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2008年12月23日
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1月3日。池袋で列車を降り山手線で上野へ。駅近のローソンで朝食と昼食を購入。駅に戻り5:43分発の高崎行きに乗り込む。これから今来た道のりをそのまま十日町まで引き返す。
北海道や東北の列車は暖房がききすぎて暑いくらいなんだけど東京の列車は寒い。窓の外を見ながらうつらうつらするんだけど寒くて目が覚める。山用のジャケットの上からダウンジャケットを着こむとようやく温かくなって眠れた。駅で停車するたびにちょこちょこ目を覚ましながら気付けば倉賀野。次は高崎だ。降りる準備をする。
6番線で上越線の水上行きを待つ。やってきたのはロングシートのクモハ107の2連。115系の4連くらいが来DSC_2879.JPGるのかと思っていたので拍子抜けする。向かい側には両毛線の115系が停まっていたので記念撮影。湘南色がまだまだ現役でがんばっている。列車は水上に向け発車。車両に1つだけある、2人掛けの席に収まる。途中沼田に到着。久々だ。3年くらい前かな、赤城山に登ったときに来て以来だ。その時は午前中に谷川岳に登りその足で沼田駅にやってきた。ここからレンタカーを借り赤城山の登山口へ・・・向かったのではなく武尊山の登山口へ向かった。しかし当初予定していた登山口への道は落石で通行止めになっていて違う登山口(武尊牧場)の駐車場に向かった。しかしその駐車場はだだっ広いくせに人っ子ひとりいなかった。僕の車がポツンと1台停まるのみ。しかも夕闇が迫ってくると真っ暗になり、気味が悪い事この上なくとてもこんなところで夜を明かす勇気がなかったので地図も何も持ってなかったけど近所の赤城山へと変更したのだ。
ところで今日もとてもいい天気。年末年始は大荒れの予報は今日も外れた。水上到着。水上ではほぼ一時間待ち。お次の列車は長岡行き。115系の3連だ。湯檜曽、土合とトンネルの中の駅を行きいよいよ新清水トンネルDSC_2890.JPGに突入する。そしてその「国境の長いトンネル」を越えると・・・そこはやっぱり今も昔も雪国であった。初めて通った時には感動したもんだ。雪の量はどかっと増えたけどこちらも天気は快晴。空がめちゃくちゃ青い。温泉地の水上側と比べてトンネルのこちら側はスキーリDSC_2892.JPGゾートの地といった感じ。越後中里はすぐ横がスキー場。その次は岩原スキー場前駅。元日本一長駅名だ。その後に無理やり日本一長い駅名狙いの西の方の3セクだの私鉄だのにその地位を奪われてしまった。でも常識的な駅名でいうとここが一番だなと思っていたところ4つ離れたところに新たな刺客が現れた。上越国際スキー場前駅だ。この駅の出現でJR最長の駅名の座を譲ることになってしまった。
越後湯沢に到着。この駅で降りるのは初めてだけど結構でかい駅。新幹線も停まる駅とはいえこんな山の中にこんな駅あったのねって感じ。ここからは未乗線の北越急行へ乗りつぎだ。
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22:21分、新潟へ向け出発。この列車が新潟行きの最終列車だ。次の岩船町で新潟色の115系とすれ違った。ここから新潟に着くまで4本の列車とすれ違ったけど全て6両編成。意外に長い。そんなに人が乗るんだろうか??東新潟辺りから広いヤードの中を走りる。今日これまで走ってきたところと比べると規模が大きい。久々の新潟にそんなことを考えていると23:30分、新潟駅に到着。えちごへの乗り換え時間は6分。その時間を利用してスタンプを押しに行く。しかし駅員氏にスタンプの場所を聞くとちょっと遠そうだったので後ろ髪を引かれる思いながらもあきらめた。そんなことでえちごに乗り遅れるとシャレにならん。
さて今宵の宿となる列車、ムーンライトえちごに乗り込むとすでにほとんどの席が埋まっていた。網棚も埋まっていたので窮屈ながらも足元にリュックを置く。
23:36分、新宿に向け発車。しばらくの間白新線の最終列車と並走する。新津で10分少々停まったけど混みあった車内で動くのがめんどくさくなってスタンプはあきらめた。眠りに入る。長岡で目覚めるも眠いのでここでもスタンプはパス。
再び目が覚めたときも駅で停まっていた。駅票を見ると越後湯沢だった。時刻は1:30分。何時間後には再びここに戻ってくるんだなぁ・・・とその時は思ったんだけど今考えると時間的におかしい。長岡発は1:00.。越後湯沢までは70キロほど離れている。30分で70キロも進めるわけはない。普通に考えたら「越後湯沢」ではなく「越後川口」の間違いだな。寝ボケてました。
再び寝る。目が覚めたらまた駅だった。駅名は確認してないけどたぶん高崎だったと思う。その後は大宮までガッツリ寝た。
17:40分発の酒田行きは3両編成だ。車内は6割程度の混み具合。外も暗いので本を読んで過ごす。ゴールデンスランバーだ。僕の場合映画を見てから本を読む。
羽後本荘到着。4分停車でスタンプを押しに行った。列車は酒田に向けて進む。外は暗いしロングシートの電車で味気ない。「あー北海道終わっちゃったな」と昨日、一昨日のことを回想していると「ん??」
一昨日釧網線に乗ってた時に見た風景、オホーツク海沿いを走ってる時に見えた国後島。ありゃ国後島じゃないわ。国後って野付半島とか標津とか羅臼とかから見える島だ。じゃ僕が見たのはなんだったんだろ??方向的に考えて知床半島か??
終点、酒田の手前で雨だかみぞれだかわからんもんがバーっと窓を打ってきた。酒田の駅には久々に来たけDSC_2876.JPGどなんか駅の造りが変わったような気がする。エレベーターとかできてるし。ここでもスタンプを押しに行く。もう押したことがあるかどうかわからなくなってきたので疑わしきは根こそぎ押して行くことにする。次に乗る村上行きはキハ47の3連。やっぱいいわキハ40系は。力強いエンジン音を轟かせトルク感たっぷり旅情たっぷりで村上を目指す。列車が動き出すとさっそく夕食タイム。ロングシートの電車じゃなかなか弁当を食べるのにも勇気がいる。いい感じにガラガラの車内で青森駅で買った焼鯖寿司を食べる。うまい!!
鶴岡到着。2分停車の間にすばやくスタンプを押す。退屈なので陣取っているボックス席を抜けだし斜め前のロングシートに腰掛ける。この旅ではロングシートでも旅情を感じられる乗り方を発見した。靴を脱ぎロングシートを横向きに座るのだ。この体勢から見る車窓はボックス席並みの心地よさで旅情にあふれる。しかもボックス席では不可能な体操座りも出来るのだ。(まぁボックス席でも窓に正面になるようになるように座ればできんこともないが・・・)
窓の外には雪はない。数時間前、秋田の辺りではバリバリの雪景色だったのにな。ずいぶんと南に来ちゃったんだな。
列車は海沿いを走・・・ってんだろうけど真っ暗でよくわからん。やたらトンネルが多い。そんな感じであつみ温泉に到着。なんか知らんけ憶えてるんだよね、この駅。初めて北海道に行った時(高2の夏)のメモにもあつみ温泉駅が人がどーのとか書いた記憶がある。本を読んだりボーっと真っ暗な窓の外を眺めたりなんかする。夜のがらがら列車のこんな時間が大好きだ。
小岩川で21時を回る。しかしまだまだ終わらない。新潟まではあと2時間半。そのあとには新宿までのムーンライトえちごが控えている。昨日の今頃は桑園で風呂に入ってたなぁ。明日の今頃は敦賀あたりか?たぶんつまらん過ぎて寝てるか読書に没頭してるかのどちらかだろう。
窓の外を眺めるのにも飽きたので明日の予定を考える。当初はそのまま東海道線を乗り継いで川西まで帰る予定だった。そうすれば15時くらいには向こうにつくだろう。しかし仕事になるかもと警戒していた1月4日が休みになったので明日も一日ブラブラしようと考えた。色々ルートを考える。そして久々に上越線に乗りたくなった。ちなみに今回の旅で使った北海道&東日本パスは3セクの北越急行にも乗れる。いい機会だからこれにも乗っておこう。あとは豪雪の中を走る飯山線にも乗りたいなぁと欲張った計画を考える。しかし時間的に厳しい。全部やろうとすると明日もどこかで一泊するか結構な長距離を特急に乗らなければならないことが判明。結局飯山線完乗をあきらめ、未だ手つかずの北越急行を潰すことにした。そして十日町から飯山線を宮野森原まで往復する。宮野森原といえば豪雪地帯の飯山線沿線でも最強の豪雪地帯だからあるいみ飯山線の核心部に触れられるかもしれない。
列車は間島を出て次は終点の村上。野辺地を出たのが13:02分だからざっと9時間列車に揺られている。乗り替えこそ何回かあったけど滝川ー釧路間よりも長い時間列車に乗っている。もう慣れたっつーか別にどうとも思わなくなった。9時間かぁ。定時の労働時間よりも日頃の睡眠時間よりも長いぞ。まぁこんだけ長い時間を外を見たり本を読んだりボーっとできるなんてよく考えりゃ幸せなもんだ。
定刻通り22:00、終点の村上到着。新潟行きの列車は5両編成。席を確保しトイレに歯磨きに行く。その後スタンプ。最近は国鉄時代のスタンプが少なくなって代わりに大した特徴もない軽い感じのスタンプが増えてきた。新潟行きの列車に戻る。同じホームの向かい側に酒田行き特急いなほが入ってきた。ガラガラだった。「あ~眠てぇなー」と伸びをしていると向かい側を大阪からのトワイライトエクスプレスが通過していった。
DSC_2870.JPG青森で奥羽本線に乗り換える。ここでリゾートしらかみが停車しているのを発見。早速写真に撮る。
弘前行きは3両編成。座席はほぼ埋まっている。青森を出て隣の新青森へ到着。けっこうな数の人が降りる。新幹線が開業して完全に人の流れが変わったな。以前は八戸方面の東北本線がメインで奥羽本線は地味な感じがしてたけど形勢逆転だな。つーかあっちはもうJRじゃなくなったし。
弘前まで広い雪原の中を走る。畑なんだろうな。東北は田畑がめちゃくちゃ広い。弘前で秋田行きに乗り換え。2両の座席は全部埋まっている。大鰐温泉、碇ヶ関でけっこう降りた。大館を過ぎたあたりで東京からきたおっちゃんに話しかけられる。このおっちゃん、函館出身で今回は東北を旅するために18きっぷでやってきたとのこと。ただ盛岡からのIGRに18きっぷでは乗れないことを知らなかったらしく新青森まで新幹線に乗り換えたとの事。高くついたわ~って嘆いてたんで僕の持ってる北海道&東日本パスを教えてあげたらめちゃくちゃ感動してた。奥羽線には何度も乗ってるけど改めて雪景色の美しさに感心する。隣のおっちゃんもなんども「素晴らしいなぁ」とつぶやいていた。おっちゃんは秋田の知り合いの家に泊めてもらうらしい。翌日冬の日本海を眺めながら東京に戻るとのこと。
列車は東能代に到着。本来ここで4分停車するので駅のスタンプを押しに行こうと思っていた。しかし2分遅れで到着したため停車時間は2分。走れば行けるかもって思ってたら到着したホームにはどどーんと人の群れが。これは無理だとあきらめたらなんとスタンプはホームにあってしかもそれはすぐ目の前。しかし色々話しかけてくるおっちゃんの話をぶったぎって押しに行くわけにもいかず泣く泣く断念。
東能代で多くの乗客が乗ってきて車内はここからは秋田に向けてどんどん乗客が増えていく。森岳でもたくさんの人が乗ってきて鹿渡、八郎潟でも乗ってきた。井川さくら、追分と秋田が近づくにつれどんどん混雑し土橋で最高潮に達した。2両の列車は列車は朝のラッシュ並みに混雑。パンパンに乗客を乗せた列車は定刻通り秋田駅に到着した。
DSC_2860.JPG時間が一時間以上あくので駅周辺をロケハン。踏切まで来るとカンカン鳴り始めた。時刻表上ではこの時間にここを通過する列車はないので貨物列車かと思っていると予想に裏切る列車が通過した。それは駅のポスターで見かけたハイブリットの列車、その名も「リゾートあすなろ」。そう、さきほど僕がリゾートあすなろと思っていた停車中のキハ100型はただの停車中の列車でこちらのハイブリットの方が正真正銘の「リゾートあすなろ」だったのだ。これなら510円払ってもかまわんと思ってしまった。しかし今から走って乗りに行くのも正直面倒なので今回はあきらめる。あすなろが通過した踏切の真ん中から駅方面を撮影。1番線がうまっているのであすなろは2番線に入線していた。ひとまずあすなろを押さえた後、ふと後ろをDSC_2861.JPG振り向くと少し先に線路をまたぐ跨線橋を発見。「いいのがあるじゃない」と早速移動。そこから大湊へ向かうあすなろを狙う。跨線橋につくと先客が一人カメラを構えていた。
大湊方面へ走り去るあすなろを撮影した後、駅方面に戻り途中駅裏にある防雪林へ立ち寄る。これは鉄道記念物にも指定されている鉄道防風林だ。その防風林から「昔はここから南部縦貫鉄道が出てたんだよねぇ」と昔を懐かしむ。ここのレールバスはとても味があってよかった。しかし僕が乗る前に廃止されてしまいとうとう乗ることはかなわなかった。
ノスタルジーに浸った後、駅に戻り立ち食いうどんで腹ごしらえ。その後大湊からやってきた快速しもきたに乗り込み再び青森へ向かう。野辺地では雪がしんしんと降り続いていたけれど浅虫温泉の手前からはめちゃくちゃいい天気になった。まぶしくて日よけを降ろすほどの強烈な日差しを受けながら豪快に雪を巻き上げ列車は青森へと疾走した。
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プロフィール
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としぷー
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男性
誕生日:
1977/09/23
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さらりーまん
趣味:
登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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