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2008年12月23日
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新千歳空港到着。ここでの滞在時間は約1時間。その間に土産を買い昼飯を食べるのだ。
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さすが地元。藤村・うれしー、ご両人のサインも書いてあった。





まずは今回の旅の切符を買ってきてくれた東京支店の奴用の土産を買う。さて、何にするかな。ここはまさかのマリモ攻撃・・・いやいやもういい大人だしそれはやめとこう。やつの嫁は釧路出身。あまりベタなもん買っても「しょーもな」と思われるかもしれん。いろいろ考えたが「もーええわい」ってことでベタベタながらも六花亭のバターサンドにした。嫁が北海道人の奴に「白い恋人」を買っても「は?」と思われるだろうが、これならまだ万人受けするから許されるだろ。たぶん。
お次は会社用の土産だ。適当に「〇〇まんじゅう」みたいなものを買って帰るとシバかれそうなので多少気の利いたものにしようと思う。そして決めたのがまつじんこと松尾ジンギスカンのジンギスカン。年明け一発目は会社で飲み会になるだろうからその時に食ったらちょうどよかんべ。北海道らしいし。
土産関係を片づけたら今度は自分の胃袋を満たしに行く。何を食べようかなぁ~。このまままつじん??いやいや一人ジンギスカンはさすがに厳しい。ラーメンいっとくか。う~ん、どうしよ・・・。とかいろいろ考えた結果「やっぱここは海鮮だろ!!」ってことで入ったお店は「すし屋花ぶさ」。あれこれいちいちうまそうだけど僕がチョイスしたのはウニとイクラののった二色丼。1880円也。こんなの日常生活では到底手の出せない代物だ。
DSCF0806.JPG運ばれてきてまずは1枚激写。そして「いただきまーす!!」と食らいつく。うまい!!とってもうまーい!!!あっという間にペロッと平らげお勘定。
その後紀伊国屋で恒例の北海道関係の本(エッセイとか)を買って駅へと戻った。
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列車に乗り東室蘭を目指す。そして今後の予定を考える。今日の予定は久々に夕張駅を訪問し最終的には上川まで行く。ところで今回の旅、会社の人間には黙っていくつもりだった。しかしひょんなことからバレてしまい手ぶらでは帰れなくなってしまった。ところが今回の旅は観光地にには全く寄らない。鉄道に乗りまくるのが目的の旅である。土産を買うなら札幌で買うのが一番なのだが札幌には1月2日の夜遅く着き3日の朝早く発つ。土産物屋はおそらく閉まっている。となるとまともな土産を買うとなると・・・ないな。というわけでこれから新千歳空港に行くことにした。千歳空港なら全道のお土産が集まっているし僕が夕張に向かう際の列車は千歳が始発だ。新千歳空港からならば好アクセスである。

DSC_0916.JPG車内でのんびりと過ごす。そして気づけば北舟岡に到着。しかし何やら停車時間が長い。(車内放送があったかもしれんが聞いてなかった)





DSC_0948.JPG「こりゃ列車の行き違いだな。」しかし時刻表はザックの中に納めてしまったのでわからんが何か来るのは間違いない。すると後ろの方からスーパー北斗が。いやーこれだったのか。スーパー北斗を先に行かせ我が各駅停車も発車。



DSC_0921.JPGその間にこの北舟岡をじっくりと堪能。いや~いい感じの駅だ。ここならいい写真が撮れそう。





DSC_0944.JPGいや~いいですな







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黄金もいい感じの駅だった





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これを見ると室蘭だなぁと思う






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間もなく東室蘭





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北海道でこんなコンビナート的な景色はなかなか見れない





DSC_0976.JPG右手に工場群を眺めると10時44分、東室蘭に到着。ここで登別行に乗り換えだ。乗り換え時間を利用して駅弁を探しに売店へと向かう。しかしなぜか駅弁を置いていない。母恋めしを買いたかったのだが・・・。何も買わずにホームに戻る。こうなりゃ変なものは買わずに苫小牧まで我慢しよう。ほっきめしじゃほっきめし!!!
DSC_1006.JPG雪の中、室蘭からやってきた11時00分発の登別行に乗車。わずか21分の乗車で終点登別に到着。各駅停車を乗り継いでも千歳発14時27分の夕張行きには間に合うんだが新千歳空港に向かうので苫小牧までの一区間を特急に乗車する。




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函館行きスーパー北斗入線





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登別駅停車中






DSC_1077.JPG11時55分、札幌行の特急北斗が到着。この時点で発車時間からすでに2分遅れている。苫小牧までは20分少々で到着する。12時18分、苫小牧到着。3分遅れである。乗り継ぐ各駅停車小樽行は12時19分発。ここでも駅弁を買い損ね小樽行に飛び乗る。苫小牧には1月3日に再び来る。ほっきめしはその日に持ち越しだ。




DSC_1078.JPG小樽行き721系






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駅の北側にはでっかいドンキが。こんなのができてたんだなぁ。





DSC_1087.JPG南千歳には12時41分着。そこから12時43分発の新千歳空港行きに乗り換え。






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ここから地下に潜って新千歳空港へ。





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12時46分、新千歳空港へ到着した。
8時34分、念願の小幌駅に降りたった。年末ということもあり僕以外にお仲間がいるかなーなどと思っていたんだが結局下車したのは僕一人であった。
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長万部方面を望む




しかしまぁ何年越しの悲願だったろう。この駅を知ったのはかれこれ5,6年前になるか。牛山隆信さんのかの名著「秘境駅へ行こう!」を読み猛烈に「うぉ~行ってみてぇー」と思ったのが事の発端である。この駅自体はすでに何十回と通過しているのだが如何せんこの近辺が旅の目的地になることがなかったのでこの駅の存在すら知らなかった。しかもここを通過するのはたいがい深夜もしくは未明である。快速ミッドナイトまたははまなすでの通過がメインとなるのでこの駅の存在を全く知る由もなかった。しかも列車で通過していたのは大学生や社会人になって間もないころ。最近ではフェリーや飛行機なんかで北海道に向かうこともあり、北海道に行ったとしても通過すらしない時もあった。しかしこの駅を意識し始めてからせめて列車からその姿を確認しようと何度かチャレンジしたこともあった。最近では昨年の年末、トワイライトエクスプレスに乗車した時だ。しかし寝坊してしまい気づいた時には礼文駅であった。その帰りも北斗星の中からなんとかその姿を確認しようと試みたが列車が遅れ、ちょうどシャワーの時間とぶち当たってしまった。僕一人ならそれに合わせてなんとでもなったのだがその時はチビを連れていたのでそういうわけにもいかず努力はしたもののシャワーから出てきたときには静狩あたりで頭を抱えながら長万部に到着したのをおぼえている。さらに今年の3月にも津軽線、江差線を撮影しに来たときにもここを通過。夜だったので暗闇に目を凝らしながら窓の外を凝視していたけど結局いまいちよくわからなないまま礼文駅に到着してしまった。ちなみにその時は普通列車に乗車したのだが小幌駅は通過であった。
そんなの思い入れのある駅だけに感慨もひとしおだ・・・と、のんびりもしていられない。間もなく下り列車が通過するのだ。今回の旅ではロクな準備をしていないので計画の雑さが目に付くんだけどこの日も予想外のことが起きた。ここ小幌で上下のスーパー北斗の通過を迎えるつもりだったのだがなんと小幌に到着する手前で下りのスーパー北斗とすれ違ってしまったのである。「そんな馬鹿な」と急いで時刻表を開く。特急は普通列車でさえ通過してしまう小幌駅なんかには当然停まらない。なので長万部の発車時刻から小幌駅の通過時刻を予想した。だいたい10分前後で通過するだろうと。ところがこの結果はどうだろう。なんでこんなところでスーパー北斗がいるのだ??すると今見たスーパー北斗は長万部を8時15分発。とすればこの辺ですれ違っても全然おかしくない。「あれ~おかしいな??」と時刻表の次ページをめくると長万部発8時29分の特急があるではないか。おぉ~これだこれだと列車名を確認するとなんとその列車は北斗星であった。「うひょ~!!!」   ただ僕が勘違いしてただけなんだがこりゃスーパー北斗よりも100倍いいではないか。勝手テンションが上がってしまった。
いやーいいね。だーれもいないキングオブ秘境駅。あっち向いてパチリ、こっち向いてパチリと写真を撮る。そして北斗星の撮影のため構図を考える。こうかなこうかな??とやってるうちにサイレンが鳴り始める。そして「ピンポ~ン♪間もなく列車が入ってきます。通路を横断しないでください。」の自動放送とともに踏切の警報機の音が鳴り響く。
来る!!来るぞー!!!!そして8時44分、寝台特急北斗星通過。いや~思いがけずいいものを拝ませていただけた。
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おなじみのDD51の重連。しかし構図を間違えたな~。もっとホームの後ろから引きで撮ればよかった。




そして間髪置かず、間もなくやってくる函館行きのスーパー北斗の準備にとりかかる。三脚には動画用のコンデジをセット。またもや構図を考えてるうちにサイレンが鳴り始める。と同時にトンネルから風が吹き出してきて巻き上げられた雪(つーか氷の粒?)が飛んできた。
DSC_0839.JPGそして8時48分、「ピィー!!」という警笛とともにスーパー北斗が僕のすぐわきを猛スピードで駆け抜けていった。いや~こんな短時間で北斗星とスーパー北斗の通過に立ち会えるなんて効率よすぎるぞ。その後は駅構内の写真をパシャパシャ。何度か上りホームと下りホームを行き来したけど線路の横断時はスリリングで結構ドキドキした。しかしまぁもともと閉鎖された空間ではあるけど、その上雪がこんもり積もっているのでどこへも行けない。夏なら海岸まで下りていくことも可能なようだがこの状況でそんなことをする気にもならない。残った時間は下りホームでじっと列車の到着を待つ。DSC_0855.JPG                  

トンネルどアップ






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時刻表。




DSC_0897.JPGそして9時24分、東室蘭行きの列車がやってきた。滞在時間50分。この時間も非常に程よい。欲を言えば待ち時間に貨物列車の1本でも通れば万々歳ではあったがそれでも大満足でキングオブ秘境駅をあとにした。


DSC_0753.JPG5時01分、苫小牧到着。途中長万部と東室蘭に停まったはずだけど記憶がはっきりしない。とりあえずは眠れた。





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列車は札幌に向け出発。






改札を出て駅から徒歩7、8分ほどのことろにあるローソンで食料を調達。うむ~、見事なまでに米の弁当がない。仕方がないのでスパゲティーとおにぎりを購入した。
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苫小牧の夜空を突き刺す巨大な煙突。王子製紙の煙突です。






DSC_0766.JPG駅に戻りスパゲティーを食べ改札をくぐる。苫小牧発のあいの里公園行きの列車があるんだな。電化されてからこの筋ができたのかな。





DSC_0775.JPG6時01分、長万部行き出発。北海道とはいえどさすがに周りは真っ暗だ。周りも見えないので東室蘭まではうつらうつらしながら行く。





DSC_0787.JPG東室蘭で9分停車し再び長万部に向け出発。ふと気づくと眠っていた。窓の外には海沿いの駅。「あぁ北舟岡か」
この駅もその筋の人にはメジャーな駅である。あとでもう一度通るのでその時じっくり堪能しよう。
列車は礼文を発車。いよいよキングオブ秘境駅まであと一駅だ。トンネルを抜け小幌駅に到着。装備は完璧だ。目出し帽とゴーグル、あとスパッツさえあれば完全なる冬山スタイルという出で立ちである。
しかし見る限りどうやって反対ホームに渡ってよいのかわからない。運転士氏に確認すると「あそこの踏切の遮断機がありますよね。ほんとはあそこから反対側に渡るんですが・・・。」  見れば完全に雪に埋もれている。なんとなくは思ってたけどやはり線路上を横断するんだな。しかし大らかだな。いまどきわりかし運転本数の多い複線の幹線で線路を横断して反対側のホームに行くところなんてないぞ。いや、僕が知らんだけである所ではあるのかな??
しかし大昔ならいざ知らずあれもダメこれもダメの現代では非常に大らかなケースに思える。口うるさいおじさんおばさんのクレームにさらされないことを願う。こんなところに来るのは一部の熱狂的な鉄道ファンと釣り人くらいなもんだ。その手のクレームが来た時点で廃駅なんてことになったら最悪だ。張碓駅が廃駅になった今、この手の駅はここのほかにないのだから。
DSC_0793.JPG最後に運転士氏から「警報機が鳴ったら絶対線路を渡らないでくださいね。(上下線の)どちらかから必ず列車が来ますから」とのアドバイス(?)を受け、念願の小幌駅に降り立った。

DSC_0738.JPG車内放送で目が覚めた。列車は五稜郭を通り過ぎている。まもなく函館だ。
1時。函館到着。鉄ならばここはホームへ降りねばならぬ。横の人に2度目の「すみませ~ん」を発動。ホームの先端へと走る。お約束の機関車付け替えを見物。もう関門トンネルを抜ける客車列車は無くなってしまったのでホームで機関車の付け替えが見れるのはここ函館だけだ。
ホームの先へ向かっていると結構自由席に空席ができているのを発見した。よーし、写真撮り終わったらこちらへ移動しよう。
一通りの撮影を済ませ自由席に向かう。そこで空席の2人掛けをゲット。自分の席に戻り最後の「すみませ~ん」 言われる方も「めんどくせーな」と思ってるかもしれんがこれから隣がいなくなると思えば許してくれるだろう。
自由席に戻り僕の方ものびのびと背伸び。
1時23分、はまなすは札幌に向けて再び走り始める。函館の町もたくさん雪が積もっている。五稜郭で江差線を左に分ける。しばらくは車窓を眺めていたけど僕も明日は早い。あと3時間半後には起きねばならん。というわけでとっとと寝た。
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1977/09/23
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さらりーまん
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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