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2008年12月23日
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2日目。7月27日、4時20分に起床。ほんとは5時前まで寝て6時に出発しようと思ってたんだけど午後は天候が崩れる予報なので少しでも早く出発しようと思いこの時間に起き上がった。ちなみに4時になると小屋全体の明かりがともった。
ところで本日は行程は裏銀座を水晶岳小屋まで進み水晶岳をピストン。そして水晶小屋に泊まるというというものである。水晶小屋までのコースタイムは6時間。小屋から水晶岳までは往復1時間10分となっている。
朝食をとりながら遭対協の人と話す。昨日の予報では15時から雨ということだったけど今朝になって昼前から雨というふうに変わっていた。これは下界のなのでそのまま山の上には当てはまらない。実際のところ西側の空は黒い・・・。まぁ昨日からそんな具合なんだけどこれからそこへ向けて歩くわけである。少し気が重い。
5時20分、出発しようとしたときに雨が降ってきた。「おいおい早すぎるだろ!!!」結局ザックカバーをかけ雨具、スパッツを付けていると出発は5時35分となっていた。午前中は持つはずだったのにいきなり出鼻をくじかれた。
まずは野口五郎岳を目指す。降り始めた雨はすぐに止んだけど降っては止んでを繰り返す。相変わらず西の空は黒い。東の空は時折太陽が顔を出すもののあの進行方向の黒い空を見る限り好天は望めないだろう。
DSCF2114.JPG
三ツ岳方面を望む






DSCF2118.JPG
烏帽子小屋のテン場下の池。水面には青空が映っている。東側はいい天気なんだが・・・。






三ツ岳へと続く登りへ差し掛かるところでおばちゃん二人組に追いつく。立ち止まっているので「どうかしました?」と聞くと「今、雷鳴が聞こえたので。行こうか戻ろうか考えてるところです。」とおっしゃられる。うわ~マジか。ただでさえ人の少ないこのルートで先行者がいることは非常に心強かったのに。とはいえ僕は引き返すつもりはない。この天候で心細くはあるけれど水晶小屋まで行くのだ。
えっさほいさと歩きながら後ろを振り返るとおばちゃん2人組も後ろをついてきていた。進むことにしたんだな。よかったよかった。
DSCF2120.JPG
振り返れば歩いてきた稜線が。あちら側はいい天気。






DSCF2125.JPG
稜線の背後には不動岳が鎮座する。






しかしながらというか予想通りというか天候は悪化の一途をたどる。湧き上がるガスと時折雨の降る稜線歩きをしているとはるか前方にオレンジのザックカバーが見える。昨日のおっちゃんである。朴よりも30分ほど早く出発したおっちゃんはこの悪天候のなかでも何事もないかのごとく飄々と歩いている。かっこいいな~。やっぱ年季が違うよな。途中、おばちゃん3人パーティーとすれ違う。野口五郎小屋を4時過ぎに出発したらしい。どこまで行くのか知らないけど気合入ってんなぁ~。
僕のほうは後ろのおばちゃん2人組とつかず離れずの間隔で歩く。三ツ岳を過ぎると本格的に雨が降り始めた。DSCF2137.JPG
8時17分、野口五郎小屋に到着。雨&ガスであまりに天候が悪いのでひとまず休憩。登山バッチを買い、トイレを済ます。同じく停滞しているおばちゃん二人組と少し話をする。言葉が関西弁なので「どちらから??」と聞くと京都からだという。件のおっちゃんも京都の人であった。今回は京都人多し。




DSCF2139.JPG

雨粒が写るほどの降りっぷり。






8時39分、出発。雷警報が出ていることもありおばちゃんたちはもう少し様子を見るという。DSCF2141.JPG
8時59分、野口五郎岳到着。雨である。小屋の方を見下ろすとおばちゃんたちの姿が見えた。





DSCF2142.JPG
引きだと文字が見えんのでアップ!!見ての通り背後はガス。









野口五郎から真砂岳方面へ向かう。この辺りからペースが落ちてきた。僕特有の通称「二日目病」である。僕の場合初日は大体調子がいい。ところが2日目以降にがくーんとペースが落ちる。これが二日目病である。これに対し山の相方K籐の場合は初日はすこぶる調子が悪い。これを「初日病」と呼ぶ。ただしK籐の場合は2日目以降は劇的に調子が回復するので僕が足を引っ張るパターンが常である。しかし今回はこれまでと少々感じが違う。ここのところの残業地獄で寝不足が続いており体がだるい。そしてなんか胃がむかむかするので胃薬を飲みながら働いていた。平たく言うと山に登る前からコンディションが非常に悪かった。だからと言ってこの山行をやめるという選択肢はみじんもなかった。
野口五郎を通過すると天気が回復してきた。それまでは東側は晴れ間もあったんだけどついに西側も晴れてきた。ただガスは完全には晴れない・・・。
そして真砂岳の脇を通り竹村新道との分岐に到着した。
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1977/09/23
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自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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