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2008年12月23日
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DSC_2499.JPGフェリー乗り場に到着。中に入るとなんと・・・というか「あぁそうですか」というかフェリーは遅れていた。乗船時間は23時30分から。結果論だけどそうだとわかっていたならもうちょっと運河あたりでゆっくり過ごして築港駅からも歩いてくりゃよかったなと思ってしまった。




890b1f96.jpegそういうことらしい。







乗船手続きを済ませて乗船時間まで待合室のテレビを見たり売店をのぞいたりしながら時間を潰す。
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そして乗船開始。






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これを渡りきったらこの旅は終わってしまう。







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終わってしまう・・・






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はまなすがでーんと登場。






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舞鶴行き。北海道に入るときは急行はまなす。出ていくときは高速フェリーはまなす。今回の北海道の旅をはまなすで始まりはまなすで終える。




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ここを渡るとほんとに北海道とお別れだ。






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乗船前に最後の一枚。





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とうとう乗ってしまった。最近リニューアルしてすべて個室か個別の寝台になっている。関西からだとピーチ航空とかの強力なライバルが出てきたからフェリー側も手を打たねばならなかったんだろう。今思えば雑魚寝の2等が懐かしい。まぁあっても寝台を取るだろうけど・・・。





さっそく風呂へと向かう。早くさっぱりしてゆっくりリラックスしたい。しかし船っていいよね。風呂もあるし歩き回れるしロビーでまったりできるし。居住性を序列するなら夜行バス<<<夜行列車<<<<<<<<<<<<フェリーである。まぁこんなこと言わなくても当たり前のことか。
入浴中の午前0時10分、はまなすは小樽港を出港。北海道の旅は幕を閉じた。
 
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小樽に到着。ここに来たら運河に行かないわけにはならない。というわけで改札をくぐる。
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改札の前にはこのようなお知らせが。旭川方面、運休の嵐である。





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新幹線。めでたいのかねぇ・・・と、アンチ新幹線派は強く思う。





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21時発のフェリー乗り場行きのバス。しかしこれには乗らない。






駅から歩くこと数分、運河に到着。フェリーで帰るときはいつも運河で旅が終わっているので「とうとう終わるな」という寂しい思いがこみ上げる。
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まず一枚パシャ。





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定番の位置からもう一枚パシャ。






再び駅へと戻る。当初はここから港まで歩いていくつもりだったけど小樽築港の方が距離が短いことがわかったので小樽築港に向かうことにした。
DSC_2486.JPG21時38分発の岩見沢行きに乗車。今度こそ道内最後の列車である。この旅の終わりは731系で締めることとなった。列車は2駅お隣りの小樽築港に到着。わずか7分の旅である。ここはマイカル小樽(今はウィングベイ小樽というらしい)や石原裕次郎記念館などもあって結構観光客の多い駅なんだけど僕は初めて下車する。
ベクトリアンデッキで駅の南側に回り込み港方面を眺める。船が停泊しているのが見え(フェリーではない)「ほぉ~。あそこですか」と思うも時間的に迷子になっているほどの余裕はないのでやっぱりタクシーに切り替えることにした。駅の南側からタクシーに乗りたかったけど停まっているタクシーはゼロ。しかも人っ子ひとり歩いていないのでここでタクシーを待っててもはたしてやってくるのか非常に疑わしい。なので駅の北側に向かうことにした。
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道内最後の交通機関はこのタクシー。






北側にはちゃんとタクシーは停まっていた。しかしここから乗ると南側に出るには線路を渡るために大きく遠回りしなければならない。ただ背に腹は代えられないので大回り承知でタクシーに乗車。フェリー乗り場へと向かった。
 
DSC_2369.JPG長万部。古きよき時代の面影を残すこの駅もいづれ大きな変貌をとげてしまう。北海道新幹線がじわりじわりと侵食しているのだ。青森側はもとより北海道側も木古内辺りはかなり工事が進んでいる。もし新幹線が札幌まで延びたら函館線の山線は廃線に追い込まれる可能性が高い。どういう話が進められてるのか知らないけど全線を三セク化することは難しいだろう。やったところで小樽近郊かな。海側の函館線はどうなるんだろ?函館近辺は三セクになるとかいう話も聞いたことはある。貨物列車が通る限りはレールはなくならないと思うけど動向が気になる。家に帰ったら調べるか。
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札幌方面の特急の時刻表。スーパ北斗は新幹線が開通すれば全滅する。また一つ旅情が失われてしまう。







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函館方面。はまなすは厳しいとして北斗星、カシオペヤ、停車しないけどトワイライトはどうなるんだろ?乗車率は抜群にいいのでそこだけは何とか残してほしい・・・。





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17時07分、函館線小樽行き入線。






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こちらは室蘭線。17時37分発東室蘭行き。





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キハ40。いつまでも元気に走っていてほしい。






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同じホームの後方に我が小樽行きが息をひそめて停車している。間違えて東室蘭行きに乗ってしまったらすべてが終わる・・・。




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こちらは17時28分着、函館からやってきた普通列車。






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18時05分発で折り返し函館に向かう。





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我が小樽行きもヘッドライトを点灯しいざ出発。






17時44分、定刻に小樽に向け出発。ほんとは真っ暗な中ではなく昼間に乗りたかった。無くなる前に再び乗れる日は来るのだろうか?(泣) 
長万部では雪は降っていなかったけどすぐに雪が降り始めた。最初の停車駅二股はこんもり雪が積もっている。
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黒松内。国鉄の本線らしいしっかりした造りの駅舎。近くにはスキー場も見える。





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対向の長万部行きが入線。






真っ暗でなーんにも見えないと思ったけどその気になれば暗闇の中に多少の雰囲気は感じ取ることができる。進むほどに山深くなり雪の量が多くなる。豪雪地帯ながら遅れることもなく運行されている。昨日から大雪で痛い目にあってるだけに定刻通りに列車が走ることがこんなにもありがたいことであることを実感する。
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比羅夫到着。駅の宿比羅夫。去年は僕もあちら側の人間だった。






ニセコから外人さん(オーストラリア人??)が3名乗車。近年、外国からのスキー客がバンバン押し寄せているニセコ、倶知安エリア。トマム(←こっちは中国人多し)もそうだけどとうとうこの国も外国人観光客に支えてもらう時代になってしまった。
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倶知安到着。先ほどの外人さん達はここで下車。代わりにここからスキー軍団&普通の客が多数乗車。




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小沢。雪多し・・・。






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蘭島でラッセル車と行き違い。お疲れ様です。いやーかっこいい。我がNゲージコレクションにも加えようかな。




そしてちょっと遅れたけど小樽に到着。乗り潰すだけになるかと思ったけど楽しかった。無理やりでも乗ってよかったな~と思った。



 
14時39分、札幌駅に到着。駅の電光掲示板を見るとなんと快速エアポートが動いてるではないか。なぜだ!?嫁に調べさせたところによると動いていないはずなんだが。天候が回復したので走らせることにしたのか??まぁそんなことはどうでもいい。現実に動いているのだ。発車は14時40分。大急ぎで列車へかけこむとほぼ同時に出発。いや~助かった。これで南千歳までの運賃・特急料金を浮かせることができる。
しかしびっくりするのが天候の差だ。ほんの1時間前までは大雪だったのに今は青空が広がっている。この辺に住んでる人たちは岩見沢のあの豪雪を想像することすらできないだろう。
DSC_2357.JPG15時12分、南千歳に到着。そして15時18分、後ろから追いかけてきたスーパー北斗16号に乗り込む。そこから先はバビューンと長万部を目指す。北舟岡も小幌もバビューンとすっ飛ばす。




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北海道らしい青空と白い大地が広がっている。1時間前のあの豪雪は夢だったのか??






DSC_2370.JPG16時53分、長万部到着。すでに日は暮れ辺りは暗い。函館に向かうスーパー北斗を見送る。次の列車は北海道で乗る最後の列車だ。いよいよ北海道の旅も佳境を迎える。
DSC_2331.JPG13時35分発の臨時に乗るため改札をくぐる。






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ラッセル車。






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懸命な除雪作業が続く。






しかし思う。ただただ函館線の山線に乗るために札幌から長万部まで特急に乗るのだ。札幌ー長万部間は営業距離が206キロ。運賃+特急料金で5000円は下らないだろう。最終的に向かうのは小樽。札幌から函館線で向かえば30分から40分。そこを5000円以上の金を払って約6時間かけて向かうのである。さすがに「こんなことやっていいのか??」とアホらしく・・・・・いや、そこまでする必要があるのだろうかと考え始めてしまった。行ったところで長万部ー小樽間の車窓は真っ暗で何も見えないだろう。そこに5000円以上つぎ込もうとしている。いいのかな~。こんな金と時間の使い方して・・・。
DSC_2340.JPG臨時の721系列車が入線。雪をかき分け・・・というか雪を押しながらゆっくり走ってきた。そしてその後少しバック。先頭車両のまずか数メートル先の線路は雪の下に埋もれて全く見えない。つーかこんな状態の線路で走れるのか???




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見よこの画像を。列車の数メートル先はこの状態。






なおも懸命な除雪作業は続けられひとまず手稲行きは発車した。「こんなんで走れるんかいな?」と思ったけど列車は前へと進んでいる。
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旧塗装と新塗装の711系。





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皆さんのおかげで僕は鉄道の旅を続けられるのです。






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ありがとうございます。





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本当にありがとうございます。






DSC_2351.JPG走行中は巻き上げられた雪で窓の外は真っ白で何も見えない。いや、巻き上がった雪煙が見えるという方が正しいのか。とにかく大雪である。JRは「雪害」という言葉を使っていたが確かにこれなら雪害と呼んでも異論はない。こんな状況で走っていること自体が信じがたい。



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時折こういう景色が見える。







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こういう景色も見える。





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しかしこの大雪も江別あたりで落ち着いてきた。







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積もった雪は深いけど空から吹き付ける雪は弱まった。







森林公園まで来ると前方の札幌方面に青空が広がっているのが見えた。ここまで来ると大雪地獄からも脱出することができたようだ。
DSCF0898.JPGそして14時35分、札幌駅到着。駅は何事もなかったようににぎわっている。とりあえず大雪エリアから脱出することができた。
 
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さらりーまん
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自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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