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2008年12月23日
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残る力を振り絞りテント設営。ホントにもうヘロヘロだ。その後お約束のトイレ訪問。いや~ここはこれまでと違った意味で強烈だ。ハエやウジ虫ちゃんといった類のものは一切いない。その代わり強烈な殺虫剤の攻撃にさらされる。凄まじい刺激臭が鼻孔を攻撃する。鼻だけでなく目までもしみてくる。その辺のところを受け入れればここのトイレは快適だ。しかしここまで徹底的にやられている小屋の方、あっぱれ。
夕焼けを眺めながら夕食をとるべく小屋の前に腰をおろし食事の準備。胃腸がへこたれていて食欲はないけど明日のためにもラーメンを胃に流し込む。日没の時間が近づいてくるとたくさんの人が集まってきた。しかし穂高・槍方面はガスに覆われアルプス最後の日没では夕日は拝めなかった。残念。途中まではいい感じだったんだけどなぁ。ちなみにここから御嶽と乗鞍を眺めることができた。
今夜は縦走最後の夜ということでビールで乾杯しようと思ってたけど、へこたれた胃腸がこれを許してはくれずそのままテントへと倒れこんだ。近くのテントからはおっちゃんの鼻歌チックな山の歌が聞こえてくる。最初は「いや~いいねぇ。テントならではだ。」とか思ってたけどしばらくすると「うるせぇなぁ。よっぱらいか??」と少々うざくなってきた。すると「すんません、うるさいですよ!!!」とおっちゃんの鼻歌を遮るカウンターパンチが飛んできた。おぉナイス!! しかしおっちゃんは「え~、まだ7時だよ~。7時半までだめぇ??」ととぼけたことを言っている。このおっちゃん、ただの酔っ払いかも知れんがなかなか陽気なおっちゃんだ。
静かになったところで僕も睡眠モードに突入した。
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完全にグロッキーだけど進まねばならん。本日最後の登り、蝶槍への登りにとりつく。樹林の中をのろ~っのろ~っと登ってゆく。しばらく登ると樹林帯を抜けた。穂高が近い。ここで休憩してる人たちに交じり僕らも休憩。見ればスケッチしてる人がいる。いい趣味だと思う。自分の進む方向を見上げてみればきれいな青空が広がっている。頂上まであと少しだ。一息入れ、ホントに最後の登りに臨む。深く呼吸をしながらゆっくり登る。13:40分。ついに蝶槍にたどり着いた。予定よりも約2時間遅れ。休憩ばっかりしてたからなぁ。頂上より蝶ヶ岳方面を望めば台地上の地形の先には蝶ヶ岳ヒュッテ。その後方にはテン場も見える。今日でテント生活も最後となる。完全にスタミナ切れの僕はここでも長めの休憩。ここまでくれば急ぐ必要はない・・・というかヘロヘロで急げない。槍・穂の眺めが見事だ。僕らのすぐあとからトレランの人がやってきた。最近多いなぁ。この日も常念からの下りで2人のトレイルランナーに抜かれた。一人は女の人だったけどガレ場の下りをものともせずひょいひょいと飛び跳ねるように駆け下りて行った。蝶槍にたどり着いたこのトレランの人に「常念からですか?」と声をかけると「中房からです」という返事。 
 
「・・・・・ええっ!!??」

おったまげた。なんとこの人は僕らが3日がかりで歩いた道のりをたった一日で追いついてきたのだ。
「何時に出発したんですか?」「6時です」   にわかには信じられなかったけどトレランやってる人的にはこんなもんなんだろう。2日前に出発した僕らをこの人は8時間足らずで追い付いてきたのだ。僕の背中には20キロの重りがついているにしろこの速さはなんなんだ??僕が空身になったって8時間でここまで来るなんて絶対無理だ。こんなとこでトレランやってるような人は陸上部出身だったりマラソンやってたりと体のつくりが登山者とは違うのだろう。しばらくするとこの人の相方が追いついてきた。これからの予定を聞くとこのまま三俣まで下りるらしい。いや~笑いがでるほど痛快だ。僕にはとてもまねできん。「気をつけてくださいね~」と見送るとこの2人はあっという間に小さくなって行った。すげぇな。年の頃、40代後半から50代前半くらいか。相方の人はもうちょっと上くらいに見受けられた。僕がその年齢になる頃、いったいどうなってるんだろうか?まだ山に登れているのか。いや登り続けていたいなぁ。死ぬ直前の足腰が立たなくなるくらいまで登り続けたい。そんな事を思いながらテン場へと向かう。
バテバテの体は休んでも回復できない。さらに緩やかな丘の道に加えゴールが見えちゃってるというDSCF5870.JPG事実に緊張感もすっかり緩んでしまった。「日が暮れるまでにあそこに行けばいいんだ・・・」
しばらく歩いて再び座り込む。さらにザックを降ろし寝転んだ。目の前に穂高連峰が大きく見える。いいなぁ。ずーっとこの時間が続けばいいのに。こんな贅沢な時間は下界では味わえないだろう。
結局テン場には15時17分に到着。出発から7時間47分。予定より約3時間遅れ。蝶槍から1時間半以上かけて到着。地図上のコースタイムでは30分だ。笑いが出てくる。
テン場の入り口で常念で写真を撮ってもらった人が「遅かったじゃないですか~」と話しかけてきた。傍らには前日 大天井に向かう途中に追い抜かれたオバちゃんがいた。このオバちゃんはこの日 常念の小屋のところでも目撃していてた。朝7時過ぎだったと思うけど「この時間に大天井から到着したのか。やっぱ早発ちだなぁ」と感心していた。オバちゃんは僕らのこと憶えていた。このオバちゃんもスケP1030207.JPGッチしながら歩いているらしい。60は越えてるかなぁ。小柄だけど足取りは非常に軽快なオバちゃん。やっぱり健康は財産だ。健康かどうかで送る人生の楽しさは天と地ほど変わってくる。
到着が遅かったのでテン場のいい場所はすでに空いていない。その中でも割とマシかと思われるところを今夜のお宿に決定した。ただし疲労困憊でどっしり座り込み、なーんにもする気が起こらない。テントも張らずどっしりと座り込み6時間前、頂点に立った常念岳を眺めていた。



辺りがうるさい。時計を見ると午前2時過ぎ。もうこんな時間か。早発ちの人たちがもぞもぞ動き始めた。昨日寝たのが7時過ぎだから7時間くらいは寝ている。しかし眠いので寝る。今日の行程は5時間弱。短い。しかし昨日の反省から今DSCF5818.JPG日は7時半には出発しようと思う。
テントの脇をトイレに向かう人たちがひっきりなしに行き来する。くどいようだが時刻は2時過ぎ。山の朝は早い・・・。結局朝5時くらいまでうとうとしていた。午前5時、テントから出る。槍の穂先が朝日を浴びている。この時間ともなるとみんなどんどん出発していく。しかし僕らはラジオを聞きながらちんたら飯を喰らい、ゆっくりトイレに行き、手際悪くテントを撤収し、7時半出陣。周りはほとんどが出発している。後ろから数えて5本の指に入るほどの遅いスタートだ。起きたときには上の方までくっきり見えていた常念への登りもすっかりガスに覆われてしまっている。さっそく常念への登りにとりかかる。上からはすでに登った人々が続々と下ってくる。ただ登る人たちもそれなりに多く「いやー百名山だねぇ~」と感心する。常念は思った以上に岩山だ。上に上がるにつれ足場がどんどんガレてくる。8合目あたりまで来るとガスも濃く風も強くなんだか肌寒くなった。防寒着のレインウェアを着ようかと思ったけど出すのがめんどくさくてそのまま頂上まで耐え抜いた。8時40分、予定より10分遅れで頂上に到着。40何個目(最近は数えるのがめんどくさくなってきた)かの百名山山登頂だ。まったく足をつけていないものとしては今年初の百名山だ。いや~常念ってこんなごつごつ山だったのね。
ひとしきり堪能してから先へと進む。ここから蝶槍までは3時間20分の行程だ。オコジョが出てきてひょこひょこと岩場を駆ける。ここらかはガレ場の下りが続く。下っても下ってもガレ場が続く。こういうところは精神的につらくなってくる。しかもなんだかザックの重みが増してきたような気がする。下り基調のこのルートで休憩をはさむ回数が多くなってきた。予定よりもどんどん遅れが増してゆく。ガレ場を下りきり2512Mのピークとの鞍部に到着。このころになると完全にバテていた。バテた体にむちを打ちピークを目指し登り返す。10時半。ピークに到着。常念を出発して1時間40分。ずいぶんと遅れが顕著になってきた。ここで大休憩。肌寒いのでここでレインウェアを着る。どっしり地面に腰をおろし食事をとりながら休む。このペースじゃ全然5時間じゃ蝶まで着かんぞ。再び歩きだすもペースは全く上がらない。「蝶まで行くぞ!!」という気力はあるものの体がずしりと重い。踏み出す1歩1歩が牛歩のごとく重々しい。せっかく稼いだ高度を再び一気に下り今度は樹林の中に入る。ハイマツをかき分けしばらく進むと再び名も無きピークへの登りに差し掛かる。「うへ~きついわ・・・」
レインウェアをザックに収めノロノロと登り始める。全身から汗が噴き出る。ここでさらにグロッキー状態が進行した。
ピークに着くと止まることなく下りにかかる。このアップダウンでかなり体力を消耗した。下り始めてすぐにきれいなお花畑DSCF5847.JPGに出くわした。これはきれいだ。一緒に歩いてきたおじさんも「見事ですね~」とつぶやいた。地図を見るとお花畑のマークが付いていて「ニッコウキスゲ」と書いてある。花の名前には詳しく無いけど黄色い花がそうなんだろうなと勝手に思いこむ。むらさき色の奴はたぶんトリカブトだ。こんなにきれいな花DSCF5845.JPGを咲かせるのに人間があっさり死んでしまうくらいの猛毒を隠し持っているんだなぁ。一瞬心が癒されて少しだけ元気が出た。せっかく高度を稼いだのに下りはまだまだ続く。すると前方にでででーんとそびえたつ巨大な頂が現れた。蝶槍だ。「おいおいこれからあんなのに登るのかよ~(泣)」   ホントに泣きが入った。しかも取り付きまでにはまだまだ下りが続いている。取り付きの鞍部に着いた時には心がすっかり折れてしまっていた。一緒に下ってきたおじさんは休まずに進むという。僕は迷わず相方K藤に言った。「Kとちゃん休憩だ!!」 その間に2パーティー10人くらいに抜かれた。戦う気持ちはある。ただ体がついていかない。時刻は12時40分。予定ならそろそろ蝶ヶ岳のテン場に着こうかという時間だった。
DSCF5796.JPG大天荘を出発して間もなく雷鳥の親子と遭遇。K藤は初めてだけど僕は何度か見たことがあるのでそれほどの驚きはない。箕面でサル、北海道でシカ・キツネを嫌というほど見ているので最近では山で野生動物と出会っても少々のことでは驚かなくなった。ひとまずは東天井岳方面へ進む。自分の歩くトレイルがずーっと向こうまで見えて気持ちいい。東大天岳の直下には13時20分に到着。地図上のコースタイムなら1時間半かかるところを50分で歩いたことになる。別に飛ばしたわけじゃないけど「山と高原地図」だとこういうことはままある。DSCF5803.JPG
ここから常念小屋まではコースタイムは1時間半。いよいよゴールが見えてきた。ついでに常念の姿も見えてきた。しかしここで天気に不穏な動きが。「ごろごろごろ~!!!」  雷だ。稜線上で雷。やばいな~。進行方向の右手は太陽が出てるけど左手はガスで真っ白。稲妻は見えないけど雷鳴が聞こえてくるDSCF5810.JPG。「行くか行くまいか・・・」 行くしかないっしょ。ここまで来て引き返すわけにはいかん。雷が来たら斜面を下ってハイマツ帯に逃げ込むまでよと雷鳴に向けて突入する。雷鳴に怯えながらも横通岳に向け下ってゆく。するとはるか前方に3人ほどの登山者を確認。ずーっと二人旅だったのでテンションが上がる。後ろを振り返るとさらに2人の登山者がこちらに向けて歩いてくる。なんか雷鳴が怖くなくなった。先行者に追い付くぜ!!と気合を入れて斜面を下ったものの追いつくことはできず横通岳の脇を通過中には後ろから来た2人のカップル登山者に追い抜かれた。この二人めちゃくちゃ早い。彼氏さんは自分のペースでガンガン進み彼女さんの方が遅れまいと必死に喰らいついていく感じ。彼女さんの方に道を譲った時に後ろを振り返ると槍の穂先が天に向かってそびえていた。横通岳を通過すると目の前にばーんと常念がそびえ眼下には常念小屋が見て取れた。あとは常念小屋まで尾根を下るのみ。地図上では尾根上の道だったのでDSCF5805.JPG展望ばっちりの道かと思っていたけど途中から樹林の中に入り高度も300メートル近く下げるのでなんだか蒸し暑く感じる。そして常念小屋のテン場に到着。結局予定よりも30分の遅れ。小屋の建つ常念乗越は一の沢からのツアーの大軍団なんかでそこらじゅう人であふれている。それにしても日差しが強い。気温も高い。標高2400Mでこれなんだから下界はいったいどうなってんだか。テントを張り小屋に向かう。テン場の受付、水の購入、ジュースの購入などのDSCF5812.JPG用事を済ます。小屋の中も人でごった返している。常念ってこんなに人気のある山だったんだと非常に驚く。昨年の11月に一の沢から登る予定だったけど正直オレ以外に登るやつなんているのだろうか?と非常に不安を抱えていたけどそんなもん心配に及ばなかったなと思った。ちなみにこのときは大寒波がやってきて浅間山(黒斑山)へと変更した。テン場に戻り食事をとる。昨日も思ったけど非常に虫が多い。去年の北岳ほどではないけどブヨとアブが払っても払ってもまとわりついてくる。蚊取線香を持ってくればよかった。そしてここでもトイレチェック。ここのトイレはトイレの建物があるのではなく工事現場とかに置いてあるような仮設っぽいトイレ。狭い。ハエは飛んでる。しかし昨日のようなウジ虫ちゃんは目につかない。まぁこんなもんかという感じ。この日も夕焼けを眺めて一日を終えた。この日の行動時間:7時間25分、消費カロリー:4300kcal(燕岳往復、休憩時間も含む)
f8f24093.jpegAM8:40、常念小屋のテン場に向け出発。この時間から常念方面に出発する人はこのときはだーれもいなかった。表銀座を大天井方面へと進む。左手の景色は完全にガス。右手の景色もガスにかすみイマイチさえない。時々ガスが切れることもあるけど・・・。この表銀座縦走コース、まっ平らの雲上散歩コースかと思いきや地味にアップダウンを繰り返す。しかもずっと槍穂を見ながらのコースかと思っていたら蛙岩、為右衛門吊岩、切通岩といった〇〇岩を通過する際は岩の左側に回り込むので展望が遮られる。燕山荘から切通岩まで歩く間に何人かの人とすれ違った。ベテランっぽいおじさんや小学生くらいの子供を二人連れたお父さんなど。僕は勝手にみんな常念や大天井方面からやってきてると思い込んでいた。すれ違いざまに「常念からですか?」と話しかけると「西岳から」という返事が返ってきた。そうだ、ここは槍ヶ岳へと続く表銀座だ。どっちかというと常念や大天井よりも槍方面からの人が多いんだと思う。さて、大天井方面へと向かう僕らは途中で1人のおばちゃんに抜かれ、2人の山ガールを追い越した。このおばちゃん、なかなかの健脚で僕らはこのおばちゃんに道を譲ったのだが、その後あっという間に引き離された。こっちもペースを上げて追いかけたけどずーっと先まで見渡せる尾根道でもこのおばちゃんの姿は見えなかった。あのおばちゃん、魔女か天狗に違いない。
大天井に向けてくてく歩く。途中からペースを上げて歩いていた・・・気がするだけで実際にはずるずるとコースタイムから遅れをとっていた。予定としては休憩込みで地図上のコースタイムで歩く予定だったのになかなかタイムが縮まらない。しかも出発時間が遅かったため周りにはほとんど人がいない。しかも天気が悪いのでなんだか気持ち的に焦ってきた。大下りを通過したところで予定よりも30分遅れていた。しかもガスがわき上がり風も出てきた。なんだか気持ちが重くなってきた。地図によるとそろそろ喜作レリーフが見えてくる頃なんだが・・・と思っていると喜作さん登場。結構ながれ場の殺伐としたところに喜作さんのレリーフはあDSCF5789.JPGった。そして槍ヶ岳との分かれ道を大天井方面へと進路をとる。大天井小屋への登りへととりかかる。途中すれ違った還暦過ぎくらいのご夫婦とあいさつを交わす。夫婦で山に来ている人を見かけると羨ましいなぁと思う。うちは絶対無理だ。夫婦で同じ趣味を持ってたら人生は10倍楽しいものになるだろう。大天荘へは40分遅れで到着した。ここで考えた。もし大天井往復を削れば遅れを20分回復できる。さてどうするか??結局小屋にザックをデポして大天井をピストンした。2922Mの頂上からの景色はなかなか良かった。もしガスがきれいに晴れてたら思わず「やっほ~!!」を絶叫していただろう。その後昼飯休憩をしっかりとり大天井出発は12時半。小屋に到着したときに休憩していた人たちの姿はすでになく再び孤独な二人旅が始まった。ちなみに途中で僕らを追い越したおばちゃんは小屋のテーブルでまったりしてた。今日はここで泊まるようだ。たぶんこの日の朝早く中房から登ってきて今日はここで泊まるのだと思われる。早発ち早着。このおばちゃん、模範的な登山者だ。
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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