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2008年12月23日
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本来は8時からのスタートのところを7時50分にスタートできた。一分でも早くスタートしたかったのでラッキーである。郡山の駅間をスタートし白布温泉を目指す。経費節減のため高速道路は使わない。
郡山の街中を抜けていくんだけどさすがに県都福島と張り合うだけあってなかなか大きな街である。
DSCF1286.JPGDSCF1288.JPG








しかし中心部を抜けた辺りで「あちゃー!!」
レンタカー屋の長椅子の上にセブンイレブンで買った食料を置き忘れたことに気づいたのだ。一瞬あれはもう諦めようかなとも思ったけどやっぱり取りに行くことにした。もう一回買い直すのは金銭的にも精神的にもダメージが大きい…。レンタカー屋に戻り食料は無事に回収したものの時刻は8時20分。30分もロスしてしまった。
再び登山口を目指して走る。福島だと思っていたその登山口は実は山形であった。住所的には米沢市内。米沢、広すぎるだろ。
ラジオ(AM)を聞きながら走る。放射線のことや被曝ことを話していた。こういうのを聞くとここは原発事故の起こったとこなんだなと改めて実感する。
雨がかなり強くなってきた。も~嫌だなぁ。晴れなくてもいいから雨だけは勘弁してほしい。そんなことを思いながら走っていると左手に猪苗代湖が現れた。う~む、でかい。なんだかほんとの海のようだ。ガスがかかっていてなんだかおどろおどろしい雰囲気を醸し出している。とりあえず写真を2、3枚撮って再び走り出した。

DSCF1291.JPG
海っぽい








DSCF1293.JPG
ガスってます







DSCF1299.JPG

なんか海に突き出た半島のように見える。









猪苗代町の中心を抜け山の中へと入っていく。途中で桧原湖という湖の横を通った。結構アウトドア色の強い湖である。福島というところは海あり山あり湖ありと非常にアウトドア遊びのフィールドに恵まれた素晴らしいとこだなと思った。あの地震と原発の事故さえなかったらなぁとほんとに残念に思う。DSCF1309.JPG
そんなことを思いながら車は白布峠に差し掛かる。雨はさらに激しくなりガスが立ち込めてきた。う~ん、こんな日に登るのは嫌だなぁ。しかしこの辺りは地形的に非常に険しい。峠を登りきり下りに差し掛かるあたりから特に険しくなる。気づけばすでに山形県に突入している。登山口の白布温泉が近づくにつれだんだん不安になってきた。「こんな日に登ってる奴なんておるんかいな??つーかこの天気でちゃんとロープウェイは動いてんのか??」
正直ロープウェイが止まっているとなると大きく予定が狂う。はっきり言って僕はこの西吾妻山をなめていた。ロープウェイとリフトを乗り継げばそこは標高1810m。あとは2035mの山頂までは1時間40分ほどの行程である。夜行バスで疲れた体的にはこれくらいがちょうどいいと思ったので初日にこの山をもってきたのである。ただこれのピストンではあまりにあっけないので下りは若女平まで歩いて降りることにしている。しかしロープウェイが動いていないとなると話は別だ。ロープウェイとリフトの区間を歩くとなるとコースタイムで2時間半かかる。これは非常に厳しい。そうなるとこの時間からのスタートでは日帰りが危うくなる。上の西吾妻小屋で泊りなんてことになればこの山行の予定がぶち壊しである。翌日の磐梯山&東吾妻山のうちどちらかを削るか翌々日の蔵王を切り捨てなければならなくなる。僕的にもそうそう時間とお金をかける余裕はないのでここは一発で片づけたい。
そうこうしてるうちに白布温泉に到着。スタート地点の天元台ロープウェイ湯本駅に到着。誘導役のおっちゃんに導かれ駐車場に車を停めた。
外は雨がザーザー降りなので車の中で準備を進めるも登山者の姿は皆無。ロープウェイの姿も見えないので動いているのか不安になる。
しばらくすると上からロープウェイが下りてきた。「よかった~。動いてたわ。」DSCF1317.JPG
準備が終わり駅へと向かう。中に入ると山っぽい格好をしたおっちゃんに「登るの?」と聞かれた。ロープウェイとリフトで上まであがり若女平に降りるというと「今、一番上のリフトが停まってる」と教えてくれた。さらに「さっき東京から来たと言う人が上がっていったけどその人はぎりぎり間に合ったかもしれない。」と言う。「よかった~。こんな日でも登ってる人がいるんだー。」と安堵したのも束の間、おっちゃんは「その人は東大巓の方に行くと言ってた」というではないか。僕が向かうのと逆方向の山である。
下山後、駐車場に戻るのは17時を過ぎると思われる。その頃にはロープウェイの駅は閉まっているので今のうちに登山バッチを購入する。
DSCF1320.JPG

そして11時の便で上へとあがる。中には先ほどのおっちゃん達と仙台から来たカップル。このカップルは普通の観光客である。終点の天元台高原に到着。山っぽい格好のおっちゃん達もそのまま上にあがるのかと思いきや天元台ロッジの方へと歩いて行った。そこの職員さんだったのか???同じ方面へ登る人なのかもとちょっと期待しただけにちょっと凹む。さらにロープウェイを降りてから悪いニュースが入ってきた。なんと一番上のリフトに続いて2番目のリフトも悪天候で止まってしまったらしい。カップルたちは当然ここでストップ。この悪天候なので周りには登山者どころか観光客もいない。完全な一人旅である。「う~む、気が重い・・・。」  この悪天候の中の一人登山にちょっと気持ちが沈んだ。
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翌朝。7月13日の朝である。「間もなく郡山駅に到着します」の車内アナウンスで目が覚めた。カーテンの隙間から外の様子をうかがう。「な、なにぃ~!!!」
なんと外は雨降りであった。出発前のネットの天気予報では13日から15日までの福島、山形、宮城の天気予報はいずれも曇り。降水確率は30~40%であった。それがいきなりの雨降りである。さすがオレ。雨男ぶりを如何なく発揮している。
 DSCF1276.JPG バスは予定通り7時前に郡山の駅に到着。レンタカーの予約時間は8時。とりあえず駅横のセブンイレブンで食料の調達。バス停のベンチで朝食をとりその後横にあるトイレで歯を磨く。時刻は7時半。まだ8時までは遠い・・・。





DSCF1278.JPG郡山の駅自体はこれまで何十回と乗り換えや通過なんかで来たことはあった。なのででかい駅であるというのは承知していたのであるが、これまで駅の外に出たことはなかったので駅前の様子を見るのは初めてである。





DSCF1280.JPG駅前はこんな感じ








DSCF1281.JPGさすがに県都福島と張り合うだけあって威風堂々とした立派な駅舎である。







 やることもないのでレンタカーの手続きをすることにする。手続きだけでも済ませとけば早いスタートをきれるしな。
駅レンタカーの事務所に向かい手続きにはいる。車の到着を待ってる間、事務所の中のシートにザックとセブンイレブンの袋に入った食料を置き、壁に貼られた福島県の地図を眺める。そして気づいた。「こりゃ福島で車借りたほうが良かったかな・・・」
これから向かう西吾妻山の登山口、白布温泉にある天元台ロープウェイの湯元駅までは郡山よりも福島の方が近そうなのである。この3日間の予定は13日に西吾妻山、14日に磐梯山、東吾妻山に登り15日の朝一で福島に車を返すという予定である。白布温泉まで福島からの方が近いのであればそちらからのルートだと来た道を引き返すことなく走れるので効率よくまわることができるのだ。つーかこんなことは家で計画立ててる段階で気付けよって感じなんだがいまさら言っても仕方がない。「猪苗代湖の湖畔を走れる」というこのルートの唯一のメリットをかみしめながら走ることにしよう。ちなみにその間にもお客が2名ほどやってきた。そのどちらもが山登りの格好をしていた。いや~皆さん、あいにくの天気ですが頑張っていきましょう!!!
そうこうしてるうちに今回の山行の相棒、ダイハツのムーヴがやってきた。ちなみにここの店ではこの車が一番安い。
車の中にザックを放り込み、レンタカー屋のおっちゃんと出発前の車体チェック。ぐるっと一回りしながらおっちゃんは「昨日までは倒れそうなくらい暑かった。山に登る人にはこれくらいの天気がいいかもしれないね」とおっしゃる。いやいやおっちゃん、それは違うぞ。僕たち山のぼらーは誰しも抜けるような青空のもとで登りたいと思ってますよ。暑いとかどうとかいうことは全く気にしない。青空のもと、きれいな景色を見たいと思っております。
というわけで車体チェックを終えた僕は相棒のムーヴに乗り込む。いざ白布温泉向け出陣だ。
この3連休、今年の夏山山行の第2弾として東北の百名山3座のピークハントに行ってきた。
DSCF1272.JPGまずは金曜日、仕事を終えて梅田へ。いつものモータープールで福島行きのバスに乗り込む。今回の席は窓側だったのでラッキーだ。通路側だと休憩のたびに窓側のやつに「ちょっとすみません」と起こされるのでかなわん。当然その後戻ってくるのでなかなか落ち着いて寝れない。しかし・・・というかやっぱりというか今回も隣りはでぶっちょのおっちゃん。人のことは言えんが非常に窮屈だ。
そしてバスは発車。ここのところブログの更新もできないほどの残業地獄で睡眠時間も1日4~5時間ほど。そんな日々を過ごしていたのでここぞとばかりに寝にかかる。途中京都で残りの乗客を拾い全員揃ったところで再び福島を目指す。その間も寝にかかってたけど最初の休憩場所、多賀のサービスエリアで僕も下車。
DSCF1275.JPG
多賀SAで停車中





寝ぼけ眼でSAに入る。するとムクムクと食欲がわいてきた。いかんいかんと思うものの湧き上がってくるものを押さえることができない。しかし休憩時間を考えるとご飯もんを注文するのはかなり危険である。というわけですぐに食べれる弁当系を物色。そこでますのすしを購入した。もう夜の10時である。こんな時間にこんなものを食べるとは。ちなみに晩御飯はしっかりと食べている。三宮のどんぶりキッチンで満腹カツどんを食べた。ここの店はどんぶりもののご飯を無料で大盛りに変更できる。てことでオーダーの時にお姉さんに「ご飯大盛りで」というと「もう大盛りになってますけどさらに大盛りにしますか?」と聞かれた。となりのおっちゃんは笑っていた・・・。つーかだったら普通のカツどんでご飯を大盛りにすればよかった。僕的にはカツ1切れでご飯を1杯食べれるもので・・・。なんか損した気分だ。つーかそれは置いといてこんなことやってるから全然体重が減らないのだ。そんな感じで本日2度目の夕食をおいしくいただき後はバスで眠りについた。
先週末は甲武信ヶ岳に行ったんだけどこれが今年の夏山山行の始まりである。来週は3連休。この3連休をフルに使っ来週は土曜日に西吾妻山、日曜日に磐梯山と東吾妻山、月曜日は蔵王と東北の百名山3座を一気に片づける。ホントは蔵王は3月、吾妻山と磐梯山はGWに片づける予定だったんだけどいろいろあってここまで流れてしまった。そしてこの3連休、雪は跡形もなく消えているのでこれらをまとめて片づけるのだ。しかし面倒なのが吾妻山。これがまた東と西で別れてるので1座なのに2つ登らねばならん。片方しか登っていないとあとから難癖つけられそう(どこから??)なのでここは二つともやっとかなければならない。時間があればこの二つを結ぶ縦走をやりたいところなんだけどあいにく時間がない。これは百名山を完登してからの楽しみにとっておこう。
行きと帰りの夜行バスは押さえておいたので、今日はレンタカーを予約した。JRの駅レンタカーを郡山で借りて福島で返す。7/12から7/15までは布団では寝れない。12日は夜行バス、13日・14日はレンタカーの中、で15日は再び夜行バスの中で寝ることとなる。火曜日はバスから降りてそのまま会社へGOである。なかなか過酷な山行である。
あとこれとは別に長野行きの夜行バスも予約した。7月の最後の週に北アに向かう。大町までバスで高瀬ダムから裏銀座を攻めようと思ってたのだが動くのが遅くて目的のバスはすでに予約でいっぱい。仕方がないので難波から長野までのバスに乗りそこから大町へ向かうこととなってしまった。やっぱ夏休み中は動きが早いな。まぁとりあえず足だけは確保できたからいいか。とりあえずこの1ケ月は隔週で山である。頑張ろう!!!
DSCF1267.JPG今日、三宮のジュンク堂で岳の傑作集を買ってきた。発売日は昨日。当日に能勢口の紀伊国屋に買いに行ったんだけど置いてなかった。時間がなかったので田村書店とツタヤはまわれず。ここは潔くあきらめて明日ジュンク堂に行こうと決めた。
この傑作集、2つのパターンで販売されている。一つは普通に本だけ。もう一つはシュラフ型のポーチがついたものである。僕はこのポーチが欲しかったのでこちらを選択。ポーチ付きのものは限定販売のため事前に予約をしておいた方が無難との事であったけど今更そういうわけにはいかない。どうかな~と思いながらジュンク堂に行くと普通に積まれて売られていた。よかったよかった。無事購入し帰宅する。まだ開けるのがもったいなくて開けていない。とりあえず来週末の東北の山4連戦には持っていこう。ところで石塚先生の次回作がそろそろ始める模様。こちらの方も楽しみだ。


DSCF1269.JPG
これがポーチ。









DSCF1270.JPG
立ててみた。
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登山 自転車 旅 鉄道
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登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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