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2008年12月23日
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今朝、会社に行く前に郵便受けを覗くと石井スポーツの岳人祭のゆうメールが入っていた。「こりゃえーわい、電車の中で読むとするか」   
電車の中で読もうとすると表紙に田部井淳子さんを発見。なんと田部井さんが大阪に講演しにやってくると書いているではないか!!「おぉ~!!チョー行きてぇ~!!!」
時は7月4日の日曜日。申し込みの受け付け開始は6月7日の11時から。先着300名。この日は仕事的にはめちゃくちゃ忙しい。しかしそんなことはかまっとられん、昼休みに入ったら飯を食う時間を削って電話攻撃じゃ!!たぶん電話は繋がりにくいだろうけど繋がるまで掛けまくってやる。この機会を必ずやものにするのだ!!

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P1040661.JPGトンネルに突入する。さすがブラックダイアモンドのスポット。新品電池使用時の最長照射距離が70メートルはだてじゃない。これまでのエバニュー(の安価なモデル)とはえらい違いだ。出口が見えてきた。逆光で非常にまぶしい。この感覚はこのコースでしか味わえない。こんな調子でどんどん進み何個か目のトンネルの出口が見えたとき、
P1040672.JPGこのコースのハイライト「赤い鉄橋」が現れた。ちなみに鉄橋は通行禁止。そもそもハイキング用になってない。レールは取り去られ枕木のみで下は普通に筒抜け状態。落ちれば武庫川の藻屑と消える。まぁ柵を乗り越えて渡ろうと思えば渡れるかもしれないけどあえて死にに行くようなことはしない。橋の横にある元は保守用と思われる部分を歩いて渡る。これはP1040674.JPGこれでちょっぴりスリリングだ。この辺からはトンネルの外でもしっかりと枕木が残っている部分がある。このルートを走っていた頃の列車に乗ってみたかったなーとしみじみ思う。かの有名な鉄P1040675.JPG道作家、宮脇俊三さんの本にはこの当時の記述があって「大阪から30分でこんな風景が見れるなんて関西の人が羨ましい」みたいなことが書いてあった。その部分を読みながら当時名古屋に住んでた僕は「大阪って京阪神のラインを外れると結構田舎なんだな~」と思った。その後、その沿線に自分が家を建てることなんてまるで想像しなかった。さらに言うとその記述があったところを自分が子供を連れて歩く日が来るなんてもう奇跡としか言いようがない。コースはだんだんと佳境に近づいてくる。トンネルP1040683.JPGをくぐると目に飛び込んでくる緑がまぶしすぎる。今日はホントに気持ちがいい日だ。時刻は14時過ぎ。チビはお昼寝タイム。モンベルのベビーキャリアで担ぎ一人でのんびりと廃線跡ハイキングを楽しんだ。
 
※7年後、息子2人と 後再訪しました→ http://ponpoko4.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E6%AD%A6%E5%BA%AB%E5%B7%9D%E6%B8%93%E8%B0%B7%E3%80%80%E5%BB%83%E7%B7%9A%E8%B7%A1
今日チビと一緒に武庫川の廃線跡にハイキングに行ってきた。今回で2回目のこのコース、関西のハイキングコースとしてはかなり有名なコースだ。簡単に説明するとJR福知山線の生瀬ー武田尾間の旧線である。現在複線電化されていっちょまえに幹線みたいな顔をしているけどほんの少し前までは単線非電化でDD51が客車を引いて走るような完全なるローカル線であった。で、この線を複線電化する際に武庫川の渓谷沿いを走るこのルートを廃止し生瀬ー武田尾間をトンネルでぶち抜くという新ルートが開通した。今日歩くのはこの廃止されたルートである。生瀬で電車を降り176号沿いに北上する。中国道の高架をくぐったあたりで右手の道へと進み田んぼのある方向へと下っていく。そして未舗装の道となったところからこのハイキングコースが始まる。天気は快晴。ほんとに気持ちの良い天気だ。田植え中の田んぼを眺めながら少し進むとJRのたてた看板が出てくる。内容を簡単に言うと「この旧線は福知山線の旧線でハイキングコースじゃありません。鉄道の使命を終えて保守もしていないので立ち入り禁止です。落石等の事故が起きても一切責任持ちません。」といったもの。まぁ当然だろうと思う。JRの管理地の廃線跡を勝手に歩かれて鉄橋なんかで勝手に転落事故なんか起こされてそのうえ裁判沙汰になって損害賠償なんて話になったらやっとれんだろう。いちおうこうやって自己責任でやってねということをアピールしておかないと。それでもハイキングの本なんかで堂々と紹介されているにもかかわらずこうやって黙認してくれているJR西日本の懐の深さに感謝しつつ、看板を無視してコースへと足を踏み入れる。気持ちの良い新緑&ダイナミックな武庫川渓谷を眺めながら心が洗われる思いで歩く。歩き始めて何分もたっていないのにチビが「お腹がすいた」と言い始めた。家を出たのが11時過ぎ。早くも時刻は12時半だ。仕方がないので早々に嫁が作った弁当を食べる。その間に右から左からハイカーたちが行き来する。人気のコースだし天気もいいからみんな楽しそうだ。チビのお腹を満たし先を進む。早速最初のトンネルが現れる。このコースの醍醐味は武庫川渓谷の美しさと武田尾までいくつも通過するトンネルだ。実はチビはヘッドライトを付けてこのトンネルを通るのをとても楽しみにしていた。先日これまで使っていたエバニューの安物の(決してエバニューが安物という意味でなくエバニューの安価なタイプという意味です!!)ヘッドライトをチビに譲り自分P1040651.JPGはブラックダイヤモンドのスポットというかなり強力なヘッドライトを購入していたのだ。これまでは寝る前に本を読むときに使ったくらいで今日が初めての実戦だ。なのでチビ共々ワクワクしながら僕もトンネルへと突入していった。
5月も終盤に入り6月が見え始めた今日この頃。そろそろ夏休みの事を考えねばならん。今年は嫁も妊娠中だしチビももう3歳という事で単独行動は許されんと思っていたけど今年もなんのお咎めもなくお暇を頂けることになった。ホントは北海道に行きたいところだけど金もないし色々あってなかなか厳しい。というわけで今年の夏は登山。でもって北アルプスに向かおうと思う。相方のK藤に打診したところOKとの返事が来た。こないだの石鎚山もそうだけど単独行だと心が折れる事があっても仲間がいると乗り越えられる。まぁ仲間と言っても山の場合はK藤しかいないんだけど・・・。とりあえず候補は白馬、鹿島槍、五竜辺りを考えていたけどここにきて中房温泉からの表銀座、そこから槍へは向かわず蝶へ向かい徳沢に下りるルートに心ひかれている。100名山という観点だけでいえば4日かけて常念だけというのは効率が悪い。常念なら貴重な夏休みをつぎ込まなくても普通の週末にでも行ける。しかし燕から大天井、常念、蝶へとつなぐこのトレイルは100名山ハンターなんてケチくさい事を超越した魅力的なトレイルだ。しかもこれまで4日がかりの山行は経験がない。(以前、立山から薬師までの4日がかりの山行に出かけたが大雨にやられ五色が原山荘で2連泊してそのまま室堂に戻った)
たぶんこれで決まりだな。11か月ぶりのテント泊だ。

弥山に到着し次なる目標は前方に見える石鎚山の主峰であり西日本最高峰の天狗岳へと目指す。いきなり鎖DSCF5155.JPGを使っての下りに慎重になりながらも進む。しかしまぁここからの高度間は高所恐怖症の僕を打ちのめすには十分すぎる。ビビりながらも進みもうひと息で頂上というところまで来たところで進退きわまった。左側がスパッと切れ落ち目眩がしそうな高度間だ。完全にこの高度間にやられた。頂上はもうすぐそこなのにビビりあがってしまい先へ進めない。最後にはとうとう引き返してしまった。こんなとこまで来て引き返す奴なんて一人もいないだろう。しかし僕は引き返してしまった。家に帰ってGPSの記録を見たら「なんでここで引き返した??」と自問自答したくなるような軌跡となっているだろう。あまりの情けなさにかなりへこみながらもそれを上回る恐怖感に押されて弥山まで戻った。弥山からだと「こっから見るといけそうなんだけどなぁ・・・」という気分になる。弥山まで来てそこから天狗岳まで行かない人も結構いる。7:3くらいの割合だと思う。普通に天狗岳へと向かう年配登山者やスニーカーにジーパン姿の外人さんなんかを見てると「オレだって行けるんじゃねーの??」という気分になるものの結局再チャレンジすることは無かった。まぁ弥山まで来たから石鎚山に登ったと言っても許されるとは思う。しかし気分的には完全に惨敗だ。「槍も奥穂も登ったのになぁ」と思いながらも「あれは天気が悪くて全く高度間がなかったから登れたのかも」なんてこれまでの登山まで後ろ向きに考えてしまった。とりあえず一時間ほど弥山でボーっと過ごした後すぐ横にあるお堂の横に道があるのに気づいた。「このお堂の後ろはどうなってるんじゃ?」と見に行くことにしたがそして行きついた先で

DSCF5176.JPG「ぎょえー!!!」

なんとお堂の後ろは三の鎖のゴール地点であった。こいつはもう完全に垂直である。「もういいや。生きて帰れりゃそれでよし!!」 

だいたいこんなとこ下りに使うやついるのか??と本気で思いながら(それでも修験者さんはここから降りるんだろう)巻道を意気揚々と降りて行った。

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1977/09/23
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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