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2008年12月23日
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ぐしょぐしょに濡れた服を着替えて新穂高のロープウェイ乗り場で高山行きのバスを待つ。濡れた衣類を入れたザックの重みがずっしりと肩にかかる。ふつうは下山後のザックは初日よりも軽くなるものだが今回は下山後のほうが重い・・・。レインウェアとブーツは終わっているけどまだ新しいザックカバーは非常に優秀である。どうしようもない部分(肩紐の部分や背中など)以外は全く濡れていない。鉄壁の守備である。いいぞ!モンベルのザックカバー。それに加えてどうしても濡らしたくないものは防水バックに入れている。これで濡れた衣類のまきぞえを食って濡れてしまうこともない。今回の防水対策、成功である。

高山行のバスに乗り込む。

 大混雑は嫌だと思っていたけど混雑とはほど遠い。がらがらの車内でリクライニングをフルに倒し、のびのびとリラックス。高山までの1時間半の旅を楽しもう。ここからは観光である。高山でうまいラーメンを食おう。

11時55分。高山に向け出発。さらば北アルプス!!!

しかしまぁ大雨である。ロープウェイ乗り場でお土産とかを買っていたんだが観光客以外に当然山の格好をした人たちも降りてくる。その人たちとも話をしたんだが、西穂に登ろうとして西穂山荘に泊まったんだけど、この大雨であきらめてそのまま降りてきたとのこと。さぞかし無念かと思いきや思いのほかあっさりしてた。僕なんかとは器の大きさが違うよな。

大雨の中、バスは平湯に到着。たくさん人が乗ってくるのかなと思いきや全然そんなことはなく、乗ってくるよりもここで降りた人のほうが多かった。

そしてバスは乗鞍のベース基地、、ほおのき平に到着。乗鞍帰りの登山者が大挙して乗り込んでくるかと思いきや乗ってくる人は皆無。さらにこの天候でほおのき平行のバスも止まっているらしい。

がらがらの車内でのびのびと過ごす。いいねぇ、電車でもバスでもこういうがらがらなのが好きだ。

そして13時31分。終点の高山に到着した。ここで一つの結論を出す。大阪までJRで帰るかバスで帰るかである。バスの方が金額的に安い。JRなら各駅停車でも帰れるがデカくて重いザックを背負って乗り継ぎ乗り継ぎで帰るのは面倒だ。JRならば特急である。ただし料金は高い・・・。
そして結論を出す。ここはひとつ大人らしくワイドビューひだで帰ろう。

 大阪駅で指定券も買ってるし。というわけでみどりの窓口で乗車券を購入した。
その後はコインロッカーにザックをぶち込み高山観光である。まぁ高山には何度も来ている。ただし通過ばかりでまともに観光したことはほとんどない。
まずは腹ごしらえ。ラーメンである。行列ができている鍛冶橋は去年行ったので違うところを探す。しか~し、なんとこの時間で早くも店じまいが始まっているのである。ただ今14時過ぎ。観光地なのに早すぎやしませんか??入ろうとしたお店もすでに終わっていた。これはマズい。とにかく開いてる所にかけ込まなくては!!!
ここもすでに終わっていた。
 
  そして滑り込んだのが「甚五郎ラーメン」さんである。腹ペコなのですぐさま甚五郎チャーシューメンとご飯を注文する。しかし・・・なんとご飯がすでに売り切れであった。マジかいな???うお~白いご飯食いてぇ―!!!
しかしないものはないので我慢するよりほかにない。



 ほどなくして出てきたチャーシューメン。待ってましたとばかりにもさぼり食う。でもってあっという間に完食!!!あーうまかった。4日間山にこもった後に食うラーメンはいつもの10倍うまかった。






その後「高山と言えばここ」ともいうべき古い町並みを歩く。










さすが小京都。いい雰囲気である。関西の人間的には近所に本物があるけど、高山のこの感じ、いい ですな。







もういっちょ






 しかし高山の観光エリア全体に言えるんだけどやたらと宝石屋が多い気がする。こんなとこで観光客が買うんかいな??それとも飛騨の人達には宝石好きが多いのか??ちょっと気になった。

その後栄えてる方栄えてる方へと歩いていく。







すると高山市政資料館というところに行き着いた。好きなんだよね~。こういう歴史がわかるところ。順路に従い端から端まで見学した








2階はこんな感じ







 

2階からの景色







資料館を後にする。すると赤い橋が目に入る。おぉ、これ知ってるぞ!!







 
正面から見ると微妙だけど横からだとよく見る風景だ。






その後ぷらぷら歩いているとなんか人混みになってるエリアを発見。近づいてみると寺みたいな大きな屋敷みたいな建物に人が集まってる。見てみれば「陣屋朝市」と書いてある。「朝市」は知ってるけどこんなとこでやってんのか?つーかこの「陣屋」ってのは何?有名なのか?高山についてなんにも調べてきてないのでわからんがとにかくメジャーな観光資源であるようだ。






中に入ろうとすると有料であった。金かかんのか…よし、やめだ。







外から覗き込む。






駅に向かって。歩く。先程昼飯を食ったばかりだが晩飯のことを考える。駅弁にビール…といきたいところだがそろそろ懐具合が危なくなってきた。手頃なところで手を打とう。なにか脂っこいもん食べたいな~と思ってたら頭にズキュンと閃いた。「天丼食いてぇ」

てなわけで駅に戻りがてらスーパー的なものを探す。しかし都合よくそんなものは見つからなかった。寿司や惣菜的な物を売る店に入るも天丼はなかった。じゃあなにか他のものと思ってもどれもこれも値段が高い。何も買わずに店を出る。
  すると今度は奇跡的にも天ぷらのお店(テイクアウト可)が現れた。バッチリ天丼もある。「おぉ~これは山の神様からのプレゼントじゃー!!

しかし…無情にもテイクアウトできる時間は既に過ぎていた。



こうなりゃ最後の手段、コンビニに期待する。時間も差し迫ったころ、駅前のファミマに駆け込んだ。しかし…天丼の姿はなし。「む、無念…」

適当にその辺の弁当をかごの中に放り込み会計を済ませ駅へと走る。列車が停車してたのには焦ったが高山での停車時間が長いだけであった。

車内に入ると中はガラガラ。これなら指定席じゃなくてもよかったかと思うもこれは結果論である。世間は夏休みと言えどサラリーマン的には普通の月曜日である。この様子なら自由席なら横に人が来るかもしれんが指定席なら大阪まで二人掛けの席を独占できそうだ。





  
昔の急行たかやまの後を引き継ぐワイドビューひだ。







 
前方は大阪行き。 






   

後方は通常通りの名古屋行き。
 







 

天丼を食いたかったが結局何の変哲もない弁当になってしまった。 







列車は大阪に向け出発。車内では飯を食ったり新聞を読んだり写真を見たり地図を見たりしてるうちにあっという間に大阪に到着。京都辺りから人で込み合うホームを見るにつけ「あら大変ねぇ~」などとガラガラの車内でくつろぎながら余裕をかましていた。
大阪駅到着。ホームに降り立ちまず思う。
「・・・。 
あちーな・・・。」

山小屋でダウンジャケットを着てたことや下山直後にびしょ濡れで肌寒かったのを思うと笑けてくる。

しかしまぁ帰ってきちゃたな。明日からまた会社である。天気は悪かったけど今回も楽しかった。

「来年も休みとれるかなぁ」そんなことを考えながら新三田行きの列車に乗り込んだ。


終わり

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1977/09/23
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登山 自転車 旅 鉄道
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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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