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2008年12月23日
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駅を出て駅前のローソンへと向かう。夕食と風呂の代わりに8x4的なものを購入しようとした。8x4は置いておらずAgスプレーしか置いていなかった。「まぁいいや」と手にしたところなんと「足用」と書いているではないか。
「ううっ、足用かよ・・・」   何かとっても複雑な思いだが仕方がない。別に足の臭いがするわけではないだろうということで購入した。
再び駅戻り16:27分発の盛岡行きのに乗りこむ。毎度のことながら仙台から八戸あたりまで非常に混みあう。しかも列車はロングシート。旅情はゼロだ。加えてこの辺りから足元から「もわっ」と強烈な熱気が噴き出てくる。普通列車と言うよりも苦痛列車だ。寒冷地のこのヒーター、なんとかならんものか。
とりあえず本を読んで過ごす。盛岡には17:59分到着。IGRへの乗り換え時間は8分。ここでは一度JRの改札を出てIGRの改札へ移動しなければいけない。乗り換え途中に駅弁半額の文字を発見。夕食の弁当は持っていたけどとりあえず定価¥1、000-の駅弁を¥500で購入。定価じゃとてもじゃないけど手が出ない。
発車間際のIGRは混み混みだ。当然座れず立って読書。18キップで乗り込もうとする奴らが少なからずいて改札で引き留められる。今朝、郡山で新幹線乗った奴らかな?とりあえずそいつらのおかげで発車が少々遅れる。
終点八戸には19:54分に到着。今度は青森行きへと乗り換える。東北新幹線全線開通で中間駅になってしまった八戸駅は雰囲気も少し寂しくなった。20:12分、青森行き発車。青森行きも初めは混むが三沢、野辺地でだいぶ降りた。途中の浅虫温泉をうらめしい思いで通り過ぎる。21:42分、青森到着。札幌行きのはまなすまで少し時間があるので改札を抜け駅前に出る。バスターミナルがきれいになっていた。
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松屋で昼食をとり再び駅へと戻る。13:41分発の一ノ関行きに乗りこ・・・もうと思ったら強風でダイヤが乱れた影響で本日は小牛田どまりとのアナウンスが。嫌な予感だ。ただ小牛田から一ノ関行きに連絡するとのことなのでまぁいいかと前向きに考える。車内では本を読んで過ごしとりあえずの終点小牛田に到着。跨線橋を渡り向かいの側のホームへ。ふと見ると大宮からの2人組の姿も見える。小牛田で折り返す一ノ関行きの列車は14:34分発。当初の列車がそのまま進んでいても同じ時刻の発車だ。ところが・・・列車が来ない。3分過ぎ、5分が過ぎた。駅の案内放送は一切ない。大丈夫か、おい・・・。
結局8分遅れてやってきた列車が一ノ関へ向けて発車したのは14:46分。非常に嫌な予感がしながらも「さすがに待つだろ。一ノ関では」と無理やり楽観的に考える。と同時にこうなることがわかってたなら空港アクセス線には乗ってなかったなと今さらながらに思う。あれこれ考えてもしょうがないので再び読書にふける。新田次郎の孤高の人(下巻)だ。上巻は探したけど家の中で行方不明になっていたので下巻だけ持ってきた。何度読んでもいいものはいい。そして定時より13分遅れて一ノ関に到着。車内放送で「次の盛岡行きは16:27分になります。本日は列車が遅れまして誠に申し訳ありませんでした」とあったもののその事実を受け入れられずホームへ飛び出す。しかしそこに盛岡行きの列車の姿はない。「マジかよ!!」。盛岡行き列車は定刻の15:27分に容赦なく出ていった。8分前のことだ。「8分が待てないのかよ!!」とうなだれる。これで本日のお風呂「浅虫温泉」は無くなった。まぁ盛岡で各方面の乗り継ぎに影響が出るんだろうな、8分待つと。1時間近くあくので外へと出る。改札では例のごとく駅員氏にからんでいるおっさんがいた。郡山では乗せてくれたと吠えている。しかしもうゴネて新幹線に乗る気にならなかったのでほっといた。
新幹線の改札を通る時には「駅員氏、すまん!」と非常に心苦しかったもののいざホームに上がると「うひょ~!!」  予定では新幹線なんか乗る予定はなかったことに加え関西人にはなかなか縁のない東北新幹線。東京駅とかならまだしも郡山の新幹線ホームなんてこんなことでもなければなかなか来ることはない。前来たのはもう10年以上前になるなぁ。前も北海道に向かう途中、上野からの東北本線の始発(5:10分)に乗り遅れ(臨時の「ながら」しか取れなかったため乗り換え時間は2分)先行列車に追いつくために郡山から福島まで乗ったことがある。それ以来だ。うちのチビがはやて&こまちが好きなので通過するはやて&こまちをムービーで撮り停車中のなすのを写真で撮った。
悠々と新幹線で仙台まで先回りした僕は仙台空港鉄道に乗るべく在来線に乗り換える・・・つもりが間違えて新幹線の中央改札から外へ出てしまった。そこでびっくりしたのがその中央改札にいたのが件の郡山駅の若手駅員氏。「郡山駅からのお客さま、こちらからお通りください」といって対処しているではないか。僕の乗ったひとつ前の列車で先回りしたと思われる。格安切符利用の半分クレーマーみたいなしょうもない客へのこの対応にはホントに頭の下がる思いだった。
在来線の改札を通り空港アクセス線の発車するホームへ向かう。そこに停まっていた列車はなんと2両編成。意外に貧弱だな・・・。しかしというべきか当然というべきか車内は結構混雑している。仙台を発車した列車は長町に到着。何年か前にいつの間にか高架駅に変身したこの駅の駅前は未だに広い空き地が広がっている。元は機関区とかあったらしい。長町副都心とか言ってるけど未だにどの辺が副都心なのかイマイチわからない。お次の駅は太子堂。これも僕の知らん間に出来上がってた駅。何年か前に初めてこの駅を通った時も「こんあんあったっけ??」と思ったのを憶えている。長町の続きって感じでここも空き地なイメージ。
名取を越えここからが未乗区間だ。まずは杜せきのした。目の前にはでっかいイオンがででーんと構えている。なんかまとまった土地があればすかさず進出してくるな。ところでこの駅どういうわけか島式ホームなのに線路が片側一本しかない。反対側にも線路を引けば普通に行き違いの出来る駅になるのにどうしたことだこれは??将来的にはそうするのか今の運転本数では必要ないのか。はたまたただお金がないだけなのか。何ともできそこない・・・いや中途半端な駅だ。次の美田園は列車交換の出来る駅。杜せきのしたも美田園も駅の周りはまだ街ができる途上の状態。ぼちぼち新しい建物が並びつつあるけどもまだまだひろーい空き地が広がっている。しかしよくもこんな広大な土地が余ってたもんだな。元は田んぼか畑かな??何にもないのっぱらみたいなところなので吹き荒れる風も仙台の街なかとは違って非常に強い。そういや新幹線が仙台駅に近づいたときに車内放送で強風の影響でダイヤが乱れてるみたいなこと言っていた。朝、大宮から乗ってきた二人組が話をしていたのはこのことだったのか。仙台空港から再び仙台駅へ戻る。13:22分に小牛田行きの列車があるけどこの列車乗っても13:41分発の一ノ関行きに乗るはめになるのでスルーして昼食を食べに駅前に出て行った。

「あなたは状況をわかっていない!!」 雅が年配の駅員氏とやんややってるところに事務所から若手の駅員氏が様子を見に出てきた。年配の駅員氏では話にならんと見切りをつけた雅が今度は若手駅員氏に詰め寄る。チワワも詰め寄る。雅がこれまでの説明を若手駅員氏に繰り返す。駅員氏は最後までその説明を聞いたうえで「上の者と相談いたしますので少々お待ち下さい」と言い残し事務所へ入って行った。文章で書こうとすると長くなるので割愛するけど若いのにしっかりとした対応だ。
しばらくして再び駅員氏登場。「次の新幹線で福島まで御乗車していただけます」
その場は「よっしゃー!!」みたいな雰囲気に包まれたもののすぐに僕はこう言わなければならなかった。「申し訳ないけど仙台までじゃないと意味ないよ。今から福島まで乗せてもらっても本来乗り継ぐ予定の列車には間に合わないから。」
周りの皆さまは「えっ?」と絶句する。時刻表を持ってる人がすぐさま調べる。「うおっ!ほんとだ!!」
ここにいる人たちは18キップばっかりなので(みんな北へと向かってると言うのになぜか北海道&東日本パスは僕一人。ほぼ全員が関東人だというのに・・・)行程を書いたメモは持っているものの時刻表持っていない人や在来線のダイヤしか見ていない人々ばっかりだった。それに加え雅もチワワもとにかく新幹線に乗せてもらうという1点に命をかけていたのでその先のことは全く考えていないようだった。これで福島で降りちゃってたらまた改札で大もめだ。駅員氏が再び事務所へと入って行った。しばらくして出てきた駅員氏は「それでは仙台まで御乗車していただきます。ただし次のやまびこではなくその次の11:09分発の仙台行きにご乗車下さい」
なんでかわからんけどまぁ11:09分のでも本来の予定よりも30分ほど早く仙台につくのでまったく文句はない。上手い具合に?新幹線で追い付くどころか先回りできることにはなったんだけど気分は晴れない。なんかごね得って感じで・・・。普通に交渉して乗せてもらえることになったのならよかったんだけどあんな言い方してたんじゃなぁ。これじゃクレーマーと大して変りはない。別に僕がギャーギャーわめいたわけではないんだけど、結局そのギャーギャーわめいた奴のおかげ?で乗れることになったんだから僕もクレーマーの一員みたいなもんだ。新幹線の改札を通る時に「駅員氏、すまん!!」と心の中で謝ってから新幹線のホームへと上がっていった。

郡山に到着した。時刻は10:18。全然回復運転できていないではないか。そしてホームを見渡すと「いない!!」
ここで連絡待ちをしているはずの10:09分発の福島行きの列車の姿がどこにも見えない。「くそ~やっぱりかぁー!!!」 その現実を目の当たりにしながらも受け入れることが出来ず、ホームの駅員氏(今思えば返しの列車の車掌だったと思う)に「福島行きは??」と尋ねた。
駅員氏「次の福島行きは11:06分になります」
僕「待ってくれなかったの??」
駅員氏「申し訳ありません」
僕「ちきしょー!!!(泣)」

なんとか救済してもらえんだろうかということで、ダメもとで新幹線の改札へと向かう。駅員氏に「あのぉ~」と話しかけようとしたところ横からすごい勢いでかっさらわれた。「いったいどうなってんの!?」
18キップ持参のトミーズ雅にそっくりな男が強い口調で駅員氏にくってかかる。年配の駅員氏は「18キップでは新幹線には乗れません。乗車券と特急券を買っていただかないと・・・」を繰り返す。
まぁ駅員氏は正しい。そういうルールだから。そんな感じで揉める間にチワワみたいな顔したちっちゃいおっさんがやってきて雅に加勢し始めた。「いったいどうしてくれるんだ!!!」
壁をどんどん殴りながらギャーギャーわめく。そんなことしてるうちに「10:09分の福島行きに乗れなかった難民」たちが集結してきた。雅の言い分は「車内放送では10時10分に到着すると言っていた。これなら10:09分の列車は当然待つと思っていた。なのに実際に郡山に到着したのは10:20分ごろで福島行きの列車は待っていなかった。もし郡山で列車が待っていないというのがわかっているのだったら白河から一駅戻って新白河から新幹線でここまで来ていた。自分は早く仙台まで行かなければいけない。だから新幹線に乗せろ」というもの。その言い分を聞きながら「どのみち上下線とも電車止まってたんだから戻るに戻れんだろ。そもそも新白河なんて全然新幹線停まらんぞ」と思っていた。(もちろん口には出さない)
横ではチワワがバカの一つ覚えのように「どーしてくれるんだ!!」を繰り返している。よくいるんだよね、こういうおっさん。どーせ会社とかじゃ何にも言えないくせに電車が遅れたときとかにこれ見よがしに駅員氏にがたがたたかる奴。駅員氏だってどうにもできない状況を分かった上で目の色変えてぎゃーぎゃー言うやつ。
年配の駅員氏は「18キップだけでは御乗車できません。特急券は購入していただかないと」とぶれた説明をし始めた。「おいおいあなたの独断でそんなこと言っていいんすか?」と見てて心配になってきた。
しかし雅はその説明に納得いかず「あなたは状況がわかっていない!」と一喝。となりではチワワがギャーギャーわめいている。  いったいどうなるのか・・・続く
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1977/09/23
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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