青森は記録的な大雪だとは聞いていたけど3月半ばでこの積雪量とは。
DSC_8048.JPG寝ながらいたら荒れ狂う海が現れ蟹田に到着。「蟹田ってのは風の町だね」の蟹田である。久しぶりだなぁ、蟹田。12年ぶりかな
ここで7:07発の三厩行きに乗り継ぐ。この列車の三厩着は7:46。その返しは7:53発。たった7分しか滞在時間はないけど今日のメインは蟹田発11:22の列車で三厩に向かい三厩駅で40分ほど過ごすことだ。なのでこの列車での三厩行きははっきり言って時間つぶしみたいなもんだ。とはいえ7:07発の列車の次の列車が11:22発。4時間以上も列車がないんだから関西の人間的にはせっかくここまで来たんだし次はいつになるのかわからんのでいけるもんなら2回でも3回でも乗っとこうという感じだ。そして車両はキハの48。やっぱり旅情を掻き立てるのはキハ40系だ。何気に僕が一番好きな車両だ。Nゲージでも国鉄色、九州色、広島色、北海道色、そして同系列のキハ400型(利尻)を所有している。ちなみに以前、三宮のぽちに行ったときに何の策略か各地のカラーリングのキハ40系が大量にばら売りコーナーに突っ込まれていた時があり、あまりの光景にどうしていいのかわからなくなってしまい気が狂いそうになったことがある。このときはわけわからん過ぎて結局何にも買えずに店を出てしまった。今思えば盛岡色と日南線くらい買っときゃよかったと今でも悔やんでいる。
DSC_8052.JPGそれくらい大好きな車両で、これに乗ると「旅してるなぁ」としみじみ思う。しかしいい加減老朽化も進んでいるので各地で入れ替えが進んでいる。新しいものでも僕と同い年くらいなのだから致し方ないのかもしれない。そのうち貴重な車両になってキハ52型みたいなポジションになるのだろう。近い将来こうなってしまうと想像するだけで何だか焦燥感を感じずにはいられない。撮れるうちに撮って乗れるうちに乗り倒しておかねば。そんな思いを抱いて三厩行きに乗り込んだ。

 
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だーれもいない登別の駅ではまなす待ち。昼間の湯ノ岱での待機時間は楽しかったけどこの登別での待ち時間は退屈だ。外は寒いので出歩こうという気にもならない。ケータイでテレビを見たりもしたけど面白くなかったのですぐ消した。
はまなすを待ってる間に上下線で貨物列車が通過した。これまであまり北海道の貨物列車というのを考えたことがなかったけどしっかり走ってるんだなぁ。鉄道ってのが運輸業という面だけではなく物流業という面も持ち合わせてるんだなぁというのを改めて感じた。これまで何十回と北海道に来たけど好んで訪れるのは貨物列車も通らないようなローカル線が多いのでこんなことを感じることはなかった。江差線ー函館線ー室蘭線ー千歳線というラインはJR北海道の運輸の要であるとともに物流の大動脈だというのを実感した。
DSC_8009.JPGそのうち札幌からのすずらんが到着。定刻より1時間以上遅れての到着だ。駅舎は降りてきた乗客で一瞬にぎわったけどすぐに元の静寂へと戻った。



2d7659dc.jpeg僕の待つはまなすも7分遅れらしい。眠いし寒いし早く列車で横になりたい。早く来い来いはまなす号。新幹線ができたらこの列車はなくなるだろうな。でもせめて函館行きとして残ってもらいたい。昔の夜行快速のミッドナイト的なポジションで新函館の1番列車に連絡するようなダイヤにしたら需要はあるんじゃなかろうか・・・と、自分の都合のいい妄想をしてみた。けど鉄ちゃん以外にそんな方法で東京に向かうやつはいないだろう。翌朝一番の飛行機に乗れば余裕で朝一の新幹線に追いつける・・・つーか追い越せるのだから。結局はまなすは6分遅れで到着。乗り込みさっそく寝る準備。DSC_8022.JPG同じ指定料金を払うのなら横になれるカーペットカーにするに限る。(写真は青森到着後のもの。僕が乗り込んだ時点では満員の状態でみんな横になってたので写真を撮るのは憚られた)
23時半をまわってはいるけど照明は全灯。しかし東室蘭を過ぎると暗くなった。
 
18:24、札幌行北斗19号が函館を発車。のどごし生を飲みつつ夕食。弁当を食べ終えると鮭とばを肴に晩酌。いいねぇ、いい。酒を飲みながらの鉄道の旅。いや~最高。
19:01、五稜郭を出た列車はあっという間に森に到着。あっけないな。ここまでたったの37分。函館発18:43の普通列車なら森到着は20:13。途中で特急の通過待ちとかあるからこんなことになるんだけど実に1時間半を要している。函館ー森間だけで1時間も差が出てしまうのだ。19:42、列車は長万部に到着。やっぱはぇ~わ。
DSC_7957.JPG19:55発の北斗星の撮影に備える。北斗星の到着するホームで撮るか向かいのホームで撮るか。で、向かいのホームからとることにした。しかしさすが長万部。構内は非常に広い。大雪の積もる中、側線には静かにエンジンをうならせる気動車。いや~長万部だ。
DSC_7996.JPG19:55、1番線に北斗星が入線。しかし予想外の事態が発生。なんと12両+重連のDD51はホームに収まりきらず先頭のDD51がホームからはみ出している。しかも雪の壁と何かの小屋に阻まれて全体が写せない。ダメだこりゃ。全然話にならん。為す術もなく北斗星は上野に向けて出発した。
20:16発の苫小牧行きを待つ。しかし寒い。すぐ来ると思ったのになかなか列車はやってこない。ホームは寒いので跨線橋の上で待機した。
DSC_7995.JPGやっとこさ列車が入線すると逃げ込むように乗り込む。ふぅ~暖かい。この列車で注目すべきことは小幌に停車するか否か。ここ最近、北海道にくるたびに何とかあの駅を見ようとしてるんだけど見れていない。僕が持ってきた時刻表は小型版なので小さな駅は割愛されている。しかし・・・予想通りというべきか自動音声の車内アナウンスは「小幌には停まりません」  やっぱりか。
静狩に停車しお次は小幌。停まらないならばしかと見届けてやるぞ。列車は長~いトンネルに入る。じっと目を凝らして外を眺める。一瞬外に出てすぐにまたトンネルへと入る。その間に何か明りのようなものが見えた。しかし暗闇の中の一瞬だったので「え?何?今の??今の小幌駅??」という感じで全然よくわからなかった。「ここまで来てこれかよ」という思いから「いや、違うだろ。いや違うかもしれない。いや違っていてくれ~!!」と心の底から思ったけどトンネルから抜けると無情にも進行横行右前方に集落の明かりが見えた。礼文の集落だ。てことはやっぱりさっきのよくわからんかった明りが小幌駅だったのか・・・。こりゃもうこの駅に行くという旅を計画せにゃならんな。何時間後に再びこの駅を通過するけど睡眠時間を削ってまで窓に張り付く気はない。どうせ暗くてよく見えないだろうしそもそも眠い。次は昼間に来よう。
洞爺とか伊達紋別とか室蘭線の中ではメジャーな駅に停車しつつ列車は21:55、東室蘭に到着。ここで一気に乗客が増える。しかし高校の同窓生かなんかの軍団(男女混合)がそのほとんどで非常ににぎやか・・・つーかうるさい。しかもがらも悪い。僕の経験では都市部よりも中途半端な地方都市の列車の方がこのパターンにはまることが多い。
DSC_8003.JPGその子らも一駅ごとにちょいちょい降りていき登別でドカッと降りた。僕もここで下車する。ギャーギャーうるさかった子らもすぐいなくなり駅の中には僕が一人にぽつーんととり残された。時間ともなると駅員もおらず完全に無人駅だ。つーか登別ほどの規模の駅が早朝、夜間は無人駅だなんて・・・。これでいいのかJR北海道。とりあえずここで1時間20分ほど待機だ。
DSC_7929.JPG釜谷から列車に乗り込み17:45、函館に到着。今日は充実した1日だった。自分が乗ってきた列車を写真に撮って改札を出る。そして夕飯を購入。何気にさっき昼飯食べたばっかりだ。海鮮丼でも食べに行こうかと思ったけどあまり時間もないのでキオスクで弁当にしといた。普通の唐揚げ弁当にのどごし生、あとはつまみの鮭とば。しめて830円。残りの残金も少なくなってきたから節約せねば。
ここから先は特急に乗る。その決断に至るまでほんとに迷った。節約するなら18:43発の普通列車で森へ向かい、そこから20:36発の長万部行きに乗り継ぎ長万部着は21:52着。そこで青森行きのはまなすに乗り込み就寝というのが一番安上がりだ。しかしはまなすの長万部着は1:03。3時間余り時間が開く。昼間ならいいとして夜にこれはちょっとなぁ。1時過ぎに列車に乗って青森着は5:40。こりゃ眠いわ。高校生や大学生の頃なら迷わずこれを選択しただろう。しかし34歳のおっさんとなってしまった今では次の日のこととか睡眠時間とかそんなことを考えてしまう。そこで考えたのが函館発18:24の北斗19号で長万部に向かいそこから苫小牧行きの普通列車に乗り継いで登別で下車するということ。登別着は22:18。ここで降りなければはまなすに乗れない。そのまま乗り続けると苫小牧着は23:07着。はまなすの苫小牧発は23:04。わずか3分の差ではまなすに乗れないのだ。そしてはまなすの苫小牧の次の停車は登別。普通列車を登別で下車しない苫小牧の手前の駅ではまなすとすれ違うことになってしまうのだ。ということで登別で下車するのがベストの方法だと考えた。はまなすの登別到着時刻は23:35。登別での待ち時間は1時間20分ほど。長万部のことを思えば待ち時間は半分以下で睡眠時間は1時間ほど長くなる。我ながらいい案だと思った。このことは湯ノ岱駅での待ち時間や移動中の列車の中で考えた。旅の途中でこういうこと考えるのも楽しいもんだ。
DSC_7938.JPGそして発泡酒片手に「スーパー」のついていない「普通」の北斗に乗り込んだ。
外は寒いので待合室でまったりする。狙う新青森行きスーパー白鳥の釜谷駅の通過時刻は16:20前後。あと40分ほどある。しかし踏切が鳴り始め「列車が来ます。線路を渡らないで下さい。」とのアナウンスが流れ始めた。
「なぬ??そんな列車、時刻表に乗ってないぞ!!」
DSC_7804.JPG木古内側から列車が接近。はたしてその列車は貨物列車であった。通過するのかと思いきや速度を落としてゆっくり入線。やがて列車は停車した。ここ釜谷駅は上下の列車交換ができる駅である。
「来るぞ!!」カメラを構えて待っていると間もなく函館側からも列車がやってきた。予想通りの貨物列車である。列車は停車することなく走り去っていった。撮影した写真をチェック。
「うわぁ~やってもーた」   画面にはホームに上がるスロープの階段がばっちり映り込んでいた。
まだ時間はあるけど下見がてらお立ち台へと向かう。ここだなというところは駅のすぐ横。しかしここでも雪国の洗礼を浴びる。深い雪に阻まれてなかなか先へ進めない。一歩歩くごとに積もった雪を踏み抜き雪まみれになる。こりゃスノーシューもってくりゃよかったな。まぁスノーシューまでとは言わないけどワカンがあればよかった。しかしここは引き下がるわけにはいかない。少しずつ少しずつ踏み固め道を作る。「もうここらでいいでしょ」ってとこで再び待合室に逃げ帰る。雪は降ってるし風も吹いてるし寒いことこの上ない。
しかしこうやって一つの駅でとどまっているといろいろと発見がある。この江差線、意外にも貨物列車が結構通過する。いやー青函トンネルを超えて北海道にこんなに貨物列車がやってきてるなんて知らなかった。各駅停車の営業列車よりも本数は多いんじゃなかろうか。
DSC_7826.JPG15:57、函館より木古内行きの普通列車がやってきた。ここでも思う。「くそ~三脚もってくりゃよかった」




DSC_7862.JPGその後16:21、狙いのスーパー白鳥40号が通過。寒い中、耐えがたきを耐えて撮影したけどいやー楽しいわぁ~。寒いのですぐさま待合室に逃げ帰る。あとは16:48発の列車で函館に戻るだけだ。しかし間もなく踏切が鳴り響く。すると木古内側から列車が接近。DSC_7865.JPG狙いはスーパー白鳥40号だったので完全ノーマークだったけどやってきたのは485系の白鳥23号であった。全然狙ってなかったけど新旧の白鳥を撮ることができた。
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男性
誕生日:
1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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