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2008年12月23日
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駐車場で着替えをして瑞牆山荘に登山バッチを買いに行く。瑞牆山のほかに金峰山のも買う。基本的には登った山のバッチを買うのだけどたまにこんな「虚偽申告」的な買い方もする。この手の買い方として立山のついでに買った剱岳、西穂のついでに買った奥穂といった例があるけど後に剱も奥穂にも登っている。ただし木曽駒のついでに買った空木岳にはまだ登っていない・・・。
その後登山後のお楽しみとして欠かせない温泉へと向かう。全然リサーチしていなかったけど近くに増富ラジウム温泉というのがあるらしい。
車に乗ってプップーと山を下っていく。しばらく走って右手に見えた津金楼さんに車を停める。DSCF8026.JPG見た目は登山口によくある佇まい。中は「THE 昭和!!!」といったひなびた佇まいだ。昭和といっても60年とかのわりかし平成に近いところじゃなくて40年とか50年とかそんな感じ。ロビーも昭和にタイムスリップしたかのようなたいそうレトロな感じ。決して「きれい」とは言えないけどこういう感じ、僕は嫌いではない。
お湯の色は茶色。温泉について全然知識は無いけどラジウムってこんなんなのかなぁとか思いながらまったり浸かっていた。
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誰も来ないまま下山開始。足場の悪い登山道を下っているとわんさかわんさか人々が登ってきた。初めのへんは自分が追い抜かした人たちだったりしたけど、その後は僕よりもあとに登り始めた軍団と大量にすれ違った。てゆーかこれってどーゆーことよ??僕が登り始めたのも10時って事で決して早い時間ではない。登るときにすれ違った人の数も全然少ない。で、この時間から登ってくる大量の人々。瑞牆ではこれが普通なの??皆様、基本は早発早着ですよぅ。
10人以上の大パーティーもいてすれ違うにも時間がかかる。それでも沢のところまで下りてくるとさすがに登ってくる人はいなくなった。
朝、登るときに最初に抜かした若手4人パーティーとは結局すれ違わなかった。下りながら「そろそろすれ違わないと時間的にあの子らヤバいぞ」って思ってたけどどうやら途中で引き返したようだ。なんか歩くのが異常に遅かったし格好も「まずは形から入ってみました」的な感じ。この天気だしその判断で正しかったと思う。
先行者を何組か追い抜きながら富士見平まで下山。小屋の前のテン場にはテントが4張り。この天気でもいるんだなぁと感心する。
結局2時間かけて下山。最後は瑞牆山荘のところまで行かず手前を左に逸れて直接駐車場に戻った。駐車場は朝僕が出発した時よりもかなり車の数が増えていて、僕の隣は途中で引き返したらしい4人パーティーが楽しくおしゃべりをしていた。
DSCF7959.JPG駐車場を下り瑞牆山荘を左手に見ながら登山口へと入っていく。と、いきなり熊注意の看板が。熊鈴は持ってきてないし雨降りかつ樹林帯で周囲も薄暗い。こりゃ早く先方隊に追いついた方が安心だな。朝から何人も山に入ってそうだから大丈夫だと思うけど・・・。
程なく僕の隣に車を停めていた男女混合若手4人組に追いつく。まだこんなとこにいたの??と少々驚きながらパスする。そこから先は先方隊に追いつけ追い越せで順調に進んだ。
DSCF7961.JPG歩きはじめてほんのすぐで富士見平に到着。目の前には富士見平小屋が静かにたたずんでいる。「ほぉ~、これが事件のあった富士見平の小屋ですか」。失礼なのは百も承知だけど事件のイメージと今日の天候もあいまってなんとも湿っぽく暗い感じを受ける小屋だ。
金峰山への分岐を分け瑞牆の山頂へと向かう。少し進んで小川山への分岐を分けると下りになり沢を渡る。DSCF7970.JPGすると梯子が現れその傍らにでっかい岩。この瑞牆山、頂上は巨岩のイメージだけどそこまで行かなくても巨岩がごろごろしている。ロープがたら~んと垂れさがっている岩を登りさらに先へと進むとなかなか登りにくい登りに差し掛かる。登山者が適当に歩いてできたと思われる道が何本かあってどれが正解なのかよくわからん。しかしどっちにしろ歩きやすい道ではなくなかなかの急登だ。おデブさんには窮屈な岩のトンネルを抜けさらに岩場の急登を登る。雨はザーザー振りで風も強い。ここの本格的な登りでペースはダウン。ここらまで来ると下ってくる人たちとすれ違う。ただしこの天候なので人数は少ない。数えてみても山頂までで10人もいなかった。
山頂直下の岩をよじ登り樹林を抜けると視界が開けて頂上へ飛び出る。所要時間は約2時間20分。しかし岩場の山頂からの視界はガスによりゼロ。まっしろしろすけである。山頂にはだーれもおらず僕一人。最後に追い抜いた人たちがここまで来るにはまだ少し時間がかかりそうだ。仕方がないので登頂の証拠写真は自分撮りとなる。慣れていないので何度も失敗しながら撮影。汗と雨でベタベタの顔にフラッシュをたいて撮った写真は顔面がギトギトテカテカで見るに堪えない。フラッシュをたかないと逆光で真っ黒だし、たくと脂ギッシュなどぎつい顔になる。まぁ今さら顔のこと言っても仕方ないのでこれで良しとする。
DSCF7982.JPG山頂をちょろちょろと動き回った後下山にかかる。ホントはあとから来る人を待って写真を撮ってもらおうかと思ったけど雨は降ってるし風も強いので断念した。とりあえず、えー何個目だ?最近ちゃんと数えないからよくわからんけど今年3座目、通算40何個目かの百名山「瑞牆山」に登頂した。
 
翌朝6時半起床。PAでソースかつ丼を頼む。一瞬お姉さんが「マジですか?」という表情をしたのを僕は見逃さなかった。程なくして出てきたソースかつ丼を食す。体も頭もまだ寝てる状態でカツドンの脂っこさが胃袋にしみわたる。「おらおら起きんかい!!」とカツ丼が胃袋へ喝を入れているようだ。
車に戻り出発する。雨は降っていない。PAではおにぎり的ものは一切売っていなかったのでインターを降りてから昼飯関係を買うことにした。快調に走り登山口最寄りの須玉ICで降りる。途中、ローソンで食料を調達し瑞牆山兼金峰山の駐車場に到着。百名山のようなメジャーな山でも時に登山口にたどり着くまでに「ホントにこれであってんの?」と不安になるような道を通る。ここの山に関しても御多分にもれず「マジでこんなとこ通るの?ナビが間違ってんじゃねーか?」と思うところを通った。全然車とも出会わないしところどころに「熊注意」の看板が出てるしもしかして登山者って俺だけ?なんて不安に思っていたら駐車場には10台前後の車が停まっており続々と登山者たちが出発している。この光景に少しどころか大いに僕は安心した。
駐車場には9時半前に着いたんだけどちんたら準備してたら出発が10時になってしまった。周りはもうみんな出発してしまっている。まぁどうせすぐ追いつくだろ。レインウェアにザックカバーの雨用装備で遅ればせながら僕も駐車場を出発した。
「はいよ~」 

なんとK藤は電話に出てくれた。おぉ、ナイスだKトちゃん。早速事情を話しストックを貸せと頼んだところ、「ん~、山の道具は全部実家に置いてるんすよ」  
嗚呼なんということ!大学時代なら「んじゃすまんが実家まで取りに行ってくれい」と先輩風を吹き荒らすところであったけど今はお互い家族持ちの身。同じ名東区内とはいえさすがにこんな時間から取りに行けとも言えず「わかった。了解した。」と電話を切った。しょうがない。とれる手段は出しつくした。しかし夏の山行ではテント泊のくせにシュラフを忘れるというありえないけど爆笑できる失態をおかしながらまたこの始末。そのうち冬山とかでとんでもない忘れ物して進退極まって死んじゃいそうだ。
少々へこんでいたところ電話がウィ~ンと震えた。見るとK藤ではないか。これはもしやと電話に飛びつき通話ボタンを連打する。果たして結果は予想通りであった。「あまりにかわいそ過ぎるから取りに行ってあげますよ」
うぉ~、ありがとKトちゃん。愛しとるよぉー。
一気にテンションが上がりステーキ丼(途中でおかわり自由のご飯を投入)とうどんをペロッと平らげいざ出陣。0時過ぎには着くと宣言し洗浄機ドライブを再開。何度か水たまりにハンドルをとられ(つーかなんで高速道路に水たまりがあるんだ??)ながら新快速並みに疾走する。雲の切れ間でパタッとやんだり逆に雨雲の下に突入していきなり洗浄機に逆戻りなんかを繰り返しながら走る。速度規制のかかっている関ヶ原付近を通過すると雨は弱まり大垣まで来るとやんだ。というよりも全然雨が降った形跡がない。どうやらこれから降り始めるようだ。
小牧を通過し「あと10分~15分で着く」と電話をすると「うわっ、ホントに1時間で来た。事故らんといて下さいよ」と言われながら名古屋インター近くのローソンの駐車場に集合することにした。名古屋インターで降りる。周りには1台の車もいない。こんなんでいいのか?大いなる田舎・・・もとい大都会名古屋。
ところでここのところ思うのだけど僕が名古屋を離れてはや8年。この間に工事中だった高速道路が次々完成し知らん道路がどんどん開通している。名古屋高速が一宮まで延びたのを筆頭に東海なんとか道とかとにかく知らん道路がいっぱいできてる。名古屋インターでも出口の横にこれまた全然知らん高速道路が完成していた。もうダメだ、全然ついて行けん。今度地図買って眺めてみよう。
約束のローソンでK藤とおちあいストックを拝借する。いやー助かった。手厚くお礼を言いまだ飲んだことがないというレッドブルをおごる。ちなみに僕は一度飲んだことがあるけど飲んだからといって決して翼が生えることはなかった。
0時20分。再び高速に乗り小牧に向けて引き返す。本来ならそろそろ寝る場所決めましょかという時間だけどまだ中央道にも乗っていない。今日中に諏訪まで行きたいなんて笑かしよんなと思いながら今日の寝床をまじめに考える。そろそろ寝ないとホントにヤバい。しかし明日の行程を考えると少しでも山梨に近付いておきたい。ここはひと踏ん張りして駒ケ根SAまで行くことにした。この中央道もホントによく使ってるなぁ。恵那山トンネルの長さっぷりにもすっかり慣れてしまった。
CDにも飽きたのでラジオを聴く。元ハガキ職人的にはラジオはやっぱりAMにかぎる。僕のあとに社用車に乗った奴は「なんでAMやねん」と突っ込みを入れていることだろう。
1時を回りオールナイトニッポンが始まる。最近は山に行く途中に聞くくらいだなぁ。昔は録音してまで聞いてたけど。金曜の夜から出ることが多いのでAKBのばっか聞いてるような気がする。結局駒ケ根SAは満車で停められなかったので一つ先の小黒川PAで寝た。時すでに午前1時半を回っていた。
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1977/09/23
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登山 自転車 旅 鉄道
自己紹介:
登山、ロードバイク、一人旅が趣味の37歳。メタボの泥沼からなかなか脱出できないがそれは自分の意志の弱さだとようやく気がついた。最近は「食べるな動け!!」をモットーに脱メタボを目指す。
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