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2008年12月23日
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穂高の駅に戻り無事に列車に乗車。
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穂高です。






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信濃大町行きが入線。






ファ~ン!!と走って信濃大町へ。ここでタクシーに乗り換えるんだが登山者がいたらじゃんじゃん話しかけて相乗りしようと思っていた。しかし・・・ここでも登山者は一人もおらず。マジか・・・。僕の向かう高瀬ダムじゃなくても扇沢とか行くようなやつが一人くらいいてもおかしくないと思ったのだが・・・。仕方なく僕一人でタクシーに乗り込む。結局僕一人で運賃をかぶることになってしまった。
けっこう若めな運ちゃん氏に「いや~、相乗りで行きたかったんですけど登山者一人もいなかったすわ~。」なんて話しかけると「今年はちょっと少ないですね。みんな富士山に行ってんじゃないですかね。」って答えが返ってきた。マジでか。世界遺産になったからってあっちに流れるってか?その辺の一般人ならまだしもいっぱしの山のぼらーならそんなことで富士山に流れることなんてあり得んだろ・・・。
タクはブォ~ンと走り七倉へ。ここからは一般車進入禁止のエリアに突入する。トンネルを越えつづらおりのダムの道を登り詰め高瀬ダムに到着したのは9時半。料金8,000円也。明科ー穂高間をタクでショートカットしたおかげで予定よりも1時間以上早く登山口に降りたつことができた。
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なんか木がいっぱい浮かんでる。水の色はエメラルドグリーン。






ひとしきり写真を撮った後、いざ本日のお宿、烏帽子小屋を目指して出陣する。時刻は9時41分。ちなみに辺りに登山者は一人もいない。
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トンネル。





DSCF1996.JPG
中はこんな感じ。







トンネルをくぐり吊橋を渡りキャンプ場を抜ける。全く人気がなく不気味である。とここで、下山してきた老夫婦とすれ違う。
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吊橋。







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吊橋よりダム方面。






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キャンプ場。







登山口の水場でこれまた下山してきたと思われるじいちゃんを目撃。平日だからなのかなんだか平均年齢が高いぞ。(3人しか見ていないが・・・)
DSCF2019.JPGそしていざブナ立尾根への登山道に突入。しかしこの段階で一つのトラブルが発生していた。なんとGPSが衛星を拾わないのである。先日の東北の山行で故障寸前のヤバい状況に陥っていたので(その時は何とか回復したのだが)非常に嫌な感じだ。これまで様々なところへ山行をしたがこんなn長時間、衛星を拾わなことなんて一度もなかった。「このまま衛星を拾えなかったらどうしよう・・・」非常に不安な気持ちでいっぱいだ。これまでこのGPSにはいろいろと助けられてきた。最近ではこいつに頼りっぱなしなのでいまいち地図読みに自信がない・・・。ここに来るまでも少し歩いては止まり、いろいろ設定をいじったりなんとかかんとかやってきたんだけどすでに20分ほど衛星が拾えずじまいである。非常に気がかりではあるけどとりあえず登り始める。いきなりの急登に全身から汗が噴き出る。さすが北ア3大急登とか思ったけど、しばらくして体が慣れてくると「う~む、普通の登りじゃねーの。」
最初はなるほどと思ったけどちょっと体が慣れれば特にどうということはない、普通の登りである。相変わらずGPSは「?」マークが点滅していたけど出発から1時間以上たってやっとこさ衛星をゲットし現在地を表示してくれた。あーよかった。これで安心して歩くことができる。心底ほっとした。
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登山道からの景色。







標高が低いうちは全身から噴き出していた汗も標高を上げるごとに治まっていった。ただ登山者が極端に少ない。下りてくるパーティーとは若干すれ違ったものの登ってる人は皆無である。さすがに「裏」と言うべきか「表銀座」とはえらい違いである。だいぶ上の方まで来てやっとこさ2人組のじいちゃんたちに追いついた。そのまま一気に追い抜いたんだが後ろから人がついてきてると思うとだいぶ心強い。すると今度は山頂近くで単独のおばさんを追い抜いた。しかし登山者が少ないという情報はあったけどさすがに北アルプスの一般登山道で登山口から山頂まででこれほど人が少なかったのは初めてである。DSCF2075.JPG烏帽子小屋には13時46分に到着。山と高原地図ではコースタイムは5時間20分。僕の場合コースタイムの8掛けで歩ければいい方なのでまずまずの結果である。とりあえず受付を済ませて自分の部屋へと向かった。
 
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P1001276.JPG翌朝、7月26日。6時8分に長野駅前に到着。駅に向かう。





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バスの方はまだまだ旅は終わらない。





今回の山行、残業地獄のため登山口へのアクセスも大して調べる時間がなかった。いちおう今日の予定は6時55分の松本行きに乗り松本着が8時58分。そこから大糸線に9時12分発の大糸線に乗り継ぎ信濃大町着が10時06分。そこからタクシーで高瀬ダムへと向かう予定である。正直スタートが遅い・・・。しかし列車までまだ時間がある。なんとか他の方法はないものかと駅のみどりの窓口で時刻表を眺める。6時09分に名古屋行きのワイドビューしなのがあった。バスの到着時間がもう少し早かったらな~。これに乗れれば松本乗り換えで信濃大町着が8時09分。う~む、わずか数分の差で信濃大町の到着が2時間も変わってしまうのか。これを見るとますます「う~む、何とかならんものか・・・」
そして思いついた。数年前の年末。燕岳に登ろうとしていた時の話だ。今回と同じルートで信濃大町へ向かおうとしていたのだがそれではスタート時間があまりにも遅すぎる。何とかならんものかと地図を見ていて気がついた。篠ノ井線の明科~松本間というのはわりかし近い距離で大糸線と並走しているのだ。そこで明科からタクシーに乗り換えて大糸線の穂高へ向かえば1本早い列車に乗れるのだ。「そうだそうだ、そうだった。」
さっそく駅員氏に明科駅にはタクシーが常駐しているかを確認する。するとうまい具合に常駐していることが判明した。「よっしゃ。その作戦で行こう!!!」
P1001280.JPGというわけで予定よりも1本早い列車で明科に向かう。6時32分発の快速みすずである。快速と言いながら松本まですべての駅に停まる。というか終点の飯田までみどり湖を通過するだけで他の駅にはすべて停車する。こんなので快速と呼んでえーんかいなと思いつつ、そこまでいったらもうみどり湖にも停まっちゃえばいいじゃないと思う。


P1001281.JPG全然快速じゃない「快速みすず」






DSCF1944.JPG列車は松本に向け出発。途中のメインディッシュ、日本三大車窓の姨捨に到着。この日はガスってて展望はいまいち。






DSCF1952.JPGスイッチバックして長野方面へ向かう列車。ぶれてます・・・。








DSCF1956.JPG明科に到着。ひょっとして同じことを考えてる登山者がいたら相乗りしようかと思ったけどそんなことを考えていたのは僕一人だった。さっそくタクシーで穂高に向かう。行先を告げると運ちゃん氏が「中房まで行くの??」と聞いてきた。そうか、燕岳に行く人はこの手を使う人もいるんだな。運ちゃん氏に「明科から中房まで乗る人もいるの??」と聞くと長野新幹線が開通してから東京方面から来る人でこの手が増えたのだという。昔はあずさ一辺倒だったけど新幹線経由の方が早く着くらしい。
ところでこのタクシー。ものすごい勢いで料金が上がっていく。距離を見て勝手に「まぁ1,500~1,600円くらいかな」とか思ってたけどとてもとてもそんなもんじゃ収まらない。あっという間にその辺の金額を飛び越して2千円台に突入。どこまで上がるんだとハラハラしてたら2200円になったとここで運ちゃん氏が「メーターここで切りますね」と言ってくれた。う~む、2200円。そんなもんなんだろうか???
DSCF1965.JPG穂高駅に到着。明科駅からの所要時間は15分・・・やっぱたけーよ!!!いかん、言ってもーた。






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アップ。







穂高駅には7時58分に到着し、駅横のトイレで朝の生理現象を解消し歯を磨く。信濃大町行きの列車は8時24分発。25分ほど時間があったのだが残り15分ほどとなった時にあることに気がついた。「そうだ!穂高神社いかなきゃ!!!」
そう、ここ穂高にはかの有名な穂高神社がある。どこにあるのか知らなかったけど駅前の地図を見てダッシュで向かった。電車に乗り遅れるわけにはいかんので大いに焦りながら走る。神社の境内に入るもどこがメインなのかわからなかったので一番近いところで今回の山行の安全を祈願。
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とりあえず一番入口に近かったここで御参り。





DSCF1968.JPGしかしすぐ横っちょにたいそう立派ななのが建っていた。これがメインの建物だろう。しかし時間がないので写真だけ撮ってすかさず駅へGO!!とりえずお参りだけは済ますことができた。
今年の夏のメインイベント、裏銀座縦走(双六小屋まで)で水晶&鷲羽の百名山ダブルゲットの山行に行ってきた。7/25日、前回の東北山行と同様に職場から直に山へと向かう。またもや三宮のどんぶりキッチンでかつ丼を食い列車に乗り込み大阪へ。車内で帰りの交通手段を考える。選択肢は3つ。18きっぷか特急ワイドビューひだか高速バスである。コストパフォーマンス的には18きっぷが一番である。もしこれを選択するのであれば多少損はするけど長野から信濃大町までも18きっぷで行けばよい。残った3枚は金券ショップに売っ払うか期限までの週末に使い切ってしまえばいい。その次は高速バス。4500円という金額は特急ひだの8070円(指定席利用)と比べて3500円以上も安い。所要時間はさすがにひだに負けるがそれでも3500円以上安いのであれば全然問題にならない範囲である。結局18きっぷはなしにして高速バスかひだかで結論が出ずとりあえずひだの指定席だけ押さえておくことにした。以前一度高山から乗ったことがあったんだけどその時は満員御礼状態であった。高山から大阪まで立ちっぱなしというのだけは勘弁である。
大阪で下車して御堂筋側のみどりの窓口へと向かう。ここは窓口が2つという小さなところである。列に並んで次が僕というところで前の二人がどうにもこうにも煮え切らないことを言っていてなかなか終わらない。時刻は21時を回りさらに1分2分と過ぎていく。長野行のバスは難波を21時30分に発車する。いい加減イライラが高ぶってきたころようやく僕の番が回ってきて素早く指定席を購入。その後すぐさま御堂筋線に飛び乗り難波へ。難波に到着すると南海高速バスセンターことスイスホテルへと向かう。1階のところに大きな荷物を持ったおばさんが困った顔でうろうろしていた。きっとバスの乗り場がわからないのだろう。僕も初めて来たときは少々迷った。正直バスの乗り場があるようには思えない場所なのである。山の格好をした僕が迷わずエレベーターに乗るとおばさんもついてきた。おそらく僕についていけばバス乗り場にたどり着けると思ったのだろう。エレベーターを5階で飛び降りバス乗り場へと走る。おばさんもついてくる。時刻は21時25分。僕がバス乗り場に到着するのと同時に長野行のバスが入ってきた。P1001274.JPG
ザックを荷物入れに入れる。すでにザックが2,3個入っていた。いや~やっぱ長野方面だと山の人がいるんだなぁ。
車内に入る。今回のバスは豪勢な3列リクライニングである。知らんおっさんとくっついて座ることがないので非常に快適である。次の停車場の京都駅で何人か乗ってくるも車内は空席がある。さすが平日である。僕の後ろにはおっちゃんがいてリクライニングをフルに倒せなかったので隣の席に移動してがっつりリクライニングを倒し寝る。途中何度か目が覚めたけど全体的によく寝れた。




前回の東北山行のブログも全然手つかずの状態にもかかわらず先週末から山に行ってきた。金曜の朝から山に入り本日無事下山。今回の山行は北アルプスの裏銀座だ。今日は疲れたので詳細はまたボチボチと。こりゃ前回のやつと同時進行でやってかなきゃならんな。
先週の話。今月末の山行のために仕事帰りに三宮の好日山荘に行った。食料の買い出しである。いつものように尾西食品の白米(2食分)を探すもどこにも置いていない。「売り切れか??」と思いながらもその日は撤収した。
そして今日、通勤途中に図書館で借りた「山と渓谷」の2013年3月号を読んでいて衝撃を受けた。なんと例の白米(2食分)は製造中止になっていたのだ。記事によると「2食分は登山者などにニーズはありましたが、全体ではあまり数が出ないため製造中止となりました」とのこと。くそ~マジでか。あれは結構重宝してたんだよね。2食分なので1食は晩飯。で、残りは次の日の朝飯という使い方をしていた。そうすると朝起きた時にお湯だけ沸かせばお茶漬けとかでささっとかきこめるという非常に便利な商品であった。それが製造中止とはなぁ。ちなみに尾西食品は今年から亀田製菓のグループ会社になったらしい。こういうのも影響してるのかな。「売れてない商品は淘汰せよ」みたいなお達しが亀田から出たのかもしれん。←勝手な想像だが
今まで世話になってきただけに寂しいことだ。
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家にストックしてた尾西食品の白米(2食分)。
次の山行に持っていくんだがそれが食べ納
めになるわけか・・・
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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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