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2008年12月23日
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この週末、甲武信ヶ岳に弾丸ツアーで行くつもりだったけどやっぱりやめた。明日の仕事を終えたあと毛木平に向かい明後日の早朝からピストンで登頂し渋滞を避けるために日本海経由で帰ってくるという予定だった。しかし先週は鈴鹿のエンデューロ、先々週は六甲全縦という恒例の2大イベントを終え、正直緊張の糸が切れてしまった。そしてこの強行軍。う~むと考えてしまった。実は僕自身に転勤の話があって名古屋に飛ばされる可能性があった。あそこの支店は激務過ぎて土曜も仕事で、夏休みも取れる状況ではないというのでもしそこに飛ばされるのであれば今回意地でも行くつもりであった。しかし結果的に違う人が飛ばされることになりこの話は無くなった。ということで来年また日が長くなったころに土日でゆっくり行こうかなって気持ちになってしまった。テントかついで1泊2日。やっぱこれくらいのスローな登山の方がいいと思う。ということで今回は登るのやーめた。今週末は仕事もあるけど他の日はまったり過ごすことにした。
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ただいま朝7時。今日は2回目の全縦の日。先々週参加したけど今日も勝手に参加したろかと思いつつ結局辞めた。
昨日見た天気予報では午前中は雨。その予報通り6時前に目が覚めた時には外はザーザー振りであった。
「うわぁ~すげーな。もうみんなスタートした頃だな。今日も大変だ・・・。」と思いながら2度寝。そして今に至る。
今も空は暗いけど午後以降は雨は止む予報だ。そういう意味では1回目の全縦よりはコンディションはマシだと思う。今頃みなさんひよどり越から馬の背あたりまでぞろぞろ連なって歩いてるんだろうなぁ。
今をしのげば雨はあがる。まだまだゴールは遠いけどみんな頑張れ!!!
本日3度目のアミノバイタルパーフェクトエネルギーを投入し18:05、最終チェックポイントを出発。去年のペースと比べるとすでに1時間近く遅れている。う~ん、ガーデンテラスでちょっと休んだとはいえ休まずに一生懸命歩いているつもりなんだけどなぁ。
去年はこの辺から膝が痛くなってきたけど今年は全く問題ない。ニーガードパテラアンダーは一定の結果を出している。でも左足の甲は痛い・・・。
18:11、アスファルトの道路に別れを告げ東六甲縦走路に突入。さぁここからが最後の戦いだ。疲労感がじわじわとにじんでくるけど体はちゃんと動く。うすうす気づいていたけど本日3発ぶち込んだアミノバイタルが効いてるような気がする。これは使えるな。来週のスズカにも持っていこう。
前の人から遅れることなくしっかりと後ろについて行く。気づくとアリの行列のように前も後ろも人々が連なっている。なかなかいいペースで歩けてる気がする。いいぞいいぞ。
懸念していた通り、ここの下りは足元がぐにゅぐにゅにゅるにゅるになっている。時折大きな水たまりも現れる。気づくとパンツもスパッツも靴も泥だらけ雨は上がったものの路面は濡れている。天気予報通りならこれから晴れるはずだ。そのうち路面も乾くだろ。だ。こんなんで電車乗って帰らねばならんのか~。つーか乗せてくれるんだろか、こんな薄汚いおっさん。かといってタクシーならもっと嫌がられそうだ。
この縦走大会に出始めた初期のころはここの下りが長くて長くてたまらなかった。しかも途中で登りもあるからとてもきついイメージだったけど、去年あたりから集団で一定のペースで歩き続けることができるようになりいい感じで歩けるようになった。そんな感じでわりとスムーズに塩尾寺まで下りてきた。時刻は21:06。あれ??去年ならとっくにゴールしてる時間ではないか。去年は6時半くらいに出発して14時間20分でゴールした。今回は塩尾寺までに15時間以上を要している。おっかしいな~。それなりに頑張ってるつもりなんだが・・・。
そしてここからが僕的に一番つらい区間、甲子園大学へと続く超激坂の下り区間だ。今までの激闘で疲れた下半身にとどめを刺すきっつい区間である。膝の方はおかげさんで大丈夫なんだがその他のパーツが痛み始めた。
これまで左足の甲が痛いというのばかりが気になっていたけど気がつくと両足の足首、ふくらはぎも結構きていた。いつの間にか足首をかばうような歩き方になっている。今回はひざ下までの丈しかないショートタイプのCWXを履いている。ここはやはりロングタイプのCWXにしとくべきだったな。そうしたら多少はふくらはぎを守れたかもしれない。
DSCF0574.JPG
激坂の途中から見える夜景。







DSCF0578.JPG足首をかばう歩き方でいろんなところを踏ん張りながら歩くこと40分、ついに今年もゴールまでやってきた。時刻は21:47。大方16時間ですよ。おかしいな~。なんでこんなに時間が掛かったんだろ??体の方はアミノバイタルのおかげかそれなりに軽い。膝の方も問題ない。




DSCF0579.JPG完走証と記念のたてをもらう。「完走おめでとうございます」と言われて心から嬉しいなーって思う。掬星台で「こんな日にこんなことをする意味が全く分からん」と言ってたおばさんに教えてあげたい。こんな悪天候の中でこんなきついことをする意味、それはこのクソきつい大会を完走し「おめでとうございます」という言葉とともに完走証とたてを手にしたときのえも言われぬ幸福感。この幸福感に浸るために僕は歩いたのだ。僕だけでなく他の多くの人もこの幸福感に浸りたくて最後まで歩き抜くんじゃないかな??



ゴール地点をあとにし、その後は宝塚の駅前ではばタンと記念撮影。参加証とともに送られてきた全縦の手拭いを広げてハイポーズ。今回はこれをやろうと思って手拭いを持ってきたのだ。いやー今回は最悪の天候だったから逆にいい思い出になった。来年は晴れたらいいなぁ~。
DSCF0583.JPG
はばタンと一緒にハイポーズ。つーか立ち位置間違えたな。どう考えてもはばタンの左側に立つべきだった・・・






今回のお助けグッツの感想。
ニーガードパテラアンダー・・・膝痛は全く起こらなかったので非常に効果はあったと思う。ただ膝のお皿を穴に合わせるという正しいポジションでは全然なかった。どうしてもずれる。それでも効果があったということは別にこれでなくてもとりあえず膝に圧をかけてりゃなんでもいいんじゃなかろうかと密かに思った。

アミノバイタルパーフェクトエネルギー・・・通常なら感じる重苦しい疲労感というのがほとんどなかった。「後半で差をつけろ」の謳い文句に偽りなし。ただのプラシーボ効果かもしれんがとりあえずこれは手放せない。すばらしい!!!
三国池から再びアスファルトの道を歩く。雨・風・ガス、ともにそこそこある。この程度の天候なら雨男の僕的にはいつものことなんだがこれに全縦を組み合わせるのはちょっと勘弁してほしいなぁ~。
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この辺はずっとこんな感じ






着ているものは上も下もぐっしょりとしている。しかし寒いとは感じない。僕が着ているレインジャケットはモンベルのストームクルーザー。もう8年近く使っているのでどうやってもすぐに撥水性がなくなってしまうけどそこはストームクルーザー。この状態で風に吹かれても全く寒さは感じない。中に長そでのブレスサーモを着ているのもあるのかもしれないけどとりあえずブレスサーモ着といてよかった~。
丁字ヶ辻、六甲山ホテルを通過し今年もついにやってきた。六甲山郵便局である。
DSCF0531.JPG
ガスの向こうに山頂のオアシスが・・・







今更説明は不要だろうけどここの郵便局はこの全縦を応援してくれていて毎年甘酒のサービスをしてくれている。そしてこの甘酒というのが絶品なのだ。疲労しそして冷えた体を温めてくれるこの甘酒。僕はここの甘酒よりもうまい甘酒に出会ったことがない。そしてこのサービスをずっと続けてくれている局の方のご厚意には涙が出そうになるくらい「ありがたいなぁ」って思う。毎年毎年ありがとうございます!!DSCF0535.JPG

こういうの見ると「頑張ろう!!」って思えるな






記念碑台から六甲山小学校に入ったあたりから周囲は暗くなっていく。六甲山ゴルフ場を抜けガーデンテラスに到着。ここでおトイレタイム。階段を下り半地下みたいになってるトイレに入ると「おぉ~暖かい!!」
しばし温まり縦走再開。ここからはヘッドライト点灯。いよいよ夜の帳が下りてきた。
極楽茶屋までやってくるとここで全山縦走路とアスファルトの道路が交じり合う区間に突入する。僕はアスファルトの道が嫌いなので縦走路を歩くのだが過去の大会ではアスファルトの道路を歩く人が圧倒的に多かった。どう考えても縦走路の方が歩く距離は短いのになぜかみんな道路を歩く。ということでこれまでの大会では僕は薄暗い縦走路を一人とぼとぼ歩いていた。今年もそうなのかなと思っていたら今年は何と僕の後ろからついて来る人が結構いた。まぁ途中で追い抜かれるんだけどそういう人が結構いたので例年とは違い心細さを感じることもなく楽しく歩けた。みんなこっちを歩けばいいのになー。
DSCF0546.JPG
一軒茶屋






DSCF0548.JPG
あのトンネルの向こうから最後の戦いが始まる






そして17:55分、最終チェックポイントに到着。今年もとうとう佳境に突入する。
 
掬星台を出発。全縦大会も後半戦に突入だ。天候は悪くなる一方で雨もガスも風も強くなる。前半戦はほぼ全域にわたって数珠つなぎというイメージだけど掬星台から先になると一気に大集団がばらける。参加人数が人数だけにずっと一人旅になるということはないけどそれでも前半戦と比べると視界に入る人間の数がぐっと減ったように感じる。
この辺りからいつも僕のペースはぐっと落ちる。とにかく後ろから来る人に追い抜かれるばかりで全然前の人を追い抜くということがなくなる。それなりに一生懸命歩いていても後から後から追い抜かれる。まぁ歩くのは速い方ではないけど「俺ってそんなに遅いの??」と自信を無くす区間である。とりあえずアスファルトの道を歩くのはあまり得意じゃない。そしてアスファルトの道を歩くうちに左足の甲がだんだんと痛くなってきた。原因はなんとなくわかる。靴ひもの締めすぎだ。これは夏山山行で鹿島槍から帰った後のこと。靴ひもを全部抜いて靴を洗い、その後ワックスを塗った時のことだ。再び靴ひもを通すときに「もうちょっと靴ひもを締めてみよう。そしたら靴の中で足も動かなくなるしもっとフィットするに違いない」と結構きつめに靴ひもを締めていたのだ。その結果、それまでなじんでいた状態から形が変わって足に合っていない状態になってしまった模様。で、それはこないだ笠に行った時にすぐに気付いた。履いた瞬間、何か違和感を感じた。なんか甲の部分に違和感を感じる。その時は登っていて「なんかだんだん甲が痛くなってきたぞ」と思い始めたところで小屋に到着し、翌日も「やっぱりなんだか甲が痛いぞ」と思い始めた時に新穂高に到着したので特にどうということはなかった。しかし今日も出発から9時間を経過しそろそろというところでやっぱり痛くなってきた。まぁ今朝も履いた瞬間「なんか違和感!」というのは感じたけど「まぁいいか」で出発した。とりあえずこんな雨降りの中で靴ひもを抜いて絞めなおすのも億劫なのでこのまま行く。ところで膝の方、ニーガードパテラアンダーの方は順調だ。はっきり言って最初の正しいポジションはとっくの昔にずれてしまっている。しかしそれなりの圧で膝を圧迫しているのでなんとなく「守られてる感」というのはある。何はともあれ今のことろ膝痛は起こっていない。
後ろから「ごぼう抜かれ」されながらも三国池まで到着。さぁもうすぐで楽しみにしているポイント、六甲山郵便局だ。
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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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